【国番号+18はどこの国?】実は存在しない番号!誤発信を防ぐための正しい国番号の調べ方を解説
海外からの着信やSMSで、番号の先頭に見慣れない「+18」が付いていて、「これってどこの国だろう?」と不安になったことはないでしょうか。日本の国番号は+81、アメリカなら+1など、有名な国番号はいくつか思い浮かびますが、「+18」と言われるとピンと来ない人がほとんどだと思います。
先に結論をお伝えすると、現時点で「+18」という国番号は、どの国にも正式には割り当てられていません。国際電話の国番号はITU(国際電気通信連合)という国際機関が管理していますが、その一覧の中に「18」という番号は存在しません。つまり「国番号18」「+18の国」そのものが、今のところは存在しないのです。
しかし、国番号として存在しないはずの「+18」を名乗る着信やSMSが、ネット上で「怪しい」「詐欺かもしれない」と話題になることがあります。国際電話の仕組みを知らないと、うっかり折り返し電話をしてしまい、高額な通話料金を請求される可能性もゼロではありません。そこでこの記事では、「+18」がなぜ存在しないのか、もし見かけたときにどう対応すべきか、そして安全に国番号を調べる方法まで、やさしく解説していきます。
仕組みを一度理解してしまえば、「よく分からない番号だからなんとなく怖い」というモヤモヤはかなり減らせます。スマートフォンで日常的に電話やSMSを使っている人ほど、国番号と国際電話の基本を知っておくと安心です。
国番号「+18」はどこの国?結論:現在はどの国にも割り当てられていない番号
まず最初に押さえておきたいのが、「+18」はどの国にも割り当てられていないという点です。国際電話の「国番号」は、世界共通のルールで管理されていて、たとえば日本は+81、韓国は+82、中国は+86、アメリカやカナダなど北米地域は+1といったように、国や地域ごとに番号が決められています。
一方で、「+18」という国番号は公式には存在していません。ここでややこしいのが、「+1 8xx…」という番号です。これは「+18」が国番号なのではなく、国番号が+1(北米)で、そのあとに続く「8xx」が市外局番や地域番号になっているだけです。スマホの画面では「+18…」と見えてしまうことがありますが、正しくは「+1のあとに8から始まる番号が続いている」だけであり、「+18という国」があるわけではありません。
そのため、「国番号18」「+18の国」という言い回しは、厳密には誤解を招きやすい表現です。この記事では検索の都合上「国番号18」というキーワードを使っていますが、正確には「+18という国番号は未割り当てであり、存在しない」という前提で解説を進めていきます。
なぜ「+18」が存在しないのか?国際電話の番号割り当てルール
国番号はITU(国際電気通信連合)の規格に基づいて割り当てられている
国際電話の国番号は、各国が勝手に名乗っているわけではなく、ITU(国際電気通信連合)が定めた勧告 E.164 という国際的な番号体系に基づいて設計されています。ITU は世界中の通信ルールや電波の使い方などを調整している組織で、国際電話に使う番号の枠組みもこの E.164 の中で整理されています。つまり、国番号は各国の事情だけで自由に決められるものではなく、ITU が定めた枠組みに沿って各国・各地域へ割り当てられている番号だと理解するとイメージしやすいでしょう。
国番号は、ざっくり言うと「どの国や地域に電話を届けるかを指定する目印」のようなものです。日本から国際電話をかける場合は、最初に「010」(国際電話識別番号)をダイヤルし、そのあとに相手国の国番号、さらに相手の市外局番や電話番号を続けて入力します。たとえば日本からアメリカの固定電話にかける場合は、010 → 1(国番号) → 市外局番 → 電話番号という流れになります。ここで使われている「1」や「81」「82」「86」といった数字が、E.164 に基づいて各国に割り当てられている国番号です。
現在公開されている国番号の一覧には、+1(アメリカやカナダなどの北米)、+20(エジプト)、+27(南アフリカ)、+30(ギリシャ)、+81(日本)、+82(韓国)、+86(中国)といった番号が並んでいますが、その中に「+18」という国別コードは含まれていません。あくまでITU の規格上、そうした番号帯は将来のために空けておくこともありますが、少なくとも現時点では「+18の国」が公式に登録されていない、ということになります。
番号帯ごとに担当地域が決まっているが「18」は未使用
国番号はある程度、数字の先頭ごとに担当する地域が決まっているのも特徴です。たとえば「+1」はアメリカやカナダなどを含む北米、「+2」はアフリカ地域、「+3」「+4」はヨーロッパ、「+5」は中南米、「+6」はオセアニアや一部のアジア、「+7」はロシアや周辺地域、「+8」はアジアや国際的な特殊サービス、「+9」は中東や南アジアといったように、大まかな地域ごとに番号帯が割り当てられています。
ただし、その中で実際にはまだ使われていない番号も存在します。たとえば、「+18」のように理論上は存在し得る数字でも、E.164 の計画上まだ特定の国や地域に割り当てられていない番号帯があります。これは、将来新たな番号が必要になったときのために余裕を持たせておく意味合いや、既存の番号体系との整合性を保つためなど、さまざまな技術的・運用上の理由があります。
