バーコードの国番号7はどこの国?先頭3桁700~799の割り当てと製造国との違いを解説

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  1. バーコードの国番号7はどこの国?先頭3桁700~799の割り当てと製造国との違いを解説
  2. なぜ「バーコードの7はロシア」という情報が見られるのか
    1. 国際電話の国番号「+7」と混同されている可能性がある
    2. 先頭1桁だけに簡略化された情報が転載されている
    3. 検索結果に同じ説明が多くても正しいとは限らない
  3. バーコードの国番号7はどこの国?先頭1桁だけでは判別できない
    1. 結論|700~799には複数の国・地域が含まれる
    2. 「72はイスラエル」のように先頭2桁だけで判断するのも危険
    3. ロシアに割り当てられている番号帯は460~469
  4. バーコードの「国番号」と呼ばれるGS1プリフィックスとは
    1. GS1プリフィックスは番号を割り当てたGS1加盟組織を示す
    2. GS1プリフィックスとGS1事業者コードは同じではない
    3. バーコード全体は先頭3桁だけで構成されていない
    4. 番号帯と企業の本社所在地が一致するとは限らない
  5. 13桁・12桁・8桁では先頭数字の読み方が異なる
    1. 700~799の一覧は13桁のGTIN-13を中心に確認する
    2. 12桁のGTIN-12は先頭に0があるものとして読み替える
    3. 8桁のGTIN-8も13桁とは構成が異なる
  6. 先頭3桁700~799の国・地域別割り当て一覧
  7. 700~799の詳しい割り当て早見表の読み方
    1. 700~709・729・730~739の割り当て
    2. 740~746は中米・カリブ地域の各国に分かれる
    3. 750・754~755・758・759の割り当て
    4. 760~769・770~790の割り当て
  8. 「7」で始まるバーコードを読み解く具体的な確認事例
    1. 事例1|729なのに原産国がトルコと書かれている
    2. 事例2|760から始まる化粧品にMade in Franceとある
    3. 事例3|789だと思って調べたら実際は788だった
    4. 事例4|海外通販の商品が12桁で7から始まっている
    5. 事例5|Verified by GS1の会社名と販売者名が違う
  9. バーコードの国番号を正しく調べる手順
    1. 手順1|バーコード下の数字が何桁あるか数える
    2. 手順2|13桁なら左から3桁を確認する
    3. 手順3|GS1公式一覧で割り当て先を確認する
    4. 手順4|Verified by GS1へ番号全体を入力する
    5. 手順5|結果が出なければ数字を再確認する
    6. 手順6|原産国・製造者・輸入者・販売者を確認する
  10. バーコードの先頭が7でも製造国は分からない
    1. GS1プリフィックスは商品の原産国を示す番号ではない
    2. 海外工場やOEMでは番号帯と製造国が異なる
    3. ブランドオーナーと製造者は同じ会社とは限らない
  11. 商品パッケージで製造国を確認するときの見方
    1. 「原産国」「原産国名」「Made in」の表示を探す
    2. すべての商品に同じ原産国表示ルールがあるわけではない
    3. 製造者・輸入者・販売者を区別する
    4. 食品は原料原産地と完成品の原産国を混同しない
    5. ネット通販では届いた商品の現物表示を確認する
  12. 「バーコードの7」に関するよくある勘違いと失敗例
    1. 「7から始まればロシア製」と判断する
    2. 先頭2桁だけを見て国をまとめる
    3. 予約番号を前後の国へ割り当てて考える
    4. バーコードが正しければ正規品だと判断する
    5. 検索結果が出ないため偽造品と断定する
    6. 日本の会社名が書かれているため日本製だと判断する
  13. バーコードから事業者や商品情報を確認する方法
    1. 番号を省略せずに入力する
    2. Verified by GS1でGTINを設定した事業者を確認する
    3. 会社名が一致しないときは4項目を確認する
    4. 並行輸入品は保証内容も確認する
  14. 「7」で始まる商品を確認するときの実用チェックリスト
  15. バーコードの国番号7に関するよくある質問
    1. なぜバーコードの7がロシアだと説明されているのですか?
    2. バーコードが7から始まる商品はロシア製ですか?
    3. 700から始まるバーコードはどこの国ですか?
    4. 729から始まるバーコードはどこの国ですか?
    5. 750から始まるバーコードはどこの国ですか?
    6. 754または755から始まるバーコードはどこの国ですか?
    7. 758から始まるバーコードはどこの国ですか?
    8. 760から始まるバーコードはどこの国ですか?
    9. 789から始まるバーコードはどこの国ですか?
    10. ロシアのバーコードは何番から始まりますか?
    11. 先頭3桁が公式一覧にない場合はどうすればよいですか?
    12. バーコードから商品の製造国を確認できますか?
    13. バーコードから会社名を調べられますか?
    14. 12桁のバーコードも左から3桁を見ればよいですか?
    15. バーコードと原産国表示が違うのは不正ですか?
  16. まとめ|「7はロシア」という情報は国際電話番号との混同に注意

