- マイナンバーカード更新に必要なものは?手続き方法・期限・持ち物をわかりやすく解説
- 結論|マイナンバーカード更新に必要なものは「カード本体」と「電子証明書」で違う
- マイナンバーカード本体の更新に必要なもの
- 顔写真でやり直さないために確認したい条件
- 新しいマイナンバーカードを受け取るときの持ち物
- 電子証明書の更新に必要なもの
- 暗証番号を忘れた場合でも更新できる?
- カード本体と電子証明書の更新を間違えないための見分け方
- マイナンバーカードの更新はいつからできる?期限の確認方法
- 代理人が電子証明書を更新するときに必要なもの
- 想定例|更新当日に「持ち物が足りない」とならないための確認方法
- 窓口へ行く前の持ち物チェックリスト
- マイナンバーカード更新でよくある失敗・勘違い
- 引っ越し・住所変更の前後に更新する場合の注意点
- マイナンバーカード・電子証明書の期限が切れたらどうなる?
- 電子証明書を更新した直後にe-Taxなどを使う人は反映時間にも注意
- スマートフォンのマイナンバーカードを利用している人は更新後も確認する
- マイナンバーカード更新の手数料はいくら?
- 更新申請から新しいカードを受け取るまでの流れ
- マイナンバーカード更新に必要なもの早見表
- FAQ|マイナンバーカード更新で必要なものに関するよくある質問
- マイナンバーカード更新には何を持って行けばいいですか?
- 更新通知書だけ持って行けば手続きできますか?
- 有効期限通知書をなくしても更新できますか?
- カード本体の更新に写真は必要ですか?
- 電子証明書だけの更新にも写真は必要ですか?
- 更新時に暗証番号を忘れていても大丈夫ですか?
- 期限切れのマイナンバーカードは持って行く必要がありますか?
- カード本体の更新はオンラインだけで完了できますか?
- 電子証明書はオンライン更新できますか?
- 新しいカードは更新申請した日に受け取れますか?
- 電子証明書の期限が切れたらマイナンバーカード自体も使えませんか?
- マイナ保険証は電子証明書の期限が切れた瞬間に使えなくなりますか?
- 電子証明書を更新したらマイナ保険証の利用登録をやり直しますか?
- 更新手続きは市役所以外でもできますか?
- 本人が行けない場合は家族が代理で更新できますか?
- 電子証明書の有効期限はどこで確認できますか?
- どこへ問い合わせればよいか分からない場合は?
- まとめ|必要なものは更新対象を確認してから準備しよう
マイナンバーカード更新に必要なものは?手続き方法・期限・持ち物をわかりやすく解説
マイナンバーカードの更新で迷いやすい最大の理由は、「カード本体の更新」と「電子証明書の更新」が別の手続きだからです。同じ「更新のお知らせ」が届いても、カード本体を作り直す人と、現在のカードをそのまま使ってICチップ内の電子証明書だけを書き換える人では、必要なものが違います。
最初にやることは難しくありません。届いた封筒を開き、有効期限通知書の「有効期限が到来するもの」という欄を確認してください。「マイナンバーカード」と記載されていればカード本体の更新、「電子証明書」と記載されていれば電子証明書の更新が対象です。両方が記載されている場合もあります。
カード本体の更新なら、まず新しいカードの交付申請をします。スマートフォン申請なら交付申請用QRコード、スマートフォン、メールアドレス、顔写真などを準備します。その後、新カードの準備ができて交付通知書が届いたら、交付通知書・本人確認書類・更新前のマイナンバーカードなどを持って受け取りに行きます。
一方、電子証明書だけの更新なら、新しい顔写真やカード本体のオンライン申請は不要です。原則として有効期間内のマイナンバーカードと暗証番号を確認し、住民登録のある市区町村窓口などで手続きをします。有効期限通知書があれば持参すると確認しやすいですが、通知書を紛失していても電子証明書の更新は可能です。
有効期限と更新制度については、デジタル庁「マイナンバーカードおよび電子証明書の有効期限・更新」と、マイナンバーカード総合サイト「更新手続きについて」で確認できます。窓口の予約方法や受付場所については自治体によって違うため、実際に出かける前には住民登録をしている市区町村の公式サイトも確認してください。
結論|マイナンバーカード更新に必要なものは「カード本体」と「電子証明書」で違う
まず有効期限通知書の「有効期限が到来するもの」を見る
更新の封筒が届いたら、必要書類を探すより先に「何の期限が来るのか」を確認します。通知書には「有効期限が到来するもの」という欄があるため、ここを見るだけでカード本体と電子証明書のどちらを更新するのかを判断できます。
たとえば、カード表面には2031年まで有効と書いてあるのに2026年に有効期限通知書が届いた場合、電子証明書だけが更新時期を迎えている可能性があります。この状態で「カードの更新通知が来た」と思い込み、証明写真を撮って新しいカードを申請する必要はありません。
