オーストラリアの国番号は何番?日本からのかけ方をわかりやすく解説【保存版】

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オーストラリアの国番号は何番?日本からのかけ方をわかりやすく解説【保存版】

オーストラリアに住んでいる家族や友人、留学中の知り合い、あるいはビジネス相手に電話をかけたいとき、まず知らないといけないのが国番号「+61」です。日本からは、基本的に「010 → 61 → 相手の番号」という順番で入力します。この流れと、市外局番や携帯番号のルールさえ分かっていれば、国際電話はそれほど難しいものではありません。

この記事では、オーストラリアの基本情報や国番号の意味、日本からの具体的なかけ方、州ごとの市外局番一覧、さらに国際電話料金をできるだけ安くするコツまでまとめて解説します。最初に結論を言うと、「010-61-(先頭の0を取った市外局番または携帯番号)」という形を覚えておけば、オーストラリアのどの地域でも基本的には対応できます。あとは、時間帯や料金、通話アプリの使い分けを工夫することで、より快適に連絡を取ることができます。

オーストラリアの国旗と電話の受話器、+61の文字を組み合わせたシンプルなイラスト(無料素材サイトで入手できるイメージ)
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オーストラリアとはどんな国?基本情報まとめ

オーストラリアは、南半球に位置する大きな島国で、六つの州と二つの特別地域から成り立っています。首都はキャンベラですが、人口の多い都市としてはシドニーやメルボルンがよく知られています。公用語は英語で、通貨はオーストラリア・ドルを使用しています。日本との経済的なつながりも深く、観光、留学、ビジネスなどさまざまな目的で日本人が訪れる国です。

日本とオーストラリアの大きな違いのひとつが時差です。日本は日本標準時(UTC+9)ですが、オーストラリアは東部・中部・西部と複数の時間帯を持っており、通常は日本より1時間前後の差があります(夏時間の有無や州によって変わります)。たとえば、シドニーやメルボルンが属する東部時間帯は、日本より1時間進んでいるケースが多く、パースのある西部時間帯は日本より1時間遅れていることが一般的です。電話をかける前に、相手の住んでいる地域と時差を確認しておくと、早朝や深夜にかけてしまう失敗を防げます。

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オーストラリアの国番号(コーリングコード)は「+61」

オーストラリアの国番号は「+61」です。この数字は、世界共通でオーストラリアを識別するための番号で、どの国から発信するときも変わりません。日本からオーストラリアに電話をかける場合は、日本の国際発信番号「010」に続けて、この「61」を入力します。つまり、最初の並びは「010-61」になります。

オーストラリアの電話番号は、基本的に「エリアコード(1ケタ)+市外局番を含む番号(8ケタ)」という構成になっています。国内で発信するときは、先頭に「0」を付けて「02」「03」「07」「08」などの形で使いますが、海外からかける場合はこの先頭の0を省略し、「2」「3」「7」「8」のように1ケタで入力します。同じように、オーストラリアの携帯電話は国内では「04」から始まりますが、国際電話では「0」を取って「4」から始まる番号として扱う点も重要です。

このように、「+61」はあくまで国を表す番号であり、その後に続く数字の意味は「どの地域か」「携帯なのか固定回線なのか」といった情報を持っています。国番号と市外局番の組み合わせが理解できれば、オーストラリア国内のどの地域に対しても、正しい宛先へ発信できるようになります。

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日本からオーストラリアへ電話する基本的なかけ方

固定電話の場合|必ず「010」から始めるのが正しい手順

固定電話で国際電話をかける場合は、必ず「010」から入力します。固定電話は「+61」のような“プラス発信”に対応していないため、国際発信番号を明示しないと海外回線につながりません。例えばシドニー(02 9123 4567)にかける場合、010-61-2-9123-4567となります。すべての固定電話ユーザーは「010方式」が基本になると覚えておくと確実です。

ガラケー(フィーチャーフォン)の場合|「010」が最も確実

ガラケーでも基本は固定電話と同じく「010」方式が確実です。一部の機種では「0」を長押しすると「+」を入力できるものもありますが、すべての機種が“プラス発信”に対応しているわけではありません。接続エラーになるケースも多いため、ガラケーユーザーは必ず010 → 61 →(先頭の0を抜いた番号)という並びで発信しましょう。