このような背景があるため、「+18」という表示をそのまま「どこかの知らない国の番号なのだろう」と思い込んでしまうと誤解が生まれます。大切なのは、現状の国番号一覧の中に「+18」という国番号は含まれていないという事実です。「18番の国」があるのではなく、あくまでも未使用の番号帯である可能性が高いという前提で見ておくと、不要な不安や誤解を減らすことができます。
国番号18を名乗る着信・SMSが危険と言われる理由
存在しない国番号は詐欺や迷惑SMSに悪用されやすい
ここまでの説明で、「+18という国番号は存在しない」という点は分かっていただけたと思います。それでも実際には、「+18」から始まるように見える着信やSMSが届くことがあります。それらの中には、詐欺や迷惑行為に使われているケースも含まれています。
たとえば、ワン切りのように一瞬だけ電話を鳴らしておいて、「気になった人が折り返し電話をしてくる」のを待つ手口があります。折り返し先が国際電話扱いになる番号だった場合、通話料が非常に高額になる可能性があります。また、SMSで「未払い料金があります」「荷物の不在連絡です」といった偽のメッセージを送り、怪しいリンクへ誘導する手口もあります。
「存在しないはずの国番号」や「見慣れない国番号」を名乗る送信者は、それだけで警戒したほうが安全です。特に自分に心当たりのない海外とのやり取りがない場合は、むやみに折り返し電話をしたり、メッセージ内のURLをタップしたりしないようにしましょう。
不審な番号からの折り返し発信が危険なケース
不審な番号から着信があったとき、多くの人は「誰だろう?」と気になってしまいます。しかし、ここで安易に折り返すと、高額な国際電話料金が発生する可能性があります。特に、国番号や見慣れない桁数の番号が表示されているときは要注意です。
「+18」に見える番号も、実際には「+1(北米)」のあとに「8xx…」という市外局番が続いている場合があります。このとき、相手が通常の電話回線ではなく、特殊な課金番号を利用していると、通話した時間に応じて高い料金がかかるケースも考えられます。もちろんすべてが詐欺というわけではありませんが、まったく心当たりのない海外番号には折り返さないというルールを自分の中で決めておくと安心です。
+18と誤認しやすい国番号と、数字の見間違いパターンに注意
国番号「+18」は実際にはどの国にも割り当てられていませんが、数字の並びやスマートフォンの小さな画面表示によって、別の国番号を「18に見間違えてしまうケース」が少なくありません。特に国際電話は、数字が1つ異なるだけでまったく別の国へ接続されるため、誤発信のリスクにつながります。この章では、+18と誤認しやすい実在の国番号や、見た目が似ているために生じる勘違いの原因をくわしく解説します。
+1(アメリカ・カナダなど)を「+18」と見間違えるケース
最も多いのが、北米の国番号「+1」に続く携帯番号の「8」をセットで見た際に、スマホの発信履歴やSMS画面で「+18」のように見えてしまうケースです。たとえば、+1 8xx〜という番号は、本来は「+1」が国番号で、そのあとに「8」から始まる市外局番や携帯番号が続いているだけです。しかし、画面によっては「+18……」というふうに見え、あたかも「18番の国」が存在するように錯覚してしまうことがあります。
+81(日本)を「+18」と読み違えるケース
日本の国番号である「+81」も、数字の並びやフォントによっては「18」と逆転して読んでしまう可能性があります。たとえば、+81 80xx〜のように「81」のあとに「80」で始まる携帯番号が続くと、「+8180…」が通知画面では「+18 80…」と分割されて見えてしまうこともあります。特に、画面表示が小さいスマホや、太めのフォントを使っている場合には、8と1の位置関係を一瞬勘違いしやすくなります。
+218(リビア)など「18」を含む3桁国番号の一部表示
実在する国番号の中には、「+218(リビア)」のように、3桁の番号の中に「18」が含まれているものもあります。スマホの機種や表示領域によっては、長い国際番号がすべて表示されず、先頭の「+18…」だけが切り取られて見える場合があります。本当は「+218」なのに、「+18で始まる怪しい番号が来た」と勘違いしてしまうのは、この省略表示が原因になっていることもあります。
スマホの画面幅や通知領域による省略表示
スマートフォンは、着信通知やSMSの通知欄で、長い国際電話番号を途中で省略して表示する仕様になっていることがあります。このとき、先頭の「+18」だけが見えて、残りの桁が「…」で省略されていると、ユーザーは「+18の番号から着信があった」と受け取ってしまいます。実際には「+1 8xx〜」や「+218〜」などであっても、画面の都合で「+18」に見えてしまうのです。
見た目だけで判断せず、正式な国番号を確認することが大切
このように、「+18」という国番号は存在しないにもかかわらず、他の国番号や表示の省略によって「+18」に見えてしまう状況はいくつも考えられます。見慣れない番号や、画面上で「+18」と表示されているように見える場合は、見た目だけで判断して折り返さず、まずは国番号として本当に存在するかどうかを調べてから行動することが重要です。数字を一つ一つ確認する、正式な国番号一覧で照合する、といったひと手間をかけることで、誤発信やトラブルのリスクを大きく減らすことができます。
