バーコードの国番号97はどこの国?先頭2桁・3桁の意味と見分け方を解説

社会
スポンサーリンク
  1. バーコードの国番号97はどこの国?先頭2桁・3桁の意味と見分け方を解説
  2. バーコードの国番号97はどこの国?まず結論を確認
    1. バーコードの97は特定の国を表す番号ではない
    2. 「97」だけでなく先頭3桁で見る必要がある
    3. 97から始まる番号には書籍や雑誌などの用途区分が含まれる
    4. 原産国や製造国はバーコードだけでは判断できない
  3. バーコードの国番号と呼ばれる数字の正しい意味
    1. バーコードの先頭数字は電話の国番号とは違う
    2. JANコードやEANコードでは先頭3桁を見る
    3. GS1プレフィックスは番号を管理する組織や用途を示すもの
    4. GS1プレフィックスと原産国は同じ意味ではない
  4. 97から始まるバーコードは何を表している?3桁ごとの見方
    1. 970から始まるバーコードの考え方
    2. 977から始まるバーコードは定期刊行物に関係することがある
    3. 978から始まるバーコードは書籍のISBNに関係する
    4. 979から始まるバーコードも書籍などの識別に関係する
    5. 97だけを見て国名を決めると誤解しやすい
  5. バーコード97の商品を見たときに確認する手順
    1. まずバーコードの先頭3桁を確認する
    2. 商品が本・雑誌・定期刊行物か確認する
    3. パッケージの原産国表示を確認する
    4. 輸入者・販売者・発売元の表示を確認する
    5. 不安な場合はメーカー公式情報や販売元情報を確認する
  6. バーコード97と原産国を混同しやすい理由
    1. 国番号という言葉から国名を連想しやすい
    2. 先頭2桁だけで判断してしまいやすい
    3. 海外っぽいパッケージだと不安になりやすい
    4. バーコードの番号と製造場所が一致するとは限らない
  7. バーコード97でよくある勘違いと注意点
    1. 97だから特定の国の商品だと決めつけない
    2. バーコードの数字だけで安全性や品質を判断しない
    3. 日本で販売されている商品でも海外由来の番号が使われることがある
    4. 日本企業の商品でも海外工場で作られている場合がある
    5. 正規品かどうかはバーコード以外の情報も合わせて確認する
  8. 原産国を知りたいときに見るべき表示
    1. 食品なら原産国や原材料名の表示を見る
    2. 雑貨や衣類なら原産国表示や品質表示を見る
    3. 輸入品なら輸入者名や住所を確認する
    4. ネット通販では商品ページと実物表示を見比べる
    5. 表示が不自然な場合は販売元に確認する
  9. バーコードの先頭数字で分かること・分からないこと
    1. 分かることは番号の管理区分や用途の手がかり
    2. 分からないことは原産国・製造国・品質の良し悪し
    3. バーコードは商品を識別するための番号
    4. 製造場所を確認したいなら表示ラベルを見る
  10. 97以外のバーコード番号も国名だけで判断しない方がよい
    1. 45や49は日本のGS1プレフィックスとして知られている
    2. 45や49でも日本製とは限らない
    3. 海外の番号帯でも日本で販売される商品はある
    4. バーコード番号は製造国の証明ではない
  11. バーコード97の商品を買う前に確認したいチェックリスト
    1. 先頭3桁が977・978・979などのどれか確認する
    2. 本や雑誌など出版物かどうか確認する
    3. 原産国表示や製造国表示があるか確認する
    4. 輸入者・販売者・メーカー名が明記されているか確認する
    5. ネット通販では商品説明とレビューだけで判断しない
    6. 不審な場合は公式サイトや問い合わせ先を確認する
  12. バーコード97に関するよくある疑問
    1. バーコードの97は中国の商品という意味なのか
    2. バーコードの97は日本の商品にも使われるのか
    3. 97から始まるバーコードは偽物の可能性があるのか
    4. 本のバーコードが978から始まるのはなぜか
    5. 雑誌のバーコードが977から始まることがあるのはなぜか
  13. まとめ|バーコードの国番号97は国名ではなく先頭3桁と表示で確認する

バーコードの国番号97はどこの国?先頭2桁・3桁の意味と見分け方を解説

バーコードの先頭に「97」とあっても、それだけで特定の国の商品だとは判断できません。スーパーや通販で買った商品、本の裏表紙、雑誌の裏面などにあるバーコードを見て、「97から始まっているけど、これはどこの国なのか」と不安になることがあります。しかし、バーコードの数字は電話番号の国番号とは仕組みが違います。バーコードは、レジや物流、在庫管理で商品や出版物を識別するための番号であり、原産国や製造国をそのまま示す番号ではありません。

特に大切なのは、バーコードを確認するときは先頭2桁の「97」だけで判断せず、先頭3桁を見ることです。97から始まる番号には、977、978、979のように出版物に関係する番号があります。978や979は書籍のISBNに関係し、977は雑誌や新聞などの定期刊行物に関係することがあります。つまり、97から始まるバーコードを見たときは、「どこの国の商品か」と考える前に、まず本・雑誌・定期刊行物などの出版物に付く番号ではないかを確認するのが正しい見方です。

商品が食品や雑貨の場合でも、バーコードだけで原産国や製造国を断定することはできません。原産国を知りたいときは、バーコードの先頭数字ではなく、パッケージの原産国表示、製造者、輸入者、販売者、メーカー公式サイトの商品情報を確認する必要があります。バーコードは「どの会社のどの商品か」を識別するための手がかりにはなりますが、「どこの国で作られたか」を直接証明するものではありません。

バーコード97が気になったときの基本の流れは、最初に先頭3桁を確認し、次に商品が本や雑誌などの出版物かどうかを見て、最後に原産国表示や販売者情報を確認することです。この順番で見ると、「97だから海外製」「97だから中国製」「97だから偽物」といった早とちりを避けやすくなります。

バーコードの先頭97から始まる数字をスマートフォンで確認しているイメージ

バーコードの国番号97はどこの国?まず結論を確認

バーコードの97は特定の国を表す番号ではない

バーコードの先頭に97と表示されていても、それだけで「この商品はどこの国の商品」と決めることはできません。97は、電話番号の国番号のように国名へ直接対応する番号ではありません。バーコードの先頭部分は、GS1という国際標準の番号体系の中で管理されていますが、それは商品の原産国や製造国をそのまま表すためのものではなく、事業者や商品、出版物などを識別するために使われます。

