【国番号＋32】ベルギーへの電話のかけ方と料金をわかりやすく解説！

ヨーロッパの中心に位置するベルギーは、EU本部がある国としても知られ、ビジネス・留学・観光などで日本からの連絡機会も多い国です。
ここでは、日本からベルギーへ電話をかける正しい方法と料金の目安を、初心者にもわかりやすく解説します。
「+32」ってどう使うの？という疑問も、この記事を読めばスッキリ解決します。

日本からベルギーに電話するには？国番号+32の正しい使い方

ベルギーに電話をかける際は、国際電話の仕組みを理解しておくことが大切です。
ベルギーの国番号は「+32」で、日本からかけるときは必ずこの番号を最初に付けます。
たとえば、ブリュッセルの固定電話「02-XXXXXXX」にかける場合、
日本からは「010-32-2-XXXXXXX」と入力します。
スマートフォンの場合、「0」を長押しして「+」を表示させ、
「+32 2 XXXXXXX」の形でも発信できます。
この「+」は「010」と同じ意味で、国際発信を示す符号です。

ベルギーの通信事情

ベルギーでは固定電話よりも携帯電話の普及率が高く、ほとんどの人がスマートフォンを利用しています。
通信品質も安定しており、Wi-Fi環境が整っている都市部では、無料通話アプリの利用が一般的です。
そのため、国際電話料金を気にせずに済む方法も後ほど紹介します。

結論：ベルギーの国番号は「+32」

日本からベルギーに電話をかけるときは、必ず国番号「+32」を先頭に付けます。
ただし、国際電話の発信方法には「010」や「+」といった仕組みがあり、
それぞれの意味を理解しておくとスムーズに通話できます。

📞 「010」って何？国際電話の基本ルール

「010」は日本から海外へ電話をかけるときの国際発信番号（プレフィックス）です。
つまり、「これから海外に電話します」という合図のようなもので、
日本の固定電話や携帯電話から国際電話をかけるときに必ず最初に入力します。

例：010 → 日本の国際発信 → 32（ベルギー） → 相手の電話番号

一方、スマートフォンでは「0」を長押しすると「+」が入力できます。
この「+」は「010」と同じ意味を持ち、世界共通の国際発信記号です。
そのため、スマホでは「+32」で始めても「010-32」と同じ結果になります。

① ベルギーの固定電話にかける場合

ブリュッセルやアントワープなど、ベルギーの固定電話にかける場合は
市外局番の先頭にある「0」を外して入力します。

現地の番号例：02-1234567（ブリュッセル）
日本からの発信例：010-32-2-1234567

「010」は国際発信、「32」はベルギーの国番号、「2」はブリュッセルの市外局番です。
このように順番を守って入力すれば、確実に相手へつながります。

② ベルギーの携帯電話にかける場合

携帯番号も同様に、現地番号の先頭にある「0」を削除します。
ベルギーでは携帯番号が「04」から始まることが多いです。

現地の番号例：0479-123456
日本からの発信例：010-32-479-123456

この「0」を残したまま入力すると通話エラーになる場合があるため、
発信前に番号の桁数をよく確認しておきましょう。

③ スマートフォンからかける場合（+を使う方法）

スマートフォンでは、「0」を長押しして「+」を入力し、
そのまま「+32」から始めるのが最も簡単です。
「+」は「010」と同じ意味を持ち、世界中で共通して使われています。

発信例：+32 479 123 456（相手が携帯の場合）

この形式で電話帳に登録しておけば、
日本国内でも海外滞在中でもそのまま発信できます。
国際連絡の多い方にはおすすめの登録方法です。

🔢 ベルギーへの発信形式早見表

発信先	現地の表示例	日本からの正しい発信例
固定電話（ブリュッセルなど）	02-1234567	010-32-2-1234567
携帯電話（Proximusなど）	0479-123456	010-32-479-123456
スマートフォン（+を使用）	+32 479 123 456	（「+」は010と同じ意味）

✅ ポイントまとめ：
・「010」は国際電話の発信コード（+はその代用）
・市外局番・携帯番号の先頭「0」は削除する
・固定電話・携帯電話で構成が異なる
・スマホは「+32」で登録すれば海外でもそのまま使える

ベルギーへの国際通話料金の目安

日本からベルギーへの国際電話料金は、利用する通信手段によって大きく異なります。
以下は一般的な目安です。

固定電話 → 固定電話：1分約70〜100円（キャリア直通）
スマホ → 携帯電話：1分約200〜300円（キャリア直通）
050番号IP電話：1分約20〜30円（050 plus・SMARTalkなど）
無料通話アプリ：Wi-Fi環境下なら0円（LINE・WhatsAppなど）

