国番号はFAXにも必要?海外への国際FAX番号の書き方・送り方をわかりやすく解説

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  1. 国番号はFAXにも必要?海外への国際FAX番号の書き方・送り方をわかりやすく解説
  2. 海外FAXを送る前に決める3つのこと
    1. FAX機で送るのかオンラインFAXで送るのかを先に決める
    2. 相手から届いた番号をそのまま押さずに送信用へ変換する
    3. FAXで送る必要がある書類かを確認する
  3. 国番号はFAXにも必要?国際FAXの基本を最初に確認
    1. 海外へFAXを送るときは国際電話と同じように国番号が必要
    2. FAX番号と電話番号は形式が似ている
    3. 国内FAXと国際FAXでは番号の入力方法が違う
  4. 海外へFAXを送るときの番号の書き方
    1. 基本形は「010+国番号+市外局番+FAX番号」
    2. 市外局番の先頭の0を外すケース
    3. 相手の番号に「+」が付いている場合の読み替え方
    4. 日本から海外へFAXを送る番号例
  5. 国番号を使ったFAX番号の具体例
    1. アメリカへFAXを送る場合の番号例
    2. 韓国へFAXを送る場合の番号例
    3. 中国へFAXを送る場合の番号例
    4. フィリピンへFAXを送る場合の番号例
    5. 日本のFAX番号を海外向けに書く場合の例
  6. 番号を変換するときの実例ワークシート
    1. 相手から届いた番号を日本のFAX機用に直す
    2. 番号を入力する前に声に出して区切る
    3. 送信先が代表FAXか担当者直通かを確認する
  7. 固定電話やFAX機から国際FAXを送る手順
    1. FAX機に原稿をセットする
    2. 国際電話識別番号010を入力する
    3. 国番号と相手のFAX番号を続けて入力する
    4. 送信結果レポートで送れたか確認する
  8. スマホやパソコンから海外へFAXを送る方法
    1. スマホの電話アプリだけでは通常のFAX送信はできない
    2. オンラインFAXサービスならPDFを海外FAX番号へ送れる
    3. メール添付やクラウド共有で代用できる場合もある
    4. 相手がFAX指定の場合は事前に受信可否を確認する
  9. 国際FAXが送れないときによくある原因
    1. 国番号の前に010を付け忘れている
    2. 市外局番の先頭0を残したまま入力している
    3. 相手番号が電話番号でFAX番号ではない
    4. 海外発信や国際FAXが回線側で制限されている
    5. FAX機や複合機の設定が海外送信に合っていない
  10. 送信エラーが出たときの見直し順
    1. 最初に番号形式を確認する
    2. 同じ番号へ連続送信しすぎない
    3. 相手へ確認するときの短い英文例
  11. 国際FAX番号を確認するときのチェックポイント
    1. 相手国の国番号が正しいか確認する
    2. FAX番号と電話番号を取り違えていないか確認する
    3. 会社サイトやメール署名の表記をそのまま使わない
    4. 送信前に相手へFAX受信可能か確認する
  12. 国際FAXの料金と注意点
    1. 固定電話やFAX機から送ると国際電話料金がかかる
    2. 送信時間が長いほど料金が高くなりやすい
    3. オンラインFAXは枚数課金や月額制の場合がある
    4. 料金だけでなく送信先の国や対応形式も確認する
  13. 海外FAXを安く送るための代替手段
    1. オンラインFAXサービスを利用する
    2. PDFをメールで送れるか相手に確認する
    3. クラウド共有リンクで代用できる場合もある
    4. 頻繁に送るなら固定回線よりサービス比較が重要
  14. 海外から日本へFAXを送ってもらう場合の番号の書き方
    1. 日本の国番号は81
    2. 国内番号の先頭0を外して表記する
    3. 東京03番号を海外向けに書く場合の例
    4. 携帯番号や050番号をFAX番号と間違えない
  15. 国際FAXでよくある勘違いと失敗例
    1. 「+」をそのままFAX機で入力して送れない
    2. 国内番号の感覚で市外局番の0を残してしまう
    3. スマホの電話アプリからFAXを送れると思ってしまう
    4. 国際電話料金を確認せず長文FAXを送ってしまう
    5. 相手の国番号は合っていてもFAX番号自体が古い
  16. 国際FAXの送付状に書くべき内容
    1. 海外宛てでは送付状があると処理されやすい
    2. 枚数の書き方でページ抜けを防ぐ
    3. 返信先はFAX番号だけでなくメールも書いておく
  17. 国際FAXを送る前の確認チェックリスト
    1. 送信先の国番号を確認する
    2. 相手のFAX番号が最新か確認する
    3. 010を付ける必要がある回線か確認する
    4. 市外局番の先頭0を外すか確認する
    5. 料金と送信枚数を確認する
    6. 送信結果レポートや相手への到着確認を行う
  18. 国番号とFAXに関するよくある質問
    1. FAXにも国番号は必要ですか?
    2. 国際FAXでは010と+のどちらを使いますか?
    3. 海外FAXで市外局番の0は外しますか?
    4. スマホから海外へFAXを送れますか?
    5. オンラインFAXでも国番号は必要ですか?
    6. 海外から日本へFAXしてもらう番号はどう書きますか?
  19. ケース別の判断早見表
    1. どの送信方法を選ぶべきか
    2. 送信前に迷ったときの最短手順
  20. まとめ|国番号を正しく入れれば海外へのFAX送信は迷いにくい
  21. 参考にした主な公式情報

国番号はFAXにも必要?海外への国際FAX番号の書き方・送り方をわかりやすく解説

海外の会社、ホテル、学校、役所、病院、取引先などへFAXを送るとき、「電話なら国番号が必要なのは分かるけれど、FAXにも国番号は必要なのか」と迷うことがあります。結論からいうと、海外へFAXを送る場合も、基本的には国際電話と同じように国番号が必要です。家庭用FAX機や複合機から送るFAXは、紙の文書を送っているように見えますが、実際には電話回線やひかり電話などの音声通話系の回線を使って相手先のFAX番号へ接続する仕組みです。オンラインFAXの場合はメールやウェブ上から送信しますが、相手先のFAX番号へ届けるために国番号を含む番号指定が必要になります。そのため、日本から海外のFAX番号へ送るときは、国内FAXのように相手番号だけを押すのではなく、国際電話識別番号、国番号、相手国内のFAX番号を正しい順番で入力する必要があります。

たとえば、アメリカのFAX番号へ送る場合は、アメリカの国番号である1を使います。韓国なら82、中国なら86、フィリピンなら63、日本へ海外から送ってもらう場合は81です。日本から固定電話やFAX機で送る場合は、一般的に010+国番号+相手先番号という形で入力します。相手先の市外局番や地域番号が0から始まる場合は、その最初の0を外して入力することが多いです。ただし、一部の国や地域では例外があるため、相手から案内された国際形式の番号や、利用している通信会社の説明を確認することが大切です。

国番号を使った国際FAX番号の書き方、固定電話やFAX機から送る手順、スマホやパソコンから海外へFAXを送る方法、送れないときの原因、料金の注意点、海外から日本へFAXを送ってもらうときの番号表記を押さえておくと、送信前の迷いを減らせます。国ごとの番号を先に確認したい場合は、国番号一覧で主要国の番号を確認する方法もあわせて見ると、送信先の国番号を照合しやすくなります。特に、「+」が付いた番号をどう読み替えるのか、「010」はどこに入れるのか、「03」や「02」のような市外局番の0は外すのか、スマホの電話アプリからFAXを送れるのか、といった実際に迷いやすい部分は、送信前に確認しておきたいポイントです。

机の上にFAX機、海外宛ての書類、国番号とFAX番号を書いたメモ、地球儀を並べた国際FAX送信のイメージ写真

海外FAXを送る前に決める3つのこと

FAX機で送るのかオンラインFAXで送るのかを先に決める

国番号の入れ方で迷ったときは、最初に「どの方法で送るのか」を決めると整理しやすくなります。家庭用FAX機や会社の複合機から送るなら、基本は010から始める国際電話形式で考えます。一方、オンラインFAXを使うなら、サービスごとの入力形式に合わせる必要があります。ここを混ぜて考えると、FAX機に「+」を入れようとしたり、オンラインFAXの入力欄に010から入れてエラーになったりしやすくなります。

たとえば、海外のホテルから「Fax: +1-212-123-4567」と案内された場合、会社のFAX機から送るなら「010-1-212-123-4567」と考えます。オンラインFAXなら、サービスのヘルプに従って「12121234567」「+12121234567」「相手番号+専用ドメイン」などに変換する場合があります。同じ相手先でも、送信方法が変わると入力形式も変わることがあるため、最初に送信手段を決めることが大切です。

送信前に決めること 確認する内容 間違えると起きやすいこと
送信手段 FAX機、会社の複合機、オンラインFAX、メール代替のどれを使うか 010と+の使い分けを間違える
相手番号の種類 TELではなくFAX番号か、部署直通か代表番号か 電話番号に発信してFAXが届かない
正式な提出方法 FAX必須か、PDFメールやクラウド共有でもよいか 送ったのに受け付けてもらえない

相手から届いた番号をそのまま押さずに送信用へ変換する

海外の相手から届くFAX番号は、そのままFAX機に押せばよいとは限りません。メール署名や会社サイトでは、国際的に見やすいように「+国番号」形式で書かれていることがあります。また、「+81 (0)3」のように、国内向けと海外向けを同時に示す表記もあります。このような番号は、送信する国や使う機器に合わせて変換してから入力します。