たとえば、ある会社が日本で番号を取得し、海外の工場で商品を製造し、日本国内で販売することがあります。この場合、バーコードの番号と製造国は一致しません。反対に、海外ブランドの商品でも、日本の正規代理店が販売している場合があります。つまり、バーコードの先頭数字だけを見て、国や安全性を判断するのは危険です。

97から始まる番号を見たときは、まず「これは国番号ではなく、バーコードの番号体系の一部」と考えるのが安全です。特に978や979は本のISBN、977は定期刊行物のISSNと関係することがあるため、出版物ではよく見かける番号です。国を知りたいなら、バーコードではなくパッケージや本の奥付、輸入者表示、販売者表示を確認しましょう。

「97」だけでなく先頭3桁で見る必要がある

バーコードの数字を見るときは、先頭2桁の「97」だけではなく、先頭3桁まで確認します。97から始まる番号でも、977、978、979では意味が違います。たとえば、978や979は書籍のISBNに関係し、977は雑誌や新聞などの定期刊行物に関係する番号として使われます。2桁だけを見て判断すると、出版物の番号を国番号と勘違いしやすくなります。

実際に確認するときは、バーコードの下に印字されている数字を左から3つ読みます。たとえば、数字が「978」で始まっている本なら、まずISBNに関係する番号だと考えます。数字が「977」で始まっている雑誌なら、ISSNに関係する番号の可能性があります。数字が「97」だけで終わることはなく、必ず後ろに数字が続いているため、3桁目まで見ることが大切です。

商品棚で見たときに数字が小さくて読みにくい場合は、スマートフォンのカメラで撮影して拡大すると確認しやすくなります。ネット通販で商品画像を見る場合も、バーコード部分だけを拡大して先頭3桁を確認しましょう。ただし、画像が古い場合や別商品画像が使われている場合もあるため、最終的には届いた商品の表示を確認する方が確実です。

97から始まる番号には書籍や雑誌などの用途区分が含まれる

97から始まるバーコードには、出版物に関係する番号が含まれます。GS1 Japanのプリフィックス一覧では、977は定期刊行物、978から979はBookland、つまり書籍のISBNに関係する番号として整理されています。GS1 Japanの一覧を確認したい場合は、GS1 JapanのGS1プリフィックス一覧が参考になります。

本の裏表紙にあるバーコードが978から始まっている場合、それは「978という国で作られた本」という意味ではありません。書籍を識別するISBNを、流通で読み取りやすいバーコードにしたものです。雑誌や新聞などの定期刊行物では、977から始まる番号を見ることがあります。これも国名ではなく、定期刊行物を識別するための仕組みに関係します。

たとえば、海外の翻訳書、日本の出版社が発行した本、洋書、学術書、楽譜などで978や979から始まるバーコードを見ても、不自然ではありません。出版物の場合は、バーコードの先頭番号だけで国を判断するより、ISBN、出版社名、発行元、奥付、販売元を確認する方が正確です。

原産国や製造国はバーコードだけでは判断できない

バーコードの数字だけでは、商品の原産国や製造国は判断できません。これは97だけでなく、45や49など他の番号でも同じです。GS1 JapanのQ&Aでも、GTINやJANコードは「どの事業者で、どの商品か」を表すものであり、商品の原産地を表すものではないと説明されています。確認したい場合は、GS1 JapanのGS1事業者コード・GTIN(JANコード)Q&Aが参考になります。

原産国を知りたい場合は、バーコードではなく商品表示を確認します。食品なら「原産国名」「原料原産地名」「製造者」「輸入者」などの欄を見ます。雑貨ならパッケージや説明書、衣類ならタグや品質表示、輸入品なら輸入者名や販売者名を確認します。バーコードは商品識別の番号なので、原産国表示の代わりにはなりません。

たとえば、バーコードが日本の45や49から始まっていても、実際には海外工場で製造された商品があります。逆に、海外の番号帯から始まる商品でも、日本で正規販売されていることがあります。数字の印象だけで判断せず、表示ラベルと販売元を確認するのが安全です。

バーコードの国番号と呼ばれる数字の正しい意味

バーコードの先頭数字は電話の国番号とは違う

バーコードの先頭数字を「国番号」と呼ぶことがありますが、電話の国番号とは別の仕組みです。電話番号の国番号は、国際電話をかけるときに国や地域を識別するための番号です。一方、バーコードの先頭数字は、商品や事業者、出版物などを国際的な流通の中で識別するための番号体系の一部です。

そのため、「電話の国番号が国を示すのだから、バーコードの国番号も国を示すはず」と考えると誤解が生まれます。バーコードの役割は、レジで商品を読み取る、倉庫で在庫を管理する、物流で商品を識別する、販売データを扱うといった流通上の識別です。消費者が数字を見て製造国を当てるためのものではありません。

特に97から始まるバーコードは、出版物に関係する番号が含まれるため、国名で考えると混乱しやすいです。本や雑誌に97から始まるバーコードがあった場合は、国ではなくISBNやISSNに関係する番号として見ると理解しやすくなります。

JANコードやEANコードでは先頭3桁を見る

日本でよく使われるJANコードは、国際的にはGTINの仕組みと関係しています。GS1 Japanでは、GS1事業者コードについて、国際的にはGS1 Company Prefixと呼ばれ、GS1 Japanでは45または49で始まる番号を貸与していると説明しています。詳しくは、GS1 JapanのGS1事業者コード・GTIN(JANコード)解説ページで確認できます。

ただし、45や49から始まるからといって、その商品が必ず日本で作られたとは限りません。番号を取得した事業者が日本の会社であっても、製造工場が海外にある場合があります。逆に、海外ブランドの商品が日本で販売されていて、日本語ラベルや輸入者表示が付いていることもあります。45や49の見方をさらに整理したい場合は、バーコードの国番号で日本は何番なのかを解説した記事も参考になります。

97から始まる場合も同じで、先頭数字だけを見て国を断定しないことが大切です。数字は管理区分や用途の手がかりにはなりますが、製造国や品質を保証するものではありません。数字を読むときは、先頭3桁、商品ジャンル、表示ラベルの順番で確認しましょう。

GS1プレフィックスは番号を管理する組織や用途を示すもの

GS1プレフィックスは、商品識別コードを重複なく管理するための区分です。どの国や地域のGS1加盟組織に割り当てられているか、またはどの用途に使われるかの手がかりになります。ただし、これを商品の原産国や製造国と同じ意味で読むのは正確ではありません。

たとえば、45や49は日本のGS1事業者コードとして知られていますが、それは日本製を保証するものではありません。690から699は中国に関係するGS1プレフィックスとして知られていますが、これも商品の原産国を直接保証するものではありません。さらに977、978、979のように、国ではなく出版物の用途に関係する番号もあります。