バーコードの国番号7はどこの国?先頭3桁700~799の割り当てと製造国との違いを解説

バーコードの先頭が「7」で始まっている商品について調べると、インターネット上で「ロシアの国番号」「旧ソ連圏の商品」と説明されていることがあります。そのため、手元の商品を見て「これはロシア製なのだろうか」「ロシアと関係する会社の商品なのだろうか」と気になった方もいるでしょう。

なぜ「7はロシア」という情報が見られるのか、発信元を1つに特定することはできません。ただし、原因の1つとして考えられるのが、国際電話の国番号「+7」と、商品バーコードのGS1プリフィックスが混同されていることです。

国際電話では、ロシアとカザフスタンが「+7」の番号圏を利用しています。しかし、国際電話番号と商品バーコードは、管理する組織も目的も異なる別の制度です。国際電話の「+7」を、そのままバーコードへ当てはめることはできません。

13桁のバーコードでは、先頭1桁が「7」というだけで国や地域を特定することはできません。700~799には、ノルウェー、イスラエル、スウェーデン、メキシコ、カナダ、スイス、中米、南米など、複数の国・地域のGS1加盟組織へ割り当てられた番号が含まれています。

たとえば、700~709はGS1ノルウェー、729はGS1イスラエル、730~739はGS1スウェーデン、750はGS1メキシコ、760~769はGS1スイス、789~790はGS1ブラジルの番号帯です。一方、GS1ロシアに割り当てられている番号帯は460~469です。

さらに、GS1プリフィックスが分かっても、商品の製造国や原産国を判断できるわけではありません。GS1プリフィックスが示すのは、原則として番号を割り当てたGS1加盟組織です。商品を作った工場の所在地、原材料の産地、企業の本社所在地、商品の品質や安全性を示す番号ではありません。

バーコードの先頭が7で始まっている商品を確認するときは、次のように目的を分けて調べます。

知りたいこと 確認するもの 分かること
先頭の7がどの国・地域の番号帯か 13桁の左から3桁とGS1公式一覧 番号を割り当てたGS1加盟組織
番号を設定した事業者はどこか Verified by GS1で番号全体を検索 登録された事業者や商品情報
商品がどこで作られたか 原産国名、Made in、製造所などの表示 商品分野の表示ルールに基づく原産国や製造地
正規品かどうか 販売経路、シリアル番号、保証、メーカー照会 バーコードだけでは真贋を断定できない
インターネットでバーコードの先頭7について調べながら商品パッケージに印刷された13桁の番号を確認している写真

なぜ「バーコードの7はロシア」という情報が見られるのか

国際電話の国番号「+7」と混同されている可能性がある

インターネット上で「バーコードの国番号7はロシア」と説明される理由として、国際電話番号との混同が考えられます。

国際電話では、ロシアとカザフスタンが国番号「+7」の番号圏を利用しています。そのため、「国番号7」という言葉だけが切り取られ、商品バーコードにも当てはめられた可能性があります。

しかし、国際電話番号は国際電気通信連合が扱う電話番号の制度です。一方、商品バーコードに使われるGTINやGS1プリフィックスは、国際的な流通や商品識別のためにGS1が管理しています。

目的も管理組織も異なるため、国際電話の「+7」と、13桁のバーコードにおける700~799を結び付けることはできません。国際電話番号の割り当ては、国際電気通信連合の国別番号計画で確認できます。国際電話の「+7」については、国番号7がロシアとカザフスタンで使われる仕組みでも、番号の見分け方や着信時の注意点を確認できます。

先頭1桁だけに簡略化された情報が転載されている

もう1つの理由として考えられるのが、GS1プリフィックスを先頭1桁だけで簡略化した情報が、ウェブサイトやSNSへ転載されていることです。

実際の700~799は、1つの国や地域にまとめて割り当てられているわけではありません。700~709、729、730~739、740、741、742というように、複数の範囲や単独番号へ細かく分かれています。

さらに、700~799のすべてが国・地域へ割り当て済みというわけでもありません。特定のGS1加盟組織が記載されていない予約番号や、GS1 Global Officeが将来のGS1加盟組織向けに管理している番号もあります。

こうした複雑な一覧を「7はこの国」と1行でまとめてしまうと、正しい意味が失われます。その情報が別のサイトへ転載されることで、同じ説明が検索結果に多数表示される場合があります。

検索結果に同じ説明が多くても正しいとは限らない

複数のウェブサイトに同じ説明が掲載されていると、正しい情報のように感じられます。しかし、複数のサイトが同じ出典不明の記事を参照していれば、誤った内容が繰り返し表示されることになります。

GS1プリフィックスの割り当てを調べるときは、検索結果の件数ではなく、GS1本部またはGS1 Japanが公開している公式一覧を基準にしてください。

現在の割り当ては、GS1 JapanのGS1プリフィックス一覧や、GS1本部のGS1 Company Prefix一覧で確認できます。

バーコードの国番号7はどこの国?先頭1桁だけでは判別できない

結論|700~799には複数の国・地域が含まれる

13桁のバーコードが7から始まっていても、ロシアや特定の1か国を示しているわけではありません。700~799には、ヨーロッパ、中東、北米、中米、カリブ地域、南米など、複数の地域に関係する番号帯が含まれています。