正しい国番号を調べる方法|誤発信を防ぐための基礎知識
ITU公式情報や信頼性の高い一覧表で確認する
「この番号は本当に存在する国番号なのかな?」と不安になったときは、自分で国番号を調べるクセをつけておくと安全です。おすすめの方法としては、次のようなものがあります。
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ITU(国際電気通信連合)の公式資料
国番号の元締めなので、最も信頼度が高い情報源です。ただし英語や専門的な表現が多く、一般ユーザーには少し読みにくいのが難点です。
参考:ITU公式サイト(International Telecommunication Union) -
各国の通信事業者や総務省など、公的機関のサイト
日本語で解説されている場合が多く、日本の国際電話のかけ方や主要な国番号一覧が載っていることもあります。
参考例:総務省(日本語公式サイト) や、NTTなど通信事業者の国際電話案内ページ -
信頼性の高い国番号一覧サイト
広告が多すぎず、情報源や更新日が明記されているサイトであれば、実用上は十分頼りになります。たとえば、CountryCode.org のようなシンプルな国番号一覧サイトは、国名と国番号をざっと確認するのに便利です。
特に「+18」のように、「見たことがないのに、それっぽく見える番号」の場合は、ネットで一度検索して『その番号が国番号として存在するかどうか』を確認してから判断することをおすすめします。
スマホの表示と実際の国番号が異なる場合の注意点
スマートフォンの画面に表示される番号は、必ずしも「国番号」「市外局番」「加入者番号」をきれいに区切って表示してくれるわけではありません。そのため、「+18……」と見えていても、実際は「+1」+「8xx(市外局番)」+「〜〜(電話番号)」という構造になっていることもあります。
このような場合、画面だけを見て「+18という国がある」と思い込んでしまうと、正しい判断ができません。気になる番号があったときは、「+1のあとに何桁続いているのか」「+81や+82など、自分が知っている国番号と似ていないか」といった視点で、一度冷静に見てみるといいでしょう。
よく使う主要国の国番号一覧(安全に国際電話するための目安)
アジア・ヨーロッパ・北米など主要国の国番号
最後に、日常生活で目にすることが多い主要国の国番号を、ざっくり頭に入れておくと便利です。たとえば、次のような番号があります。
- 日本:+81(自分の国番号として覚えておくと便利です)
- アメリカ・カナダなど北米:+1
- 中国:+86
- 韓国:+82
- 台湾:+886
- イギリス:+44
- ドイツ:+49
- フランス:+33
- オーストラリア:+61
これらの番号をざっくり知っておくだけでも、「この番号はだいたいあの国かな」「これは見たことがないから調べよう」という感覚がつかみやすくなります。逆に言えば、主要国のどれにも当てはまらない謎の番号は、それだけで一旦立ち止まるサインだと考えてよいでしょう。
国番号の「桁数」が国によって違う理由
国番号は、国によって2桁だったり3桁だったりと、桁数が異なる場合があります。たとえば日本は+81(2桁)ですが、台湾は+886(3桁)です。この違いは、各地域の電話番号体系や、割り当て可能な番号の数、既存の番号との整合性などを考慮して決められています。
そのため、「2桁だから近い国」「3桁だから遠い国」といった単純な意味はありません。大切なのは桁数ではなく、その番号が正式に国番号として存在するかどうかです。「+18」のように、それっぽく見えても実際には割り当てられていない番号もあるので、目で見た印象だけで判断しないようにしましょう。
まとめ|「+18」は存在しない国番号。誤発信・詐欺被害を防ぐために正しい番号確認を
ここまで見てきたように、「+18」という国番号は、現時点ではどの国にも割り当てられていない番号です。スマホの画面上で「+18……」と表示されていても、実際には「+1」のあとに「8」から始まる市外局番や電話番号が続いているだけであり、「18番の国」が存在するわけではありません。
存在しないはずの国番号や、見慣れない国番号を名乗る着信・SMSの中には、詐欺目的や高額課金を狙ったものが紛れ込んでいる可能性があります。心当たりのない海外番号からの着信には安易に折り返さず、メッセージ内のURLもむやみに開かないことが、自分の身を守る第一歩です。
不安になったときは、ITUや公的機関、信頼できる国番号一覧サイトなどで、その番号が正式な国番号として存在するかどうかを確認しましょう。主要な国の番号だけでもざっくり覚えておくと、「これは明らかにおかしいな」と気づきやすくなります。
「+18ってどこの国?」という小さな疑問から、国際電話の仕組みや国番号のルールを知ることは、誤発信を防ぎ、詐欺被害のリスクを下げるための大事な知識です。この記事が、あなたのスマホ生活を少しでも安全で安心なものにする手助けになれば幸いです。


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