バーコードの先頭数字を見るときは、「この番号はどの国か」だけでなく、「この番号は事業者コードなのか、出版物の番号なのか、特定用途の番号なのか」と考える必要があります。97から始まる番号では、この視点が特に重要です。

GS1プレフィックスと原産国は同じ意味ではない

GS1プレフィックスと原産国は同じ意味ではありません。たとえば、日本の会社がGS1 Japanから番号を取得し、中国やベトナム、タイなどの海外工場で商品を製造することがあります。この場合、バーコードの番号は日本に関係していても、製造国は日本ではありません。

同じように、海外のブランドが海外で番号を取得し、日本の正規代理店を通じて販売されることもあります。この場合、バーコードの先頭が日本の45や49でなくても、日本で正規に流通している商品である可能性があります。番号の管理元、販売元、製造国は、それぞれ別の情報として確認する必要があります。

97から始まるバーコードでは、そもそも国名ではなくISBNやISSNのような出版物の識別番号が関係することがあります。原産国や製造国を確認したいときは、バーコードではなく、食品表示、品質表示、輸入者表示、販売者表示、メーカー公式情報を確認しましょう。

97から始まるバーコードは何を表している?3桁ごとの見方

970から始まるバーコードの考え方

バーコードが970から始まっている場合も、97という2桁だけで国名を決めることはできません。970だけを見て「この国の商品」と断定するのは避けた方が安全です。公式に確認しやすい区分としては、977は定期刊行物、978から979はBookland、つまりISBN関連として整理されていますが、970だけを見て一般消費者が原産国を判断することはできません。

もし手元の商品が970から始まっていて不安な場合は、まず商品ジャンルを確認します。本なのか、雑誌なのか、一般の食品や雑貨なのかを見ましょう。次に、パッケージ裏面や底面、説明書、タグに原産国、製造者、販売者、輸入者の表示があるか確認します。それでも分からない場合は、メーカー名や販売元名で検索するか、販売元に問い合わせるのが確実です。

970という数字が見えたときにやってはいけないのは、ネット上の断片的な一覧だけを見て、国名を決めつけることです。バーコードの番号は用途や体系によって意味が変わるため、公式情報と商品表示を組み合わせて確認することが大切です。

977から始まるバーコードは定期刊行物に関係することがある

977から始まるバーコードは、定期刊行物に関係することがあります。定期刊行物とは、雑誌、新聞、シリーズ刊行物など、一定の間隔で発行される出版物のことです。ISSNという国際標準逐次刊行物番号をバーコードとして扱うときに、977が使われることがあります。

たとえば、月刊誌、週刊誌、専門誌、学術誌、新聞のような出版物で977から始まるバーコードを見た場合は、国番号ではなくISSNに関係する番号だと考えるのが自然です。GS1系の出版物向け説明でも、定期刊行物には977が使われると説明されています。確認したい場合は、GS1 Finlandの本や定期刊行物のバーコード説明が参考になります。

雑誌のバーコードが977から始まっていても、それだけで発行国や印刷国を断定することはできません。雑誌の発行元、出版社、奥付、ISSN表記、販売元を確認する必要があります。特に輸入雑誌や海外出版社の雑誌では、バーコードだけでは情報が足りないことがあります。

978から始まるバーコードは書籍のISBNに関係する

978から始まるバーコードは、書籍のISBNに関係することが多いです。本の裏表紙や奥付の近くを見ると、978から始まる13桁の数字が印刷されていることがあります。これは「978という国で作られた本」という意味ではなく、ISBNをEAN形式のバーコードとして表すための番号です。

たとえば、日本の出版社から出ている本でも、翻訳書でも、海外の洋書でも、ISBNを持つ本には978から始まるバーコードが付いていることがあります。978は本を流通上で識別するための番号体系に関係するもので、製造国や印刷国を示すものではありません。

本の国や出版社を確認したい場合は、バーコードだけではなく、奥付を見ます。奥付には、出版社名、発行日、著者名、発行所、印刷所などが書かれていることがあります。印刷国や製本地まで知りたい場合も、バーコードより奥付や出版社情報を確認する方が現実的です。

979から始まるバーコードも書籍などの識別に関係する

979から始まるバーコードも、書籍などの識別に関係することがあります。ISBNは13桁で運用されており、978だけでなく979も使われています。これはISBNの番号資源を広げるための仕組みであり、979を国番号として読むものではありません。

また、979の中には、楽譜などで使われるISMNに関係するものもあります。一般の買い物で重要なのは、979から始まっているからといって、国名を探そうとしないことです。本、楽譜、出版物のバーコードで979を見たら、まず出版物の識別番号だと考え、出版社や発行元、ISBNやISMNの表記を確認しましょう。

978や979は、書店のレジや流通管理で本を識別するために使われます。読者が国を当てるための番号ではありません。国や発行元が気になる場合は、バーコードの先頭番号ではなく、表紙、奥付、出版社サイト、書誌情報を確認しましょう。

97だけを見て国名を決めると誤解しやすい

97だけを見て国名を決めると、誤解しやすくなります。理由は大きく3つあります。1つ目は、バーコードは先頭2桁ではなく先頭3桁で見る必要があることです。2つ目は、97台には出版物に関係する番号が含まれていることです。3つ目は、バーコードそのものが原産国表示ではないことです。

たとえば、本のバーコードが978から始まっているのを見て、「97だからどこかの国」と考えると間違いやすくなります。この場合は、ISBNに関係する番号と考える方が正確です。雑誌の977も同じです。国名を探すより、出版物の種類と識別番号を見る方が自然です。

確認の順番は、まず先頭3桁を見る、次に本や雑誌などの出版物か確認する、最後に原産国や販売者表示を見る、という流れです。この順番で見れば、バーコード97を見ても必要以上に不安にならず、正しい情報にたどり着きやすくなります。

先頭3桁 主な見方 確認するとよい場所
977 雑誌や新聞などの定期刊行物に関係することがある ISSN表記、発行元、出版社、奥付
978 書籍のISBNに関係することが多い ISBN、奥付、出版社情報
979 書籍や楽譜などの識別に関係することがある ISBN、ISMN、出版社や発行元
その他の97台 数字だけで国名を断定しない 商品ジャンル、公式リスト、販売元情報
本の裏表紙にある978から始まるバーコードとISBNを確認しているイメージ

バーコード97の商品を見たときに確認する手順

まずバーコードの先頭3桁を確認する

バーコードが97から始まっていると気づいたら、まず先頭3桁を確認しましょう。97だけでは判断できません。数字が977なのか、978なのか、979なのか、それ以外なのかで見方が変わります。手元の商品なら、バーコード下の数字を左から3つ読みます。数字が小さくて見えにくい場合は、スマートフォンで撮影して拡大すると確認しやすくなります。

