国番号+809、詐欺電話かも?見抜くためのチェックポイント

社会
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国番号+809、詐欺電話かも?見抜くためのチェックポイント

国番号「+809」は、一見すると一般的な国際通話の番号のように見えますが、実は詐欺電話の発信元としても知られています。本記事では、+809からの着信の実態や詐欺電話の見分け方について、実際の例も紹介しながら解説します。

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+809はどこの国番号なのか

+809は「ドミニカ共和国」の国際電話番号の一つです。カリブ海に面した国で、観光地としても人気があります。日本とは直接的な交流が少ないため、一般の日本人にとってはなじみの薄い番号かもしれません。

しかし、この+809を利用した詐欺電話の報告が年々増加しており、特にスマートフォンの普及により、誰でも国際電話を受けやすくなった現在では、深刻な問題となっています。

カリブ海の美しい海岸の画像
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なぜ+809からの着信に注意が必要なのか

詐欺電話のよくある手口として、「ワンギリ」が挙げられます。これは、着信履歴を残すためにわざと短時間だけコールし、相手が折り返し電話をかけてくるのを待ち構えるものです。折り返してしまうと、高額な通話料がかかるだけでなく、個人情報の収集を目的とした自動音声ガイダンスに誘導されることもあります。

さらに、近年ではSMSによる誘導も見られるようになっており、「重要なお知らせがあります」「支払いに関するご連絡です」などと書かれたメッセージに+809の番号が添えられているケースがあります。

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+809からの詐欺電話を見分けるポイント

  • 着信が一瞬で切れる:折り返しを促す典型的なパターン
  • 不審なSMSに+809の番号が記載されている
  • 通話すると自動音声が長時間再生される
  • 不明な請求書や支払いの案内が届く
スマートフォンと高額請求のイメージ画像
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+809の通話料金のトラブル

ドミニカ共和国への国際通話は、日本から発信した場合、1分あたり数百円〜千円以上になることがあります。特に、プリペイド型のスマートフォンや、IP電話などを利用していると、知らず知らずのうちに課金される仕組みになっていることもあります。

また、国際プレミアム通話として扱われることもあり、通話時間に応じて高額な請求が後日届く場合があります。これは通常の国際電話とは異なる料金体系が適用されているためで、知らずに通話を続けてしまうと大変危険です。

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詐欺電話対策アプリの活用

近年では、電話番号の信頼性を判別できるアプリが多数提供されています。たとえば「Whoscall」や「Truecaller」などのアプリは、着信時に相手の番号が過去に報告されているスパム電話かどうかを表示してくれる機能があります。

これらのアプリを活用することで、知らない番号からの着信を受けるリスクを軽減することができます。また、iPhoneやAndroidの標準機能としても「不明な発信者を消音」「スパムと判定された番号をブロックする」といった設定が可能です。

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+809に関連する他の国番号にも注意

ドミニカ共和国を含む「カリブ共同体(CARICOM)」では、+876(ジャマイカ)や+758(セントルシア)など、他にも日本人にとってなじみのない国番号が存在しています。これらも、詐欺電話の発信元として悪用されることがあるため、注意が必要です。

さらに、国番号「+1」で始まる一部地域(アメリカ領土など)でも同様の被害が報告されており、単に「+1」だから安心とは限りません。通話先の正確な国や地域を確認する習慣が、被害を防ぐ第一歩となります。

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体験談:実際に詐欺に遭いかけたケース

ある男性は、+809からの着信を見て「仕事の関係者かも」と思い折り返し電話をかけました。すると、自動音声が流れ始め、内容は全く身に覚えのない支払い請求の説明でした。違和感を覚えて電話を切ったものの、翌月に1万円を超える通話料の請求が届いたといいます。

また別の女性は、SMSで「国際的な荷物の不在通知」という名目で+809への折り返しを求めるリンク付きのメッセージを受信。リンクを踏んでしまい、スマートフォンにウイルスが仕込まれたと疑われる挙動が見られ、端末の初期化を余儀なくされました。

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まとめ

+809は正式な国番号である一方、その存在を悪用した詐欺行為が横行しています。不審な番号からの着信やSMSには、決して安易に対応せず、検索や番号照会アプリを活用して、安全性を確かめる習慣を持ちましょう。

また、スマートフォンの設定やアプリを活用して、被害のリスクを最小限に抑える努力も重要です。何より大切なのは、「知らない番号には出ない、折り返さない」という基本的な対策を徹底することです。

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