【国番号＋591】ボリビアへの電話のかけ方と料金をわかりやすく解説！

【国番号＋591】ボリビアへの電話のかけ方と料金をわかりやすく解説！

「+591」から始まる番号は、南米の国・ボリビアの国番号です。
日本から家族や友人、取引先へ電話をかける際には、この国番号を正しく入力する必要があります。
本記事では、ボリビアへの電話のかけ方、固定・携帯別のダイヤル例、そして通話料金を安く抑える方法まで、分かりやすく解説します。
また、不審な「+591」からの着信に注意すべき理由についても触れています。

ボリビアの国番号は「+591」｜日本から電話をかける基本ルール

ボリビアの国番号は「+591」です。
日本からボリビアへ国際電話をかける場合は、まず「日本の国際発信番号010」を入力し、続けて「591（ボリビアの国番号）」、そのあとに相手の地域コード（市外局番）や電話番号を入力します。

つまり、電話番号の構成は次のようになります。

• 固定電話宛て： 010-591-2-XXXXXXX（例：ラパス）
• 携帯電話宛て： 010-591-7X-XXXXXX（例：携帯キャリア番号7X）
• スマホの場合： +591 7X-XXXXXX（「0」は省く）

日本からボリビアへ電話をかける際、最もよくある間違いが「0を消し忘れる」ことです。
ボリビア国内で使われている携帯番号は「07XX」形式ですが、国際電話ではこの「0」を削除して入力する必要があります。

たとえば、現地で「0712-345678」という番号に電話をかける場合、
日本から発信するときは以下のように入力します：

010-591-712-345678

スマートフォンからかける場合は「0」を長押しして「+」を入力し、
次のように入力します。

+591 712 345678

この「+」はスマホが自動的に国際発信コード「010」に変換してくれる記号です。
つまり、「+591」＝「010-591」と同じ意味になります。
固定電話やガラケーでは「+」が入力できないため、必ず「010」を使いましょう。

また、相手の電話番号が分からない場合は、国際電話対応の検索サイトで調べたり、
現地の知人に「国際形式で番号を教えて」と確認するのが確実です。
ボリビアの固定電話は市外局番が地域ごとに異なり、
例えば首都ラパスは「2」、サンタクルスは「3」、コチャバンバは「4」となっています。

以下にボリビアの主要都市の市外局番をまとめました：

都市名	市外局番	ダイヤル例（日本から）
ラパス（La Paz）	2	010-591-2-XXXXXXX
サンタクルス（Santa Cruz）	3	010-591-3-XXXXXXX
コチャバンバ（Cochabamba）	4	010-591-4-XXXXXXX
スークレ（Sucre）	6	010-591-6-XXXXXXX

このように、ボリビアへ電話をかける際は、
「010」→「591」→「市外局番（0を外す）」→「相手番号」
という順番を意識すれば間違いません。
スマートフォンなら「+591」で簡単に発信できるため、固定電話よりも手軽です。

最後にもう一度、発信時の基本ルールをまとめます：

• 日本からは「010」または「+」で国際発信。
• ボリビアの国番号は「591」。
• 市外局番・携帯番号の「0」は削除。

これらを守れば、通話がつながらない・エラーが出るといったトラブルを防げます。
特にビジネスや海外取引の際には、事前に相手側の番号表記を確認しておくことが大切です。

固定電話・スマホ・ガラケー別のかけ方

日本からボリビアに国際電話をかけるときは、使う端末によって入力方法が少し異なります。
しかし基本構成は共通で、次の順番で番号を入力すれば問題なくつながります。

010（国際発信）＋591（国番号）＋市外局番（0を外す）＋相手の電話番号

ここでは、固定電話・ガラケー・スマートフォンそれぞれの発信手順を分かりやすく解説します。

① 固定電話からかける場合

固定電話から海外へ電話をかける場合は、最初に「010」を押します。
これは日本から海外へ発信するための「国際電話識別番号」で、
すべての国際通話で共通して使われるルールです。

