国番号35はどこ?電話が来たらまずこのページをチェック!
突然「+35」から始まる電話番号から着信があったら、どこからの電話なのか不安になりますよね。結論から言うと、国番号35単体では特定の国を指しません。しかし、「+351」「+352」などのように、35で始まる番号はヨーロッパ諸国に割り当てられています。本記事では、国番号35で始まる電話番号の意味や国別の見分け方、詐欺対策、そして実際に電話をかける方法までを網羅的に解説します。

国番号35で始まる番号の正体とは?
「国番号35」と聞いて明確な国を思い浮かべるのは難しいかもしれません。なぜなら、ITU(国際電気通信連合)が定める国番号の中で、35で始まる番号は複数国に細かく割り当てられているからです。以下は代表的な例です:
- +351:ポルトガル
- +352:ルクセンブルク
- +353:アイルランド
- +354:アイスランド
- +355:アルバニア
- +356:マルタ
- +357:キプロス
- +358:フィンランド
- +359:ブルガリア
つまり、「+35」だけでは不十分で、その後の1桁・2桁を含めて初めて国を特定できます。
+35から始まる番号にかける方法
では、これらの国に電話をかけるにはどうしたらよいのでしょうか?国際電話をかける基本的な手順は以下の通りです:
- 日本の国際発信番号「010」を押す
- 国番号(例:351, 352など)を入力
- 相手の現地電話番号(市外局番の0は省略)を入力
例:日本からポルトガル(国番号+351)のリスボン「021 123 4567」にかける場合
010 351 21 123 4567

通信事業者やスマホアプリ(例:LINE Out、Skype)を使うことで、国際電話の料金を抑えることも可能です。
詐欺に要注意!+35X番号の悪用事例
最近では、+35で始まる番号を使った詐欺電話も報告されています。代表的なのが「ワンギリ詐欺」です。相手はすぐに切れる電話をかけて折り返しを誘い、高額通話料が発生する仕組みです。以下のような特徴に注意しましょう:
- 心当たりのない+35X番号からの着信
- 1コールで切れる
- 留守電もメッセージもなし
対応策としては:
- 折り返さずネット検索で番号確認
- 迷惑電話ブロックアプリ(Whoscallなど)導入
- キャリアの国際通話ブロックサービスの活用

まとめ
「国番号35」単体では意味がなく、+351〜+359に割り当てられたヨーロッパの国々を示しています。相手の国を正確に把握するには、番号全体を見ることが大切です。もし着信があった場合は、慌てずに番号を調べ、正体を確認するようにしましょう。
また、海外への発信は手順さえ押さえれば簡単です。通信アプリや格安通話サービスを利用すれば、料金も手頃に抑えられます。国際的な交流が増える今、国番号の基本を押さえて、安全でスマートな電話対応を心がけましょう。