たとえば、先頭が700ならGS1ノルウェーの番号帯ですが、729ならGS1イスラエル、750ならGS1メキシコ、760ならGS1スイス、789ならGS1ブラジルの番号帯です。

同じ7から始まる番号でも、先頭3桁によって割り当て先は大きく異なります。そのため、「7はどこの国か」と調べる場合は、先頭1桁ではなく先頭3桁を確認する必要があります。

「72はイスラエル」のように先頭2桁だけで判断するのも危険

先頭1桁だけでなく、先頭2桁だけで国を判断するのも正確ではありません。たとえば729はGS1イスラエルですが、730からはGS1スウェーデンの番号帯です。

「72から始まればイスラエル」と考えると、720、721、728などを誤ってイスラエルの番号に含めてしまいます。現在の公式一覧では、729だけがGS1イスラエルに割り当てられています。

700番台の割り当てを調べるときは、必ず700、729、730、750、760など、3桁単位で確認してください。

ロシアに割り当てられている番号帯は460~469

GS1ロシアに割り当てられているGS1プリフィックスは460~469です。13桁の番号が「4601234567893」のように始まる場合、先頭3桁の460はGS1ロシアの番号帯に該当します。

ただし、460~469から始まる商品も、必ずロシア国内で製造された商品とは限りません。ロシアで番号の割り当てを受けた事業者が、中国、トルコ、ベトナムなど、別の国の工場へ生産を委託することがあるためです。

反対に、日本のブランドオーナーがロシア国内の工場で商品を製造し、日本で貸与されたGS1事業者コードを利用した場合、バーコードは450~459または490~499から始まる可能性があります。その場合、バーコードは日本の番号帯でも、商品の原産国表示はロシアとなり得ます。

バーコードの「国番号」と呼ばれるGS1プリフィックスとは

GS1プリフィックスは番号を割り当てたGS1加盟組織を示す

GS1プリフィックスは、GS1本部が各国・地域のGS1加盟組織や特別な用途へ割り当てている番号です。日本では分かりやすさから「バーコードの国番号」と呼ばれることがありますが、国籍や商品の原産国を直接示す国番号ではありません。

より正確には、「GTINの先頭部分に含まれる番号帯が、どのGS1加盟組織または用途へ割り当てられているか」を確認するためのものです。

たとえば760~769はGS1スイスの番号帯ですが、商品がスイスで製造されたこと、原材料がスイス産であること、事業者の本社が必ずスイスにあることを保証するものではありません。

GS1プリフィックスとGS1事業者コードは同じではない

GS1プリフィックスと、企業などへ貸与されるGS1事業者コードは同じものではありません。

GS1プリフィックスは、GS1加盟組織へ割り当てられた番号帯です。一方、GS1事業者コードは、各国・地域のGS1加盟組織が事業者へ貸与する、より長い番号です。

日本のGTIN-13では、GS1事業者コードとして7桁、9桁または10桁のコードが使われます。その後に商品アイテムコードとチェックデジットを付けて、13桁の商品識別番号を設定します。

バーコード全体は先頭3桁だけで構成されていない

日本で一般的なGTIN-13は、GS1事業者コード、商品アイテムコード、チェックデジットから構成されます。先頭3桁だけが会社を識別する番号ではありません。

商品アイテムコードは、GS1事業者コードの貸与を受けた事業者が商品ごとに設定します。同じブランドの商品でも、容量、味、色、サイズ、包装形態などが違えば、別のGTINが設定される場合があります。

最後の1桁はチェックデジットです。チェックデジットは、数字の読み取りや入力に誤りがないかを確認するため、所定の計算式によって決まります。読み間違いを検出する考え方は、バーコードのチェックデジットの仕組みと役割で確認できます。

GTINの構成は、GS1 JapanのGTIN解説で確認できます。バーや数字を含む全体の構成は、バーコードの構造と数字・線の意味でも確認できます。番号を読み取った後に形式を確認したい場合は、GS1 Japanのチェックデジット計算ページも利用できます。

番号帯と企業の本社所在地が一致するとは限らない

GS1プリフィックスの割り当て先が分かっても、商品の販売会社やブランドオーナーの本社が同じ国にあるとは限りません。

多国籍企業が現地法人を通じて番号の貸与を受けたり、グループ会社が複数国の番号を管理したりする場合があります。また、ブランド譲渡、事業承継、企業合併、社名変更によって、番号を設定した事業者と現在の商品販売者が異なって見えることもあります。

先頭3桁だけで「この国の会社だ」と断定せず、必要に応じて13桁全体をVerified by GS1で検索し、メーカー公式サイトやパッケージの販売者情報と照合してください。

13桁・12桁・8桁では先頭数字の読み方が異なる

700~799の一覧は13桁のGTIN-13を中心に確認する

700~799を先頭3桁として確認する前に、バーコード下の数字が13桁あるか数えてください。この記事では、日本の商品パッケージで一般的に使われている13桁のGTIN-13を中心に解説しています。