実際の確認例として、本の裏表紙に「978」で始まる番号があるなら、まずISBNだと考えます。雑誌の裏面に「977」で始まる番号があるなら、ISSNに関係する番号の可能性があります。食品や雑貨のパッケージに97から始まる番号が見えた場合は、出版物ではないため、バーコードだけで判断せず、販売元や輸入者表示を確認する必要があります。

ネット通販の商品画像でバーコードを見ている場合は、画像が実物と違うこともあります。商品ページの画像だけで判断せず、届いた商品の表示も確認しましょう。特に不安な商品は、バーコード番号、販売者名、商品名を控えておくと、問い合わせがしやすくなります。

商品が本・雑誌・定期刊行物か確認する

先頭3桁が977、978、979の場合は、商品が本や雑誌などの出版物かどうかを確認します。978や979は書籍のISBNに関係することがあり、977は雑誌や新聞などのISSNに関係することがあります。出版物であれば、97から始まっていても不自然ではありません。

たとえば、書店で買った文庫本、専門書、洋書、参考書、写真集、楽譜、雑誌、ムック本などは、97から始まるバーコードが付いていることがあります。この場合、「97はどこの国」と考えるより、「これはISBNやISSNに関係する番号」と考える方が正確です。

出版物かどうかを確認するには、バーコードの周辺にISBNやISSNの表記があるか、奥付に出版社名があるか、雑誌コードがあるかを見ます。出版物であれば、原産国よりも出版社、発行元、ISBN、ISSNの確認が重要です。

パッケージの原産国表示を確認する

原産国や製造国を知りたい場合は、バーコードではなくパッケージの表示を確認します。食品なら、名称、原材料名、内容量、賞味期限、保存方法、販売者、製造者、輸入者、原産国名、原料原産地名などの欄を見ます。加工食品の原料原産地表示については、消費者庁の情報も参考になります。確認したい場合は、消費者庁の原料原産地表示制度に関する情報を見るとよいでしょう。

たとえば、輸入菓子なら「原産国名:ベルギー」「輸入者:○○株式会社」のように書かれている場合があります。コーヒー豆なら、原材料名や原産国名に国名が書かれていることがあります。冷凍食品や加工食品では、原料原産地名の表示を見ることで、主な原材料がどこ由来か確認できる場合があります。

バーコードが97から始まっていても、食品の原産国はバーコードでは分かりません。国を知りたいときは、数字よりも表示ラベルを優先しましょう。

輸入者・販売者・発売元の表示を確認する

輸入品かどうかを確認したい場合は、輸入者、販売者、発売元の表示を見ます。日本で正式に販売されている輸入品には、日本語ラベルに輸入者や販売者の会社名、住所、問い合わせ先が記載されていることがあります。これらの情報がはっきりしていれば、商品に疑問があったときも問い合わせやすくなります。

たとえば、海外ブランドのチョコレートを日本で買った場合、パッケージの裏に日本語のシールが貼られていて、輸入者名が書かれていることがあります。海外製の化粧品やサプリメントでも、日本の販売元や問い合わせ先が記載されていることがあります。バーコード番号だけを見るよりも、誰が日本で販売しているかを確認する方が実用的です。

販売者情報が不明確、問い合わせ先がない、日本語表示が不自然といった場合は注意が必要です。バーコードが何番から始まるかより、責任を持って販売している会社が分かるかどうかを重視しましょう。

不安な場合はメーカー公式情報や販売元情報を確認する

バーコードや表示を見ても不安が残る場合は、メーカー公式サイトや販売元の情報を確認しましょう。商品名、型番、JANコード、GTIN、バーコード番号などを使って検索すると、公式サイトの商品情報にたどり着けることがあります。GS1にはGTINなどから商品や事業者情報を確認する仕組みもあります。確認したい場合は、GS1のVerified by GS1も参考になります。

ただし、データベースで見つからないからといって、すぐに偽物と決めつける必要はありません。登録状況や公開情報の範囲によって確認できないこともあります。最終的には、販売元、メーカー公式サイト、パッケージ表示、購入店の信頼性を合わせて判断しましょう。

特に食品、化粧品、子ども用品、肌に触れるもの、高額商品では、バーコードだけで判断せず、公式情報や問い合わせ先を確認すると安心です。疑問がある場合は、商品名、バーコード番号、購入店、パッケージ写真を用意して販売元に問い合わせると話が早くなります。

バーコード97と原産国を混同しやすい理由

国番号という言葉から国名を連想しやすい

バーコードの先頭数字を「国番号」と呼ぶことがあるため、多くの人は国名を連想します。たしかに、GS1プレフィックスは国や地域の加盟組織に割り当てられていることがあります。しかし、それは原産国や製造国を表すものではありません。ここを混同すると、「97はどこの国」と考えてしまいやすくなります。

実際には、バーコードの番号は商品を流通上で識別するために使われます。国を当てるためのものではなく、製造場所の証明でもありません。特に97台は、977、978、979のように出版物に関係する番号が含まれるため、「国番号」という言葉に引っ張られると間違いやすくなります。

国を知りたいときは、バーコードではなく原産国表示を見る。出版物ならISBNやISSNを見る。正規品か知りたいなら販売元や公式情報を見る。このように目的ごとに見る場所を分けると、混乱しにくくなります。

先頭2桁だけで判断してしまいやすい

バーコードの数字は横に長く並んでいるため、最初の2桁だけが目に入りやすいです。97から始まっていると、つい「97が国番号なのでは」と考えてしまいます。しかし、バーコードでは先頭3桁で見ることが重要です。

97と見える番号でも、977、978、979では意味が違います。978や979は書籍のISBNに関係し、977は定期刊行物のISSNに関係することがあります。先頭2桁だけを見て判断すると、出版物の識別番号を国番号と誤解してしまいます。

バーコードを確認するときは、左から3桁まで読む習慣をつけましょう。手元に本があれば、裏表紙のバーコードを見てみると、978から始まる番号を見つけることがあります。その数字は国名ではなく、ISBNに関係する番号です。この実例を知っておくと、97を見ても落ち着いて判断しやすくなります。

海外っぽいパッケージだと不安になりやすい

海外風のデザイン、英語表記、見慣れないブランド名の商品を見ると、バーコードの数字が気になりやすくなります。そこに97から始まる番号があると、「海外製なのか」「安全なのか」「偽物ではないのか」と不安になる人もいます。

