突然の着信!国番号879からの電話の危険性を徹底解説
+879という見慣れない番号から突然電話がかかってきたら、あなたはどうしますか?詐欺かもしれない、でも本当に重要な連絡だったら?と、不安になるのも当然です。この記事では、+879の正体、詐欺の可能性、安全な対処法、さらに+870や+881との違いも含め、読者の不安を解消するための情報を網羅的にお届けします。
+879の正体とは?国家に属さない特殊な番号
+879は、特定の国家に割り当てられた番号ではなく、ITU(国際電気通信連合)によって衛星通信や国際専用用途に予約された特殊な番号帯です。一般的な国際電話に用いられるものではなく、利用は極めて限定的です。
このような番号は、主に海上通信や軍事通信、または特定のグローバル通信プロバイダーが利用することを想定されており、通常の市民が使用することはありません。

なぜ+879の着信は危険とされるのか
+879という特殊な番号を使って詐欺電話やなりすましが行われる事例が報告されています。日本国内でも「知らない海外番号からのワン切り」や「折り返すと高額な料金が発生する」などの被害がニュースで取り上げられています。
これらの番号は、詐欺業者が電話料金を回収するスキームの一環として利用している可能性があり、折り返し電話をすると、思わぬ通話料金を請求されることもあります。
+870や+881との違いを知っておこう
+870はInmarsat(インマルサット)、+881はGlobalstarやIridiumなど、正規の衛星通信事業者に割り当てられた国際電話用コードです。これに対し+879は、公式なサービス提供事業者がほとんど確認されておらず、利用実態が不透明です。
このため、+870や+881からの着信は特定の業務用・公的機関からの可能性がありますが、+879からの着信は、現時点で信頼性の高い正規用途が不明確であるため、注意が必要です。
実際にあった+879の迷惑電話事例
- 午前2時に着信、無言で切れる
- 折り返すと録音された音声ガイダンスにつながるが高額請求
- SMSで「緊急連絡、至急折り返しを」と記載されたメッセージ
これらはすべて、利用者の不安を煽って折り返しさせ、高額通話料を狙う手口であり、非常に巧妙です。電話を受けたときの状況やメッセージの内容には十分注意を払ってください。
着信があったときの対応策
+879から着信があった場合、以下のように行動してください:
- 決して折り返し電話をしない
- SMSでURLが送られてきても絶対に開かない
- 番号を検索し、同様の被害例がないか確認する
- 不安な場合は通信会社に相談する

詐欺対策に役立つアプリ・設定
スマートフォンには、迷惑電話を検出・自動ブロックしてくれるアプリが複数存在します。「Whoscall」「Truecaller」「迷惑電話ストッパー」などはその代表例です。これらのアプリを使えば、+879のような番号からの着信も自動で警告・遮断してくれます。
また、多くのスマホには「国際電話の発信制限」「着信ブロック」の機能もあり、キャリアの設定から簡単に制限をかけることが可能です。
+879を知ることが詐欺対策の第一歩
+879のような特殊番号は、知識がないと不安や混乱を招きやすい存在です。しかし、仕組みを知り、対処法を身につけておくことで被害を防ぐことができます。また、家族や高齢者などにもこのような情報を共有することで、被害を未然に防ぐことが可能です。
まとめ:+879からの電話には慎重な対応を
+879は一般的な国番号ではなく、特定用途に予約された特殊番号です。正規用途が不明確なため、着信があった場合はすぐに折り返さず、まずは情報収集を行いましょう。
怪しい着信は無視し、必要に応じて通信会社や迷惑電話対策アプリを活用してください。「知らない番号には出ない、折り返さない」という基本行動を徹底することで、被害から身を守ることができます。
この記事の情報があなたやご家族の安全に役立つことを願っています。
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