国番号とFAXの入れ方完全ガイド|海外へFAXを送る手順と注意点

社会
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国番号とFAXの入れ方完全ガイド|海外へFAXを送る手順と注意点

海外の取引先や役所へFAXを送るとき、「国番号ってどう入れるの?」と迷う人は少なくありません。FAXは基本的に電話回線を利用する仕組みなので、国際電話と同じように国番号が必要です。本記事では、国番号を使ったFAXの入れ方や料金の目安、スマホでFAXは送れるのか、さらにコストを抑える方法まで詳しく解説します。

国際FAXの送信イメージ(FAX機と地球のイラスト)
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国際FAXに必要な国番号とは?

国番号の役割と基本的な仕組み

国番号は、国際電話やFAXを送るときに「どの国へ接続するか」を指定する番号です。たとえば日本は+81、アメリカは+1、フィリピンは+63といった具合です。FAXも電話回線を通して信号を送るため、国際電話と同様に国番号の入力が必要になります。
→ 参考:国番号一覧ページはこちら

FAX番号と電話番号の違い

FAX番号は通常の電話番号と同じ形式です。FAX機や複合機に接続されている電話回線に発信するため、電話番号とFAX番号の区別は「機械の用途」による違いでしかありません。したがって国番号の入れ方は電話と同じです。

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海外へFAXを送る際の番号の入れ方

固定電話やFAX機から送る場合

  • ステップ1: 国際電話識別番号を入力(日本からは「010」)
  • ステップ2: 相手国の国番号を入力(例:アメリカ=1、フランス=33、フィリピン=63)
  • ステップ3: 市外局番や相手のFAX番号を入力(市外局番の「0」は省略)

📌 具体例:

  • アメリカ・ニューヨークのFAXへ → 010-1-212-123-4567
    (国際識別番号010 → 国番号1 → 市外局番212 → 相手番号)
  • フランス・パリのFAXへ → 010-33-1-2345-6789
    (010 → 国番号33 → 市外局番1 → 相手番号)
  • フィリピン・マニラのFAXへ → 010-63-2-123-4567
    (010 → 国番号63 → 市外局番2 → 相手番号)
  • オーストラリア・シドニーのFAXへ → 010-61-2-9876-5432
    (010 → 国番号61 → 市外局番2 → 相手番号)

このように「010 + 国番号 + 市外局番(先頭0を除く) + 相手番号」というルールは世界共通です。国ごとに国番号と市外局番が違うだけなので、複数例を見て慣れておくと安心です。
国番号一覧はこちら

「+」を使った入力

スマホのダイヤル画面では「0」を長押しすると「+」が入力できます。ただしスマホ単体でFAXは送信できません。FAXを送りたい場合は、スマホから「オンラインFAXサービス」にPDFをアップロードする方法を使います。

相手の番号が+記号付きで表示されている場合

「+63-2-xxxx-xxxx」と表示されている場合、「+」は「国際電話識別番号(010)」を意味します。固定電話から送る場合は「010-63-2-xxxx-xxxx」と入力すればOKです。

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国際FAXの料金目安と節約方法

キャリア・固定電話を利用する場合

ドコモ・au・ソフトバンクが提供する光電話や固定電話回線にFAX機をつなげば国際FAXを送れます。この場合の料金は、各社の国際電話料金が適用され、1分あたり100〜300円程度と高額です。緊急時や短時間の送信に適しています。

プリペイド国際電話カードの利用

コンビニで販売されているブラステルカードなどのプリペイドカードを使えば、NTT固定電話や公衆電話からでもFAXを送れます。通常の国際電話より安く、1分数十円程度に抑えられることがあります。仕組みは「アクセス番号に電話→ガイダンスに従って相手番号を入力」という流れです。

参考:ブラステルカード公式サイト

IP電話サービスの活用

ひかり電話など固定回線型のIP電話ならFAX機を接続して国際FAXが可能です。ただし導入には回線工事が必要です。スマホアプリ型のIP電話(050 plusなど)はFAXには非対応が多いため注意しましょう。

オンラインFAXサービス

もっとも手軽なのはオンラインFAXです。スマホやPCからPDFを送信すれば、相手には通常のFAXとして届きます。料金は1枚数十円〜100円程度と安価で、FAX機や固定回線は不要です。

スマホやPCから送れるオンラインFAXのイメージ
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海外から案内されたFAX番号を確認するときのポイント

国際形式で「+81」が付いている場合

通常、日本国内でFAX番号をやり取りするときには「03-xxxx-xxxx」や「06-xxxx-xxxx」といった国内形式で表記されます。国内同士のFAX送信で国番号(+81)が付くことはありません。

しかし、海外の取引先や国際的な資料・メール署名などでは、日本のFAX番号が「+81-3-xxxx-xxxx」のように国際形式で表記されていることがあります。これは「海外から日本へ送るときの正しい形式」を示しているだけで、誤りではありません。

  • 📌 日本国内からFAXを送る場合 → 「03-xxxx-xxxx」と国内形式で入力する
  • 📌 海外から日本へFAXを送る場合 → 「+81-3-xxxx-xxxx」と国際形式で入力する

つまり、番号に「+81」が付いていても驚く必要はなく、国内か海外かによって入力方法を切り替えるだけで問題なく利用できます。

不審なFAXに注意

もし心当たりのない海外の国番号が付いたFAXを受け取った場合、それが迷惑広告や詐欺の可能性もあります。その場合は折り返さず、必要に応じて着信拒否や通信会社への相談を検討してください。

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海外へのFAX送信を効率化する代替手段

メール送信やクラウド共有

最近ではFAXの代わりにPDFをメール送信したり、Google DriveやDropboxで共有する方が一般的になっています。FAXにこだわる理由がない場合は、コストと手間を考えてこちらを利用する方が効率的です。

オンラインFAXサービスの利用

オンラインFAXは、FAX番号が必要な取引先にも対応できる便利な代替手段です。スマホやPCから送信でき、料金も安価で済みます。詳細は上記の各サービス紹介ページをご覧ください。

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まとめ|国番号を正しく入力して安心・安全に国際FAXを送信

国際FAXは国際電話と同じ仕組みで、国番号を正しく入力することが大切です。ただしスマホ単体ではFAXは送れず、FAX機・固定回線か、オンラインFAXサービスを利用する必要があります。料金はキャリアやNTTを通すと高額ですが、プリペイドカードやオンラインFAXを活用すれば大幅に節約可能です。用途や頻度に合わせて最適な方法を選びましょう。

内部リンク: 国番号についてさらに知りたい方は → 国番号一覧ページ

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