しかし、パッケージの雰囲気とバーコードの数字だけで判断するのは危険です。海外ブランドでも日本の正規代理店が販売していることがあります。日本企業の商品でも海外工場で作られていることがあります。日本語ラベルが貼られた輸入品もあれば、海外向けパッケージの商品が並行輸入されていることもあります。

不安なときは、パッケージのデザインではなく、表示内容を確認しましょう。原産国、輸入者、販売者、問い合わせ先、公式サイトの商品情報を見ます。見た目の印象ではなく、責任表示があるかどうかを重視すると判断しやすくなります。

バーコードの番号と製造場所が一致するとは限らない

バーコードの番号と製造場所は一致するとは限りません。企業がどこで番号を取得したか、どの国で製造したか、どの国で販売するかは、それぞれ別の話です。日本の会社が番号を取得し、海外工場で作り、日本国内で販売する商品もあります。海外の会社が番号を取得し、日本の輸入者が販売する商品もあります。

たとえば、家電や日用品で「販売元:日本の会社」「原産国:中国」「バーコードは45または49から始まる」というようなケースもあります。これは、バーコードの登録や販売元と、実際の製造地が別であるためです。97から始まるバーコードでも同じで、数字だけでは製造場所を判断できません。

製造場所を知りたい場合は、パッケージやタグの表示を確認します。食品、雑貨、衣類、書籍では見る場所が違うため、商品ジャンルに合わせて確認することが大切です。

バーコード97でよくある勘違いと注意点

97だから特定の国の商品だと決めつけない

バーコードが97から始まっているからといって、特定の国の商品だと決めつけないようにしましょう。97は国名を直接表す番号ではなく、3桁で見たときに出版物などの用途区分に関係することがあります。特に978や979は本のISBN、977は定期刊行物のISSNに関係します。

たとえば、輸入本、翻訳書、雑誌、ムック本、楽譜などで97から始まるバーコードを見ても、それだけで製造国や出版社の国を決めることはできません。確認するなら、ISBN、ISSN、出版社、発行元、奥付、販売元などを見る必要があります。

一般商品で97から始まる番号が気になる場合も、まずは原産国表示や販売者情報を確認しましょう。数字の印象で不安になっても、実際には正規に流通している商品である可能性があります。逆に、見慣れた番号だから必ず安全というわけでもありません。

バーコードの数字だけで安全性や品質を判断しない

バーコードの数字は、安全性や品質の良し悪しを示すものではありません。97から始まっているから危険、45や49だから安全、という判断はできません。バーコードは、レジで読み取ったり、在庫を管理したり、商品を識別したりするための番号です。

食品の安全性を確認したい場合は、原材料名、アレルゲン表示、賞味期限、保存方法、販売者、製造者、輸入者などを確認します。化粧品なら成分表示、製造販売元、使用上の注意を確認します。雑貨なら材質、対象年齢、使用上の注意、販売者や輸入者を確認します。

バーコードは商品情報へつながる手がかりにはなりますが、それ自体が安全マークではありません。数字だけで良い悪いを決めず、表示ラベルと販売元情報を確認しましょう。

日本で販売されている商品でも海外由来の番号が使われることがある

日本で販売されている商品でも、海外の番号帯や海外企業が取得した番号が使われていることがあります。海外ブランドの商品を日本の店舗や通販で買う場合、バーコードが日本の45や49から始まらないことは珍しくありません。

たとえば、輸入食品、洋書、海外ブランドの化粧品、海外メーカーの雑貨などでは、日本以外の番号帯が使われていることがあります。それでも、日本語ラベル、輸入者表示、販売者情報がきちんと付いていれば、日本で正規に流通している商品である可能性があります。

番号が見慣れないからすぐに怪しいと判断するのではなく、実際の表示内容を確認しましょう。販売者情報が明確か、問い合わせ先があるか、公式サイトに同じ商品が掲載されているかを見ることが大切です。

日本企業の商品でも海外工場で作られている場合がある

日本企業の商品でも、製造工場が海外にあることはあります。その場合、バーコードが45や49から始まっていても、原産国表示には別の国名が書かれることがあります。これは不自然なことではなく、企業の登録番号と製造場所が別であるためです。

たとえば、日本の会社が販売している衣類で、タグには「中国製」や「ベトナム製」と書かれていることがあります。日本のブランドの雑貨でも、パッケージには「原産国:中国」と書かれていることがあります。バーコード番号と製造場所は一致するとは限りません。

この仕組みを知っておくと、97から始まるバーコードを見ても冷静に判断できます。バーコードは製造国の証明ではなく、商品識別のための番号です。国を知りたいなら、原産国表示や販売者情報を見るのが基本です。

正規品かどうかはバーコード以外の情報も合わせて確認する

正規品かどうかを確認したい場合も、バーコードだけでは不十分です。商品名、型番、メーカー名、販売元、輸入者、公式サイトの商品ページ、パッケージの日本語表示、保証書、問い合わせ先などを合わせて確認しましょう。

ネット通販では、商品画像と届いた実物が違うこともあります。商品ページでは正規品のように見えても、販売者情報が分かりにくい場合があります。高額商品、体に使う商品、子どもが使う商品などは、販売元が信頼できるか、返品や問い合わせができるかも確認すると安心です。

バーコードが読み取れない、番号が商品説明と一致しない、公式サイトに商品が見つからない、販売者が不明確といった場合は、購入を急がず確認しましょう。バーコードは判断材料の1つですが、それだけで真偽を決めるものではありません。

原産国を知りたいときに見るべき表示

食品なら原産国や原材料名の表示を見る

食品の原産国を知りたい場合は、バーコードではなく食品表示を確認します。パッケージには、名称、原材料名、内容量、賞味期限、保存方法、販売者、製造者、輸入者、原産国名、原料原産地名などが記載されていることがあります。

たとえば、輸入菓子なら「原産国名:フランス」「輸入者:○○株式会社」のように書かれている場合があります。コーヒー、紅茶、冷凍食品、加工食品などでは、原材料名の欄や原料原産地名の欄に国名が出ることがあります。国内で製造された加工食品では、主な原材料の原産地表示が確認できる場合があります。

バーコードが97から始まっていても、食品の原産国はバーコードだけでは分かりません。食品で確認すべきなのは、バーコードの先頭数字ではなく、食品表示欄です。数字に不安を感じたら、まず裏面の表示を見ましょう。

雑貨や衣類なら原産国表示や品質表示を見る

雑貨や衣類の場合は、パッケージやタグにある表示を確認します。衣類なら素材、洗濯表示、表示者名などが書かれていることがあります。雑貨なら、材質、使用上の注意、輸入者、発売元、販売者などが書かれていることがあります。

