国番号96からの着信は詐欺かも!? 知っておくべき対策

社会
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国番号96からの着信は詐欺かも!? 知っておくべき対策

突然「+96」から始まる電話番号から着信があった場合、それはもしかすると詐欺電話の可能性があります。国際電話を悪用した手口は年々巧妙になっており、知らずに折り返してしまうと高額な通話料や個人情報の流出といったリスクに晒されます。今回は、国番号96の正体と着信時の対処法について、詳しく解説します。

国際電話詐欺の注意喚起を示す画像(無料素材)
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+96から始まる国際番号の正体

「+96」という国番号自体は正式には存在しませんが、実際には「+960」〜「+969」などの番号が実在します。代表的なものは以下の通りです:

  • +960:モルディブ
  • +961:レバノン
  • +962:ヨルダン
  • +963:シリア
  • +964:イラク
  • +965:クウェート
  • +966:サウジアラビア
  • +967:イエメン
  • +968:オマーン
  • +969:未割り当て(または将来利用予定の番号)

これらの国から本当に着信があった場合もありますが、近年ではVoIP技術を悪用し、実在しない「+96」や「096」などの番号に見せかけるスプーフィング詐欺も確認されています。

+96Xの国番号リストと世界地図の図解
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詐欺電話の典型的な手口

+96からの着信があった場合、以下のような詐欺の手口が考えられます:

  • ワン切り詐欺:着信後すぐに切り、折り返し通話させて高額料金を請求
  • 自動音声による偽装:あたかも金融機関や大使館を装い、個人情報を聞き出す
  • SMSでの誘導:偽のURLを送り、クレジットカード情報や口座番号を盗む

これらの手口は日本国内でも多数報告されており、特に高齢者やインターネットに不慣れな人々がターゲットになりやすい傾向があります。

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国番号96からの着信を確認・対処する方法

まず、着信した番号が実在する国からのものかを調べましょう。確認方法として以下の手段があります:

  • Google検索:「+96X 国」などで検索
  • WhoscallやTruecallerなどのアプリ:番号の評判や迷惑度を確認できる
  • 通信キャリアのサービス:迷惑電話フィルターを利用可能
Whoscallの画面イメージと使い方

また、スマホには下記のような対策を取りましょう:

  • 不審な番号には出ない
  • 即座に着信拒否設定を行う
  • 家族や友人にも同様の注意を呼びかける
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通話料の注意点と経済的被害

国際電話は国内通話と異なり、通話料が非常に高額になる場合があります。特に折り返して通話した場合、次のようなリスクがあります:

  • 1分あたり数百円の通話料が発生
  • 音声ガイダンスを聞いている間も料金が発生
  • プリペイド式通話や海外ルートでの課金が不透明

このような経済的なリスクを避けるためにも、知らない国番号からの着信には一切対応しないという意識が大切です。

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まとめ:知らない番号には慎重に対応を

「+96」からの着信は、実際には中東やインド洋周辺の国々が発信元である可能性がありますが、詐欺や迷惑行為が含まれているケースも多く、十分な警戒が必要です。スマホの機能や外部アプリを活用して対策を講じ、自分と家族の安全を守りましょう。

迷ったときは、出ない・折り返さない・まず調べる。この3つを徹底するだけで、多くのトラブルを防ぐことができます。


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