ホーチミンに国際電話する方法|国番号+84と市外局番28の正しい入れ方を初心者向けに解説

社会
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  1. ホーチミンに国際電話する方法|国番号+84と市外局番28の正しい入れ方を初心者向けに解説
  2. ホーチミンの国番号と市外局番の基礎知識
    1. ベトナムの国番号は全国共通で「+84」
    2. ホーチミンの市外局番は「28」—旧番号「08」からの変更に要注意
    3. 携帯電話番号は「0」を外して国際形式に変換するのがルール
  3. 日本からホーチミンの固定電話にかける方法
    1. スマホの場合:まず「+」を入力してから番号を組み立てる
    2. ガラケーの場合:「010」を使う伝統的な方法
    3. 固定電話の場合:キャリア選択番号の利用も可能
  4. ホーチミンの携帯電話にかけるときの入力パターン
    1. 携帯番号の「0」を外すのを忘れない
    2. そもそも「海外の携帯に電話するのに国番号は必要なの?」
    3. スマホから発信する場合:もっとも簡単な「+」入力方式
    4. ガラケーから発信する場合:「010」を利用する旧来の国際発信形式
  5. ホーチミンへ安く電話する方法(節約テクニック)
    1. ① 通話アプリ(LINE・WhatsApp)をメインにする
    2. ② IP電話(050番号)やプリペイドカードを使う
    3. ③ キャリアの国際電話は「緊急時のみ」が安心
  6. ホーチミンからの「+84」着信に注意すべきケース
    1. 見覚えのない番号・深夜の着信は要注意
    2. 不審な番号には折り返さない
  7. まとめ|+84と28のルールさえ覚えればホーチミンへの通話は簡単

ホーチミンに国際電話する方法|国番号+84と市外局番28の正しい入れ方を初心者向けに解説

ベトナム・ホーチミンの地図と国際電話を示すイメージ画像

「ホーチミン 国番号」と検索する人の多くは、ホーチミンにいる家族や友人、現地企業、ホテル、医療機関などに直接電話をかけたいと考えている方だと思います。しかし、ベトナムでは全国共通の国番号が+84で、ホーチミン固有の市外局番が28、さらに携帯番号は「先頭の0を外す」といった独自ルールがあり、日本から発信する側にとっては少し複雑に感じがちです。

実際には、かけ方の違いは「相手が固定電話か携帯か」よりも、こちら側がスマホなのか、ガラケーなのか、固定電話なのかによって大きく変わります。スマホからなら「+」を使うのが簡単で、ガラケーなら国際発信番号の010を使う方式、固定電話ならキャリア選択番号(0033・001など)を付けられる方式など、利用する機器によって最適な入力の仕方が異なります。

結論としては、ホーチミン市への国際電話は、スマホなら「+84-28-XXXX-XXXX」、ガラケーや固定電話なら「010-84-28-XXXX-XXXX」と入力すれば問題ありません。相手が携帯電話の場合は、国内番号の先頭の「0」を外して+84-90〜」「+84-91〜」といった国際形式に変換するだけでOKです。

本記事では、ホーチミンの市外局番「28」の背景、日本とは異なる番号体系、そしてスマホ・ガラケー・固定電話ごとの正しい発信手順を詳しく解説します。また、通話料金を安く抑える方法や、ホーチミンからの「+84」着信への注意点もまとめました。初めて国際電話をかける人でも迷わないよう、分かりやすく整理していますので、ぜひ参考にしてください。ここで紹介している入力ルールは、個人宅だけでなく、現地企業・レストラン・ホテル・病院などあらゆる相手に共通で使える一般的なかけ方です。

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ホーチミンの国番号と市外局番の基礎知識

ベトナムの国番号は全国共通で「+84」

ベトナムに割り当てられている国番号は+84です。この国番号は、国際電気通信連合(ITU)が各国に付与しているもので、ベトナム国内であれば都市に関係なく統一して利用されます。つまり、首都ハノイであっても、中部のダナンであっても、ホーチミンであっても、海外から電話をかける際には必ず最初に「+84」を入力する仕組みになっています。

日本のように「03」「06」など、地域ごとに異なる番号を使い分ける文化に慣れていると、「都市ごとに国番号が違うのでは?」と誤解されがちですが、国番号はあくまで“国単位”の識別番号です。ホーチミン固有の番号は国番号ではなく、このあと解説する市外局番の「28」が該当します。

ホーチミンの市外局番は「28」—旧番号「08」からの変更に要注意

ホーチミン市の市外局番は現在28です。以前は「08」が使われていましたが、ベトナムの固定電話番号体系が大規模に見直されたことで、「08」から「28」へ統一されました。この変更は2017年に実施されたもので、国内の番号桁数をそろえる目的で行われています。

