【国番号675】パプアニューギニアへの電話のかけ方と料金をわかりやすく解説!
結論から言うと、パプアニューギニアに電話をかける場合は「010→675」または「+675」の順でダイヤルします。
「675」はパプアニューギニアの国番号であり、「+」は日本から海外に発信する際の国際発信記号(010と同じ意味)です。
つまり、「+675」と「010-675」は同じ宛先に接続されます。宛先が固定電話でも携帯電話でも、この順番を守ることが国際通話の基本となります。
この記事では、日本からパプアニューギニアに電話をかける正しい手順、主要都市の市外局番、料金の目安、さらに通話費を安くする方法までを詳しく解説します。
国際電話が初めての方でも、読み終えるころには迷わずに発信できるようになります。
日本からパプアニューギニアに電話するには?国番号675の正しい使い方
パプアニューギニアの国番号は「675」です。
よく「+675」と表記されますが、実際には「+」は国際発信を示すための記号であり、国番号の一部ではありません。
この「+」は日本の国際発信番号「010」と同じ意味を持っています。
つまり、「+675」=「010-675」と考えればOKです。
日本からパプアニューギニアへ電話をかける際の基本構成は次の通りです。
- 固定電話・ガラケーの場合:
010(国際発信番号) → 675(国番号) → 市外局番(0を除く) → 相手の電話番号 - スマートフォンの場合:
+(国際発信記号) → 675(国番号) → 市外局番(0を除く) → 相手の電話番号
たとえば、首都ポートモレスビー(市外局番3)の固定電話「3XXXXXXX」にかける場合は、次のようにダイヤルします。
発信端末 | 発信例 |
---|---|
固定電話・ガラケー | 010-675-3XXXXXXX |
スマートフォン | +675 3XXXXXXX |
携帯電話宛ての場合も同様で、パプアニューギニア国内では携帯番号は「7」で始まります。
そのため、国内番号「7XXXXXXX」に対しては次のように入力します。
発信端末 | 発信例(携帯宛て) |
---|---|
固定電話・ガラケー | 010-675-7XXXXXXX |
スマートフォン | +675 7XXXXXXX |