長時間の通話やビジネス用途では、キャリア直通よりもIP電話やアプリの利用が圧倒的にお得です。
特にWi-Fi環境が整った自宅やオフィスからの通話なら、音質も安定しています。

料金を安く抑える3つの方法

日本からベルギーに電話をかける際、キャリア直通で発信すると1分あたり200〜300円ほどかかることがあります。
しかし、少し工夫すれば通信費を1/10以下に抑えることも可能です。
ここでは、誰でも今すぐ実践できる3つの節約方法を紹介します。

① 無料通話アプリを活用（0円で通話可能）

ベルギーでは「WhatsApp（ワッツアップ）」が国民的アプリとして定着しています。
日本でも利用できるため、相手と同じアプリを入れておけば通話料は完全無料です。
音声通話だけでなく、ビデオ通話も高音質で、Wi-Fiさえあれば長時間でも安定して利用できます。

主な無料通話アプリ：WhatsApp／LINE／Viber
おすすめ利用シーン：家族や友人との日常通話・留学生とのやり取り
メリット：Wi-Fi接続で通信費ゼロ・世界中で利用可能

② IP電話（050番号サービス）を利用

「050 plus」や「SMARTalk」などのIP電話アプリを使うと、
ベルギー宛ての通話が1分あたり約20〜30円と格安になります。
通話はインターネット経由で行われるため、通常の携帯回線よりもコストを大幅に削減できます。
また、音質も安定しており、ビジネス通話にも十分対応しています。

主なIP電話サービス：050 plus、SMARTalk、Skype番号
料金目安：1分あたり20〜30円（国際通話アプリ内課金）
使い方：アプリをインストール → クレジットをチャージ → 番号を入力して発信

例えば、050 plusを利用した場合、
1時間の通話でも約1,200円ほどに抑えられ、キャリア通話の約1/5のコストです。
通話が多い人ほど効果が大きく、ビジネス利用にもおすすめです。

③ キャリアの国際通話オプションを確認

ドコモ・au・ソフトバンクなどの主要キャリアでは、
「国際通話定額」や「海外通話割引」などのオプションを提供しています。
対象国にベルギーが含まれていれば、通常の国際通話料金の半額以下で発信できることもあります。

普段の携帯番号からそのまま発信できるため、
アプリの設定が苦手な人にもおすすめです。
ただし、プランによって対象国や割引率が異なるため、
契約前に各社公式ページで最新情報を確認しておきましょう。

📋 料金比較まとめ

発信方法	料金の目安（1分）	特徴
キャリア直通（ドコモ・au・SB）	約200〜300円	設定不要だが高額。短時間の通話向け
IP電話（050 plusなど）	約20〜30円	アプリ経由で格安・ビジネスにも最適
無料通話アプリ（WhatsApp等）	無料（Wi-Fi時）	家族・友人向け。通信環境が安定していれば高音質

✅ 要点まとめ：
・まずは相手が同じアプリ（WhatsAppなど）を使えるか確認
・IP電話なら1分30円以下で安定通話が可能
・キャリア直通は割高なので、急ぎのとき以外は避けるのが得策

日本とベルギーの時差と通話タイミング

日本とベルギーの時差は約8時間（日本が進んでいる）です。
たとえば日本が午後4時のとき、ベルギーは午前8時。
ビジネス通話なら日本時間の16時〜20時が、現地の午前〜昼にあたるためおすすめです。
家族や友人との通話は、相手の夜（日本の早朝）を避けて計画すると良いでしょう。

不審な「+32」からの着信に注意

最近では、実在する国番号を装った「国際ワン切り詐欺」も報告されています。
「+32」からの不明な着信があった場合、折り返さずに番号検索を行いましょう。
ベルギーの正規の発信元であれば、企業名や電話会社情報が出てくることがあります。
不明な海外番号には絶対に折り返さないのが鉄則です。

まとめ｜国番号+32を正しく使って、ベルギーとスムーズに通話しよう

ベルギーへの電話は、「010-32」または「+32」から始めるのが基本です。
固定・携帯どちらにかけるかで番号構成が異なるため、相手の電話番号を確認してから発信しましょう。
料金を抑えたい場合は、無料通話アプリやIP電話を活用するのが賢い選択です。
時差や通話時間を意識して、快適で安全な国際通話を楽しみましょう。