知らなきゃ損！国番号55でブラジルに国際電話する方法
「+55」という番号からの着信に心当たりがない――そんな経験はありませんか？この番号は南米最大の国、ブラジルの国際電話番号です。本記事では、国番号55の正体から、ブラジルへの正しい国際電話のかけ方、料金の目安、そして注意点まで、国際電話初心者にも分かりやすく解説します。
国番号55とは？ブラジルの通信ゾーンに迫る
国番号とは、国際電話をかける際に使用する各国ごとの識別番号のことです。日本は+81、アメリカは+1、そしてブラジルは+55。この国番号は、国際電気通信連合（ITU）が定めており、世界中で統一されています。
ブラジルはITUのゾーン2（南北アメリカ）に属しており、ラテンアメリカの中心的な経済圏として広範な通信網を持っています。そのため、国際的なビジネスや観光の連絡先としても国番号55は頻繁に利用されます。
日本からブラジルへの電話のかけ方と具体的な手順
日本からブラジルに電話をかけるには、以下の順番で番号を入力します：
- 国際電話識別番号（日本では通常「010」）
- ブラジルの国番号「55」
- 市外局番（先頭の「0」を省略）
- 相手の電話番号
たとえば、サンパウロの（市外局番11）に「1234-5678」という番号にかけたい場合、
010-55-11-1234-5678と入力します。
ブラジルへの通話料金の目安と節約方法
大手キャリアの国際通話料金は、1分あたり100円前後かかることもあります。ですが、以下の方法で大幅に通話料金を抑えることが可能です。
- 国際電話対応アプリ（例：Skype、Viber、LINE Out）：Wi-Fi環境での利用で数円〜数十円/分まで安く抑えられる。
- 国際通話プランの利用：NTTコミュニケーションズやSoftbankなどでは、あらかじめ申し込むことで割引が適用される。
- IP電話サービス：050番号を使ったIP電話なら、インターネット経由で通話できるため、料金が格段に下がる。
また、ブラジルのSIMカードを現地で購入すれば、通話料は現地料金となり、滞在中の通信コストが大幅に削減されます。
サンパウロやリオなど主要都市の地域番号
ブラジル国内は広大な国土のため、都市によって地域番号が異なります。主な地域番号は以下の通りです：
- サンパウロ：11
- リオデジャネイロ：21
- ブラジリア（首都）：61
- ベロオリゾンテ：31
- ポルトアレグレ：51
相手の都市によってこの地域番号を指定する必要がありますので、事前に確認しておくとスムーズです。
注意！+55からの電話は詐欺の可能性も
最近では、+55からの不審な着信に関する報告も見受けられます。以下のような特徴がある場合は要注意です。
- 短時間で何度も着信がある
- 出ると無言のまま切られる
- SMSでURLが送られてくる
これらはワン切り詐欺やフィッシング詐欺の一種であり、国際通話料金を請求させる「リターンコール詐欺」の可能性があります。心当たりがない番号からの着信には、安易に折り返さないようにしましょう。
まとめ：安心・安全にブラジルとつながるには
国番号55はブラジルとの国際通信に必要不可欠な情報です。通話手順や料金、注意点を正しく理解していれば、安心して家族やビジネスパートナーと連絡が取れます。特に料金面では、アプリやプランを活用することで、コストを大幅に削減できます。
一方で、近年は国番号を悪用した詐欺電話も増加しているため、「+55」からの着信には慎重になることも重要です。
ぜひ本記事を参考に、安全かつスマートにブラジルとつながる第一歩を踏み出してみてください。
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