次にボリビアの国番号「591」を入力し、続けて市外局番と相手の番号を入力します。
このとき、現地番号の最初に付いている「0」は削除してください。

たとえば、ラパス（市外局番2）の固定電話「021-2345678」にかける場合は次のように入力します：

010-591-2-2345678

これで日本からボリビアのラパス市にある固定電話へ直接つながります。
国際通話専用プランを契約している場合、各通信会社（NTT・KDDI・ソフトバンク）によって割引が適用されることもあります。

② ガラケー（携帯電話）からかける場合

ガラケーも基本的には「固定電話と同じ方法」でOKです。
つまり「010」→「591」→「相手の番号」という順番で入力します。

ただし、キャリアや端末によっては「国際電話設定」が必要な場合があります。
その場合はメニューから「国際電話設定」→「ON」に切り替えるか、
携帯会社のサポートセンターで設定を依頼しましょう。

また、契約プランによっては「国際通話の利用制限」が初期設定でオフになっていることもあります。
発信できないときは、ドコモなら「151」、auなら「157」、ソフトバンクなら「157」へ確認を。

③ スマートフォンからかける場合

スマートフォンでは、「+」を使って簡単に国際電話がかけられます。
この「+」は国際共通の発信記号で、スマホが自動的に日本の国際発信番号「010」に変換してくれる仕組みです。

つまり、次の2つの入力方法は同じ意味になります：

• 010-591-7X-XXXXXX
• +591 7X-XXXXXX

「+」は数字キーの「0」を長押しすると入力できます。
この方法なら、固定電話のように「010」を手入力しなくてもOKです。
また、電話帳に国際形式（例：+591 7X-XXXXXX）で登録しておくと、
日本国内でも海外でも同じ番号から発信できるため便利です。

たとえば、現地携帯番号が「0712-345678」だった場合、
スマートフォンからは次のように入力します：

+591 712 345678

このように「+591」と入力するだけで、スマホが自動的に「010-591」に変換して発信してくれます。
海外旅行や国際ビジネスでも、スマホからの発信がもっとも簡単で確実な方法です。

まとめると、以下のように覚えておくと便利です：

• 固定電話： 010＋591＋市外局番（0を外す）＋相手番号
• ガラケー： 010＋591＋相手番号（国際電話設定ON）
• スマホ： +591＋相手番号（「0」を長押しして「+」入力）

どの端末でも、最初の「0」を消し忘れないことが最も重要です。
これを守れば「発信できない」「接続できない」といったエラーはほぼ防げます。

ボリビアの主要都市と市外局番

ボリビアでは、都市や地域によって市外局番（エリアコード）が異なります。
固定電話へ発信する際は、この市外局番を正しく入力することが重要です。
ただし、日本から国際電話をかける場合は、市外局番の先頭に付いている「0」を外す点に注意してください。

たとえば、ラパス市の現地番号が「02-1234567」だった場合、
日本からは次のように入力します。

010-591-2-1234567

以下は、ボリビアの代表的な都市とその市外局番の一覧です。

都市名	スペイン語表記	市外局番（0を外す）	発信例（日本から）
ラパス	La Paz	2	010-591-2-XXXXXXX
サンタクルス	Santa Cruz	3	010-591-3-XXXXXXX
コチャバンバ	Cochabamba	4	010-591-4-XXXXXXX
スークレ	Sucre	6	010-591-6-XXXXXXX
オルロ	Oruro	2	010-591-2-XXXXXXX
ポトシ	Potosí	2	010-591-2-XXXXXXX
タリハ	Tarija	4	010-591-4-XXXXXXX

市外局番のルールとして、「現地で使う番号の先頭の0を省略する」のが国際通話の基本です。
この「0」を付けたまま入力すると、発信エラーになりつながらないことが多いので注意しましょう。

