中国・上海の国番号「+86」|固定電話・携帯電話へのかけ方と国際通話料金
結論:日本から上海へは固定電話なら「010 → 86 → 21 → 相手番号」、携帯電話なら「+ → 86 → 携帯番号」の順で発信します。上海の市外局番は021ですが、海外からは先頭の0を外して「21」にします。

上海の国番号「+86」とは?
中国全土共通の国番号の仕組み
中国に国際電話をかける際は、まず国際発信識別(010 または +)を付け、続けて国番号+86を入力します。中国全土で国番号は共通です。
上海の市外局番「21」との組み合わせ
上海の市外局番は021です。海外からは先頭の0を外して「21」にします。つまり010 → 86 → 21 → 相手番号の順になります。
日本から上海への国際電話のかけ方
固定電話にかける場合の手順(例:010 → 86 → 21 → 相手番号)
- 010(日本の国際発信識別)
- 86(中国の国番号)
- 21(上海の市外局番、先頭の0は外す)
- 相手の市内番号
数字以外の記号や空白は削除して入力すると誤発信を防げます。連絡先は国番号込みで統一登録するとミスが減ります。
携帯電話にかける場合の番号構成
携帯宛は「+ → 86 → 携帯番号(先頭の1から)」の順です。市外局番は挟みません。スマートフォンはダイヤル画面の0長押しで「+」が出る機種が多いです。
国際電話でよくある間違いと注意点
- 市外局番の0を外し忘れる:「021」のまま入力すると不通の原因になります。
- 国番号の二重付与:連絡帳に「+86」が含まれているのにさらに付け足すミスに注意。
- 記号混入:ハイフンや括弧は削除し、数字のみで発信。
国際通話料金の目安と節約方法
大手キャリア(NTT・KDDI・ソフトバンク)の料金相場
国際通話は1分あたりの単価が高めです。課金単位や接続料の有無を事前に確認し、長話は避けましょう。
IP電話・国際電話カードの活用
プリペイド型の国際電話カードや050番号のIP電話は費用圧縮に有効です。固定回線がある環境なら音質も安定しやすいです。
通話アプリでのコスト削減(LINE, WhatsApp など)
LINE/WhatsApp/Microsoft Teams/Zoomなどのデータ通話を併用し、確認は音声・詳細はテキストに分担するのが現実的です。
上海との国際電話で気を付ける点
日本と上海の時差と連絡に適した時間帯
中国標準時はUTC+8、日本はUTC+9で上海は日本より1時間遅いです。日本の午前〜昼過ぎに発信すると互いに無理がありません。
迷惑電話や詐欺電話への注意
見覚えのない海外番号に即折り返しはしない。連絡が必要な場合は公式サイト記載の番号へ自分からかけ直すのが安全です。通話中に決済情報や認証番号を求められたら、いったん切って別経路で確認しましょう。

まとめ
固定電話は010 → 86 → 21 → 相手番号、携帯宛は+ → 86 → 携帯番号。021の0は外す、数字のみで入力、時差は1時間を覚えておけば、初めてでも短時間で確実に連絡できます。
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