13桁の番号が700、729、750、760、789などから始まる場合は、左から3桁をGS1プリフィックスの一覧と照合できます。

桁数を数えずに「最初が7だから700番台」と判断すると、北米向けの12桁バーコードなどを誤って分類する可能性があります。

12桁のGTIN-12は先頭に0があるものとして読み替える

北米向けの商品では、12桁のGTIN-12が使われることがあります。GTIN-12をGTIN-13相当として扱う場合は、目に見えている12桁の先頭へ0を補います。

たとえば、12桁の番号が「712……」と始まっている場合、13桁相当では「0712……」となります。これは13桁の700~799から始まる番号ではありません。

海外通販で購入した商品や、米国・カナダ向けの商品は12桁で表示されていることがあります。「見た目の先頭が7だから、ノルウェーやスイスの番号だろう」と判断せず、最初に桁数を確認してください。

8桁のGTIN-8も13桁とは構成が異なる

小型の菓子、化粧品、文房具など、表示面積の小さい商品には8桁のGTIN-8が使われることがあります。

GTIN-8は、GTIN-13から数字を省略して作られた番号ではありません。別に設定される商品識別番号です。8桁の数字が7から始まっていても、13桁の700~799と同じ方法では確認できません。

バーコードを調べるときは、最初に8桁、12桁、13桁、14桁のどれなのかを確認することが、誤判定を防ぐ最初の手順になります。

先頭3桁700~799の国・地域別割り当て一覧

700~799のすべてが国や地域へ割り当てられているわけではありません。現在、GS1公式一覧に掲載されている主な割り当ては次のとおりです。

GS1プリフィックス 割り当て先・用途 確認するときの注意点
700~709 GS1 Norway ノルウェー製を意味する番号ではない
729 GS1 Israel 720番台全体がイスラエルではない
730~739 GS1 Sweden スウェーデンの番号帯
740 GS1 Guatemala グアテマラ
741 GS1 El Salvador エルサルバドル
742 GS1 Honduras ホンジュラス
743 GS1 Nicaragua ニカラグア
744 GS1 Costa Rica コスタリカ
745 GS1 Panama パナマ
746 GS1 Republica Dominicana ドミニカ共和国
750 GS1 Mexico メキシコ
754~755 GS1 Canada カナダ
758 GS1 Global Officeが管理 将来のGS1加盟組織向けに管理されている番号
759 GS1 Venezuela ベネズエラ
760~769 GS1 Switzerland スイス製とは限らない
770~771 GS1 Colombia コロンビア
773 GS1 Uruguay ウルグアイ
775 GS1 Peru ペルー
777 GS1 Bolivia ボリビア
778~779 GS1 Argentina アルゼンチン
780 GS1 Chile チリ
784 GS1 Paraguay パラグアイ
786 GS1 Ecuador エクアドル
789~790 GS1 Brasil 788はブラジルの番号帯ではない

GS1本部の一覧に明記されていないGS1プリフィックスは、将来利用のためにGS1 Global Officeが予約しています。

たとえば、751は750に近いからといってGS1メキシコの番号ではありません。756は755に近くてもGS1カナダとは判断できません。788も789の直前ですが、GS1ブラジルの範囲には含まれていません。

世界地図とバーコードを組み合わせて700番台が複数の国や地域に割り当てられていることを示す写真風イメージ

700~799の詳しい割り当て早見表の読み方

700~709・729・730~739の割り当て

700~709はGS1ノルウェー、729はGS1イスラエル、730~739はGS1スウェーデンです。

13桁の番号が「7001234567898」であれば、先頭3桁の700が700~709に含まれるため、GS1ノルウェーの番号帯と確認できます。

「7351234567894」のように735から始まる場合は、730~739の範囲内なのでGS1スウェーデンです。729は単独でGS1イスラエルへ割り当てられているため、「720番台はすべてイスラエル」とまとめることはできません。

710~728は、現在のGS1公式一覧で特定のGS1加盟組織や用途として明記されていません。721をノルウェー、725をイスラエルなどと推測しないようにしてください。

740~746は中米・カリブ地域の各国に分かれる

740から746までは、中米とカリブ地域の国々へ1つずつ割り当てられています。

  • 740:グアテマラのGS1加盟組織へ割り当てられています。
  • 741:エルサルバドルのGS1加盟組織へ割り当てられています。
  • 742:ホンジュラスのGS1加盟組織へ割り当てられています。
  • 743:ニカラグアのGS1加盟組織へ割り当てられています。
  • 744:コスタリカのGS1加盟組織へ割り当てられています。
  • 745:パナマのGS1加盟組織へ割り当てられています。
  • 746:ドミニカ共和国のGS1加盟組織へ割り当てられています。

この範囲は、1桁違うだけで割り当て先が変わります。たとえばコーヒーの袋に744と印刷されていればGS1コスタリカの番号帯ですが、745ならGS1パナマです。

ただし、コーヒー豆の産地までバーコードで判断できるわけではありません。コーヒー豆の産地を知りたい場合は、原材料名、原産国名、生豆生産国名などの商品表示を確認します。