ただし、家庭用品については、すべての商品で原産国表示が義務付けられているわけではありません。消費者庁の家庭用品品質表示法に関するFAQでも、家庭用品品質表示法は家庭用品について原産国を表示することを義務付けていないと説明されています。確認したい場合は、消費者庁の家庭用品品質表示法に関するFAQが参考になります。

そのため、雑貨や衣類では、原産国表示があれば確認し、ない場合は販売者、輸入者、品質表示、問い合わせ先をあわせて見るのが現実的です。バーコードだけでは製造場所を確認できないため、表示全体を見て判断しましょう。

輸入品なら輸入者名や住所を確認する

輸入品の場合は、輸入者名や住所、問い合わせ先があるかを確認すると安心です。日本で流通している輸入品には、日本語ラベルが貼られていることがあります。そこに輸入者名や販売者名が明記されていれば、何かあったときの問い合わせ先が分かります。

たとえば、海外のお菓子、海外ブランドの化粧品、輸入雑貨などでは、元のパッケージに外国語表記があり、その上から日本語ラベルが貼られていることがあります。そのラベルに輸入者や販売者が書かれていれば、日本国内での責任表示として確認できます。

輸入者情報が見当たらない、日本語表示が不自然、販売元が分からない場合は、購入店や販売ページを確認しましょう。特に食品、化粧品、子ども用品などは、バーコード番号よりも、商品に責任を持つ会社が分かるかどうかを重視することが大切です。

ネット通販では商品ページと実物表示を見比べる

ネット通販で商品を買う場合は、商品ページに書かれている原産国や販売元と、届いた商品の表示を見比べましょう。商品ページでは「日本正規品」と書かれていても、実物のラベルが違う場合や、販売元の情報が分かりにくい場合があります。

届いた商品に97から始まるバーコードがあり、不安になった場合は、まず商品ページの商品名、販売者名、発送元、原産国表示、メーカー名を見ます。その後、実物のパッケージに書かれている販売者、輸入者、原産国、型番と照らし合わせます。情報が一致していれば安心材料になります。

レビューだけで判断しないことも大切です。レビューが多くても、販売者が途中で変わっていることがあります。バーコードの数字より、現在の販売者が信頼できるか、返品や問い合わせができるかを確認しましょう。

表示が不自然な場合は販売元に確認する

原産国表示が見当たらない、輸入者情報が不自然、日本語表記が極端におかしい、メーカー名が確認できないといった場合は、販売元に問い合わせましょう。バーコードの数字だけで判断するよりも、販売元に確認した方が正確です。

問い合わせるときは、商品名、バーコード番号、購入場所、パッケージ写真を用意しておくと説明しやすくなります。「バーコードが97から始まっていますが、原産国や輸入者情報を確認したいです」と伝えると、相手にも状況が伝わりやすくなります。

販売元がきちんと回答してくれるかどうかも、安心して使える商品の判断材料になります。回答があいまい、問い合わせ先がない、販売者が分からない場合は、使用や購入を慎重に考えましょう。

商品パッケージの原産国表示と輸入者情報を確認しているイメージ

バーコードの先頭数字で分かること・分からないこと

分かることは番号の管理区分や用途の手がかり

バーコードの先頭数字から分かるのは、番号の管理区分や用途の手がかりです。たとえば、日本でGS1事業者コードを取得した場合は45や49から始まる番号が使われます。また、978や979は書籍のISBNに関係する番号として使われます。977は定期刊行物のISSNに関係する番号として見ることができます。

このように、先頭数字は番号体系を理解するための入り口になります。しかし、それだけで原産国、製造国、品質、安全性まで分かるわけではありません。97から始まる番号を見たら、まず出版物かどうかを確認し、出版物でなければ商品表示や販売元情報を確認する必要があります。

番号から分かることと分からないことを分けて考えると、無駄な不安を減らせます。数字は「確認のきっかけ」であり、「最終判断」ではありません。

分からないことは原産国・製造国・品質の良し悪し

バーコードの先頭数字だけでは、原産国、製造国、品質の良し悪し、安全性、正規品かどうかまでは分かりません。これは97から始まる番号だけでなく、45、49、69など他の番号でも同じです。

たとえば、45や49から始まるバーコードを見ても、日本製と断定できません。日本の事業者が番号を取得していても、製造国が海外の場合があります。逆に、海外の番号帯の商品でも、日本の正規代理店が販売している場合があります。バーコードの先頭数字だけで安全性や品質を判断するのは不正確です。

品質や安全性を確認したい場合は、表示ラベル、メーカー情報、販売元、公式サイト、問い合わせ先などを確認しましょう。バーコードは商品を識別するためのものであり、品質保証のマークではありません。

バーコードは商品を識別するための番号

バーコードの主な役割は、商品を識別することです。レジで読み取る、在庫を管理する、物流で商品を追跡する、販売データを扱うといった場面で使われます。人が見て国名を判断するための番号ではありません。

商品識別という目的を理解すると、バーコード97への不安も整理しやすくなります。バーコードが97から始まっているから危険なのではなく、97から始まる番号には出版物に関係するものがあり、一般商品でも数字だけでは原産国を判断できない、ということです。

不安になったときは、バーコードを「国名を当てる数字」として見るのではなく、「商品情報を確認するきっかけ」として使いましょう。数字、商品ジャンル、表示ラベル、販売元を順番に確認すると、正しい判断に近づけます。

製造場所を確認したいなら表示ラベルを見る

製造場所を確認したいなら、バーコードではなく表示ラベルを見ます。食品なら原産国名、原料原産地名、製造者、輸入者、加工者などの表示を確認します。雑貨ならパッケージや説明書、衣類なら品質表示タグや販売者情報を確認します。

本や雑誌の場合は、製造国というよりも、発行元、出版社、印刷所、奥付などを確認します。978や979から始まるバーコードはISBNに関係するため、バーコードの数字だけで発行国や印刷国は分かりません。

バーコードは便利な手がかりではありますが、製造場所を保証するものではありません。商品の国や安全性を知りたい場合は、表示ラベル、販売元、公式情報を組み合わせて確認しましょう。

知りたいこと バーコードで分かるか 確認すべき場所
商品識別の手がかり 分かる場合がある バーコード番号、GTIN、JANコード
本のISBN 978や979から判断できる場合がある ISBN表記、奥付、出版社情報
雑誌のISSN 977から判断できる場合がある ISSN表記、発行元、奥付
原産国・製造国 バーコードだけでは分からない 原産国表示、製造者、輸入者、タグ
正規品かどうか バーコードだけでは判断できない 公式サイト、販売元、型番、問い合わせ先

