国番号803からの電話は詐欺?その可能性を徹底検証

社会
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国番号803からの電話は詐欺?その可能性を徹底検証

迷惑電話に警戒するスマートフォンの画像

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803からの電話が増えている背景

国番号803は、正式な国際電話の国番号としては現在存在していません。それにも関わらず、「+803」から始まる不審な着信が増えているという報告が各地で寄せられています。これは、詐欺グループが電話番号を偽装し、信頼性のある番号のように見せかける手口の一部と考えられています。

一般的に国番号とは、国際電気通信連合(ITU)が各国や地域に付与しているもので、例えば日本は+81、アメリカは+1というように、正規のリストに登録されています。しかし、+803はその一覧には存在せず、あくまで”なりすまし”による表示と判断されます。

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なぜ803なのか?詐欺に使われる仕組み

なぜ詐欺グループは803を使うのでしょうか?それにはいくつかの理由があります。

  • 見慣れた市外局番に似ている:803は一部の地域で市外局番として使われている数字と類似しており、国内電話のような安心感を与えてしまいます。
  • 架空国番号として警戒されにくい:+809や+805などと比べて、803は詐欺の前例が少ないため、受信者が疑いにくいという心理的な盲点を突いています。
  • 発信者番号の偽装が容易:現在の通信技術では、VoIPなどを使って自由に発信番号を設定することが可能であり、+803のような番号を表示することは技術的に難しくありません。
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実際にあった被害の声

以下は、実際に+803からの着信によってトラブルに遭った人々の声です。

  • ケース1:会社員のAさんは、+803からの着信に出てしまい、音声ガイダンスで「保険の還付金がある」と案内された。その後、個人情報を伝えた結果、クレジットカード情報が不正利用された。
  • ケース2:高齢の母親が+803からのSMSを開き、そこに書かれたURLをクリック。結果としてフィッシングサイトに誘導され、銀行口座が一時凍結された。
  • ケース3:+803の番号に折り返し電話をかけたら、謎の音声が流れ、10分以上も切れず、高額な通話料金が発生していたことが翌月の請求で判明。

このように、+803からの着信やSMSは無視することが鉄則です。

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有効な対策と防止策

803からの不審な着信に対しては、以下のような対策が効果的です。

  • 発信者確認アプリを導入:Whoscallやトビラフォンなど、迷惑電話をブロックするアプリを導入することで、リスクを大幅に減らすことができます。
  • 不審な番号は検索する習慣を:インターネットで電話番号を検索することで、過去に迷惑報告があったかを確認することが可能です。
  • 通信事業者のサポートを活用:ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどは、それぞれ迷惑電話のブロック設定を提供しています。契約者ページから設定できる場合も多く、手軽に導入できます。

スマホで通話設定を確認する人の画像

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他の怪しい番号との違い

803のように、800番台の番号は一見すると企業のフリーダイヤルのように見えることもあります。実際に+800は国際フリーダイヤルとして存在しますが、+803のような未登録番号とはまったく異なります。

また、+809や+882といった番号も、過去に詐欺に使われた前例があり、803と同様の警戒が必要です。共通して言えるのは、「知らない番号」「国番号が不明」「日本の+81で始まらない」という特徴が見られた場合は出ない・折り返さないことです。

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まとめ:803からの電話には絶対に出ない

803という国番号は存在せず、不審な電話が届いた場合は詐欺の可能性が極めて高いということを忘れないでください。少しでも不安を感じたら、電話に出ず、ネットで検索する、ブロック設定を行うなどの対策を講じましょう。

また、家族や高齢者などにも情報を共有し、社会全体で注意喚起を行うことが、被害の拡大を防ぐ第一歩です。

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