750・754~755・758・759の割り当て

750はGS1メキシコ、754~755はGS1カナダ、759はGS1ベネズエラです。

758は特定の国や地域の番号ではありません。GS1 Global Officeが将来のGS1加盟組織向けに管理している番号です。

758を見て、「754~755がカナダだから758もカナダだろう」「759がベネズエラだから758も南米だろう」と推測してはいけません。GS1公式一覧に従い、特定国の番号ではないものとして確認します。

760~769・770~790の割り当て

760~769はGS1スイスです。770以降は南米各国への割り当てが多く、770~771はコロンビア、773はウルグアイ、775はペルー、777はボリビア、778~779はアルゼンチンです。

780はチリ、784はパラグアイ、786はエクアドル、789~790はブラジルに割り当てられています。

一方、772、774、776、781~783、785、787~788、791~799などは、現在の一覧で特定のGS1加盟組織が明記されていません。

数字が南米の番号の間にあるからといって、周辺国の番号へ推測で含めることはできません。

「7」で始まるバーコードを読み解く具体的な確認事例

事例1|729なのに原産国がトルコと書かれている

輸入菓子のバーコードが729から始まり、パッケージには「原産国:トルコ」、日本語ラベルには東京都の輸入者が記載されているとします。

イスラエル、トルコ、日本という3つの国が表示されているため、一見すると矛盾しているように感じるかもしれません。しかし、それぞれが示す内容は異なります。

  • 729:GS1イスラエルの番号帯です。
  • 原産国トルコ:商品がトルコで製造されたことを示す表示です。
  • 東京都の輸入者:商品を日本国内へ輸入した事業者です。

イスラエルで番号の割り当てを受けたブランドオーナーが、トルコの工場へ製造を委託し、日本の会社が輸入している可能性があります。3つの表示が異なっていても、それだけで不正とはいえません。

事例2|760から始まる化粧品にMade in Franceとある

760~769はGS1スイスの番号帯です。しかし、化粧品の外箱に「Made in France」と書かれていても不自然ではありません。

スイスで番号の割り当てを受けたブランドオーナーが、フランスの工場で化粧品を製造している可能性があるためです。

この場合、760は番号帯の割り当て先、Made in Franceは商品の原産国を示しています。製造国を知りたいときは、Made in Franceの表示を確認します。

事例3|789だと思って調べたら実際は788だった

バーコードが789から始まっているように見えたため、ブラジルの商品だと思って検索したものの、情報が見つからないことがあります。

商品パッケージの数字を拡大すると、789ではなく788だったという読み違いも考えられます。789~790はGS1ブラジルですが、788はブラジルの範囲に含まれません。

数字が小さい場合は、スマートフォンで別の角度から撮影する、光の反射を避ける、バーコード読み取りアプリを使う、チェックデジットを検算するなどして、番号そのものを確認してください。

事例4|海外通販の商品が12桁で7から始まっている

海外通販で購入した北米向けの商品には、12桁のGTIN-12が表示されていることがあります。

目に見える数字が7から始まっていても、13桁の700~799として照合してはいけません。最初に数字を数え、12桁なら先頭に0があるものとして確認します。

12桁の商品番号は、先頭3桁だけを国別一覧へ当てはめるのではなく、番号全体をVerified by GS1へ入力する方法が確実です。

事例5|Verified by GS1の会社名と販売者名が違う

Verified by GS1で表示された会社名と、パッケージの販売者名が異なることがあります。

番号を設定した海外のブランドオーナーと、日本国内の輸入販売会社が別であるケースのほか、親会社と子会社、旧社名と新社名、事業譲渡前後の会社である可能性があります。

会社名が違うという理由だけで偽造品と判断せず、ブランド名、商品名、型番、内容量、輸入者、メーカー公式サイトの会社情報を照合してください。

バーコードの国番号を正しく調べる手順

手順1|バーコード下の数字が何桁あるか数える

最初に、バーコード下に印刷された数字が8桁、12桁、13桁、14桁のどれなのかを確認します。黒いバーの本数ではなく、下に表示された数字を数えます。

13桁ならGTIN-13、12桁なら主に北米で使われるGTIN-12、8桁なら小型商品向けのGTIN-8、14桁なら集合包装向けのGTIN-14である可能性があります。

手順2|13桁なら左から3桁を確認する

13桁のGTIN-13で先頭が7の場合は、左から3桁を正確に控えます。700、729、750、758、760、789など、3桁すべてが判断材料です。

スマートフォンで撮影するときは、バーコードと数字が水平に写るようにします。包装の曲面や光の反射で数字が欠けている場合は、商品を回転させて撮り直してください。

手順3|GS1公式一覧で割り当て先を確認する

控えた3桁を、GS1本部の公式一覧またはGS1 Japanの公式一覧と照合します。

一覧に記載されていない番号は、前後の番号から国を推測しないでください。将来利用のために予約されている番号として扱います。

手順4|Verified by GS1へ番号全体を入力する

番号を設定した事業者や商品情報を調べたい場合は、GS1 JapanのVerified by GS1案内から検索サービスを利用します。

GTINを入力すると、登録状況に応じて商品名、ブランド名、内容量、商品分類、商品画像、販売対象国、GTINを設定した事業者の情報などを確認できます。

ただし、販売対象国は原産国や製造国とは異なります。また、すべての商品情報が必ず表示されるわけではありません。

手順5|結果が出なければ数字を再確認する

Verified by GS1で検索結果が表示されない場合は、数字の読み間違い、桁不足、チェックデジットの入力漏れ、12桁と13桁の取り違えを確認します。

商品情報が登録されていない場合や、古い商品の情報が十分に反映されていない場合もあります。検索結果が出ないことだけを理由に、偽造品や違法商品と断定してはいけません。