例:ブリスベン(07 3456 7890)へガラケーからかける場合
010-61-7-3456-7890

スマートフォンの場合|「010方式」または「+61方式」の両方が使える

スマートフォン(iPhone/Android)は、国際発信に柔軟で、どちらの方式でも発信できます。

  • 確実に発信できるのは「010方式」
    → すべてのキャリア・SIMで統一して使える。
  • 簡単に発信できるのは「+61方式」
    → 「0」を長押しして「+」を入力し、「+61 412 345 678」のようにダイヤルする。

ただし、格安SIMや一部の国際ローミング設定では「+」での発信が使えない場合があります。そのため、もっとも確実なのはやはり「010-61-…」の形式です。スマホユーザーは「どちらでも発信できるが、迷ったら010方式」と覚えておくと便利です。

国番号+61のあとに続く番号のルール(共通)

どの端末から発信する場合でも共通して重要なのが、市外局番や携帯番号の先頭の0を省くというルールです。オーストラリア国内では「02」「03」「04」のように0から始まりますが、海外からかけるときは必ず先頭の0を取り除いて入力します。

● シドニー(02 9123 4567)→ 010-61-2-9123-4567
● メルボルン(03 8567 1234)→ 010-61-3-8567-1234
● ブリスベン(07 3456 7890)→ 010-61-7-3456-7890
● パース(08 9349 3465)→ 010-61-8-9349-3465
● 携帯 0412 345 678 → 010-61-412-345-678

国際形式で送られてきた番号の読み替え方

相手から「+61 2 9123 4567」「+61 412 345 678」のように国際形式で番号が送られてくることもあります。この場合は、先頭の「+」を「010」に置き換えるだけで、日本からかけられる形になります。

● 「+61 2 9123 4567」→ 010-61-2-9123-4567
● 「+61 412 345 678」→ 010-61-412-345-678

「+61」を見たら「010-61」に置き換えればOK、と理解しておくと迷わず発信できます。

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オーストラリア主要都市と州別の市外局番一覧

オーストラリアは広い国ですが、市外局番の仕組みはシンプルで、国内を大きく四つのエリアコードで分けています。国内で使うときは「02」「03」「07」「08」という形になりますが、海外からかけるときはそれぞれ先頭の0を取って「2」「3」「7」「8」と入力します。また、携帯電話は「04」で始まりますが、海外からは「4」で始まる番号として扱われます。

  • 02エリア(2):ニューサウスウェールズ州・首都特別地域
    シドニー、キャンベラ、ニューカッスル、ウーロンゴンなどの都市が含まれます。国内では「02」から始まりますが、日本からは「010-61-2-XXXX-XXXX」と入力します。
  • 03エリア(3):ビクトリア州・タスマニア州
    メルボルン、ジーロング、ホバートなどがこのエリアに含まれます。国際電話では「010-61-3-XXXX-XXXX」という形になり、ビジネスの連絡でもよく使われる地域です。
  • 07エリア(7):クイーンズランド州
    ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ、タウンズビルなど観光地としても人気の高い都市が多く含まれます。日本からは「010-61-7-XXXX-XXXX」となります。
  • 08エリア(8):西オーストラリア州・南オーストラリア州・ノーザンテリトリー
    パース、アデレード、ダーウィン、アリススプリングスなど広大な地域をカバーしているエリアです。日本からは「010-61-8-XXXX-XXXX」と入力します。
  • 04から始まる番号(4):携帯電話番号
    オーストラリア国内では「04」で始まる10ケタの番号が携帯電話として使われています。国際電話では先頭の「0」を取って「4」から始める形になり、「010-61-4XX-XXX-XXX」という並びで発信します。

このように、オーストラリアの市外局番は州や地域ごとにまとまっているため、「どの州がどのエリアコードか」をざっくり覚えておくだけでも、番号を見た瞬間に「どのあたりの地域か」がイメージしやすくなります。ブログや記事で紹介する場合は、代表的な都市名と一緒に市外局番を書いておくと、読者にも親切です。

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通話料金を安くする方法|国際電話以外の選択肢

スマホで国際電話をしている人物のシルエットイラスト。無料素材サイトで入手できるイメージ。

オーストラリアと連絡を取りたい場面は、ビジネス・留学・旅行・家族との連絡などさまざまです。しかし、通常の国際電話は1分ごとの料金が高く、特に長時間の通話では思った以上に費用がかさんでしまうことがあります。そこで、ここではできるだけ通話料金を安くする現実的な方法をまとめて紹介します。用途に合わせて選べるため、国際電話の費用が気になる人には非常に役立つ内容です。

