マルタの国番号は+356!固定電話・携帯へのかけ方と注意点

社会
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マルタの国番号は+356!固定電話・携帯へのかけ方と注意点

マルタは地中海に浮かぶ美しい島国で、観光や留学、ビジネスの目的で日本から連絡を取る機会も少なくありません。その際に重要になるのが国番号の正しい入力方法です。マルタの国番号は+356で、日本から電話をかける場合にはこの番号を冒頭に付ける必要があります。固定電話と携帯電話では入力方法に若干の違いがあるため、この記事では日本からマルタへ国際電話をかける手順、料金の目安や節約方法、不審な着信への注意点までを詳しく解説します。

マルタの国番号+356を使った国際電話のイメージ
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マルタの国番号と基本情報

マルタの国番号「+356」とは?

マルタに割り当てられている国番号は+356です。国番号とは国際電話をかける際に各国を識別するために付与された番号で、国際電気通信連合(ITU)が管理しています。マルタはヨーロッパ地域に属していますが、EU加盟国であっても国番号は各国ごとに独立しており、マルタ専用の+356を利用します。したがって、日本からマルタの固定電話「21234567」に電話をかける場合は、+356 21234567と入力するのが正しい形式です。

ヨーロッパに属する国番号の仕組み

ヨーロッパ諸国はそれぞれ異なる国番号を持っており、例えばイタリアは+39、フランスは+33、ドイツは+49です。マルタは小国でありながら独立した国番号を持っているため、間違えて隣国の番号を入力すると別の国に繋がってしまう可能性があります。国番号は国ごとの「電話の入り口」と考えると分かりやすく、マルタにかけたい場合は必ず+356から始めることを意識しましょう。

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日本からマルタに国際電話をかける方法

スマホで「+」を使った発信方法

スマートフォンで国際電話をかける場合は、ダイヤル画面で「0」を長押しして「+」を入力します。その後に「356」を入力し、相手の番号を続けてダイヤルします。例えばマルタの携帯番号が「99123456」の場合は、+356 99123456となります。この方法ならキャリア識別番号や「010」を入力する必要がなく、シンプルに発信できます。電話帳にこの形式で登録しておけば、日本にいるときも海外にいるときも同じ番号で利用できるのが大きなメリットです。

ガラケーから「010」を利用する場合

従来型の携帯電話(ガラケー)では、まず国際発信番号「010」を入力する必要があります。その後に「356」と相手の番号を入力します。例えば固定電話「21234567」にかける場合は010 356 21234567となります。ガラケーから国際電話を利用する場合は、事前に国際電話サービスへの契約が必要な場合があるため、利用前に各キャリアの公式サイトで確認しておくと安心です。

固定電話でキャリア選択番号を使う方法

固定電話から国際電話をかける場合、任意でキャリア選択番号を冒頭に付けて発信する通信会社を指定できます。例えば「0033」を付ければNTTコミュニケーションズ経由、「001」を付ければKDDI経由となります。キャリア番号を省略した場合は現在契約している電話会社が自動的に利用されるため、「010 356 21234567」だけでも発信可能です。

  • NTTコミュニケーションズ経由:0033-010-356-21234567
  • KDDI経由:001-010-356-21234567
  • キャリア番号を付けない場合(契約中の回線が自動利用):010-356-21234567

この制度は「マイライン」という仕組みに基づき、通話ごとに安い料金や安定したサービスを選べるように導入されました。現在契約していないキャリアを通話ごとに利用することも可能で、利用者が柔軟に料金や品質を選べるのがメリットです。
👉 NTTコミュニケーションズ:国際電話サービス
👉 KDDI:国際電話サービス

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固定電話と携帯電話へのかけ方の違い

固定電話にかける場合の番号例

マルタの固定電話は8桁で始まり、一般的に「21」や「27」などから始まります。例えば「21234567」に日本からかける場合は、スマホでは+356 21234567、ガラケーや固定電話からは010-356-21234567という形式になります。市外局番は特に存在せず、国番号の後に直接番号を入力します。

携帯電話にかける場合の番号例

マルタの携帯電話は「99」「79」などから始まります。例えば「99123456」という携帯番号にかける場合は、スマホでは+356 99123456、固定電話からは010-356-99123456となります。頭の「0」を取る必要はなく、そのまま国番号+356に続けて入力します。

マルタの固定電話と携帯電話へのかけ方の例を示す図
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マルタへの国際電話料金と節約方法

大手キャリアの料金目安

ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリア経由で直接マルタに電話をかけると、料金は1分あたり100〜300円が目安です。例えば30分通話すれば3,000円〜9,000円と高額になるため、ビジネスで長時間利用する場合には現実的ではありません。緊急時や短時間の利用に限定するのが無難です。

国際電話カードやIP電話サービスを活用する

費用を抑えたい場合は国際電話カード(例:ブラステルカード)や、050番号を利用したIP電話サービスを利用するとよいでしょう。国際電話カードを利用すれば、1分あたり数十円まで料金を抑えられるケースもあります。IP電話サービスはインターネット回線を利用するため、通信環境が安定していれば音質も良く、コスト削減につながります。
👉 ブラステルカード公式サイト
👉 NTTコミュニケーションズ:050IP電話サービス

通話アプリ(LINE・WhatsApp・Viber)で格安通話

現在最も人気があるのが通話アプリを使う方法です。LINE、WhatsApp、Viberなどを使えばユーザー同士の通話は完全無料で、国際通話料金を気にせずに利用できます。相手が電話番号しか持っていなくても、有料クレジットを購入すれば1分あたり数円〜数十円程度で発信可能です。特にWi-Fiを利用すれば安定して使えるため、長時間通話や日常的なやり取りには最適です。
👉 LINE国際通話サービス
👉 WhatsApp公式サイト
👉 Viber公式サイト

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マルタからの不審な着信に注意

「+356」からのワン切りや迷惑電話

「+356」から始まる番号は正規のマルタ発着信ですが、中にはワン切りや迷惑電話が紛れていることがあります。特に深夜や早朝に不審な着信があった場合は注意が必要です。

折り返しによる高額請求リスク

知らない番号に不用意に折り返すと、高額な国際通話料金が発生する可能性があります。詐欺目的で意図的に着信を残す手口もあるため、心当たりのない番号は折り返さないことが安全です。

不審な着信への正しい対処法

基本的には折り返さない・無視するのが正しい対応です。必要であれば、相手の正規の連絡先を確認してから発信するようにしましょう。また、スマホには番号ブロック機能があるため、繰り返し不審な着信がある場合は速やかにブロック設定することをおすすめします。

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まとめ|国番号+356を正しく理解してマルタと安心して通話する

マルタに電話をかける際には、必ず国番号+356を冒頭に付けて発信することが必要です。スマホなら「+356 xxxx xxxx」、ガラケーや固定電話なら「010-356-xxxx xxxx」、キャリア番号を付ける場合は「0033-010-356-xxxx xxxx」となります。料金はキャリア経由だと高額ですが、国際電話カードや通話アプリを活用すれば大幅に節約可能です。不審な着信には注意しながら、安心してマルタとのコミュニケーションを楽しみましょう。

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