なお、バーコードの末尾にある1桁は国名ではなく、読み取りや入力の誤りを見つけるための確認用数字として扱われます。末尾の数字の仕組みまで知りたい場合は、バーコードのチェックデジット計算式を解説した記事で確認できます。

97以外のバーコード番号も国名だけで判断しない方がよい

45や49は日本のGS1プレフィックスとして知られている

45や49は、日本で貸与されるGS1事業者コードの先頭として知られています。日本の商品バーコードで45や49をよく見るため、「45や49なら日本製」と思う人もいます。しかし、正確には「GS1 Japanが貸与する番号である可能性がある」という見方が近いです。

GS1 Japanでは、45または49で始まるGS1事業者コードを貸与していると説明されています。ただし、それは製造国の証明ではありません。日本の事業者が番号を取得していても、海外工場で製造している商品はあります。したがって、45や49を見ても「日本製」とは断定できません。

97についても同じ考え方が必要です。数字は番号体系や用途の手がかりであって、製造国の証明ではありません。国を確認したいなら、表示ラベルを見る必要があります。

45や49でも日本製とは限らない

45や49から始まるバーコードでも、日本製とは限りません。日本の企業が取得した番号を使い、海外工場で商品を製造している場合があるからです。その場合、バーコードは日本に関係する番号でも、原産国表示には別の国名が書かれることがあります。

たとえば、日本の会社が販売する日用品で、バーコードは45や49から始まっていても、パッケージに「原産国:中国」と書かれていることがあります。これは矛盾ではありません。番号を管理している事業者と、実際に製造した場所が別だからです。

バーコード番号で国を決めるよりも、表示ラベルを見る方が正確です。45や49でも日本製とは限らないということを知っておくと、97から始まる番号についても誤解しにくくなります。

海外の番号帯でも日本で販売される商品はある

海外の番号帯の商品でも、日本で普通に販売されることがあります。輸入食品、輸入雑貨、洋書、海外ブランドの化粧品、海外メーカーの家電アクセサリーなどでは、日本の45や49以外から始まるバーコードを見ることがあります。

海外の番号帯だからといって、それだけで怪しい商品とは言えません。日本語ラベルがあるか、輸入者情報があるか、販売元が明確か、公式サイトに商品情報があるかを確認しましょう。これらがそろっていれば、日本で正規に流通している商品である可能性があります。

一方で、販売元が分からない、表示が不自然、問い合わせ先がない場合は注意が必要です。バーコードの番号よりも、責任表示と販売ルートを確認することが大切です。

バーコード番号は製造国の証明ではない

最終的に覚えておきたいのは、バーコード番号は製造国の証明ではないということです。バーコードは商品を識別するための番号であり、製造国を表示するためのものではありません。

97から始まっていても、45や49から始まっていても、確認すべき考え方は同じです。国を知りたいなら表示ラベルを見る、商品情報を知りたいなら販売元や公式情報を見る、バーコードは識別番号として見る。このように役割を分けて考えると、誤解しにくくなります。

バーコードの数字をきっかけに確認するのは悪いことではありません。ただし、数字だけで結論を出さず、商品ジャンル、表示、販売元、公式情報まで見ることが大切です。

バーコード97の商品を買う前に確認したいチェックリスト

先頭3桁が977・978・979などのどれか確認する

バーコード97が気になったら、まず先頭3桁を確認しましょう。97だけで判断せず、977、978、979などのどれなのかを見ます。978や979なら書籍のISBN、977なら定期刊行物のISSNに関係する可能性があります。

もし一般商品で97から始まる番号が気になる場合は、バーコードだけで判断せず、メーカー名や販売者情報を確認しましょう。番号だけでは原産国も安全性も分かりません。970など、すぐに意味を判断しにくい番号が見えた場合も、公式リストや販売元情報を確認する方が安全です。

  • 先頭3桁を読む:97ではなく、977、978、979など3桁で確認します。出版物かどうかを考える最初の手がかりになります。
  • 商品ジャンルを見る:本、雑誌、ムック、楽譜なら、ISBNやISSNに関係する番号の可能性があります。食品や雑貨なら、表示ラベルの確認が必要です。
  • 原産国表示を探す:食品なら食品表示欄、雑貨ならパッケージ、衣類ならタグを確認します。バーコードだけで国は分かりません。
  • 輸入者・販売者を見る:輸入品では、輸入者や販売者が明記されているか確認します。問い合わせ先があるかどうかも大切です。
  • 不安なら公式情報を確認する:商品名、型番、バーコード番号で検索し、メーカー公式サイトや販売元情報と照らし合わせます。

本や雑誌など出版物かどうか確認する

97から始まるバーコードを見た商品が、本、雑誌、ムック、楽譜、専門誌などであれば、出版物に関係する番号である可能性があります。この場合は、国番号ではなく、ISBNやISSNなどの識別番号として見る方が自然です。

本なら裏表紙や奥付にISBNが書かれていることがあります。雑誌ならISSNや雑誌コードなどが記載されていることがあります。バーコードの先頭だけで判断せず、出版物としての表示を確認しましょう。

たとえば、古本屋で買った洋書に978から始まるバーコードがあっても、それだけで「978の国の商品」と考える必要はありません。ISBNとして見れば自然です。雑誌の977も同じで、発行元やISSNを確認する方が正確です。

原産国表示や製造国表示があるか確認する

商品が食品や雑貨で、どこの国の商品か知りたい場合は、原産国表示や製造国表示を探しましょう。パッケージの裏面、底面、タグ、説明書、外箱などに書かれていることがあります。

バーコードが97から始まっているかどうかよりも、表示に「原産国」「製造国」「Made in」といった情報があるかが重要です。ただし、商品分野によって原産国表示のルールは異なります。表示が見つからない場合は、販売元に確認しましょう。

特にネット通販では、商品ページに書かれた原産国と届いた商品の表示が一致しているかを見ることが大切です。ページでは日本語で説明されていても、実物の表示が不十分なことがあります。

輸入者・販売者・メーカー名が明記されているか確認する

輸入品や海外ブランドの商品では、輸入者、販売者、メーカー名が明記されているかを確認しましょう。会社名や住所、問い合わせ先が分かれば、商品に疑問があるときに確認できます。

逆に、販売者情報が不明確で、問い合わせ先も分からない場合は注意が必要です。バーコードよりも、責任を持って販売している会社が分かるかどうかを重視しましょう。特に食品、化粧品、子ども用品などは、販売元が分かるかどうかを丁寧に確認した方が安心です。