日本から固定電話やFAX機で送るなら、「+」は010に読み替えます。相手国内の市外局番が0から始まる場合は、多くの場合その0を外します。反対に、海外の相手に日本のFAX番号を伝えるときは、日本国内の03や06の先頭0を外し、+81のあとに続けます。数字の変換を頭の中だけで行うと間違えやすいため、送る前に紙やメモアプリへ「元の番号」と「送信用の番号」を並べて書いておくと安全です。

FAXで送る必要がある書類かを確認する

海外へFAXを送る場面では、相手から「FAXで送ってください」と言われたと思い込んでいるだけで、実際にはPDFメールでも受け付けてもらえることがあります。特に、見積書、署名済みの確認書、予約関連書類、学校への申請書などは、相手の運用によってメール添付で済む場合があります。FAX番号の確認に時間をかける前に、FAXが本当に必須か確認することも大切です。

たとえば、相手の案内に「Fax or email」と書かれているなら、PDFをメールで送った方が早く、画質も安定します。「Fax only」と明記されている場合や、提出先がFAX受信を前提に処理している場合は、FAXまたはオンラインFAXを使います。送信方法の確認は、料金の節約だけでなく、書類が正式に受理されるかどうかにも関わります。

国番号はFAXにも必要?国際FAXの基本を最初に確認

海外へFAXを送るときは国際電話と同じように国番号が必要

海外へFAXを送るときは、基本的に国際電話と同じ考え方で番号を入力します。FAX機は相手先のFAX番号へ発信し、相手側のFAX機や複合機が応答すると、音声ではなくFAX信号で文書データを送ります。つまり、見た目は紙の送信でも、接続の入口は電話番号です。そのため、日本国内のFAX番号へ送るときとは違い、海外のFAX番号へ送るときは相手国を指定する国番号が必要になります。

日本から国際通話を発信するときの基本形について、NTT西日本は、国際通話への発信は「010」をダイヤルしたあと、相手国番号、相手国内番号を続けて入力すると案内しています。ひかり電話でも、受話器を上げて「010+相手国番号+相手国内番号」と入力する流れが示されています。電話とFAXは用途が違っても、FAX機が電話番号へ発信するという点では同じなので、海外FAXでもこの考え方を使います。010の意味や固定電話からの発信手順を先に整理したい場合は、国際電話のかけ方と010の使い方も参考になります。確認用の公式情報として、NTT西日本「ひかり電話での国際電話のかけかた」や、NTT西日本の国際電話のかけ方に関するFAQが参考になります。

たとえば、日本からアメリカのFAX番号へ送るなら、国際電話識別番号010、アメリカの国番号1、相手先の地域番号とFAX番号を続けて入力します。韓国なら010+82、中国なら010+86、フィリピンなら010+63というように、送信先の国によって国番号が変わります。国番号が違うと、別の国へ接続される可能性があるため、数字を1桁だけ見間違えた場合でも送信に失敗したり、意図しない番号へ発信したりするおそれがあります。

FAX番号と電話番号は形式が似ている

FAX番号と電話番号は、番号の見た目だけでは区別しにくいことがあります。会社の名刺やメール署名には、電話番号として「TEL」、FAX番号として「FAX」と分けて書かれていることがありますが、数字の並び自体は電話番号と同じような形式です。これは、FAXが電話回線を使って相手先へ接続するためです。違いは、相手の番号が人が話す電話機につながっているのか、FAX機や複合機につながっているのかという用途の違いです。

たとえば、海外の会社から「TEL +1-212-123-4567」「FAX +1-212-765-4321」と案内された場合、どちらも国番号1から始まる国際形式の番号です。しかし、電話したい場合はTELの番号へ、書類を送信したい場合はFAXの番号へ送る必要があります。国番号や地域番号が合っていても、電話番号とFAX番号を取り違えると、相手の電話機が鳴るだけでFAX送信が完了しないことがあります。

特に、古い会社案内、PDF資料、請求書、海外ホテルの予約確認書、大学や役所の申請書類などでは、電話番号とFAX番号が同じ行に近い位置で並んでいることがあります。数字だけをコピーしてFAX機に入力すると、TELとFAXを取り違えやすくなります。送信前には、番号の前に「FAX」「Fax」「Facsimile」などの表示があるか、会社サイトの連絡先ページで最新のFAX番号かどうかを確認しましょう。

国内FAXと国際FAXでは番号の入力方法が違う

日本国内のFAX番号へ送る場合は、基本的に国内電話と同じように、03、06、045、092などの市外局番から始まる番号を入力します。たとえば東京のFAX番号が03-1234-5678なら、日本国内からはそのまま03-1234-5678のように入力します。日本国内同士の送信で、通常は国番号81を付ける必要はありません。

一方、日本から海外へ送る場合は、国内番号の感覚とは違います。最初に国際電話識別番号の010を入力し、そのあとに相手国の国番号、相手国内のFAX番号を入力します。たとえば、韓国ソウルの番号が02-123-4567のように案内されている場合、日本から国際FAXとして送るときは、010-82-2-123-4567のように、韓国の国番号82を入れ、市外局番02の先頭0を外す形になります。

この「国内用の番号」と「国際用の番号」の違いが、国際FAXでつまずきやすいポイントです。相手の資料に書かれている番号が、相手国内から使う表記なのか、海外から使う国際表記なのかを確認する必要があります。「+」から始まる番号は国際形式であることが多く、日本から固定電話やFAX機で送る場合は、その「+」を010に読み替えて入力する場面があります。

海外へFAXを送るときの番号の書き方

基本形は「010+国番号+市外局番+FAX番号」

日本から固定電話やFAX機で海外へFAXを送るときの基本形は、010+国番号+相手先番号です。相手先番号には、相手国の市外局番や地域番号、FAX番号が含まれます。NTT西日本やauの案内でも、国際電話をかける際は010、国番号、相手先電話番号の順で入力する形が示されています。FAXも電話回線へ発信するため、国際FAXの番号を考えるときもこの順番を基本にします。auの説明では、相手の電話番号が0で始まる場合には、原則として0を除いてダイヤルすると案内されています。確認用として、auの国際電話のかけ方に関するFAQも参考になります。

たとえば、アメリカのニューヨークへ送る場合、アメリカの国番号は1です。相手のFAX番号がニューヨークの212-123-4567なら、日本からは010-1-212-123-4567のように入力します。韓国なら国番号82、中国なら86、フィリピンなら63です。番号を区切るハイフンは見やすくするためのもので、FAX機に入力するときは機種によってハイフンなしで続けて入力します。

会社の複合機やFAX機によっては、国際発信の前に外線発信番号の0や、内線から外線へ出るための番号が必要なことがあります。たとえば、会社の電話設備で外線に出るために0を押す必要がある場合、0のあとに010+国番号+相手先番号を入力する設定になっていることがあります。ただし、これは社内設備の設定によるため、一般的な国際FAXの番号とは別に確認が必要です。

市外局番の先頭の0を外すケース

国際FAXでは、相手先の市外局番や地域番号が0から始まる場合、その先頭の0を外して入力することが多いです。これは国際電話でもよく使われる考え方です。たとえば、日本国内で東京へ電話やFAXをするときは03から始めますが、海外から日本の東京へ送るときは+81-3-xxxx-xxxxのように、03の先頭0を外して3にします。

韓国ソウルの市外局番02、中国北京の市外局番010、イギリスの一部の電話番号など、国内表記では0から始まる地域番号があります。このような番号を日本から海外へ送るときは、国番号のあとに先頭0を外した番号を続けるのが一般的です。たとえば、韓国の02-123-4567なら、010-82-2-123-4567のように入力します。

ただし、すべての国で同じとは限りません。auやドコモの公式案内でも、相手先電話番号が0から始まる場合は最初の0を除くと案内しつつ、一部の国や地域では例外があることが示されています。たとえば国や地域によっては、国内表記の0に特別な意味がある場合があります。そのため、相手から国際形式で「+国番号」付きのFAX番号を案内されている場合は、その表記を優先して確認するのが安全です。

相手の番号に「+」が付いている場合の読み替え方

海外の会社サイトやメール署名では、FAX番号が「+1-212-123-4567」「+82-2-123-4567」「+63-2-123-4567」のように、先頭に「+」を付けて書かれていることがあります。この「+」は、国際電話の発信に使う国際アクセスを表す記号です。スマホでは0を長押しして「+」を入力できることがありますが、固定電話やFAX機では「+」をそのまま押せない機種が多いです。スマホ側の「+」と010の違いは、携帯からの国際電話で使う+と010の違いでも整理しています。

日本の固定電話やFAX機から送る場合は、相手番号の「+」を010に読み替えて入力します。たとえば、相手から「+63-2-123-4567」と案内された場合、日本から固定回線のFAX機で送るなら、010-63-2-123-4567のように入力します。ドコモの国際電話の案内でも、「+」または「010」に続けて相手先の国番号と電話番号を入力する形が示されています。スマホでの「+」の表示方法として、0を長押しする方法も案内されています。確認用として、ドコモ「国際電話をかける」が参考になります。

