ホノルルに国際電話する方法｜国番号+1（アメリカ）と市外局番808の入力手順
ハワイ・ホノルルに住む家族や知人に電話をしたいと考える人は多いですが、「国番号は？」「どうやって入力すればいいの？」と迷う人も少なくありません。ホノルルはアメリカの一部であるため、国番号はアメリカ共通の+1、そしてホノルルを含むハワイ州全域の市外局番は808です。この記事では、日本からホノルルに国際電話をかける正しい手順と、料金を安く抑える方法、不審な着信に注意すべきケースまで、初心者にも分かりやすく解説します。
ホノルルの国番号と市外局番について
アメリカ共通の国番号は+1
アメリカ合衆国全体に割り当てられている国番号は+1です。ハワイはアメリカ合衆国の50番目の州であるため、当然ながら国番号もアメリカ本土と同じ+1が使われます。したがって「ハワイ専用の国番号」というものは存在せず、アメリカ共通の番号を利用するのが基本です。
ホノルルの市外局番は808
ホノルルを含むハワイ州全域の市外局番は808です。アメリカ国内からハワイに電話する場合は「1-808-xxxx-xxxx」という形式になります。日本から国際電話をかける際も「+1（国番号）＋808（市外局番）」を最初に入力するのが正しい手順です。
なぜハワイもアメリカ本土と同じ国番号なのか
国番号は国際電気通信連合（ITU）が管理しており、アメリカ本土・アラスカ・ハワイ・プエルトリコなどは同じ「+1」の枠組みに属しています。そのため、地理的には太平洋に位置するハワイですが、国際電話上ではアメリカと同じ扱いになります。これは州としての一体性を反映した仕組みです。
日本からホノルルへ国際電話をかける方法
スマホで「+」を使った入力手順
スマホから国際電話をかける場合は、ダイヤル画面で「0」を長押しすると「+」が表示されます。
その後に「1（アメリカ国番号）」→「808（ホノルルの市外局番）」→「相手番号」の順に入力してください。
- 例（固定電話宛）：
+1-808-123-4567 - 例（携帯電話宛）：
+1-808-987-6543
この形式で電話帳に登録しておけば、日本国内でも海外滞在中でも同じ番号で利用できるため、入力の手間が省けます。特に留学や出張などで日本と行き来する人には便利です。
ガラケーから「010」を利用する場合
日本の携帯キャリア（ドコモ・au・ソフトバンクなど）が提供している従来型携帯電話、いわゆるガラケーを利用する場合は、まず国際電話識別番号「010」を押してから国番号を入力します。
- 例：
010-1-808-123-4567（固定電話宛） - 例：
010-1-808-987-6543（携帯電話宛）
ガラケーで国際電話をかけるには、事前に国際電話サービスの契約が必要な場合があります。料金は1分あたり100〜300円と高額になることが多いため、緊急時や短時間の通話に限定するのが安心です。
👉 参考：ドコモ：国際電話料金
👉 参考：au：国際電話料金
👉 参考：ソフトバンク：国際電話料金
固定電話からキャリア選択番号を利用する場合
固定電話を利用する場合は、まず通信事業者ごとのキャリア選択番号を付けることで、発信するキャリアを指定できます。必須ではなく、省略した場合は契約している事業者が自動的に利用されます。
0033-010-1-808-123-4567（NTTコミュニケーションズを指定）001-010-1-808-123-4567（KDDIを指定）
キャリア選択番号を使えば、通話ごとに料金や割引サービスが有利なキャリアを選べるのがメリットです。利用頻度が高い場合は、各社が提供する定額プランや割引サービスも確認しましょう。
👉 NTTコミュニケーションズ：国際電話サービス
👉 KDDI：国際電話サービス
通話アプリ（LINE・WhatsAppなど）を使う方法
最近は通話アプリを使った国際通話が主流になっています。LINE、WhatsApp、Viberなどを利用すればユーザー同士なら完全無料で通話可能です。
相手が通常の電話番号しか持っていない場合でも、有料クレジットを購入すれば数円〜数十円/分で発信できます。