また、ボリビア国内の携帯番号は「07XX」形式で始まりますが、日本からかける際には「0」を外して「7XX」と入力します。
例：現地番号「0712-345678」 → 日本から「010-591-712-345678」

覚えておくと便利なポイント：

• ラパス（首都圏）：2
• サンタクルス（経済都市）：3
• コチャバンバ（中部都市）：4
• スークレ（憲法上の首都）：6

ボリビアは国内でも地形の差が大きいため、通信回線の状況や通話品質は地域によって異なります。
特に地方部では通信遅延が起こる場合があるため、重要な通話は都市部（ラパス・サンタクルスなど）経由で行うのがおすすめです。

ボリビアへの国際通話料金の目安

日本からボリビアに電話をかける場合、利用する通信手段によって1分あたりの料金が大きく異なります。
特に、固定電話や携帯キャリアを通じた「通常の国際電話」は高額になりがちですが、
IP電話や無料通話アプリを活用すれば、料金を1/10以下に抑えることも可能です。

以下は、日本からボリビアに発信する際の代表的な通話手段と、その料金目安です。

発信手段	料金目安（1分）	特徴・補足
固定電話 → 固定電話	約100円	安定した音質でビジネス向き。 ただし通話料は比較的高め。
固定電話 → 携帯電話	約150〜200円	携帯宛ては追加料金がかかる。 音質は安定しているがコスパは低め。
スマホ → 携帯電話（キャリア国際通話）	約200〜250円	通話しやすいが最も高額。 短時間通話や緊急時向け。
050 IP電話（例：050 plus・SMARTalk）	約20〜30円	Wi-Fiまたはデータ通信を利用。 コスパ抜群で安定性も高い。
無料通話アプリ（LINE・WhatsAppなど）	無料（Wi-Fi環境時）	通信料のみ。 データ通信環境が安定していれば音質も良好。

キャリア直通通話の料金イメージ

日本の大手キャリア（NTTドコモ・au・ソフトバンク）を利用した国際通話は、
おおむね1分あたり150〜300円前後と高額です。
特にスマートフォンから直接発信する場合、短時間の通話でも数百円単位の請求になることがあります。
ビジネス利用などでやむを得ず通話する際は、通話オプションや割引プランを確認しておきましょう。

IP電話・050番号を使うと大幅に節約できる

IP電話（例：050 plus や SMARTalk）を使えば、
通話料金は1分あたり20〜30円と非常に安くなります。
スマートフォンに専用アプリを入れておけば、どこでもインターネット経由で発信できます。
また、音声品質も近年では安定しており、海外通話でもクリアな音質を維持できます。

無料通話アプリを使えば0円で通話可能

ボリビアではWhatsApp（ワッツアップ）が非常に普及しており、
ほとんどの家庭や企業がこのアプリを利用しています。
相手も同じアプリを使用していれば、Wi-Fiやモバイルデータ通信のみで
完全無料で音声・ビデオ通話が可能です。
日本ではLINE、Viberなども広く使われており、ボリビアとの通話にも問題なく利用できます。

まとめると、ボリビアへの通話費用を安く抑えるコツは次の3つです。

• 短時間の国際通話のみならキャリア直通でも可（緊急時や公的機関との通話など）
• 日常的な通話なら050 IP電話を活用（コスパ最強）
• 長時間通話や家族連絡には無料通話アプリ（LINE・WhatsApp）を利用

ボリビアは通信回線の安定性に地域差があります。
山間部や地方では音質が不安定になる場合もあるため、
Wi-Fi環境のあるカフェや自宅から発信するのがおすすめです。

通話料金を安く抑える3つの方法

日本からボリビアへ電話をかける際、何も考えずにキャリア直通で発信すると、1分あたり200円前後の高額な国際通話料が発生します。
しかし、以下の3つの方法を使えば、通話料を最大90％以上節約することも可能です。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。