ただし、オンラインFAXサービスを使う場合は、サービスごとに入力形式が異なることがあります。あるサービスでは「+国番号」形式を使い、別のサービスでは国番号から入力する形式を指定していることがあります。eFaxのヘルプでは、メールでFAXを送る場合、宛先欄に相手のFAX番号と専用ドメインを組み合わせて入力し、日本の03番号へ送る例では国番号81に続けて市外局番の最初の0を除いた番号を使うと案内されています。オンラインFAXでは、通常のFAX機とは入力ルールが違う場合があるため、利用サービスのヘルプを確認しましょう。詳しくはeFax「メールでファックスを送信する」で確認できます。

日本から海外へFAXを送る番号例

実際の番号例を見ると、国際FAXの入力方法が分かりやすくなります。アメリカのニューヨークへ送る場合は、010-1-212-123-4567のように入力します。010が日本から国際発信するための番号、1がアメリカの国番号、212がニューヨークの地域番号、123-4567が相手先のFAX番号です。ハイフンは説明用なので、実際のFAX機では01012121234567のように続けて入力することもあります。

韓国ソウルのFAX番号が02-123-4567なら、日本からは010-82-2-123-4567のように入力します。韓国の国番号は82で、ソウルの02は先頭の0を外して2にします。中国北京のFAX番号が010-1234-5678なら、中国の国番号86を使い、010-86-10-1234-5678のように入力します。日本の国際電話識別番号010と、北京の市外局番010が続くため、数字の並びが分かりにくくなりますが、意味を分けて考えると迷いにくくなります。

フィリピンのマニラへ送る場合、番号例が02-123-4567なら、010-63-2-123-4567のように入力します。フィリピンの国番号は63です。送信先が会社や役所の場合、代表番号とFAX番号が分かれていることが多いため、必ずFAXと書かれている番号を使いましょう。電話番号に送っても、相手がFAX受信できなければ送信は完了しません。

国番号を使ったFAX番号の具体例

アメリカへFAXを送る場合の番号例

アメリカの国番号は1です。アメリカの会社からFAX番号として「+1-212-123-4567」と案内された場合、日本の固定電話やFAX機から送るなら、010-1-212-123-4567のように入力します。アメリカは地域番号も含めて番号体系が比較的分かりやすく、国番号1のあとに市外局番と相手先番号を続けます。

アメリカの場合、会社の電話番号とFAX番号が別々に記載されていることがあります。たとえば「Phone +1-212-111-1111」「Fax +1-212-222-2222」のような表記です。この場合、国番号1や地域番号212が同じでも、最後の番号が違います。FAXを送りたい場合は、必ずFax欄の番号を使います。Phone欄の番号へFAXを送っても、相手の電話機に接続されるだけで、FAX受信されない可能性があります。

アメリカ宛ては、申請書類、ホテルへの書類送付、海外取引先への注文書、学校や団体への署名済み書類などでFAXを求められることがあります。送信後は、FAX機の送信結果レポートだけでなく、重要書類ならメールで「FAXを送信しました。受信確認をお願いします」と連絡しておくと安心です。

韓国へFAXを送る場合の番号例

韓国の国番号は82です。ソウルの番号が02から始まる場合、日本から国際FAXとして送るときは、02の先頭0を外して2にします。たとえば、韓国ソウルのFAX番号が02-123-4567なら、010-82-2-123-4567のように入力します。相手が国際形式で「+82-2-123-4567」と書いている場合も、日本のFAX機から送るときは「+」を010に読み替えます。

韓国の企業や役所、学校、宿泊施設などでは、電話番号とFAX番号が近い形式で並んでいることがあります。韓国語や英語のページで「Tel」「Fax」と分かれている場合は、Faxの番号を使います。番号の区切り方が日本と違って見えることがありますが、国番号82のあとに、先頭0を外した地域番号、相手先番号と続けて考えると整理しやすくなります。

送れない場合は、まず010を付けているか、国番号82を入れているか、地域番号の0を残していないかを確認します。次に、相手のFAX番号が現在も使われているか確認しましょう。会社移転や部署変更により、古いFAX番号がサイトや資料に残っていることがあります。

中国へFAXを送る場合の番号例

中国の国番号は86です。北京の市外局番は010と書かれることがありますが、日本から国際FAXを送るときは、中国の国番号86のあとに、北京の市外局番から先頭0を外した10を続けます。たとえば、北京のFAX番号が010-1234-5678なら、日本からは010-86-10-1234-5678のように入力します。

ここでややこしいのは、日本から国際発信するための010と、中国北京の市外局番010が似ていることです。最初の010は日本側の国際電話識別番号で、次の86は中国の国番号、その次の10は北京の地域番号です。数字だけを見ると0108610と続くため分かりにくくなりますが、010、86、10、相手番号と意味を分けて書き出すと間違いを減らせます。

中国宛てのFAXでは、相手先が会社代表のFAXなのか、部署直通のFAXなのかを確認することも大切です。代表番号に送る場合、担当者の手元に届くまで時間がかかることがあります。申請書、契約書、注文書などを送る場合は、FAX送信後にメールや電話で到着確認をすると安心です。

フィリピンへFAXを送る場合の番号例

フィリピンの国番号は63です。マニラの番号が02から始まる場合、日本から国際FAXを送るときは先頭0を外して2にします。たとえば、相手のFAX番号が02-123-4567なら、010-63-2-123-4567のように入力します。相手から「+63-2-123-4567」と案内されている場合は、「+」を010に読み替えると考えると分かりやすいです。

フィリピン宛てでは、会社やホテル、学校、行政関係の連絡先にFAX番号が残っていることがあります。ただし、近年はメールやオンラインフォームへ移行しているところも多く、FAX番号が古いままになっている可能性もあります。国番号や市外局番が合っていても、相手側のFAX機が撤去されていれば送信はできません。

送信前には、相手の公式サイト、最新のメール署名、請求書、予約確認書などでFAX番号を確認しましょう。重要書類の場合は、相手へ「このFAX番号で受信できますか」と事前に確認するのが安全です。特に時差がある国では、相手側の営業時間外に送ると確認が翌営業日になることがあります。

日本のFAX番号を海外向けに書く場合の例

海外の相手に日本のFAX番号を伝える場合は、日本の国番号81を使います。日本国内で東京のFAX番号が03-1234-5678なら、海外向けには+81-3-1234-5678のように書きます。大阪の06-1234-5678なら、+81-6-1234-5678です。国内番号の先頭0を外して、国番号81のあとに続けます。

日本の携帯番号や050番号をFAX番号と間違えないことも大切です。FAXは通常、FAX機や複合機につながる番号へ送る必要があります。海外の相手に「+81-90-xxxx-xxxx」と伝えても、それが携帯電話番号であれば、通常のFAX受信先にはなりません。もちろん、オンラインFAXや特殊な転送サービスを利用している場合は別ですが、通常はFAX番号として案内された番号を使う必要があります。

海外向けの名刺や会社案内では、「Fax: +81-3-xxxx-xxxx」のように国際形式で書くと親切です。日本国内向けには03-xxxx-xxxx、海外向けには+81-3-xxxx-xxxxと使い分けると、相手が国際発信しやすくなります。海外から日本へ電話やFAXをする場合も、国番号81と先頭0を外す考え方が基本です。

番号を変換するときの実例ワークシート

相手から届いた番号を日本のFAX機用に直す

国際FAXで一番ミスが多いのは、番号の変換です。相手から届いた番号に「+」が付いているのか、国内向けの市外局番が0から始まっているのか、電話番号とFAX番号が分かれているのかを見ずに入力すると、送信エラーになりやすくなります。下のように、元の表記、意味、実際にFAX機へ入力する番号を分けて確認すると、入力ミスを減らせます。

相手から案内された表記 意味 日本のFAX機から送る場合の考え方
Fax +1-212-123-4567 アメリカの国際形式 +を010に読み替えて010-1-212-123-4567
Fax 02-123-4567 / Korea 韓国内向けのソウル番号 韓国の国番号82を付け、02の0を外して010-82-2-123-4567
Fax 010-1234-5678 / Beijing 中国国内向けの北京番号 中国の国番号86を付け、北京の010を10にして010-86-10-1234-5678
Fax +81 (0)3-1234-5678 日本の東京番号を国際形式でも示した表記 日本国内から送るなら03-1234-5678、海外から送ってもらうなら+81-3-1234-5678

番号を入力する前に声に出して区切る

国際FAXの番号は長くなりやすいため、数字を一気に入力すると途中で抜けたり重複したりしやすくなります。特に、中国北京のように日本側の010と相手国の市外局番010が関係する番号では、「010、86、10、1234、5678」と区切って確認するだけで、かなり間違いを減らせます。

会社の複合機で送る場合は、外線発信番号が必要なこともあります。その場合は、「外線番号」「日本から国際発信する010」「相手国番号」「相手番号」を分けて考えます。たとえば、外線へ出るために0が必要な会社でアメリカへ送るなら、社内ルール上は0-010-1-212-123-4567のようになることがあります。ただし、これは会社設備の設定によるため、個人の判断で加えず、総務や管理者に確認しましょう。

送信先が代表FAXか担当者直通かを確認する

国際FAXでは、番号の形式が合っていても、送信先が担当部署に合っていないと処理が遅れることがあります。海外の会社や学校では、代表FAX、部署FAX、担当者直通のFAXが分かれている場合があります。代表FAXへ送っても受信はされますが、担当者の手元に回るまで時間がかかったり、送付状に担当者名がないと処理されなかったりすることがあります。