古いブログ記事や旅行ガイド、企業のホームページには今でも「08」の番号が掲載されていることがあるため注意が必要です。現在、海外からホーチミンに電話をかける場合は、必ず+84(国番号)+ 28(市外局番)の組み合わせになります。

例えば、市内中央郵便局(Saigon Central Post Office)に代表番号「3822 1677」があるとすると、国際形式では+84-28-3822-1677という形になります。このように、正しい市外局番を把握しておくだけで、ホーチミンの官公庁・企業・ホテルなどにスムーズに連絡がとれます。なお、固定電話の市内番号部分は7桁や8桁など複数のパターンがあり、ハイフンの入れ方も表記によって異なりますが、国番号と市外局番「28」の組み合わせ方さえ合っていれば問題なく発信できます。

携帯電話番号は「0」を外して国際形式に変換するのがルール

ベトナムの携帯番号は「090」「091」「098」「093」など、キャリアごとに複数のプレフィックスが存在します。日本から国際電話をかける際には、これら国内形式の先頭に付いている「0」を外す必要があります。これは多くの国で共通するルールで、国内の0は“国内通信用の識別番号”であり、国番号と重複するため国際形式では省く決まりです。

例えば、ベトナム最大手キャリア Viettel(ヴィッテル)の代表的な番号帯「098」へかける場合、国内形式「0981234567」は、国際電話では+84-98-123-4567の形になります。同様に、Vinaphone の「091」、MobiFone の「090」なども、先頭の0を取り除いて「+84-91」「+84-90」と変換します。近年は「03〜」「07〜」で始まる番号帯も増えていますが、これらも同様に先頭の0を外して「+84-3〜」「+84-7〜」と表記すれば国際電話として正しくつながります。

携帯番号に関しては、市外局番の「28」は関係ありません。相手が携帯か固定電話かによって必要な桁数やルールが変わるのではなく、“携帯は必ず頭の0を外す”“固定電話は28を付ける”という点だけおさえておけば問題ありません。

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日本からホーチミンの固定電話にかける方法

スマホの場合:まず「+」を入力してから番号を組み立てる

スマホからホーチミンの固定電話へかける場合は、最もシンプルで分かりやすいのが「+」を使う方法です。スマホのダイヤル画面で「0」を長押しすると、「+」が入力できる仕様になっています。これは多くのスマホで共通しており、海外から国内、国内から海外へ発信する際にも同じ番号で対応できるメリットがあります。

「+」を入力したら、順番に国番号(84)→ 市外局番(28)→ 相手の固定電話番号を続けます。ホーチミンの場合、市外局番は全国番号体系の再編により「28」に統一されているため、海外から発信するときの番号の組み立ては常に「+84-28」から始まります。

固定電話宛ての基本的な形式は以下のとおりです。

  • 固定電話宛:+84-28-XXXX-XXXX

具体例として、ホーチミン人民委員会(日本でいう市役所に相当)の代表番号が「028-3829-4329」の場合、国際電話では以下の形式になります。

+84-28-3829-4329

この形式でスマホの連絡先に登録しておけば、日本にいるときも海外旅行中でも同じ番号で発信できるため、ビジネスや頻繁な連絡が必要な人にとって使い勝手の良い方法です。

ガラケーの場合:「010」を使う伝統的な方法

ガラケー(従来型携帯電話)からホーチミンへ国際電話をかける場合は、まず国際発信番号「010」を入力する必要があります。これは日本から海外に発信する際に利用する共通の識別番号で、固定電話でも同様に使われています。

番号の組み立ては「010」→「国番号84」→「市外局番28」→「相手の番号」という順番です。

  • 固定電話宛:010-84-28-XXXX-XXXX

ガラケーを利用した国際電話は、スマホよりも料金が高額になる傾向があり、キャリアにもよりますが1分あたり100〜300円前後になることがあります。料金体系はキャリアの国際電話サービスのプランに依存するため、ビジネスで長時間話したい場合や、頻繁にやり取りする用途には向きません。

短い要件を伝えるとき、緊急連絡などの一時的な通話には便利ですが、コストを抑えたいならスマホの通話アプリやIP電話の併用を強くおすすめします。

固定電話の場合:キャリア選択番号の利用も可能

自宅やオフィスの固定電話からホーチミンへ電話する場合は、スマホと違い、通話をどの通信キャリア経由で行うか選べるキャリア選択番号を利用できます。たとえば「0033」はNTTコミュニケーションズ、「001」はKDDIの国際回線を利用することを意味します。