① 無料通話アプリを活用する

最も簡単で確実に通話料をゼロにできる方法が、無料通話アプリの活用です。
ボリビアではWhatsApp（ワッツアップ）が圧倒的に普及しており、現地の家庭や企業のほとんどが利用しています。
日本でもWhatsApp、LINE、Viberなどの主要アプリを使えば、Wi-Fiやモバイルデータ通信だけで音声・ビデオ通話が無料で可能です。

• WhatsApp：ボリビア国内の利用率が最も高く、通話・メッセージともに安定。
• LINE：日本での普及率が高く、家族や友人との連絡に便利。
• Viber：音質が非常に良く、国際通話でも遅延が少ない。

いずれもアカウント登録・連絡先同期だけで利用でき、面倒な設定は不要です。
Wi-Fi環境があれば通話料は完全無料。特に長時間の通話やビデオ通話には最適です。

② IP電話（050番号サービス）を利用する

「050 plus」や「SMARTalk」などのIP電話サービスを使えば、通話料を1分あたり20〜30円まで抑えられます。
これはキャリア直通通話のわずか1/10以下のコストです。

IP電話はスマートフォンのアプリを使って、インターネット回線経由で音声通話を行う仕組みです。
アプリをインストールしてクレジットをチャージするだけで、すぐに利用を開始できます。
音質も近年では非常にクリアで、ビジネス通話や留学・出張での連絡にも安心して利用できます。

サービス名	料金（1分）	特徴
050 plus	約30円	定番IP電話。スマホ・PC両対応で使いやすい。
SMARTalk	約20円	格安かつ安定。通話録音や転送機能にも対応。

どちらも050番号が付与されるため、相手が携帯や固定電話でも通話可能です。
海外出張や留学中の日本人にも人気の方法です。

③ キャリアの国際通話オプションを確認する

大手キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）では、
「国際通話定額」や「海外通話割引」といったオプションを提供しています。
対象国にボリビアが含まれていれば、1分あたりの料金を通常の半額以下に抑えられることもあります。

ただし、オプションはキャリアごとに対象国・料金が異なるため、契約前に公式サイトで必ず確認しましょう。
短期的な利用ならIP電話が有利ですが、仕事などで頻繁に国際通話を行う場合は、定額プランを活用するのも効果的です。

まとめ｜最も安く・確実に通話するなら？

• Wi-Fi環境がある場合：WhatsAppやLINEなどの無料通話アプリが最もおすすめ。
• 安定した音質と安さのバランス重視：050番号（IP電話）を利用。
• ビジネスや公的な発信：キャリアの国際通話オプションでコスト管理。

これらを組み合わせれば、通話料を最小限にしながら、ボリビアとの通話を快適に行うことができます。
特に家族や友人との日常的な連絡には、無料通話アプリの活用が最も経済的です。

日本とボリビアの時差と通話のベストタイミング

日本とボリビアの時差は約13時間です。
日本が午前9時なら、ボリビアは前日の午後8時。
仕事の連絡をする場合は、日本時間の夜〜深夜が相手の午前中にあたります。
家族への連絡なら、相手が夜くつろいでいる時間（日本の朝〜昼頃）が最適です。

不審な「+591」からの着信に注意

最近では、実在する国番号を利用した国際詐欺も報告されています。
「+591」からの着信でも、内容に心当たりがない場合は出ない・折り返さないのが基本です。
ワン切り詐欺や高額請求を狙うケースもあるため、迷惑電話アプリ（例：Whoscall）を活用して防止しましょう。

まとめ｜国番号+591を正しく使って安全にボリビアと通話しよう

ボリビアの国番号は+591です。
固定電話・スマホいずれの場合も、発信時は「0」を外して入力します。
通話料金を抑えるなら、無料アプリやIP電話の活用が効果的です。
また、不審な着信には注意し、安全な通信手段で国際通話を楽しみましょう。