たとえば、海外の学校へ申請書を送る場合、Admissions OfficeのFAXへ送る必要があるのに、General Officeの代表FAXへ送ってしまうと、確認に時間がかかることがあります。ホテルへ予約確認書を送る場合も、予約部門のFAXかフロント代表のFAXかで扱いが変わることがあります。番号だけでなく、宛先部署と担当者名も確認してから送ると安心です。

固定電話やFAX機から国際FAXを送る手順

FAX機に原稿をセットする

国際FAXを送るときも、最初の準備は国内FAXと同じです。送信したい原稿をFAX機や複合機にセットします。原稿の向きが表向きか裏向きかは機種によって違うため、FAX機の表示や説明を確認してください。複数枚送る場合は、紙が重なって送られないように、原稿の角をそろえてからセットします。

海外へ送る場合は、送信時間が長くなることがあります。画像が多い書類、細かい文字が多い書類、枚数が多い書類は送信に時間がかかり、そのぶん通話料金が高くなる場合があります。できれば、不要なページを省き、白黒で読める文書は白黒にし、文字が読める範囲で軽い設定にして送るとよいでしょう。

重要書類を送る場合は、送信前に宛先番号を紙に書き出して確認すると安心です。たとえば、010、国番号、地域番号、FAX番号を分けてメモしておくと、入力中にどこまで押したか分かりやすくなります。番号を1桁間違えると送信できないだけでなく、意図しない相手へ発信するおそれがあるため、入力前の確認は大切です。

国際電話識別番号010を入力する

日本から固定電話やFAX機で海外へ送る場合、最初に国際電話識別番号として010を入力するのが基本です。これは日本から国際通話へ接続するための番号です。FAX機によっては、受話器を上げて発信音を確認してから番号を押すタイプ、原稿をセットして番号を入力してからスタートボタンを押すタイプがあります。

会社の複合機やビジネスフォンでは、外線に出るための番号が別に必要な場合があります。たとえば、社内から外線へ発信するために最初に0を押す設定になっている場合、0+010+国番号+相手番号という入力になることがあります。ただし、この先頭の0は会社の電話設備の都合であり、国際電話識別番号010とは別です。社内の電話設定が分からない場合は、総務担当者や通信管理者に確認しましょう。

ひかり電話など一部の固定回線では、事業者識別番号を別に入力しないよう案内されている場合があります。NTT西日本のひかり電話の説明では、010は固定の番号であり、事業者識別番号を入力すると接続できない場合があるとされています。使っている回線によって細かい扱いが違うため、国際FAXを初めて送る場合は通信会社の案内を確認してから送信する方が安全です。

また、ひかり電話でFAX機を使う場合は、FAXの規格にも注意が必要です。NTT西日本は、ひかり電話でもFAXは利用できるものの、対応しているのはG3規格で、スーパーG3やG4規格は非対応と案内しています。NTT東日本も、アナログ回線用のG3FAXは利用できる一方、ISDN回線専用のG4FAXは利用できないと説明しています。古い業務用FAXや複合機を使っている場合は、国番号や010が合っていても機器規格の問題で送れないことがあるため、取扱説明書やメーカー、回線事業者の情報を確認しましょう。詳しくはNTT西日本「ひかり電話でFAXは使えますか」NTT東日本「ひかり電話でFAXは使用できるのですか」が参考になります。

国番号と相手のFAX番号を続けて入力する

010を入力したら、次に相手国の国番号を入力します。国番号は国ごとに決まっており、国際電気通信連合のE.164という国際的な番号計画で割り当てられています。国番号の確認には、通信会社の国番号一覧や公式資料を利用できます。国番号の割り当てそのものを確認したい場合は、ITUのE.164国番号リストが参考になります。

国番号を入力したあとは、相手先のFAX番号を続けます。市外局番や地域番号が0から始まる場合は、原則として最初の0を外します。たとえば、日本国内で03と書く番号を海外向けにするときは3にするのと同じ考え方です。相手から国際形式で「+国番号」付きの番号が案内されている場合は、その形をもとに入力するのが分かりやすいです。

入力するときは、数字を一気に押すより、010、国番号、市外局番、相手番号に分けて確認する方がミスを減らせます。FAX機によっては、番号入力後に画面で数字を確認できます。送信ボタンを押す前に、国番号が合っているか、市外局番の0を残していないか、FAX番号の桁数が大きく違っていないかを確認しましょう。

送信結果レポートで送れたか確認する

国際FAXを送ったあとは、送信結果レポートを確認しましょう。FAX機や複合機には、送信が成功したか、通信エラーになったか、相手が応答しなかったかを記録する機能があります。国内FAXよりも通信状態や相手側の設備に左右されることがあるため、送信ボタンを押しただけで安心しないことが大切です。

送信結果が正常でも、重要書類の場合は相手側で読める状態で届いているか確認した方が安全です。特に海外の役所や会社へ申請書、契約書、署名済み書類を送る場合は、メールで「FAXを送信しました。受信確認をお願いします」と連絡しておくと安心です。FAXは送信できても、相手側で紙切れ、トナー切れ、受信設定の問題がある場合があります。

送信エラーが出た場合は、すぐに同じ番号へ何度も送るのではなく、番号の形式を確認します。010を付け忘れていないか、国番号が正しいか、地域番号の0を残していないか、相手番号が電話番号ではなくFAX番号かを見直しましょう。それでも送れない場合は、相手にFAX受信可能か確認するか、オンラインFAXやメール送信への切り替えを検討します。

FAX機のダイヤル画面に010、国番号、海外のFAX番号を入力している手元の写真

スマホやパソコンから海外へFAXを送る方法

スマホの電話アプリだけでは通常のFAX送信はできない

スマホには電話アプリがありますが、スマホの電話アプリからそのまま紙のFAXを送ることは通常できません。スマホで国際電話をかけることはできますが、FAXは相手のFAX機へFAX信号を送る仕組みが必要です。スマホの通話機能は音声通話を前提としているため、紙の文書やPDFを相手のFAX機へ送る機能は標準では備わっていません。

スマホで「+国番号」を入力できるため、海外FAXにも送れそうに感じるかもしれません。しかし、番号へ電話をかけることと、FAX文書を送信することは別です。スマホから海外へ書類をFAXとして送りたい場合は、オンラインFAXサービスを使い、PDFや画像ファイルをアップロードして送信する方法を検討します。

スマホの電話アプリだけでFAXを送れないことを知らないと、相手のFAX番号へ電話をかけてしまい、ピーというFAX音だけが聞こえて終わることがあります。この状態では文書は送信されません。紙の書類をスマホで撮影して送る場合も、メールやオンラインFAXなど、相手が受け取れる方法を選ぶ必要があります。

オンラインFAXサービスならPDFを海外FAX番号へ送れる

オンラインFAXサービスを使えば、パソコンやスマホからPDFや画像ファイルをアップロードし、相手のFAX番号へ送れる場合があります。eFaxの説明では、メールで送信した内容が相手のFAX機から紙で出力されると案内されており、相手がFAXでの受け取りを指定している場合でも対応しやすい方法です。FAX機や固定回線を自宅に用意しなくてもよい点が便利です。詳しくはeFax「ファックスの送信方法」で確認できます。

ただし、オンラインFAXサービスは、対応している国、入力する番号形式、送信できるファイル形式、料金体系がサービスごとに違います。たとえば、メールで送信する方式、ブラウザからアップロードする方式、アプリから送る方式があります。eFaxでは、メールの宛先欄にFAX番号と専用ドメインを組み合わせて送る方法が案内されています。利用方法を確認したい場合は、eFax「メールでファックスを送信する」が参考になります。

オンラインFAXを使う場合も、国番号は重要です。サービスによって「+国番号」形式で入力する場合もあれば、国番号から始める形式、または専用の宛先形式を使う場合もあります。通常のFAX機で使う010をそのまま入れるとは限らないため、サービスの説明どおりに入力する必要があります。

メール添付やクラウド共有で代用できる場合もある

海外の相手が必ずFAXを求めているわけでなければ、PDFをメール添付で送る方が簡単な場合があります。契約書、見積書、請求書、申請書などは、スキャンしたPDFをメールで送るだけで受け付けてもらえることがあります。また、ファイルサイズが大きい場合は、クラウド共有リンクを使って送る方法もあります。

ただし、役所、学校、医療機関、古い業務フローを使っている会社などでは、今でもFAXでの送付を指定されることがあります。その場合は、メールで代用できるかどうかを相手に確認しましょう。相手が「FAX only」と指定している場合は、オンラインFAXやFAX機を使って送る必要があります。

コストや手間を考えると、相手がメール受信できるならメールがもっとも手軽です。相手がFAX番号しか案内していない場合でも、連絡先メールアドレスが別にあるなら「PDF by email is acceptable?」のように確認してみるとよいでしょう。重要書類では、送信方法だけでなく、相手が正式な提出方法として認めるかどうかが大切です。

相手がFAX指定の場合は事前に受信可否を確認する

海外へFAXを送る前に、相手が現在もFAXを受信できるか確認しておくと安心です。海外の会社サイトやPDF資料にFAX番号が残っていても、実際には使われていないことがあります。特に、古い取引先情報、数年前の申請書、検索で見つけた連絡先ページなどは、番号が更新されていない可能性があります。

確認するときは、メールで「このFAX番号は現在も受信できますか」「送信後に確認してもらえますか」と聞く方法があります。電話で確認する場合は、時差や言語の問題があるため、メールの方が記録に残りやすく便利です。重要書類なら、FAX送信後にも到着確認を行いましょう。