キャリア選択番号 → 国際発信番号010 → 国番号84 → 市外局番28 → 相手番号
という順で入力するのが一般的です。

  • NTTコミュニケーションズ経由:0033-010-84-28-XXXX-XXXX
  • KDDI経由:001-010-84-28-XXXX-XXXX

キャリア選択番号を入力しない場合は、契約している固定電話会社の国際電話サービスが自動的に選択される仕組みになっています。そのため、「どのキャリア経由かわからないけどとりあえずかけたい」という場合でも、010-84-28-XXXX-XXXXを入力すれば発信はできます。

ただし、キャリア選択番号を使うメリットとして、料金の違いや音声品質の差を通話ごとに選択できる点があります。企業の代表番号やホテル・病院など、確実に繋ぎたい場所にかける場合は、回線が比較的安定している大手キャリアを指定する人も多くいます。

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ホーチミンの携帯電話にかけるときの入力パターン

携帯番号の「0」を外すのを忘れない

ベトナムの携帯電話番号は、日本と同じく 頭に「0」から始まる形式になっています。たとえば「090」「091」「098」といった番号帯です。しかし、これはあくまでベトナム国内で利用するための“国内用の頭の0”であり、国際電話の表記では使いません。

日本から海外の携帯電話に電話する場合は、固定電話同様に必ず国番号+携帯番号(ただし先頭の0は除く)という国際規格に変換してダイヤルする必要があります。

例:ベトナムの携帯番号「0901234567」に発信する場合

  • 国内用の表示:090-123-4567
  • 国際電話用の形式:+84-90-123-4567

このように、0 → 削除、残りの90〜を先頭2桁として扱うのが正しい国際表記です。これはベトナムに限らず、タイ、韓国、フィリピンなどほとんどのアジア諸国でも共通する国際ルールとなっています。

そもそも「海外の携帯に電話するのに国番号は必要なの?」

疑問に思う人が多いですが、答えははい、必要です
海外にある携帯番号は、日本の通信網とは別の国のネットワークに登録されているため、どの国に向けて発信するかを示す“住所のようなもの(国番号)”が必須になります。

国番号がなければ、日本の電話網は「どの国に接続すればいいか」を認識できません。
つまり、携帯番号であっても固定電話であっても、海外に存在する以上は必ず国番号が必要になります。

例:+84(ベトナム)がない場合、日本側は「どこの国の090か分からない」ため接続できません。

スマホから発信する場合:もっとも簡単な「+」入力方式

スマホの場合、「+84」から始める方式が最も使いやすく、国や場所が変わっても同じ番号で発信できるメリットがあります。
ダイヤル画面で「0」を長押しして「+」を入力し、そのあとに「84 → 90 → 相手番号」の順番で続けます。

  • スマホ(携帯電話宛):+84-90-123-4567

この形式を連絡先に保存しておけば、日本にいるときでも海外滞在中でも、同じ番号でそのまま発信できます。ビジネスや頻繁に連絡する場合におすすめの方法です。

ガラケーから発信する場合:「010」を利用する旧来の国際発信形式

ガラケーでは「+」入力ができない機種が多く、国際発信には国際発信番号「010」を使うのが一般的です。「010」は「日本から海外にかけます」という合図になっています。

番号の構成は次のとおりです。

  • 010(国際発信)
  • 84(国番号)
  • 90(携帯番号の先頭2桁)
  • 残りの番号
  • ガラケー(携帯電話宛):010-84-90-123-4567

ガラケーの国際電話は1分あたり100〜300円と高額になりがちのため、長時間話す場合は注意が必要です。どうしても必要なときだけ利用し、普段はLINE通話やIP電話サービスの併用をおすすめします。

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ホーチミンへ安く電話する方法(節約テクニック)

① 通話アプリ(LINE・WhatsApp)をメインにする

ホーチミンに頻繁に連絡する人にとって、最もコストを抑えられる方法が通話アプリの無料通話機能です。LINEやWhatsAppは、相手も同じアプリを利用している場合、Wi-Fiやモバイルデータ通信を通じて無料で音声通話やビデオ通話ができます。特にWi-Fi環境であればデータ通信量を気にせずに長時間会話できるため、仕事での打ち合わせや家族との定期的な会話に向いています。

通話品質は通信環境に左右されますが、最近のアプリはノイズ除去や自動最適化が進んでおり、国際電話よりもクリアな音質になることも珍しくありません。相手がアプリのインストールに慣れていない場合でも、使い方はシンプルで、スマホを使い慣れている人ならすぐに利用できます。