インターネット通話アプリを活用するのが最も経済的

もっとも一般的で費用対効果が高いのは、インターネット通話アプリを使う方法です。LINE通話、WhatsApp、Messenger、FaceTime、Google Meetなど、多くのアプリが無料で音声通話・ビデオ通話に対応しています。これらはWi-Fiやデータ通信が使える環境なら追加料金がほぼ不要なため、国際電話よりも圧倒的に安く済みます。

  • LINE通話:日本人同士の連絡で最も使いやすい。音声も安定。
  • WhatsApp:海外では標準アプリ。オーストラリアでも利用者が多く、現地の友人や家族との連絡に便利。
  • Messenger:Facebookユーザー同士ならスムーズにつながる。
  • FaceTime / Google Meet:ビデオ会議にも向いており、長時間の連絡でもコストゼロ。

これらのアプリは時間無制限で話せるため、「長時間の打ち合わせ」や「家族とのビデオ通話」など、長く話したい場合に特におすすめです。

Wi-Fi環境を賢く使って通話コストを大幅削減

通話料金をさらに抑えたいときは、Wi-Fi環境を賢く使うのがポイントです。自宅のWi-Fiはもちろん、カフェ、空港、ホテルなど無料Wi-Fiがある場所は多く、どの場所でもアプリ通話が可能です。特にオーストラリア側がWi-Fiにつながる場所にいる時刻を事前に確認しておけば、長時間話しても費用ゼロで連絡できます。

また、急ぎでない場合はアプリ通話だけでなく、テキストメッセージボイスメッセージを使うのもおすすめです。通信量がさらに少なくなるため、格安SIMなどデータ容量の少ないプランでも問題なく利用できます。

やむを得ず国際電話を使う場合の節約ポイント

どうしても通常の国際電話でかける必要がある場合は、少し工夫することで料金を抑えられます。特に以下の方法は効果的です。

  • 話したい内容を事前にメモにまとめておく
    国際電話は1分ごとの料金が高いため、要点を整理してから発信すると大幅な節約につながります。
  • 最初だけ国際電話で、詳細はアプリ通話に切り替える
    まず電話で「このあとLINEで話そう」などと伝え、そのままアプリへ移動することで通話時間を短縮できます。
  • キャリアの国際電話オプションを確認する
    ドコモ・au・ソフトバンクなどでは、国際電話向けの割引オプションや専用プレフィックス番号が用意されている場合があります。事前に確認しておくと安心です。

最終的にどれが一番安い?|結論:アプリ通話+Wi-Fiが最強

結局どれが一番安いのか?と迷った場合は、以下を覚えておくと簡単です。

  • 最安 → アプリ通話(Wi-Fi利用)
  • 次に安い → アプリ通話(データ通信)
  • 高い → 通常の国際電話(1分ごと課金)

つまり、「できるだけアプリ通話」+「可能ならWi-Fi」という組み合わせが最も賢く、通話料金をほぼゼロまで抑えることができる方法です。

国際電話は便利な一方でコストが高くなりがちですが、アプリ通話やWi-Fi環境を取り入れるだけで大幅に節約できます。必要に応じて、通常の国際電話とインターネット通話を上手に使い分ければ、費用を抑えつつ快適にオーストラリアと連絡を取ることができます。

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まとめ|国番号+61を覚えればオーストラリアへの通話は簡単

オーストラリアに電話をかけるときの基本は、「010-61」という並びをしっかり覚えることです。そのうえで、市外局番や携帯番号の先頭の0を取るルールを意識すれば、シドニーやメルボルン、ブリスベン、パースなど、どの地域にも迷わず発信できるようになります。さらに、オーストラリアの州ごとのエリアコードをざっくり理解しておくことで、番号を見ただけでおおよその地域をイメージでき、実務や旅行の準備にも役立ちます。

国際電話は料金が高くなりがちですが、LINEやWhatsApp、Messengerといった通話アプリを併用することで、かなり負担を軽くすることができます。緊急の連絡には国際電話、日常的なやり取りや長時間の会話にはアプリ通話、といった形で使い分ければ、コストと利便性のバランスを取りながらオーストラリアとのコミュニケーションを続けることができます。国番号+61と基本のかけ方を押さえて、安心してオーストラリアとつながっていきましょう。

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