相手がFAX指定をしている場合でも、送信方法に条件があることがあります。たとえば、送付状に担当者名や申請番号を書く必要がある、営業時間内に送る必要がある、送信後にメールで連絡する必要があるなどです。番号だけでなく、相手の受け取りルールも確認しておくと、送ったのに処理されないというトラブルを防ぎやすくなります。

国際FAXが送れないときによくある原因

国番号の前に010を付け忘れている

国際FAXが送れない原因として多いのが、国番号の前に010を付け忘れているケースです。相手から「+1-212-123-4567」のように案内された番号を見て、FAX機に1-212-123-4567だけを入力してしまうと、日本国内の番号として処理されるか、正しく国際発信されない可能性があります。

固定電話やFAX機から日本発の国際FAXを送る場合は、基本的に010から始めます。たとえば、アメリカの+1-212-123-4567へ送るなら、010-1-212-123-4567です。韓国の+82-2-123-4567なら、010-82-2-123-4567です。相手番号に「+」が書かれている場合は、「+」を010に置き換えると考えると分かりやすいです。

ただし、オンラインFAXや会社のPBX、国際電話サービスによっては、入力形式が異なる場合があります。FAX機から送るのか、オンラインFAXから送るのか、会社の複合機から送るのかによって、必要な先頭番号が変わることがあります。送れない場合は、利用している機器やサービスの説明を確認しましょう。

市外局番の先頭0を残したまま入力している

国際FAXでは、相手の国内番号に含まれる先頭0を残したまま入力してしまい、送れないことがあります。たとえば、韓国ソウルの02-123-4567へ送るときに、010-82-02-123-4567と入力してしまうようなケースです。一般的には、国番号82のあとにソウルの地域番号2を続けるため、010-82-2-123-4567とします。

中国北京の番号でも同じです。北京の国内表記が010-1234-5678の場合、日本から国際FAXを送るときは、010-86-10-1234-5678のように入力します。日本側の010と北京の市外局番010が重なるため混乱しやすいですが、北京の市外局番の先頭0は外して10にします。

ただし、国や地域によっては例外があります。通信会社の公式説明でも、相手先番号が0から始まる場合は最初の0を除くと案内しつつ、一部の国や地域を除くと注意書きがあります。相手が国際形式で番号を案内している場合は、その形式を優先し、不明な場合は相手に確認しましょう。

相手番号が電話番号でFAX番号ではない

国番号や010の入力が合っていても、相手番号が電話番号でFAX番号ではないと、FAXは送れません。海外の会社サイトでは、電話番号、FAX番号、代表番号、部署番号が並んで書かれていることがあります。数字の形式が似ているため、FAX番号ではなく電話番号へ送ってしまうことがあります。

電話番号へFAXを送ると、相手が電話に出たり、FAX音だけが鳴ったり、通信エラーになったりします。相手側にFAX受信機能がなければ、文書は届きません。送信結果レポートがエラーになった場合は、番号がFAX番号かどうかを最初に確認しましょう。

会社の連絡先ページでは、「TEL」「Phone」「Fax」「Facsimile」などの表記に注意します。メール署名やPDF資料でも、FAX番号が古い場合があります。重要な書類を送る前には、相手へ現在のFAX番号を確認しておくと安心です。

海外発信や国際FAXが回線側で制限されている

番号が正しくても、契約している回線や会社の電話設備で海外発信が制限されていると、国際FAXを送れないことがあります。迷惑電話対策や不正利用防止のため、国際電話の発信を停止している回線もあります。会社の複合機では、国際発信を管理者だけに許可している場合もあります。

家庭用の固定電話でも、国際通話が利用できるか、ひかり電話の契約内容で国際発信が可能かを確認する必要があります。通信会社によっては、国際通話の利用条件や料金が異なります。送信できない場合は、FAX機の問題だけでなく、回線側の国際発信可否も確認しましょう。

会社で海外FAXを送る場合は、まず管理者や総務担当に確認するのが早いです。外線発信番号、国際発信の許可、複合機のFAX設定、送信先国の制限など、利用者側では分からない設定が関係することがあります。

FAX機や複合機の設定が海外送信に合っていない

FAX機や複合機の設定が原因で、海外FAXが送れないこともあります。たとえば、回線種別の設定、外線発信番号の設定、国際送信の許可、送信速度、エラー訂正モードなどが関係する場合があります。国内FAXは送れるのに海外だけ送れない場合は、番号だけでなく機器設定も疑いましょう。

複合機では、宛先登録に国内番号の形式で登録されている場合があります。海外宛て番号を登録するときは、010+国番号+相手番号の形式で登録するのか、外線発信番号を別に入れる必要があるのかを確認します。会社の複合機では、アドレス帳に登録された番号しか送れない設定になっていることもあります。

海外へ何度送ってもエラーになる場合は、送信速度を落とす、送信画質を標準にする、枚数を減らす、時間を空けて送るなどで改善することがあります。ただし、機器ごとに設定方法が違うため、取扱説明書や管理者に確認しましょう。

送信エラーが出たときの見直し順

最初に番号形式を確認する

国際FAXでエラーが出たときは、いきなり何度も再送するより、番号形式を確認する方が早い場合があります。まず、010を付けているか、国番号が正しいか、市外局番の先頭0を残していないか、相手番号がFAX番号かを見ます。番号が間違っている状態で何度送っても、通信料金だけがかかったり、相手ではない番号へ発信したりするおそれがあります。

送信結果レポートに「話中」「応答なし」「通信エラー」などが出た場合でも、原因は1つとは限りません。相手のFAX機が使用中の場合もあれば、番号が電話番号だった場合、国際発信が回線側で止められている場合、相手側のFAX機が停止している場合もあります。エラー表示だけで判断せず、次の順番で切り分けると確認しやすくなります。

確認順 見るポイント よくある修正
1 010を付けているか +表記を010に読み替える
2 国番号が正しいか 相手の国名と国番号一覧を照合する
3 市外局番の先頭0を残していないか 国番号の後ろに続く0を外す
4 TELではなくFAX番号か 会社サイトやメール署名のFAX欄を確認する
5 回線や機器が国際発信に対応しているか 通信会社、会社の総務、複合機管理者に確認する

同じ番号へ連続送信しすぎない

FAXが送れないと焦って、同じ番号へ何度も連続で送信してしまうことがあります。しかし、番号が誤っている場合や相手がFAX番号ではない場合、何度送っても成功しません。海外宛てでは通信料金がかかることもあるため、2回ほど失敗したら番号と回線条件を見直す方が安全です。

相手が海外の会社や役所の場合、営業時間外にはFAX機の電源が切れている、代表FAXが話中になっている、受信トレイがいっぱいになっているということもあります。送信エラーが続くときは、時差を考えて相手の営業時間内に再送する、メールで「FAXが送れないため番号を確認したい」と連絡する、オンラインFAXやPDFメールへ切り替えられないか確認するなど、次の行動を決めましょう。

相手へ確認するときの短い英文例

海外の相手にFAX番号を確認するときは、難しい文章でなくてもかまいません。必要なのは、番号が正しいか、現在も受信できるか、国際形式の番号を教えてほしいかを伝えることです。英語が不安な場合でも、短い文で十分通じることが多いです。

  • Please confirm your current fax number.
    現在のFAX番号を確認してください、という意味です。古い資料に書かれた番号かもしれないときに使えます。
  • Please send me your fax number in international format.
    国番号付きの国際形式でFAX番号を教えてください、という意味です。+から始まる番号を相手に出してもらうと、変換しやすくなります。
  • I sent the fax today. Could you please confirm receipt?
    今日FAXを送りました。受信確認をお願いします、という意味です。重要書類を送ったあとに使えます。

国際FAX番号を確認するときのチェックポイント

相手国の国番号が正しいか確認する

国際FAXでは、相手国の国番号を間違えると送信できません。国番号は国ごとに決まっていますが、似た番号もあります。アメリカとカナダは国番号1を使う一方、韓国は82、中国は86、日本は81、フィリピンは63です。1桁違うだけでまったく別の国になることがあるため、国番号は必ず確認しましょう。

国番号を確認するときは、相手の公式サイト、通信会社の国番号一覧、国際機関の資料などを使います。検索で見つけた古い一覧や、個人ブログの情報だけに頼るより、通信会社や公式資料で確認する方が安全です。auにも国番号一覧ページがあり、各国の国番号を確認できます。確認用として、au「国番号一覧」が参考になります。

また、相手のメール署名に「+国番号」付きで番号が書かれている場合は、その国番号が正しいかも確認できます。たとえば、韓国の会社なのに+86から始まる番号が書かれている場合、中国の番号である可能性があります。支店や関連会社の番号かもしれないため、送信前に相手へ確認すると安心です。

FAX番号と電話番号を取り違えていないか確認する

送信前には、相手番号がFAX番号であることを確認しましょう。電話番号とFAX番号は形式が似ているため、数字だけでは判断できません。会社サイトでは、電話番号が「TEL」や「Phone」、FAX番号が「FAX」や「Facsimile」と書かれていることが多いです。

古い資料では、代表電話番号とFAX番号が同じ欄に並んでいることがあります。どちらも国番号付きで書かれていると、数字の区切りだけでは分かりにくくなります。FAXを送る場合は、必ずFAX欄の番号を使いましょう。

相手が部署ごとに番号を持っている場合、代表FAXに送ると担当者へ届くまで時間がかかることがあります。申請書や契約書など、担当部署へ直接送る必要がある書類では、送信先の部署名や担当者名も確認しておくとよいでしょう。