輸入者や販売者の表示がある場合は、その会社名で検索して公式サイトや問い合わせ先を確認するのも有効です。バーコードの数字だけを見るより、販売元の実在性を確認する方が現実的です。

ネット通販では商品説明とレビューだけで判断しない

ネット通販では、商品説明やレビューだけで判断しない方が安全です。レビューが多くても、実物の表示や販売者情報が不十分な場合があります。届いた商品に97から始まるバーコードがあって不安な場合は、商品ページの説明と実物の表示を見比べましょう。

商品ページに原産国や販売者が書かれているか、実物のラベルと一致しているか、返品や問い合わせができるかを確認すると安心です。バーコードの数字だけではなく、購入店や販売者の信頼性も含めて確認しましょう。

販売者が頻繁に変わる通販ページでは、レビューが同じでも出品者が違うことがあります。価格が極端に安い場合や、商品説明が不自然な場合は、バーコード番号より販売者情報を優先して確認しましょう。

不審な場合は公式サイトや問い合わせ先を確認する

表示が不自然、販売者情報が分かりにくい、パッケージ表記が怪しいと感じた場合は、公式サイトや問い合わせ先を確認しましょう。商品名、型番、バーコード番号、購入店を伝えると、販売元が確認しやすくなります。

問い合わせるときは、スマートフォンでパッケージ表面、裏面、バーコード、原産国表示、輸入者表示を撮影しておくと便利です。メールや問い合わせフォームで写真を添付できる場合、相手が商品を特定しやすくなります。

バーコードだけで真偽を判断するのは難しいため、不審な場合は複数の情報を合わせて確認することが大切です。特に食品、化粧品、子ども用品などは、少しでも不安があれば販売元に確認してから使うと安心です。

バーコード97に関するよくある疑問

バーコードの97は中国の商品という意味なのか

バーコードの97は、中国の商品という意味ではありません。GS1 Japanのプリフィックス一覧では、中国に関係するGS1プレフィックスとして690から699が掲載されています。ただし、これも原産国そのものを保証するものではありません。97は特定の国を表す番号ではなく、3桁で見ると出版物などの用途区分に関係することがあります。

そのため、97から始まる商品を見ても「中国製」と決めつけるのは誤りです。電話の国番号とバーコードを混同しやすい例としては、バーコード86が中国製を意味するのかを整理した記事もあります。製造国を知りたい場合は、パッケージの原産国表示や製造国表示を確認しましょう。バーコードの先頭数字ではなく、実際の表示を優先することが大切です。

バーコードの97は日本の商品にも使われるのか

日本で販売されている商品や本でも、97から始まるバーコードを見ることがあります。特に本のISBNでは978や979から始まる番号が使われるため、日本で出版された本でも978から始まるバーコードが付いていることがあります。

つまり、97から始まるから海外の商品、日本の商品ではない、と単純に判断することはできません。本や雑誌の場合は、出版物の識別番号として見ましょう。日本の出版社の本でも、ISBNの仕組みによって978や979から始まるバーコードが使われます。

一般商品であっても、日本で販売されている商品に海外由来の番号が使われていることはあります。日本語表示や販売者情報があるかどうかを確認する方が実用的です。

97から始まるバーコードは偽物の可能性があるのか

97から始まるバーコードだからといって、偽物とは言えません。978や979は書籍のISBNに関係し、977は定期刊行物に関係することがあります。番号だけで偽物かどうかを判断するのは危険です。

偽物かどうかを確認したい場合は、メーカー公式サイト、販売元、パッケージ表記、ロゴ、型番、保証書、購入店の信頼性などを合わせて確認しましょう。バーコードは判断材料の一部にはなりますが、決定的な証拠ではありません。疑わしい場合は、販売元やメーカーに問い合わせるのが安全です。

特に高額商品では、バーコードだけでなく、保証書、シリアル番号、正規販売店かどうか、返品対応の有無も確認しましょう。数字だけで判断するより、複数の情報を照らし合わせる方が確実です。

本のバーコードが978から始まるのはなぜか

本のバーコードが978から始まるのは、ISBNをEAN形式のバーコードとして扱う仕組みに関係しています。978は「Bookland」と呼ばれる書籍用の番号帯として使われてきました。現在は979も使われています。

そのため、本の裏表紙に978から始まるバーコードがあっても、それは国名を示しているわけではありません。本を識別するためのISBNに関係する番号です。本の国や出版社を確認したい場合は、バーコードではなく、奥付や出版社情報、ISBNの登録情報などを確認しましょう。

書店で本を買うときに978を見ても、不安に思う必要はありません。多くの本で見られる自然な番号です。国を知りたいなら、出版社や奥付の情報を見る方が正確です。

雑誌のバーコードが977から始まることがあるのはなぜか

雑誌などの定期刊行物では、ISSNに関係する番号として977から始まるバーコードが使われることがあります。これは、雑誌の国を示す番号ではなく、定期刊行物を識別するための仕組みに関係する番号です。

雑誌のバーコードが977から始まっていても、それだけで製造国や発行国を断定することはできません。発行元、出版社、奥付、雑誌の表示を確認すると、より正確に情報を把握できます。97から始まる番号は、国名ではなく出版物の識別番号かもしれないという視点で見ると分かりやすくなります。

海外雑誌や専門誌では、表記が英語だったり、価格表示が複数あったりすることがあります。その場合も、977という数字だけで国を判断せず、ISSN、発行元、出版社、輸入販売元を確認しましょう。

まとめ|バーコードの国番号97は国名ではなく先頭3桁と表示で確認する

バーコードの国番号97は、特定の国を表す番号ではありません。97という2桁だけを見て、どこの国の商品かを判断することはできません。バーコードを見るときは、先頭2桁ではなく先頭3桁を確認することが大切です。

97から始まる番号の中には、977、978、979のように、雑誌や本などの出版物に関係する番号があります。978や979は書籍のISBN、977は定期刊行物のISSNに関係することがあります。そのため、97から始まるバーコードを見たときは、国名ではなく、まず商品が本や雑誌などの出版物かどうかを確認しましょう。

また、バーコードの数字だけでは、原産国や製造国、品質、安全性、正規品かどうかは分かりません。原産国を知りたい場合は、パッケージの原産国表示、製造国表示、輸入者、販売者、メーカー名を確認する必要があります。ネット通販では、商品ページと実物の表示が一致しているかも確認しましょう。

97という数字を見ると不安になるかもしれませんが、バーコードは国を当てるための番号ではなく、商品や出版物を識別するための番号です。先頭3桁を確認し、商品ジャンルを見て、必要に応じて表示ラベルや公式情報を確認する。この流れを覚えておけば、バーコード97を見ても落ち着いて判断できます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました