【国番号+267】ボツワナへの電話のかけ方と料金をわかりやすく解説!
海外とのやり取りが増える中で、「+267ってどこの国?」と疑問に思う方も多いでしょう。
結論から言うと、+267はボツワナ(Botswana)の国番号です。
この記事では、日本からボツワナに電話をかける方法や、通話料金を安くするコツ、さらには不審な着信への注意点まで、分かりやすく解説します。

日本からボツワナに電話をかけるには?国番号+267の基本ルール
ボツワナはアフリカ南部にある内陸国で、政治的に安定しており、治安の良さでも知られています。
首都ハボローネを中心に通信インフラも発展しており、都市部では携帯通信やインターネット環境が整っています。
日本からボツワナへ電話をかける際は、「国際発信番号」→「国番号」→「相手の番号」の順番で入力します。
国際発信の基本構成
日本の国際発信番号は010、ボツワナの国番号は267です。
したがって、日本からボツワナへ電話をかける場合の基本構成は次の通りです。
- 固定電話宛て:010-267-3-XXXXXXX(例:ハボローネ)
- 携帯電話宛て:010-267-7X-XXXXXX
- スマートフォン:+267 7X-XXXXXX(先頭の「0」は省略)
番号入力の具体例
たとえば現地の携帯番号が「0712-345678」の場合、日本からは以下のように入力します。
固定電話・ガラケー:010-267-712-345678
スマートフォン:+267 712 345678
スマートフォンでは「0」を長押しすると「+」を入力でき、「+267〜」形式にすることで自動的に国際発信扱いになります。
固定電話・スマホ・ガラケー別のポイント
- 固定電話:「010」から始めて国番号・地域番号・相手番号を入力します。通常の国際電話手順です。
- ガラケー:固定電話と同様に「010」から発信可能。料金は各キャリアの国際通話設定に準じます。
- スマートフォン:「+」を使うことで自動的に国際発信になります。SIMフリー・格安SIMでも利用可能です。
「+」と「010」の違い
「+」は国際共通の発信記号で、スマートフォンが自動的に国際発信に切り替えるための記号です。
つまり、「+267」=「010-267」という同じ意味を持ちます。
電話帳に「+267」で登録しておけば、海外でも同じ番号で発信できるため非常に便利です。
固定電話・スマホ・ガラケー別のかけ方
日本からボツワナへ国際電話をかける場合、基本の構成は同じですが、使う端末(固定電話・ガラケー・スマホ)によって入力方法が少し異なります。
それぞれの特徴と、固定電話・携帯電話宛ての正しい番号構成を詳しく解説します。
固定電話からかける場合
固定電話からボツワナに電話をかける際は、次の順番で入力します。
「010(国際発信番号)」+「267(国番号)」+「市外局番」+「相手の番号」
例:ラパスなど主要都市の固定電話へ発信する場合は、以下のようになります。
- 例:010-267-3-XXXXXXX(ハボローネ)
- 注意:現地の市外局番の前に「0」をつけないようにします。
固定電話では、通常の国際通話プランが適用されます。
NTTコミュニケーションズやKDDIなどの国際通話サービスを利用する場合、音質は安定していますが料金は比較的高めです(1分100円前後)。
ガラケー(携帯電話)からかける場合
ガラケーの場合も、固定電話と同じ手順で発信します。
「010」→「267」→「相手番号」 の順に入力すればOKです。
たとえば、現地の携帯番号「0712-345678」にかけたい場合、日本からは次のようになります。
- 入力例:010-267-712-345678
- ポイント:現地番号の先頭「0」は省略します。
通話料金はキャリアによって異なります。ドコモ・au・ソフトバンクでは「海外通話割引」や「国際通話定額」などのオプションを活用すれば、費用を大幅に抑えることも可能です。
スマートフォンからかける場合
スマートフォンでは、国際発信番号「010」の代わりに「+」を使って発信できます。
「+」は国際共通の発信記号で、スマホが自動的に国際回線を選択してくれるため便利です。
つまり、「+267」=「010-267」 という同じ意味になります。
たとえば現地の携帯番号「0712-345678」へ発信する場合は:
- 入力例:+267 712 345678
- 入力方法:スマホのダイヤル画面で「0」を長押しすると「+」が入力できます。
電話帳に「+267」で登録しておくと、日本からでも海外からでも同じ番号で発信できるため非常に便利です。
SIMフリー端末や海外SIMカードを使用しても、同じ形式で利用できます。
固定電話・ガラケーは「010」から始める方式、スマホは「+」から始める方式と覚えておけば間違いありません。
どちらを使っても最終的な発信先は同じで、違いは入力方法だけです。
ボツワナの主要都市と市外局番
ボツワナ国内では、都市ごとに異なる市外局番が設定されています。
日本から電話をかける場合は、市外局番の前に「0」を付けずに入力するのがルールです。
以下の表は、主要都市とその市外局番の一覧です。
都市名 | 市外局番 | 発信例(日本から) |
---|---|---|
ハボローネ(Gaborone/首都) | 3 | 010-267-3-XXXXXXX |
フランシスタウン(Francistown) | 2 | 010-267-2-XXXXXXX |
セロウェ(Serowe) | 4 | 010-267-4-XXXXXXX |
マウン(Maun) | 6 | 010-267-6-XXXXXXX |
たとえば、首都ハボローネにある固定電話へ電話する場合は、次のようにダイヤルします。
- 入力例:010-267-3-XXXXXXX
- 注意:現地で使われる番号(例:03-XXXXXXX)のように「0」を付けてしまうと発信できません。
- ポイント:携帯番号の場合は「7」から始まり、固定電話とは番号構成が異なります。
市外局番は都市を識別するためのコードであり、ボツワナ国内では通話料金や回線の種類を区別する目的でも使われています。
特にビジネスで電話をかける場合は、相手の都市の市外局番を事前に確認しておくことが大切です。

ボツワナは通信インフラが比較的整っており、都市部では固定電話よりも携帯通信が主流になっています。
そのため、相手が固定電話か携帯電話かによって番号構成が変わる点に注意しましょう。
ボツワナへの国際通話料金の目安
日本からボツワナへ発信する際の料金は、発信に使う端末(固定・ガラケー・スマホ)と、相手の回線(固定・携帯)の組み合わせで大きく変わります。以下は1分あたりの概算目安です。実際の料金はご利用キャリアやプラン、時間帯で変動しますので、申し込み前に各社の最新情報をご確認ください。
まずは全体像(最短で比較したい人向け)
発信手段 | 料金目安(1分) | 特徴 |
---|---|---|
固定電話 → 固定電話 | 約100円 | 音質が安定しやすい。通話は確実だがコストはやや高め。 |
スマホ(キャリア直通) → 携帯電話 | 約200〜250円 | 最も手軽だが料金は高額になりやすい。 |
050 IP電話(例:050 plus・SMARTalk) | 約20〜30円 | コスパ良好。Wi-Fi/データ回線が安定していれば音質も十分。 |
無料通話アプリ(LINE・WhatsApp) | 無料(Wi-Fi時) | 双方が同じアプリなら通話料ゼロ。長時間の雑談や家族通話に最適。 |
組み合わせ別の詳しい目安(固定/ガラケー/スマホ × 固定/携帯)
「どの端末から、どの相手にかけるか」で費用感が変わります。よくある組み合わせを整理しました。
発信側 | 宛先 | 番号構成(日本から) | 料金目安(1分) | メモ |
---|---|---|---|---|
固定電話 | 固定電話 | 010-267-〈市外局番〉-〈番号〉(例:010-267-3-XXXXXXX) | 約100円 | 音質安定。ビジネスの一次連絡に向くが、長通話は割高。 |
固定電話 | 携帯電話 | 010-267-7X-XXXXXX | 約150〜220円 | 携帯宛は固定宛より高い設定が一般的。 |
ガラケー(キャリア回線) | 固定電話 | 010-267-〈市外局番〉-〈番号〉 | 約150〜200円 | キャリアの国際通話単価に依存。定額/割引の有無で大きく変動。 |
ガラケー(キャリア回線) | 携帯電話 | 010-267-7X-XXXXXX | 約200〜250円 | 「携帯宛」×「携帯発信」は最も高くなりがち。 |
スマホ(キャリア直通) | 固定電話 | +267 〈市外局番〉 〈番号〉(例:+267 3 XXXXXXX) | 約150〜200円 | 010を使わず「+」始まりでOK。料金はガラケーと同傾向。 |
スマホ(キャリア直通) | 携帯電話 | +267 7X XXXXXX | 約200〜250円 | 利便性は高いが高コスト。出先の短時間通話向け。 |
スマホ(050 IP電話アプリ) | 固定/携帯 | アプリで国際発信(番号はアプリ指示に従う) | 約20〜30円 | 最安級。Wi-Fi/高速データで安定。10分話しても数百円以下。 |
スマホ(無料通話アプリ) | 相手も同じアプリ | アプリ同士で発信 | 無料(Wi-Fi時) | 双方向に同アプリ必須。長時間や高頻度の連絡はこれ一択。 |
実用的な比較:10分話したらいくら?(ざっくり試算)
- キャリア直通(スマホ→携帯・1分230円想定):10分 ≒ 2,300円。出先の緊急連絡用に。
- 固定→固定(1分100円想定):10分 ≒ 1,000円。音質安定だが長時間は負担大。
- 050 IP電話(1分25円想定):10分 ≒ 250円。定例連絡・会議にも使いやすい。
- 無料通話アプリ(Wi-Fi):10分 ≒ 0円。家族・友人・日常利用は最有力。
コストを抑えるコツ(すぐ実践できる順)
- 双方で無料通話アプリを入れる:WhatsAppやLINEで事前に連絡を取り、通話はアプリに切り替え。Wi-Fiが使える環境を確保すると安定。
- 050 IP電話を用意:050 plusやSMARTalkをインストールし、1分20〜30円の単価に切り替える。長電話や定期連絡が多い人の鉄板策。
- キャリアの割引オプションを確認:「国際通話定額」「海外通話割引」対象にボツワナが含まれていれば、直通発信の単価を圧縮できる。
- 固定→固定を活用:どうしても電話網で話す必要があるビジネス案件は、可能なら相手の固定番号を使って単価を下げる。
品質面のヒント
- 無料/050通話の音質は回線品質に依存:Wi-Fi(光回線)>4G/5G安定時>不安定セルラー。自宅・オフィスの5GHz帯Wi-Fiだと声の遅延と途切れが少ない。
- ノイズが乗るとき:イヤホンマイクを使う、アプリの「通話のみ(ビデオOFF)」にする、バックグラウンド通信を減らす。
- 番号トラブル回避:電話帳は「+267 7X XXXXXX」の国際形式で保存。先頭の「0」は必ず外す。
まとめ:料金重視なら「無料通話アプリ」→「050 IP電話」→「固定→固定」→「キャリア直通」の順に検討するのが賢い選び方です。緊急や単発の短通話以外は、アプリや050への切り替えでコストを大幅に下げられます。
料金を安く抑える3つの方法
日本からボツワナに国際電話をかける場合、キャリア経由だと1分あたり200円以上になることもあります。
しかし、通信環境やアプリを工夫すれば通話料をゼロ〜30円程度まで抑えることが可能です。ここでは、すぐに実践できる3つの節約法をわかりやすく紹介します。
① 無料通話アプリを活用する(最も手軽で無料)
ボツワナではWhatsApp(ワッツアップ)が圧倒的に普及しており、ほとんどの家庭・企業で使われています。日本側も同じアプリを入れておけば、Wi-Fi経由で完全無料通話が可能です。
また、LINEやViberなども安定しており、音声だけでなくビデオ通話もスムーズです。
データ通信を使うため、Wi-Fi環境がある場所では通信費もかかりません。時間を気にせず話したい場合や、家族・恋人・友人との通話に最適です。
- おすすめ環境:光回線や5G/Wi-Fi接続
- 特徴:通話料無料・アプリ同士で利用可能
- 注意点:相手側も同じアプリを入れている必要あり

② IP電話(050番号)を使う(格安で高品質)
次におすすめなのが、050番号を使ったIP電話サービスです。代表的なサービスには「050 plus」「SMARTalk」「LaLa Call」などがあります。
これらを使えば、1分あたり20〜30円でボツワナへ通話可能。キャリア通話の約10分の1のコストで済みます。
アプリをインストールし、クレジットをチャージするだけで利用でき、ビジネス通話にも十分な音質を確保できます。
- 主なサービス:050 plus(NTT)、SMARTalk(楽天モバイル)
- 料金目安:約25円/分(ボツワナ宛て)
- 特徴:アプリで発信でき、Wi-Fiでも携帯回線でも使用可能
- メリット:固定電話にも携帯にも安く通話可能、音質安定
③ キャリアの国際通話オプションを利用する(安定&確実)
ドコモ・au・ソフトバンクの主要キャリアには、「国際通話定額」や「海外通話割引」といったオプションが用意されています。
これらのプランを利用すると、対象国への通話が通常料金の半額以下(約100円/分前後)になることもあります。
ただし、すべての国が対象ではないため、契約前にボツワナが対象国に含まれているかを確認することが大切です。
- ドコモ:「ワールドコール」や「国際通話定額」プラン
- au:「au国際電話サービス」+「海外通話割引」
- ソフトバンク:「国際電話サービス」+「かけ放題オプション」
キャリア経由の発信は音質が安定しており、ビジネス利用や緊急時にも安心です。特に短時間で確実に連絡したいときにはおすすめです。
まとめ:最も安く通話するには?
- 家族・友人との日常連絡:無料通話アプリ(WhatsApp・LINE)
- 仕事・長電話をする場合:IP電話(050番号)
- 短時間・安定性重視:キャリアの国際通話オプション
ボツワナとの国際電話を安く、快適に行うには、相手との関係や利用目的に応じて通話手段を選ぶのがポイントです。
「Wi-Fiがある=無料通話のチャンス」と覚えておくと、無駄な国際通話料を支払わずに済みます。
不審な「+267」からの着信には注意
最近では「+267」から始まるワン切り詐欺や国際料金詐欺の報告もあります。
ボツワナからの正規発信であるケースはまれで、知らない番号からの着信には応答しないのが安全です。
特に数秒で切れる着信や、「有料ガイダンスに誘導する」通話には注意してください。
まとめ|国番号+267を正しく使って、ボツワナと安全に通話しよう
+267はボツワナの正式な国番号です。
日本からかける場合は「010-267」またはスマホで「+267」から入力します。
通話料金を抑えるなら、IP電話やWhatsAppなどの無料通話アプリの活用がおすすめです。
不審な着信には出ない・折り返さないを徹底し、安全に国際通話を楽しみましょう。
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