会社サイトやメール署名の表記をそのまま使わない

海外の会社サイトやメール署名に書かれた番号を、そのままFAX機へ入力すると送れないことがあります。理由は、その番号が国際形式で書かれている場合、国内形式で書かれている場合、または読みやすさのために記号が入っている場合があるからです。

たとえば「+81 (0)3 1234 5678」のような表記があります。この場合、海外から日本へ送るなら+81-3-1234-5678、日本国内から送るなら03-1234-5678という意味で、(0)は状況によって使うか外すかが変わります。このような表記をそのまま010-81-0-3…のように入力すると、誤った番号になる可能性があります。

会社サイトの表記を見たら、まず「+」があるか、「(0)」があるか、国番号付きか、国内向け表記かを確認しましょう。国際FAXとして送る場合は、010+国番号+先頭0を外した相手番号という形に整理してから入力するとミスを減らせます。

送信前に相手へFAX受信可能か確認する

FAX番号が正しく見えても、相手が現在も受信できるとは限りません。最近は、メールやオンラインフォームへ移行し、FAXを使わなくなっている会社もあります。古い連絡先ページにFAX番号が残っているだけの場合もあります。

特に、海外の役所や学校、病院、ホテル、取引先へ重要書類を送る場合は、事前に受信可能か確認しましょう。「Can I send documents to this fax number?」のようにメールで確認すると、記録にも残ります。担当者名や申請番号がある場合は、送付状に書くべきかも確認しておくと安心です。

送信後にも確認が必要です。FAX機の送信結果が正常でも、相手が内容を確認できていないことがあります。紙切れ、印字不良、受信トレイの放置、担当者への転送漏れなども起こり得ます。大切な書類ほど、送ったあとに受領確認を取りましょう。

国際FAXの料金と注意点

送信方法 番号の考え方 向いている場面 注意点
固定電話やFAX機 010+国番号+相手先番号 会社や自宅のFAX機から直接送る場合 国際通話料金がかかり、送信時間が長いほど高くなりやすい
会社の複合機 外線発信番号+010+国番号+相手先番号の場合がある 社内設備から正式書類を送る場合 外線番号や国際発信制限、複合機の設定確認が必要
オンラインFAX 国番号から入力、または専用メール形式などサービスごとに異なる FAX機なしでPDFを海外FAX番号へ送りたい場合 対応国、料金、送信枚数、入力形式を事前に確認する
メールやクラウド共有 FAX番号は使わない 相手がPDF提出を認めている場合 正式な提出方法として認められるか相手に確認する

固定電話やFAX機から送ると国際電話料金がかかる

固定電話やFAX機から海外へFAXを送る場合、基本的には国際電話と同じように通話時間に応じた料金がかかります。FAXは送信中に回線を使い続けるため、枚数が多いほど、また通信に時間がかかるほど料金が高くなりやすいです。料金は利用する回線、通信会社、送信先の国や地域によって変わります。

たとえば、同じ1枚のFAXでも、文字だけの書類と、写真や細かい図が多い書類では送信時間が違うことがあります。通信状態が悪いと再送やエラーが発生し、さらに時間がかかる場合もあります。国際FAXでは、国内FAXよりも料金を意識した方がよいでしょう。

料金を確認するときは、通信会社の国際電話料金ページを見ます。KDDIの国際電話サービスでは、国際電話の発信方法や国番号、サービス内容が案内されています。また、NTT西日本の国際通話料金ページでは、国や地域ごとに料金を確認できる形になっています。回線やサービスによって使い方や料金が異なるため、実際の料金は利用している契約先の最新情報を確認してください。参考として、KDDI「国際電話」NTT西日本「国際通話料金」があります。

送信時間が長いほど料金が高くなりやすい

FAXは、送信にかかった時間によって料金が増えやすい通信です。1枚だけなら短時間で終わることもありますが、細かい文字、写真、図表、複数ページの書類では送信時間が長くなります。国際FAXでは、送信時間が長いほど国際電話料金も高くなりやすいため、送る前に内容を整理することが大切です。

料金を抑えたい場合は、不要なページを省く、白黒で送る、画質を標準にする、写真が多い資料はPDFメールで送れないか確認する、といった方法があります。特に、20枚、30枚の書類を海外へFAXする場合は、オンラインFAXやメール送信の方が安く済むことがあります。

重要なのは、相手が何を求めているかです。署名ページだけFAXで必要なのか、全文をFAXで送る必要があるのか、メール添付でもよいのかで、料金と手間が大きく変わります。長文FAXを送る前に、必要なページだけでよいか相手に確認しましょう。

オンラインFAXは枚数課金や月額制の場合がある

オンラインFAXサービスは、固定電話やFAX機がなくても使える便利な方法ですが、料金体系はサービスによって異なります。月額料金がかかるもの、送信枚数ごとに課金されるもの、国際送信の料金が国ごとに違うものなどがあります。無料に見えるサービスでも、海外宛てや送信枚数によって費用がかかることがあります。

オンラインFAXを選ぶときは、送信先の国に対応しているか、FAX番号の入力形式、送信できるファイル形式、送信結果の確認方法、解約方法を確認しましょう。日本国内向けには便利でも、海外FAXに対応していないサービスもあります。海外送信が目的なら、送信先国の対応状況を最初に確認する必要があります。

また、オンラインFAXでは、相手先番号を010から入力するのではなく、+国番号形式や国番号から始める形式を使うことがあります。通常のFAX機とは番号入力ルールが違うため、サービスのヘルプに従いましょう。

料金だけでなく送信先の国や対応形式も確認する

国際FAXで大切なのは、料金の安さだけではありません。送信先の国に対応しているか、相手が受信できる形式か、送信結果を確認できるか、トラブル時に問い合わせできるかも重要です。安いサービスでも、送信先国に対応していなければ使えません。

また、送信内容によっては、セキュリティ面も考える必要があります。契約書、個人情報、医療関係の書類、金融関係の書類などを送る場合は、相手が指定する正式な送信方法を確認しましょう。メールでよい場合もあれば、FAXでなければ受け付けない場合もあります。

頻繁に海外へFAXするなら、毎回固定電話から送るより、オンラインFAXやメール代替、クラウド共有を組み合わせた方が効率的です。年に1回だけならコンビニや会社のFAX機で対応できることもありますが、毎月送るならコストと手間を比較しておくとよいでしょう。

海外FAXを安く送るための代替手段

オンラインFAXサービスを利用する

海外へFAXを安く、手軽に送りたい場合は、オンラインFAXサービスが選択肢になります。パソコンやスマホからPDFをアップロードして送信できるため、紙のFAX機や固定回線が不要です。相手側には通常のFAXとして届く場合が多く、FAX指定の相手にも対応しやすい方法です。

ただし、オンラインFAXはサービスごとに料金、対応国、番号入力形式、ファイル形式、送信結果の確認方法が違います。国際FAXに対応しているか、送信先国が対象か、1枚あたりの料金や月額料金がいくらかを確認しましょう。無料体験があるサービスでも、海外宛てが対象外だったり、送信枚数に制限があったりすることがあります。

オンラインFAXを使う場合も、国番号の理解は必要です。相手のFAX番号が+国番号付きで書かれている場合、サービスの入力欄にそのまま入れるのか、国番号から入力するのか、専用形式に変換するのかを確認します。通常のFAX機で使う010と同じではないことがあるため、サービスの説明を優先しましょう。

PDFをメールで送れるか相手に確認する

海外へ書類を送る目的が「相手に内容を確認してもらうこと」であれば、FAXではなくPDFをメールで送れる場合があります。PDFなら画質が安定し、送信料金もかからないことが多く、送信履歴も残ります。相手がメール受信を認めているなら、FAXより効率的な方法です。

ただし、相手が正式な提出方法としてFAXを指定している場合、メールでは受け付けてもらえないことがあります。役所、学校、医療機関、古い業務フローを使っている会社では、FAXのみ対応という場合もあります。送る前に「PDF by email is acceptable?」と確認しておくと安心です。

メールで送る場合は、ファイル名にも注意しましょう。申請番号、会社名、氏名、日付などを入れると相手が管理しやすくなります。本文には、FAXの代わりにPDFで送ること、添付書類の内容、返信が必要かどうかを書いておくとスムーズです。

クラウド共有リンクで代用できる場合もある

ファイルサイズが大きい場合や、複数の書類をまとめて送りたい場合は、クラウド共有リンクで代用できることがあります。Google Drive、Dropbox、OneDriveなどにPDFをアップロードし、相手へ共有リンクを送る方法です。大量の書類や高解像度の画像を送る場合、FAXよりも見やすく、管理しやすいことがあります。

ただし、クラウド共有は相手の組織でアクセス制限がある場合があります。会社や役所によっては、外部リンクを開けない、クラウド共有を禁止している、ログインが必要なリンクを受け付けないことがあります。事前に相手が利用できる方法か確認しましょう。

また、個人情報や契約書を共有する場合は、リンクの公開範囲に注意が必要です。誰でも見られる公開リンクではなく、必要な相手だけがアクセスできる設定にします。共有期限を設定できるサービスなら、一定期間後にリンクを無効にすると安全です。

頻繁に送るなら固定回線よりサービス比較が重要

海外FAXをたまに送るだけなら、手持ちのFAX機やオンラインFAXで対応できることがあります。しかし、毎月のように海外へFAXを送るなら、固定回線、オンラインFAX、メール代替、クラウド共有を比較した方がよいです。送信枚数が多いほど、料金や手間の差が大きくなります。

比較するときは、1枚あたりの料金だけでなく、月額料金、対応国、送信結果の確認、受信機能の有無、サポート、解約のしやすさも見ます。海外取引で使うなら、送信履歴を残せるか、送信失敗時の通知があるかも重要です。

また、相手によってはFAXではなくメールや専用ポータルへのアップロードを求めることがあります。FAXが必要なのは本当にその相手だけなのか、今後も継続して必要なのかを確認しましょう。頻度が低いなら単発利用できるサービス、頻度が高いなら月額制サービスが合う場合があります。

海外から日本へFAXを送ってもらう場合の番号の書き方

日本の国番号は81

海外から日本へFAXを送ってもらう場合、日本の国番号は81です。日本国内では03、06、045、092などの市外局番を使いますが、海外向けに書くときは国番号81を先頭に付けます。東京のFAX番号が03-1234-5678なら、海外向けには+81-3-1234-5678と書きます。

海外の相手に番号を伝えるときは、「Fax: +81-3-1234-5678」のように書くと分かりやすいです。国内向けの03-1234-5678だけを書いてしまうと、海外の相手が日本へ送るときに国番号を調べる必要があります。相手の手間を減らすためにも、海外向けには国際形式で案内すると親切です。

日本の国番号81は、ITUの国番号リストにも掲載されています。国番号は国ごとに決まっており、海外から日本へ電話やFAXをするときは81を使います。日本国内から日本国内へ送る場合は、通常は81を付けず、国内番号のまま送ります。

国内番号の先頭0を外して表記する

海外向けに日本のFAX番号を書くときは、国内番号の先頭0を外します。東京の03は3に、大阪の06は6に、横浜の045は45にします。たとえば、国内番号が03-1234-5678なら、海外向けには+81-3-1234-5678です。045-123-4567なら、+81-45-123-4567です。

この先頭0は、日本国内で発信するときに使う国内用の番号です。海外から日本へ接続する場合は、国番号81がその役割を持つため、国内用の0は外します。海外の相手に「+81-03-1234-5678」と伝えると、0が余分になり、送信できない可能性があります。

ただし、名刺や会社案内では「+81-(0)3-1234-5678」のように書かれていることがあります。この表記は、海外からは0を外し、国内からは0を付けるという意味です。相手に分かりやすく伝えるなら、海外向けには+81-3-1234-5678、国内向けには03-1234-5678と分けて書く方が迷いにくいです。

東京03番号を海外向けに書く場合の例

東京のFAX番号が03-1234-5678の場合、海外向けの表記は+81-3-1234-5678です。相手が海外の固定電話やFAX機から送る場合、その国の国際電話識別番号を入力し、日本の国番号81、東京の地域番号3、相手先番号1234-5678を続けて入力します。国によって国際電話識別番号は異なるため、日本側では+81形式で案内するのが一般的です。

たとえば、海外の相手にメールで案内するなら、「Fax: +81-3-1234-5678」と書くと分かりやすいです。国内向けの「03-1234-5678」だけを送ると、海外の相手が国番号や先頭0の扱いを調べなければなりません。

大阪の06番号なら+81-6-1234-5678、横浜の045番号なら+81-45-123-4567です。番号の先頭0を外す点は同じです。会社の海外向けページや英語の署名では、電話番号とFAX番号をそれぞれ国際形式で書くと、相手が間違えにくくなります。

携帯番号や050番号をFAX番号と間違えない

海外から日本へFAXしてもらう場合、携帯番号や050番号をFAX番号と間違えないようにしましょう。通常の携帯電話番号は、FAX機につながっている番号ではありません。海外向けに+81-90-xxxx-xxxxと書くことはできますが、それは携帯電話番号であり、通常のFAX受信番号ではありません。

050番号も注意が必要です。050はIP電話などで使われることがありますが、FAX送受信に対応しているかはサービスや機器によって異なります。相手にFAX番号として案内するなら、その番号で実際にFAXを受信できることを確認してから伝えましょう。

オンラインFAXを使っている場合は、サービスから発行された受信用FAX番号を相手に伝えます。その番号が日本国内形式なのか、海外向けにどう書くべきなのかはサービスの案内を確認してください。誤って携帯電話番号をFAX番号として伝えると、相手が何度送っても届かない原因になります。

国際FAXでよくある勘違いと失敗例

「+」をそのままFAX機で入力して送れない

海外の番号に付いている「+」を、FAX機にそのまま入力しようとして送れないことがあります。スマホでは0を長押しして+を入力できますが、多くの固定電話やFAX機では+をそのまま押す操作がありません。日本の固定電話やFAX機から送る場合は、+を010に読み替えるのが基本です。

たとえば、相手のFAX番号が+1-212-123-4567なら、010-1-212-123-4567と入力します。+82-2-123-4567なら、010-82-2-123-4567です。+は国際形式であることを示す記号であり、日本のFAX機でそのまま使う数字ではありません。

ただし、オンラインFAXサービスでは+を使う形式が指定される場合があります。FAX機では010、オンラインFAXでは+国番号というように、送信方法によって入力形式が変わることがあります。使うサービスの案内を確認しましょう。

国内番号の感覚で市外局番の0を残してしまう

国内FAXの感覚で、市外局番の0を残したまま国際FAXを送ってしまう失敗もあります。日本国内で03や06を使う感覚のまま、海外の02や010をそのまま国番号のあとに付けてしまうと、接続できないことがあります。

韓国ソウルの02-123-4567なら、国際FAXでは010-82-2-123-4567です。中国北京の010-1234-5678なら、010-86-10-1234-5678です。日本から海外へ送るための010と、相手国の市外局番に含まれる0は別物として考えましょう。

迷った場合は、相手に国際形式で番号を書いてもらうのが確実です。「Please tell me your fax number in international format.」と確認すれば、+国番号から始まる表記を教えてもらえることがあります。

スマホの電話アプリからFAXを送れると思ってしまう

スマホの電話アプリから海外FAX番号へ電話をかければ、FAXを送れると思ってしまうことがあります。しかし、スマホの電話アプリは音声通話用であり、紙の書類やPDFをFAX信号として送る機能は通常ありません。相手のFAX番号へ電話をかけても、ピーという音が聞こえるだけで文書は送れません。

スマホからFAXを送りたい場合は、オンラインFAXサービスを使います。PDFや画像ファイルをアップロードし、相手のFAX番号へ送信する仕組みです。サービスによってはアプリから送れるものもありますが、電話アプリで番号を発信する方法とは違います。

紙の書類しかない場合は、スマホで撮影してPDF化し、オンラインFAXへアップロードする方法があります。ただし、文字がぼやけていると相手が読めないため、明るい場所で正面から撮影し、余白や影が入らないようにしましょう。

国際電話料金を確認せず長文FAXを送ってしまう

国際FAXでは、送信時間が長いほど料金が高くなりやすいです。料金を確認せずに20枚、30枚の書類を送ると、想定より高くなることがあります。特に画像が多い書類や、通信状態が悪く再送が発生した場合は、送信時間が長くなります。

長文の書類を送る場合は、本当にFAXで全ページ送る必要があるか確認しましょう。署名ページだけFAXでよい場合もあります。相手がメール添付を受け付けるなら、PDFで送った方が安く、画質も安定します。

国際FAXを送る前には、送信枚数、料金、相手の受信可否を確認しましょう。料金が気になる場合は、オンラインFAXの料金や、メール代替が可能かも比較するとよいです。

相手の国番号は合っていてもFAX番号自体が古い

国番号や市外局番が正しくても、相手のFAX番号自体が古いと送信できません。会社が移転した、部署が変わった、FAXを廃止した、オンライン受付へ移行したなどの理由で、古い番号が使われなくなっていることがあります。

検索で見つけた古いPDF資料や、何年も前の名刺に書かれたFAX番号は、そのまま信用しない方が安全です。相手の公式サイト、最新のメール署名、最近受け取った請求書や案内書で番号を確認しましょう。

送信エラーが続く場合は、番号の入力ミスだけでなく、相手のFAX番号が現在も有効か確認します。重要書類の場合は、送信後に相手へ受信確認を取ることで、処理漏れを防ぎやすくなります。

国際FAXの送付状に書くべき内容

海外宛てでは送付状があると処理されやすい

海外へFAXを送るときは、本文書類だけでなく送付状を付けると相手が処理しやすくなります。特に、会社、学校、病院、役所などでは、代表FAXに複数の部署宛ての書類が届くことがあります。送付状に担当部署、担当者名、送信者名、枚数、用件を書いておけば、相手がどこへ回すべきか判断しやすくなります。

たとえば、海外の学校へ申請書を送るなら、「To: Admissions Office」「Attention: 担当者名」「Subject: Application documents」のように書いておくと、単に書類だけを送るより分かりやすくなります。ホテルへ予約関係の書類を送るなら、予約番号や宿泊日を入れると照合されやすくなります。

項目 書く内容 理由
宛先 会社名、部署名、担当者名 代表FAXに届いたあと、担当者へ回してもらうため
送信者 氏名、会社名、連絡先メールアドレス 相手が不明点を確認できるようにするため
件名 申請書、予約確認、契約書などの用件 受け取った側が内容をすぐ判断できるようにするため
枚数 送付状を含めた合計枚数 途中でページが抜けていないか確認できるため