② IP電話(050番号)やプリペイドカードを使う

相手が固定電話しか使っていない場合や、どうしても番号に直接かける必要がある場合は、IP電話サービス(050番号)プリペイド式国際電話カードが役立ちます。代表例として「ブラステルカード」が挙げられますが、これは事前にチャージしておくことで、1分あたり数十円という割安料金でホーチミンの固定電話・携帯電話に発信できます。

IP電話サービスは、通常の国際通話よりも大幅に安くなるうえ、インターネット回線を利用しているため料金が安定しやすいのが特徴です。プリペイドカードの場合は、残高の範囲内でしか通話できないため、使いすぎの心配がなく「料金管理がしやすい」というメリットがあります。また、ログイン不要で気軽に利用できる点も初心者向けと言えます。

③ キャリアの国際電話は「緊急時のみ」が安心

ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアが提供する通常の国際電話は、発信は簡単ですが1分あたり100〜300円とかなり高額です。音質は安定しているものの、長時間の通話を繰り返すと数千円〜数万円の請求になってしまうケースもあります。

そのためキャリアの国際電話は、通話アプリが使えないときや、急ぎの用件でどうしても相手の番号に直接かける必要があるときだけ利用するのが賢い使い方です。ふだんはLINEやWhatsApp、IP電話サービスを使い、緊急時だけキャリア国際電話に切り替える「二段構え」にしておくと、毎月の通信費を大きく節約できます。実際の料金は契約プランや時間帯によって異なるため、最新の料金表もあわせて確認しておくとさらに安心です。

ホーチミンへの国際電話の入力例をまとめた図

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ホーチミンからの「+84」着信に注意すべきケース

見覚えのない番号・深夜の着信は要注意

日本にいるときに突然「+84」から電話が入ると驚く人も多いですが、時間帯や番号の形式によっては注意が必要です。特に、深夜や早朝といった通常連絡が来ない時間帯にワンコールだけで切れる着信は、海外番号を使ったワン切り詐欺の典型的なパターンです。相手が本当に知り合いであれば、通常はSMSやメッセージアプリで「今電話していい?」という一言が送られてくることが多く、まったく心当たりがない突然の着信には慎重に対応する必要があります。

また、番号の桁数が不自然に長かったり、「+84 28〜」のような市外局番の並びと異なる構成だったりする場合も要注意です。ホーチミンの正規番号は市外局番「28」や携帯番号の「90」「91」から始まるのが一般的で、大きく異なる並びの場合は、営業目的の自動発信や不正な課金につながる可能性もあります。まずは落ち着いて番号の形式を確認し、本当に正規の番号か判断しましょう。

不審な番号には折り返さない

不審な海外番号に折り返し発信するのは避けるべきです。相手が高額な国際プレミアム番号を使っていた場合、折り返した瞬間に高額な通話料金が発生する可能性があります。ホーチミンからの正規の連絡であれば、相手の名前や所属を名乗ったSMSやメッセージが届くことが多いため、必ず一度内容を確認してから応答しましょう。

どうしても気になる場合は、相手が名乗っている企業の公式サイトに掲載されている窓口へ「こちらから電話番号を調べて」問い合わせるのが安全です。着信画面に表示された番号へ直接折り返すのは避けたほうがよいでしょう。また、同じ番号から繰り返し着信がある、または不審なSMSが来る場合は、スマホの着信拒否機能や迷惑電話ブロックアプリを活用し、自衛することが大切です。

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まとめ|+84と28のルールさえ覚えればホーチミンへの通話は簡単

ホーチミンへ国際電話をかけるときに押さえるべきポイントは非常にシンプルで、ベトナムの国番号「+84」と、ホーチミン市固有の市外局番「28」の組み合わせを正しく入力できるかどうかだけです。スマホからなら「0」を長押しして「+84-28-XXXX-XXXX」と国際形式で入力すればよく、ガラケーや固定電話では「010-84-28-XXXX-XXXX」と日本式の国際発信番号を使えば確実に通話できます。携帯電話にかける場合は、先頭の「0」を外して国際表記に変換することさえ覚えておけば、複雑に感じることはありません。

また、通話料金を抑えたい場合は、通話アプリ(LINE・WhatsApp)IP電話サービスの併用が大きな節約につながります。通常のキャリア国際電話は便利ですが割高になりやすいため、「緊急時のみ利用する」というスタンスにしておくと安心です。この記事の手順に沿って一度かけてみれば、ホーチミンへの通話は意外と簡単で、距離を意識せずに気軽に連絡が取れるようになるはずです。

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