国番号+2952、その実態と迷惑電話の見分け方

社会
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国番号+2952、その実態と迷惑電話の見分け方

迷惑電話への警戒を促す画像

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謎の番号+2952──その正体を見極めよう

最近、+2952という見慣れない番号からの着信が増えているという報告が相次いでいます。いかにも正規の国際電話番号のように見えるこの番号ですが、実は現在、国際電気通信連合(ITU)による正式な割り当てはされていません。つまり、+2952は現時点ではどの国にも属していない、未割り当ての国番号なのです。

この記事では、この+2952からの電話がなぜ危険視されているのか、実際に報告されている被害内容、そして私たちができる対策までを解説します。

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2952からの着信はどこから?

+29で始まる実在の国番号と比較

+29で始まる番号は、アフリカ地域の一部国家に割り当てられている国番号です。例として、

  • +290:セントヘレナ
  • +291:エリトリア
  • +297:アルバ

これらはITUによって正式に登録されている番号ですが、+2952はどこにも登録されていません。つまり、不正利用や番号の偽装である可能性が非常に高いのです。

なぜ怪しい番号が使われるのか?

詐欺グループがあえて実在しない番号を使用する背景には、相手に「どこの国かわからない」という心理的不安を与えたり、「正規の国際番号」と見せかけて通話を誘導したりする狙いがあります。

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迷惑電話の手口と被害の実態

代表的な詐欺の流れ

  • ワン切り後に折り返させる
  • 折り返し後に高額通話料金が発生する仕組み
  • 自動音声で個人情報やカード番号を入力させる
  • 人間のオペレーターが信用させて情報を引き出す

こうした手口は日本国内だけでなく、世界中で広まっているため、対策が急務です。

実際の被害例

ある利用者は、+2952からの不在着信があり、不審に思いながらも折り返してしまいました。数分の通話で1,200円の国際通話料が発生し、さらには相手からの問いかけに答えたことで住所や勤務先を知られてしまったといいます。

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知らない番号からの着信時にすべきこと

事前に確認すべき3つのポイント

  • 番号の国コードが正規に存在するか(ITU公式サイトやアプリで確認)
  • 着信の時刻が深夜や早朝など、不自然でないか
  • 通話先に覚えがあるか、事前にSMSや通知があったか

迷惑電話対策アプリをインストール

以下のアプリは、知らない番号の着信元を判別したり、自動で着信拒否してくれる機能を備えています:

  • Whoscall(Android/iOS)
  • トビラフォン(固定電話にも対応)
  • 楽天でんわ(楽天モバイル契約者向け)
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通話アプリや各キャリアのサポート

LINE通話やGoogle Voice、Rakuten Linkなどの通話アプリを利用することで、不明な番号からの着信を防ぐ効果が期待できます。これらのアプリは基本的に連絡先に登録されていない番号を排除できるため、知らない番号のトラブルに巻き込まれるリスクを減らせます。

主要キャリアの迷惑電話対策ページ(参考リンク)

国際電話の詐欺に注意喚起する画像

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まとめ:+2952からの電話には応じない

+2952は現在どの国にも割り当てられていない番号であり、迷惑電話や詐欺の温床となっている可能性があります。知らない番号から着信があっても絶対に折り返さず、信頼できる手段での通話を心がけましょう。ご家族や高齢者にもこの情報を共有することで、被害を防ぐことができます。

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