国番号モルドバ|+373の入力方法と日本からの国際電話手順ガイド

社会
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国番号モルドバ|+373の入力方法と日本からの国際電話手順ガイド

モルドバはヨーロッパの東部に位置する小国で、ワインの産地や歴史的な修道院で知られています。旅行やビジネスの関係で現地に住む人と連絡を取る必要がある場合、日本から国際電話をかける機会も出てきます。その際に必ず押さえておきたいのが国番号+373の正しい使い方です。本記事では、スマホ・ガラケー・固定電話それぞれでの発信方法、固定電話と携帯電話の番号入力の違い、さらに通話料金の節約術や不審な着信への対処法まで、初心者にもわかりやすく解説します。

モルドバの国旗と国番号+373のイメージ
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モルドバの国番号と基本情報

モルドバの国番号「+373」とは?

モルドバに割り当てられている国番号は+373です。国番号は国際電気通信連合(ITU)が管理しており、世界中の国や地域を識別するための番号です。日本からモルドバに電話をかける際には、必ずこの番号を冒頭に入力する必要があります。国番号が正しく入力されていないと、通話は接続されません。

ヨーロッパ地域における国番号の仕組み

ヨーロッパ諸国の国番号はおおむね3桁で、モルドバの「+373」もそのひとつです。例えばルーマニアは「+40」、ウクライナは「+380」といった具合に、近隣諸国でも似た番号が並びます。これにより国際的に番号体系の整合性が保たれており、旅行者やビジネスマンにとってもわかりやすい仕組みになっています。

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日本からモルドバに国際電話をかける方法(2025年最新)

スマホで「+」を使った発信方法

スマートフォンではダイヤル画面で「0」を長押しすると「+」が表示されます。そこに373(モルドバの国番号)を入力し、次に市外局番(先頭の0を省略)と加入者番号を入力します。例えば首都キシナウの番号「022-123456」にかける場合は、+373-22-123456となります。この形式で電話帳に登録しておけば、日本国内でも海外でも同じ番号で発信でき、入力ミスも減らせます。NTTドコモ:国際電話のかけ方

ガラケーから「010」を利用する場合

従来型携帯(いわゆるガラケー)の場合は、日本の国際発信番号「010」を最初に入力し、その後に373、続けて市外局番(0を除く)と加入者番号を押します。例えば「022-987654」にかけたい場合は、010-373-22-987654となります。ガラケーはLINEやWhatsAppといったアプリ通話が使えないため、キャリアの国際通話に依存し、料金が高めになる点に注意が必要です。KDDIの公式案内でも「001-010-国番号-相手番号」という手順が掲載されており、「001」はKDDIを意味します。KDDI:日本から国際電話をかける方法

固定電話でキャリア選択番号を利用する場合

固定電話では、発信の冒頭に事業者識別番号(00XY)をつけると、その通話だけ別の通信事業者を指定できます。現在利用できるのは001(KDDI)0061(ソフトバンク)です。以前使われていた0033(NTTコミュニケーションズ)は2024年1月に終了しているため利用できません。

  • KDDIを指定:001-010-373-22-123456
  • ソフトバンクを指定:0061-010-373-22-123456
  • キャリア指定なし(契約中の回線を使用):010-373-22-123456

この仕組みにより、利用者は料金や通話品質を比較しながら事業者を選べます。なお、公衆電話からの国際電話は2024年以降「010+国番号+番号」に統一されており、事業者番号は不要になっています。
👉 参考:KDDI:国際電話サービス
ソフトバンク:0061国際電話サービス
NTTコミュニケーションズ:国際電話サービス終了のお知らせ

番号入力の具体例

例:モルドバ・キシナウの市外局番「022」、現地番号「123456」の場合

  • スマホ(+方式):+373-22-123456
  • ガラケー(010方式):010-373-22-123456
  • 固定電話(KDDI指定):001-010-373-22-123456
  • 固定電話(ソフトバンク指定):0061-010-373-22-123456