つまり、「010-675」と「+675」は同じ意味であり、どちらを使っても同じように相手へつながります。
固定電話・ガラケーでは「010」形式、スマホでは「+」形式を使うのが一般的です。
また、電話帳に登録する際は、国際形式(+675)で統一しておくと、海外でもそのまま使えて便利です。
ダイヤル例|主要都市と携帯番号の発信方法
パプアニューギニアでは、都市ごとに異なる市外局番が設定されています。
首都ポートモレスビーをはじめ、ラエやマウントハーゲンなどの主要都市では、市外局番を除いた番号の桁数も比較的一定です。
ここでは、日本からの発信例を具体的に紹介します。
地域名 | 市外局番 | 日本からの発信例(固定電話・ガラケー) | 日本からの発信例(スマートフォン) |
---|---|---|---|
ポートモレスビー(首都) | 3 | 010-675-3XXXXXXX | +675 3XXXXXXX |
ラエ | 4 | 010-675-4XXXXXXX | +675 4XXXXXXX |
マウントハーゲン | 5 | 010-675-5XXXXXXX | +675 5XXXXXXX |
固定電話にかける場合は、必ず市外局番の先頭に「0」を付けないことが重要です。
国内発信では「03」や「04」と表記される地域もありますが、海外からは「3」「4」「5」のように「0」を除いて入力します。
携帯電話番号の発信方法
パプアニューギニア国内では、携帯電話番号は「7」で始まる7桁または8桁の番号が一般的です。
日本から発信する際は、市外局番は不要で、先頭の「7」からそのまま続けて入力します。
- 固定電話・ガラケーから:010-675-7XXXXXXX
- スマートフォンから:+675 7XXXXXXX
携帯番号の場合、番号の頭に「0」をつけないことが最大のポイントです。
たとえば、現地で「07XXXXXXX」と表記されていても、国際発信では「+675 7XXXXXXX」と入力すれば正しく接続されます。
また、頻繁に通話する相手がいる場合は、電話帳に「+675」形式で登録しておくのがおすすめです。
これにより、日本国内にいるときも海外滞在中も同じ番号で発信でき、WhatsAppやLINEなどの通話アプリでも自動的に認識されます。
パプアニューギニアへの国際通話料金の目安と安く抑える方法
日本からパプアニューギニアへ発信する際の料金は、発信元(固定・ガラケー・スマホ)と宛先(固定・携帯)で大きく変わります。一般的な傾向として、スマートフォンの通常発信が最も高く、固定電話から携帯宛てがその次、固定→固定が相対的に安い構図です。以下は2024年時点の主要キャリアの公開水準をもとにした目安です(プランや割引の適用で上下します)。
発信元 → 宛先 | 1分あたりの料金(目安) | 補足 |
---|---|---|
固定電話・ガラケー → パプア固定電話 | 約70〜110円 | 通話品質は安定しやすい。長電話は割高になりがち。 |
固定電話・ガラケー → パプア携帯電話 | 約110〜180円 | 携帯宛て加算で高めの傾向。短時間の要件向き。 |
スマートフォン(通常発信) → 固定/携帯 | 約130〜200円 | キャリア従量課金が上乗せ。最も高くなりやすい。 |
これらは従量課金のため、10分で1,000〜2,000円に達することも珍しくありません。ここからは、実際に出費を10〜30円/分レベルまで抑えるための具体策を示します。
① 無料通話アプリを使う(最優先:相手もアプリOKなら0円)
- 使い方:双方でWhatsApp/LINE/Messengerなどをインストールし、Wi-Fiまたは安定したデータ通信下で発信。
- 費用感:通話料は無料(データ通信のみ)。長時間・頻回の連絡に最適。
- 注意:相手側にも同アプリが必要。連絡前に相手の在圏・通信状況をメッセージで確認するとスムーズ。
② IP電話・050番号を使う(固定・携帯宛てでも格安)
- 代表例:My050(ブラステル)、050plus(OCN)など。アプリを入れてチャージすれば、「+675」形式でそのまま発信可能。
- 費用感:約15〜30円/分が目安。050plusは月額330円+通話料、My050はプリペイド式で無駄が出にくい。
- メリット:相手に日本の050番号で表示され、国際番号に不慣れな相手にも安心感。固定・携帯どちらにも発信可。
【最短セットアップ(例:My050)】
アプリをインストール → アカウント作成 → 残高チャージ → 発信画面で「+675 7XXXXXXX(携帯)」や「+675 3XXXXXXX(固定)」を入力 → 発信。
※電話帳は最初から+675形式で登録しておくと、端末や回線が変わっても迷いません。
③ 携帯キャリアの国際通話オプションを活用(ビジネスや固定回線不使用時)
- 内容:ドコモ「WORLD CALLの割引」、au「世界で通話」アプリ経由、ソフトバンク「国際電話サービス+定額」など。
- 費用感:通常料金の最大半額程度まで下がるケースあり。アプリ経由指定で単価が下がるプランも。
- 使いどころ:相手がアプリ不可・050不可のとき/業務で番号通知ポリシーが厳しいとき。
◆ 端的に:最も安くかける順序
- 双方アプリ可:WhatsApp/LINEで無料通話(Wi-Fi推奨)。
- 固定・携帯宛て:IP電話(My050/050plus)で10〜30円/分に圧縮。
- 上記不可・業務要件あり:キャリアの国際通話割引オプションを追加し、スマホ通常発信の単価を引き下げ。
ワンポイント:長話の前に「今日はIP電話に切り替えてOK?」と合意をとり、Wi-Fi接続を双方で確認してから通話を開始すると、品質・費用の両面で失敗がありません。

日本とパプアニューギニアの時差と通話のタイミング
日本とパプアニューギニアの時差は+1時間です。
つまり、日本が正午12時のとき、パプアニューギニアは午後1時です。
このため、日中のビジネスや夜の家族連絡も時間を気にせず行いやすい環境です。

まとめ|国番号675を正しく使って、安全で安く通話しよう
・パプアニューギニアの国番号は675。
・「+」は国際発信記号(010)であり、国番号そのものではない。
・固定電話・ガラケーでは「010-675」、スマホでは「+675」から発信。
・通話料を安くするなら、無料アプリやIP電話の活用が最も効果的。
・日本との時差は+1時間なので、日中でも安心して連絡できる。
・不審な「+675」からの着信には折り返さないことが安全対策になります。
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