特にWi-Fi環境を利用すれば音質も安定し、キャリアの国際電話に比べて大幅なコスト削減が可能です。長時間の通話や頻繁にやり取りするケースでは最もコストパフォーマンスの良い選択肢になります。
👉 参考：LINE Out（有料通話）公式
👉 参考：WhatsApp：通話機能
👉 参考：Viber公式サイト
国際電話の料金目安とコストを抑える方法
大手キャリアの国際電話料金
日本の大手携帯キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）を通じて国際電話をかける場合、1分あたり100〜300円が一般的な料金です。
音質や接続の安定性は高いものの、長時間通話をすると数千円単位の請求になってしまうこともあります。
そのため、キャリア経由の国際電話は緊急時や短時間利用に限定するのが安心です。
- 👉 ドコモ：国際電話料金
- 👉 au：国際電話料金
- 👉 ソフトバンク：国際電話料金
国際電話カードやIP電話サービスを利用する方法
国際電話を安く利用する方法として、プリペイド式の国際電話カードやIP電話サービスがあります。
コンビニなどで販売されているプリペイドカード（例：ブラステルカード）を使えば、1分あたり数十円までコストを抑えることが可能です。
また、050番号を利用するIP電話サービスを契約すれば、インターネット回線を通じて割安で発信でき、固定電話や携帯電話宛でも料金を大きく節約できます。
通話アプリを使った場合の料金比較
最近の主流は通話アプリ（LINE・WhatsApp・Viberなど）を使う方法です。
ユーザー同士であれば完全に無料、有料で電話番号宛に発信しても数円〜数十円/分と非常に安価です。
特にWi-Fiや定額通信プランを利用すれば音質も安定し、長時間通話でもほぼ無料に近い感覚で利用できます。
留学や出張でホノルルと頻繁にやり取りする人にとって、最もコストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。
ホノルルからの着信に注意すべきケース
深夜や早朝に届く不審な着信
見覚えのない+1 808からの着信が深夜や早朝に入る場合は注意が必要です。ワン切り詐欺や勧誘目的の可能性があります。
ワン切りや折り返し要求による高額請求の可能性
不審な番号に折り返すと高額課金されるケースも報告されています。知らない番号には折り返さず、正規の連絡先を確認することが大切です。
不自然な番号形式に注意するポイント
+1 808の後に続く桁数が異常に長い場合や、不自然な番号形式の着信は詐欺の可能性があります。正規の番号かどうかを冷静に確認しましょう。
不審な+1 808着信への対処法
折り返さない・無視するのが基本
不審な着信に対しては折り返さないことが最も有効な対策です。気になる場合は公式サイトや登録済みの連絡先を使って確認しましょう。
番号をブロック・着信拒否する方法
スマホには番号ブロック機能が標準搭載されている場合が多く、簡単に着信拒否設定が可能です。知らない番号からの着信が繰り返される場合は、速やかに設定しておきましょう。
不安な場合の相談窓口（通信会社・消費生活センター）
不安を感じたら、契約している通信会社や消費生活センターに相談するのが安心です。特に不審な請求が発生した場合は、速やかに相談窓口に連絡してください。
まとめ｜国番号+1と市外局番808を理解してホノルルと安全に通話する
ホノルルに国際電話をかけるには、国番号+1と市外局番808を正しく入力することが重要です。スマホなら「+1-808-xxxx-xxxx」、携帯なら「010-1-808-xxxx-xxxx」、固定電話ならキャリア選択番号を付けて「0033-010-1-808-xxxx-xxxx」といった形式になります。料金は大手キャリアだと高額になりがちですが、国際電話カードや通話アプリを使えば大幅に節約可能です。また、不審な着信への注意も忘れず、安全に通話を楽しみましょう。
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