手順6|原産国・製造者・輸入者・販売者を確認する

商品の製造国や流通経路を知りたい場合は、パッケージに記載された原産国、製造所、製造者、輸入者、販売者などを確認します。

1つの会社名だけを見るのではなく、どの役割として記載されているかを確認してください。日本企業の住所が書かれていても、商品が日本製とは限りません。

バーコードの先頭が7でも製造国は分からない

GS1プリフィックスは商品の原産国を示す番号ではない

GS1公式は、EAN-13の先頭にあるGS1プリフィックスは商品の原産国を示さないと説明しています。

番号を利用する事業者は、世界のどこでも商品を製造できます。そのため、番号帯の割り当て先と工場所在地は切り離されています。

先頭が760だからスイス製、789だからブラジル製、460だからロシア製という判断はできません。詳しくは、GS1公式のバーコードと原産国に関する回答で確認できます。

海外工場やOEMでは番号帯と製造国が異なる

ブランドを管理する事業者が、別会社の工場へ製造を委託するOEMは、食品、化粧品、家電、衣類、日用品などで広く行われています。

スウェーデンで番号の割り当てを受けた事業者が中国の工場へ生産を委託すれば、バーコードは730~739から始まっていても、原産国表示は中国となることがあります。

日本のブランドオーナーがメキシコの工場で商品を製造し、日本のGS1事業者コードを使えば、先頭が45または49で、原産国はメキシコという組み合わせも成立します。

ブランドオーナーと製造者は同じ会社とは限らない

GTINは、商品の発売元、製造元、輸入元など、その商品のブランドオーナーが商品単位ごとに設定します。

ブランドオーナーが自社工場で商品を製造しているとは限りません。パッケージには、ブランド名、販売者、輸入者、製造者、製造所など、複数の会社名や所在地が記載される場合があります。

バーコードから確認できた事業者名と、実際の製造工場名が違っていても、それだけで不自然な商品とはいえません。

消費者が商品パッケージの原産国と製造者と輸入者と販売者をバーコードとは分けて確認している写真

商品パッケージで製造国を確認するときの見方

「原産国」「原産国名」「Made in」の表示を探す

衣類、日用品、化粧品、家電などでは、外箱の裏面や底面、品質表示タグ、取扱説明書に「原産国:中国」「Made in Vietnam」などと記載されることがあります。

このような表示は、バーコードの先頭番号よりも原産国を確認するための直接的な手掛かりになります。

ただし、部品の生産国、組立国、最終的な原産国が異なる場合もあります。商品分野ごとの表示ルールに沿って確認してください。

すべての商品に同じ原産国表示ルールがあるわけではない

食品以外の商品について、景品表示法がすべての商品に一律の原産国表示を義務付けているわけではありません。

一方で、原産国以外の国名、地名、事業者名などを表示し、実際の原産国を消費者が判別しにくくする表示は、不当表示として規制されています。

景品表示法上の原産国は、商品の内容について実質的な変更をもたらす行為が行われた国とされています。単に商品を包装した、容器へ詰めた、ラベルを貼ったというだけで、その国が原産国になるとは限りません。

詳しくは、消費者庁の商品の原産国に関する不当な表示で確認できます。

製造者・輸入者・販売者を区別する

製造者、輸入者、販売者は、それぞれ異なる役割を示している場合があります。

「販売者:東京都○○区」と記載されているから日本製、という判断はできません。販売会社が日本企業でも、中国、ベトナム、フランスなどで製造された商品は多数あります。

反対に、海外ブランドの商品が日本国内の工場で製造されていることもあります。

製造地が分からない場合は、商品パッケージのお客様相談窓口へ、商品名、型番、ロット番号、バーコード番号を伝えて問い合わせると確認しやすくなります。

食品は原料原産地と完成品の原産国を混同しない

食品では、「豚肉(カナダ産)」「りんご果汁(ドイツ製造)」「小麦粉(国内製造)」など、原材料の産地や製造地が表示されます。

これらは、完成した商品の原産国と同じ情報ではありません。国内で製造された加工食品では、原則として重量割合が最も高い原材料の原産地が表示されます。

一方、輸入された加工食品には、その商品がどの国から輸入されたものかを示す原産国名が表示されます。

食品の表示例や確認方法は、消費者庁の原料原産地表示に関するQ&Aで確認できます。

ネット通販では届いた商品の現物表示を確認する

通販サイトでは、旧パッケージの写真が使われていたり、複数の製造国の商品が同じ販売ページで扱われていたりする場合があります。

商品ページのバーコードや原産国表示と、届いた商品の表示が異なることもあります。原産国が購入条件として重要な場合は、注文前に現在発送されている商品の原産国を販売者へ問い合わせてください。

