「国番号+71」はどこの国?実は存在しない番号に要注意!詐欺や誤表示の仕組みを徹底解説

社会
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「国番号+71」はどこの国?実は存在しない番号に要注意!詐欺や誤表示の仕組みを徹底解説

+71という番号が着信やSMSで表示されたら、「どこの国?」と気になった方も多いはずです。実はこの+71、現在どの国にも割り当てられていない未使用の国番号です。それにもかかわらず目にする機会があるのはなぜか?本記事では、その誤表示や詐欺の仕組みを詳しく解説します。

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+71が着信やSMSで表示される仕組み

+7の一部が誤認されて+71と表示される

+7はロシアとカザフスタンに割り当てられている国番号で、その後に続く地域番号や携帯番号が「1」から始まることがあります。たとえば、+7 123 456 7890 のような番号です。これがスマートフォンや通信アプリのフォーマットによっては、+71と誤認されて表示されることがあるのです。

つまり、+71という国があるのではなく、+7の番号体系の一部が、見た目だけ+71に見えてしまうという現象です。

国際電話ゾーンの構造を示す地図(E.164)

詐欺業者による番号偽装の手口も

もうひとつの理由は、詐欺グループによる発信元番号の偽装です。VoIPなどの通信技術を使えば、存在しない国番号を装ってメッセージや通話を発信することが可能です。+71は正式な国に紐づいていないため、足がつきにくく、詐欺に利用されやすい番号帯となっています。

このような偽装番号は、受信者の警戒心を逸らしたり、興味を引いたりするために選ばれることがあります。

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+71を悪用した詐欺例に注意

「未払い請求」「荷物の不在通知」など

+71から届くSMSでよく見られる文面には以下のようなパターンがあります:

  • 「お荷物の配達に失敗しました。再配達はこちらから」
  • 「未納料金が発生しています。確認と支払いはこちら」
  • 「アカウントに不正アクセスがありました」

これらは全て、偽のWebサイトに誘導し、個人情報やパスワードを盗もうとするフィッシング詐欺の一環です。

SMSで送られてくる詐欺メッセージの例

騙されないためのチェックポイント

+71からの着信やSMSが届いたときは、以下のポイントに注意しましょう:

  • 知らない番号からのリンクは絶対に開かない
  • 番号をネットで検索して詐欺報告がないか確認する
  • SMSの文面が不自然な日本語や過剰に緊急性を煽る内容であれば要注意
  • スマホの迷惑メッセージブロック機能を活用する
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まとめ:+71を見かけたときの対応方法

検索・無視・削除が基本行動

+71という表示があっても、正式な国番号ではないため、すぐに出たり折り返したりしないことが重要です。SMSの場合も、リンクには絶対に触れず、即削除しましょう。

家族や高齢者にも情報共有を

このような詐欺手口は、スマホやネットに不慣れな高齢者がターゲットにされることもあります。身近な人にも「+71=存在しない番号」「詐欺の可能性がある」と伝えてあげましょう。

知識でトラブルを回避しよう

「+71」などの見慣れない国番号は、未使用であるがゆえに詐欺に悪用されやすいというリスクがあります。正しい情報を知っておくことで、被害を防ぎ、安全なスマホ利用につながります。

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