枚数の書き方でページ抜けを防ぐ

国際FAXでは通信状態や相手側の紙詰まりなどで、すべてのページがきれいに届かないことがあります。送付状に「Total pages including cover sheet: 5」のように合計枚数を書いておくと、相手がページ抜けに気づきやすくなります。

枚数を書くときは、送付状を含めるかどうかも明確にしましょう。英語では「including cover sheet」と書けば、送付状を含めた枚数だと伝わります。たとえば送付状1枚と本文4枚なら、合計5枚です。重要書類の場合は、送信後に「5 pages including cover sheet」とメールで伝えておくと、相手も確認しやすくなります。

返信先はFAX番号だけでなくメールも書いておく

海外宛ての送付状には、返信先としてFAX番号だけでなくメールアドレスも書いておくと便利です。相手が受信確認や不備連絡をしたいとき、国際FAXで返信するよりメールの方が早いことが多いからです。特に、時差がある国では電話確認が難しいため、メール連絡先があるとやり取りがスムーズです。

送付状には、送信者名、メールアドレス、電話番号を入れます。必要に応じて「Please confirm receipt by email.」と書いておくと、受信確認をメールで返してもらいやすくなります。ただし、相手の業務ルールによって返信できない場合もあるため、あくまで確認しやすくするための補助と考えましょう。

国際FAXを送る前の確認チェックリスト

送信先の国番号を確認する

まず、送信先の国番号を確認します。アメリカは1、韓国は82、中国は86、フィリピンは63、日本は81です。国番号は似ているものもあるため、相手の国名だけで思い込み入力をしないようにしましょう。

国番号は、通信会社の国番号一覧や相手の国際形式の番号で確認できます。相手から+国番号付きでFAX番号をもらっている場合は、その国番号を使います。相手国に複数の地域番号がある場合でも、国番号は同じです。

相手のFAX番号が最新か確認する

送信前に、相手のFAX番号が最新か確認しましょう。会社サイト、メール署名、請求書、申請書、予約確認書などで番号が違う場合は、もっとも新しい情報を優先します。不安な場合は、相手に直接確認するのが安全です。

特に海外のFAX番号は、古い資料に残っていることがあります。国番号が合っていても、番号が古いと送信できません。重要な書類では、送信前に「この番号へ送ってよいか」を確認しましょう。

010を付ける必要がある回線か確認する

日本の固定電話やFAX機から国際FAXを送る場合は、基本的に010を使います。ただし、会社の電話設備やオンラインFAXサービスでは入力形式が違う場合があります。固定回線、ひかり電話、会社の複合機、オンラインFAXのどれを使うのかを確認しましょう。

会社の複合機では、外線番号を最初に付ける必要があることもあります。オンラインFAXでは、010ではなく+国番号形式を使う場合があります。利用する方法に合わせて入力形式を確認することが大切です。

市外局番の先頭0を外すか確認する

国際FAXでは、市外局番や地域番号の先頭0を外すことが多いです。東京03を海外向けにすると+81-3、韓国ソウル02を日本から送るなら010-82-2、中国北京010なら010-86-10という形です。

ただし、一部の国や地域では例外があります。相手が国際形式で番号を案内している場合は、その表記を参考にします。不明な場合は、相手へ国際形式のFAX番号を確認しましょう。

料金と送信枚数を確認する

国際FAXは、送信時間や送信先の国によって料金が高くなることがあります。送信前に枚数を確認し、不要なページを省きましょう。画像が多い資料や細かい図面は送信時間が長くなりやすいです。

料金を抑えたい場合は、オンラインFAX、メール添付、クラウド共有を検討します。相手がFAXでなければ受け付けない場合は、必要なページだけFAXで送り、補足資料はメールで送る方法もあります。

送信結果レポートや相手への到着確認を行う

送信後は、FAX機の送信結果レポートを確認します。正常終了になっているか、エラーが出ていないかを見ましょう。重要書類なら、送信結果だけでなく、相手に到着確認を取ると安心です。

FAXは送信できても、相手側で印字不良や紙切れが起きていることがあります。特に契約書や申請書では、届いたかどうかだけでなく、内容が読める状態かも確認できるとより安全です。

国際FAXを送る前に国番号、010、市外局番の先頭0、送信枚数、送信結果をチェックしている一覧表のイメージ画像

国番号とFAXに関するよくある質問

FAXにも国番号は必要ですか?

海外へFAXを送る場合は、基本的に国番号が必要です。FAXは電話回線を使って相手先番号へ接続するため、国際電話と同じように相手国を指定する必要があります。日本国内同士のFAXでは通常、国番号は不要です。

国際FAXでは010と+のどちらを使いますか?

日本の固定電話やFAX機から送る場合は、一般的に010を使います。相手番号が+国番号で書かれている場合は、+を010に読み替えて入力します。一方、スマホやオンラインFAXサービスでは+国番号形式を使う場合もあるため、利用する機器やサービスの案内に従いましょう。

海外FAXで市外局番の0は外しますか?

多くの場合、国番号のあとに続ける市外局番や地域番号の先頭0は外します。たとえば、東京03は海外向けに+81-3、韓国ソウル02は日本から送る場合に010-82-2となります。ただし、一部の国や地域では例外があるため、相手の国際形式の番号や通信会社の案内を確認しましょう。

スマホから海外へFAXを送れますか?

スマホの電話アプリだけでは、通常のFAX送信はできません。スマホから海外へFAXを送りたい場合は、オンラインFAXサービスを使い、PDFや画像をアップロードして送信する方法があります。相手がメール受信を認めている場合は、PDFをメール添付で送る方が簡単なこともあります。

オンラインFAXでも国番号は必要ですか?

海外のFAX番号へ送る場合、オンラインFAXでも国番号が必要になることが多いです。ただし、入力形式はサービスによって異なります。+国番号から入力する場合、国番号だけを入れる場合、専用のメール宛先形式を使う場合などがあります。利用するオンラインFAXサービスの説明を確認しましょう。

海外から日本へFAXしてもらう番号はどう書きますか?

海外から日本へFAXしてもらう場合は、日本の国番号81を使います。東京の03-1234-5678なら、海外向けには+81-3-1234-5678と書きます。大阪の06-1234-5678なら+81-6-1234-5678です。国内番号の先頭0を外して書くのが基本です。

ケース別の判断早見表

どの送信方法を選ぶべきか

国際FAXで迷ったときは、相手が何を求めているか、どのくらい急いでいるか、書類の枚数が多いか、手元にFAX機があるかで判断すると選びやすくなります。FAX番号の入れ方だけを調べても、そもそもFAXで送る必要がない場合は、もっと簡単な方法を選べることがあります。

状況 向いている方法 理由
相手がFAXのみ受け付ける FAX機またはオンラインFAX 相手の正式な提出方法に合わせる必要があるため
自宅や会社にFAX機がある 固定電話や複合機から送信 010+国番号の形式で直接送れるため
FAX機がないがPDFは用意できる オンラインFAX スマホやパソコンから海外FAX番号へ送れる場合があるため
相手がメール提出を認めている PDFメール送信 料金がかからず、画質も安定しやすいため
枚数が多い、画像が多い メールまたはクラウド共有を確認 国際FAXだと送信時間と料金が増えやすいため

送信前に迷ったときの最短手順

最短で確認したい場合は、まず相手のFAX番号が国際形式で書かれているかを見ます。+から始まっていれば、固定電話やFAX機では+を010に読み替えます。国内形式で書かれている場合は、国番号を調べ、必要に応じて市外局番の先頭0を外します。次に、送信方法がFAX機かオンラインFAXかを確認し、それぞれの入力形式に合わせます。

最後に、送信後の確認方法を決めておきます。送信結果レポートを見るだけでよい書類なのか、相手にメールで受信確認を取るべき書類なのかで、送った後の行動が変わります。重要書類では、番号を正しく入れることと同じくらい、相手側で処理されたかを確認することが大切です。

まとめ|国番号を正しく入れれば海外へのFAX送信は迷いにくい

海外へFAXを送るときは、国際電話と同じように国番号を使います。日本の固定電話やFAX機から送る場合は、基本的に010+国番号+相手先番号の順で入力します。相手の市外局番や地域番号が0から始まる場合は、先頭0を外すことが多いですが、一部例外もあるため、相手の国際形式の番号や通信会社の案内を確認しましょう。

相手番号に+が付いている場合、固定電話やFAX機では+を010に読み替えると考えると分かりやすいです。たとえば、+1-212-123-4567なら010-1-212-123-4567、+82-2-123-4567なら010-82-2-123-4567です。オンラインFAXサービスでは入力形式が異なることがあるため、サービスの説明に従う必要があります。

国際FAXが送れないときは、010の付け忘れ、国番号の間違い、市外局番の0を残している、相手番号が電話番号でFAX番号ではない、回線側で国際発信が制限されている、FAX機の設定が合っていないといった原因を確認しましょう。送信後は送信結果レポートを確認し、重要書類なら相手へ到着確認を取ると安心です。

料金を抑えたい場合は、オンラインFAX、メール添付、クラウド共有も選択肢になります。相手がFAXを正式な提出方法として指定している場合は、FAXで送る必要がありますが、メールやPDFでよい場合は、そちらの方が安くて確実なこともあります。国番号と番号の書き方を正しく理解しておけば、海外へのFAX送信で迷う場面を減らせます。

参考にした主な公式情報

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