商品が届いた後は、通販ページの説明だけでなく、現物の外箱、容器、品質表示タグ、日本語の輸入者ラベルを確認します。

「バーコードの7」に関するよくある勘違いと失敗例

「7から始まればロシア製」と判断する

GS1ロシアの番号帯は460~469です。700~799には、複数の国・地域と予約番号が含まれています。

さらに、460~469から始まる商品であっても、ロシア製とは限りません。分かるのは、GS1ロシアの番号帯を基礎にした番号であることです。

先頭2桁だけを見て国をまとめる

「72はイスラエル」「73はスウェーデン」と2桁でまとめると、番号帯の境界で間違えます。

729はGS1イスラエルですが、730からはGS1スウェーデンです。必ず13桁のGTIN-13であることを確認し、左から3桁を見てください。

予約番号を前後の国へ割り当てて考える

751をメキシコ、756をカナダ、788をブラジルと考えるのは誤りです。

公式一覧に記載されていない番号は、前後の番号帯に含めず、将来利用のための予約番号として扱います。

バーコードが正しければ正規品だと判断する

Verified by GS1で事業者や商品情報が確認できても、手元の商品が正規品であることを完全に証明するものではありません。

正規商品のバーコード番号が第三者によって複製される可能性もあります。高額商品や模倣品が多い商品では、シリアル番号、購入先、メーカー保証、外装、正規販売店の情報などを組み合わせて確認します。

検索結果が出ないため偽造品と断定する

Verified by GS1で結果が出ない理由には、数字の読み間違い、桁数の取り違え、商品情報の未登録、古い商品の情報不足などがあります。

まず数字を再確認し、必要に応じてチェックデジットを計算します。それでも分からない場合は、販売者やメーカーへ問い合わせてください。

日本の会社名が書かれているため日本製だと判断する

日本語ラベルに日本の輸入者や販売者の住所が記載されていても、その商品が日本国内で製造されたとは限りません。

海外で製造された商品には、日本国内で責任を負う輸入者や販売者の情報が日本語で追加表示されることがあります。会社名の横に「輸入者」「販売者」「製造者」のどれが記載されているかを確認してください。

バーコードから事業者や商品情報を確認する方法

番号を省略せずに入力する

事業者や商品情報を検索するときは、先頭3桁だけではなく、バーコード下の番号全体を入力します。

スペースやハイフンを入れず、0と8、1と7、3と8、5と6などを読み間違えていないか確認してください。

スマートフォンの読み取りアプリを利用した場合も、表示された数字と商品パッケージの数字を見比べます。

Verified by GS1でGTINを設定した事業者を確認する

Verified by GS1は、GTINなどのGS1識別コードを入力し、登録されている情報を確認できるサービスです。

GTINを検索すると、登録状況に応じて商品名、ブランド名、内容量、商品分類、商品画像、販売対象国、GTINを設定した事業者などが表示されます。

販売対象国は、商品を販売する市場に関する情報です。原産国や製造国とは異なるため、混同しないようにしてください。

会社名が一致しないときは4項目を確認する

  • ブランド名:商品に表示されているブランドと、検索結果のブランドが一致するか確認します。
  • 商品名や型番:容量、色、サイズ、型番が違えば、似た商品でも別のGTINになります。
  • 事業者の関係:親会社、子会社、海外法人、国内法人、旧社名の関係を公式サイトで確認します。
  • 輸入者や販売者:番号を設定した海外事業者と、日本国内の輸入者や販売者が異なる可能性を考えます。

並行輸入品は保証内容も確認する

並行輸入品では、海外向けパッケージに日本語の輸入者ラベルが追加されることがあります。

バーコードを設定した海外のブランドオーナーと、日本国内の輸入販売会社が異なるのは不自然ではありません。

ただし、正規輸入品と並行輸入品では、保証、修理対応、付属品、日本語説明書、対応電圧などが異なる場合があります。バーコードだけでなく、販売条件も購入前に確認してください。

「7」で始まる商品を確認するときの実用チェックリスト

  • 数字の桁数を数える:13桁のGTIN-13か、12桁のGTIN-12かを最初に確認します。12桁を13桁の700番台として読まないようにします。
  • 13桁なら先頭3桁を見る:7だけでは判断できません。700、729、750、758、760、789など、3桁を正確に控えます。
  • GS1公式一覧と照合する:GS1本部またはGS1 Japanの一覧を利用します。掲載されていない番号を周辺国へ推測で含めません。
  • 番号全体を検索する:Verified by GS1でGTINを設定した事業者や商品情報を確認します。
  • 結果が出なければ入力を見直す:数字の読み間違い、桁不足、チェックデジット、12桁と13桁の取り違えを確認します。
  • 原産国表示を探す:製造国を知りたい場合は、「原産国」「原産国名」「Made in」「製造所」などを確認します。
  • 事業者の役割を分ける:製造者、輸入者、販売者、ブランドオーナーが別の会社である可能性を考えます。
  • 真贋をバーコードだけで判断しない:シリアル番号、販売経路、保証、メーカー照会なども合わせて確認します。

バーコードの国番号7に関するよくある質問

なぜバーコードの7がロシアだと説明されているのですか?