ポイント:スマホは「+」方式で統一すると、日本国内でも海外でも同じ番号を使えるので便利です。固定電話やガラケーは「010」を基本に、必要に応じて「001」や「0061」でキャリアを切り替えるのが最新の正しい方法です。

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固定電話と携帯電話へのかけ方の違い

固定電話にかける場合の番号例

モルドバの固定電話番号には市外局番が含まれますが、国際電話をかける際にはその頭の「0」を省略するのがルールです。たとえばキシナウ市の「022-123456」という番号にかけたい場合、日本からは 010-373-22-123456 と入力します。スマートフォンなら +373-22-123456 の形式になります。これは、モルドバの国番号+市外局番(0除く)+加入者番号という、国際標準の手順です。モルドバの電話番号形式(Wikipedia)

携帯電話にかける場合の番号例

携帯電話番号も同様に、最初の「0」を省いて入力します。たとえば現地の携帯番号が「079-8765432」であれば、日本からは 010-373-79-8765432、スマホからは +373-79-8765432 となります。モルドバでは携帯番号の先頭に「6」または「7」が使われることが多く、これにより携帯か固定かを識別しやすくなっています。モルドバの携帯プレフィックス一覧(Wikipedia)

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モルドバへの国際電話料金と節約方法

大手キャリアの通話料金目安

ドコモ、au、ソフトバンクなど日本の大手キャリアを利用してモルドバに発信すると、料金は1分あたり100〜300円程度が一般的です。10分を超えると数千円規模になるため、緊急時や短時間の利用にとどめるのが安心です。
👉 参考:au:国際電話料金表

国際電話カードやIP電話サービスの活用

コストを抑えたい場合は、プリペイド式の国際電話カード(例:ブラステルカード)を利用するのがおすすめです。カードに記載されたアクセス番号を経由して発信する仕組みで、料金は1分あたり数十円にまで下げられるケースもあります。また、050番号を利用するIP電話サービスを契約すれば、インターネット回線を利用して割安で発信でき、固定電話や携帯宛でも節約可能です。
👉 参考:ブラステルカード公式サイト

通話アプリ(WhatsApp・Viber・Rebtel)を使った格安通話

近年は通話アプリを利用する方法が主流になっています。モルドバでも多く使われているのがWhatsApp、Viber、Rebtelなどです。これらを使えばユーザー同士の通話は完全無料、相手が通常の電話番号しか持っていない場合でも有料クレジットを購入すれば数円〜数十円/分で通話可能です。Wi-Fi環境を利用すれば音質も安定し、長時間の通話でも安心です。
👉 参考:WhatsApp公式サイト
👉 参考:Viber公式サイト
👉 参考:Rebtel公式サイト

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モルドバからの不審な着信に注意

「+373」からのワン切りや迷惑電話

「+373」から始まる番号でワン切り着信が入る事例が報告されています。折り返すと高額課金されるケースがあるため、見覚えのない番号には注意が必要です。

折り返し発信による高額請求リスク

不審な着信に折り返すと、国際プレミアム通話料金が発生する場合があります。知らない番号からの着信には折り返さないことが最も安全です。

不審な着信への正しい対処法

不審な番号からの着信は無視または着信拒否設定をするのが基本です。心配な場合は契約中の通信会社や消費生活センターに相談することをおすすめします。

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まとめ|国番号+373を正しく理解してモルドバと安全に通話する

モルドバに国際電話をかける際には国番号+373を正しく入力することが不可欠です。スマホなら「+373」、ガラケーや固定電話なら「010-373」と始め、市外局番の先頭の「0」を省略する点に注意しましょう。大手キャリアの料金は高額になりやすいため、長時間通話には国際電話カードや通話アプリの利用が効果的です。また、「+373」からの不審な着信には十分に注意し、安全に国際通信を利用しましょう。

モルドバの首都キシナウの街並みと国際電話のイメージ

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