発信元を1つに特定することはできませんが、国際電話の国番号「+7」と商品バーコードの番号が混同されたことや、700~799を先頭1桁だけで簡略化した情報が転載されたことが原因として考えられます。

バーコードが7から始まる商品はロシア製ですか?

ロシア製とは限りません。GS1ロシアの番号帯は460~469です。700~799には複数の国・地域と予約番号が含まれています。

700から始まるバーコードはどこの国ですか?

13桁のGTIN-13が700から始まる場合、700~709はGS1ノルウェーの番号帯です。ただし、商品がノルウェーで製造されたことを意味するものではありません。

729から始まるバーコードはどこの国ですか?

729はGS1イスラエルの番号帯です。原産国や製造国は、商品パッケージの表示で別に確認します。

750から始まるバーコードはどこの国ですか?

750はGS1メキシコに割り当てられています。メキシコの番号帯であっても、メキシコ製とは限りません。

754または755から始まるバーコードはどこの国ですか?

754~755はGS1カナダの番号帯です。カナダ国内で製造されたことや、企業の本社がカナダにあることを保証する番号ではありません。

758から始まるバーコードはどこの国ですか?

758は特定の国・地域の番号ではありません。GS1 Global Officeが将来のGS1加盟組織向けに管理しています。

760から始まるバーコードはどこの国ですか?

760~769はGS1スイスの番号帯です。スイスで製造されたことを意味するものではありません。

789から始まるバーコードはどこの国ですか?

789~790はGS1ブラジルに割り当てられています。788はブラジルの番号帯には含まれません。

ロシアのバーコードは何番から始まりますか?

GS1ロシアに割り当てられている番号帯は460~469です。ただし、この番号帯から始まる商品もロシアで製造されたとは限りません。

先頭3桁が公式一覧にない場合はどうすればよいですか?

前後の番号から国を推測せず、将来利用のための予約番号として扱います。そのうえで、GTIN全体をVerified by GS1へ入力し、登録されている事業者や商品情報を確認してください。

バーコードから商品の製造国を確認できますか?

確認できません。GS1プリフィックスは原産国や製造国を示さないため、商品パッケージの原産国名、Made in、製造所などを確認します。

バーコードから会社名を調べられますか?

Verified by GS1へGTIN全体を入力すると、GTINを設定した事業者や、登録されている商品情報を確認できます。ただし、表示される情報は登録状況によって異なります。

12桁のバーコードも左から3桁を見ればよいですか?

12桁のGTIN-12は、目に見えている左から3桁を13桁用の一覧へそのまま当てはめると誤る場合があります。先頭に0があるものとして扱うため、最初に桁数を確認してください。

バーコードと原産国表示が違うのは不正ですか?

不正とは限りません。GS1プリフィックスの割り当て先と商品の製造国は別の情報です。ブランドオーナーが海外工場へ製造を委託している場合、番号帯と原産国が異なるのは自然です。

まとめ|「7はロシア」という情報は国際電話番号との混同に注意

インターネット上で「バーコードの国番号7はロシア」と説明されることがありますが、国際電話の国番号「+7」と、商品バーコードのGS1プリフィックスは別の制度です。

13桁のバーコードの先頭が7であっても、ロシアや旧ソ連圏の商品を意味するわけではありません。国・地域の割り当てを確認するときは、13桁のGTIN-13であることを確認したうえで、先頭3桁を見ます。

700~709はノルウェー、729はイスラエル、730~739はスウェーデン、750はメキシコ、754~755はカナダ、759はベネズエラ、760~769はスイス、789~790はブラジルです。中米や南米の各国へ個別に割り当てられた番号もあります。

758は特定の国ではなく、GS1 Global Officeが将来のGS1加盟組織向けに管理している番号です。GS1公式一覧に記載されていない番号を、前後の国へ推測で含めてはいけません。GS1ロシアの番号帯は460~469です。

GS1プリフィックスが示すのは、番号を割り当てたGS1加盟組織です。商品の製造国、原産国、企業の本社所在地、品質、安全性、正規品であることを示す番号ではありません。

確認するときは、最初にバーコードの桁数を数えます。13桁なら先頭3桁をGS1公式一覧と照合し、事業者を知りたい場合は番号全体をVerified by GS1で検索します。製造国を知りたい場合は、パッケージの原産国、Made in、製造所、輸入者などの表示を確認してください。

バーコードの番号帯、番号を設定した事業者、商品の原産国をそれぞれ別の情報として読み分けることで、「7だからロシア製」「760だからスイス製」「789だから必ずブラジル産」といった誤解を避けられます。

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