逆に、有効期限通知書に「マイナンバーカード」と記載されている場合は、現在のカードを窓口へ持って行くだけではカード本体の有効期限を延長できません。新しいカードを作るための交付申請が必要です。
3分で分かる「自分は何を準備する?」判定表
| 通知書・現在の状況 | やること | 最初に準備するもの |
|---|---|---|
| 「マイナンバーカード」が更新対象 | 新カードを交付申請する | 交付申請書・顔写真・申請に使うスマホなど |
| 「電子証明書」だけが更新対象 | 窓口で電子証明書を更新する | 有効期間内のマイナンバーカード・暗証番号 |
| カード本体の申請は済み、交付通知書が届いた | 新カードを受け取る | 交付通知書・本人確認書類・旧カード |
| 電子証明書の通知書をなくした | 窓口で更新する | 有効期間内のマイナンバーカード |
| 申請書IDが通知書にない | 市区町村窓口へ確認する | 有効期限通知書・有効なカードまたは指定本人確認書類 |
「更新に必要なもの」を検索すると多くの書類が出てきますが、全部を持って行く必要があるわけではありません。更新申請なのか、新カード受け取りなのか、電子証明書更新なのかを先に分けるだけで、必要なものはかなり絞れます。
カード本体と電子証明書では有効期限も違う
マイナンバーカード本体の有効期限は、カード発行時に18歳以上なら発行から10回目の誕生日まで、18歳未満なら5回目の誕生日までが基本です。電子証明書は年齢にかかわらず、電子証明書の発行から5回目の誕生日までです。
なお、2022年3月31日までに交付申請した20歳未満の人は、現在の18歳基準とは異なり、カード本体の有効期限が発行から5回目の誕生日までとなります。年齢だけで判断せず、実物のカードに記載された日付を確認するのが確実です。
マイナンバーカード本体の更新に必要なもの
オンライン申請なら交付申請書・スマートフォン・顔写真を準備する
カード本体の期限が来る場合は、現在のカードに新しい期限を書き加えるのではなく、新しいマイナンバーカードを交付してもらうための申請をします。国内在住者の主な申請方法は、スマートフォン、パソコン、郵送、対応する証明写真機です。
スマートフォンの場合は、有効期限通知書に同封された書類などにある交付申請用QRコードをカメラで読み取ります。申請用サイトへアクセスし、メールアドレスなどを登録して、顔写真と必要事項を送信します。
スマートフォンでその場で顔写真を撮影することもできます。したがって、スマホ申請をする人が紙の証明写真を先に用意する必要はありません。ただし、写真の背景や顔の向き、画像形式などには規格があります。
パソコン申請は23桁の申請書IDを入力する
パソコンから申請する場合は、交付申請書に記載されている23桁の申請書IDを使用します。このほか、メールアドレス、顔写真データなどを準備します。
申請書IDを間違えると正しい申請として処理できないため、数字を1桁ずつ確認して入力してください。家族の申請書を複数並べて手続きする場合も、別の人の申請書IDを入力しないよう注意が必要です。
オンライン申請で「写真がアップロードできない」ときの確認ポイント
オンライン申請でつまずきやすいのが顔写真データです。公式案内では、顔写真データはJPEG・JPG形式、RGBカラー、20KB~7MB、幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセルとされています。HEIC形式は利用できません。
たとえばiPhoneで撮影した写真をそのままパソコンへ移したところ、HEIC形式になっていてアップロードできないというケースがあります。この場合は「顔写真そのものが悪い」と撮り直す前に、まず画像ファイルの形式を確認してください。
最新の条件は、マイナンバーカード総合サイト「オンライン申請の写真データの大きさに制限はありますか?」で確認できます。
証明写真機から申請するときに必要なもの
対応する証明写真機から申請する場合は、交付申請書のQRコードを使用します。写真機の画面で個人番号カード申請のメニューを選び、料金を入れ、QRコードを読み取って撮影・送信します。
注意したいのは、街中にあるすべての証明写真機が対応しているわけではないことです。写真だけ撮影できても、マイナンバーカードのオンライン申請機能がない機械もあります。対応機であることを確認してから利用してください。
証明写真機から申請する方法はマイナンバーカード総合サイト「まちなかの証明写真機からの申請方法」で確認できます。
郵送申請では交付申請書と縦4.5cm×横3.5cmの顔写真を準備する
郵送で申請する場合は、交付申請書に必要事項を記入し、顔写真を貼り付けて郵送します。写真は縦4.5cm×横3.5cmで、最近6か月以内に撮影した正面・無帽・無背景のものが基本です。
写真の裏面には氏名と生年月日を記入します。封筒の中で写真がはがれた場合にも、誰の写真なのか確認できるようにするためです。
郵送申請では、オンラインのような入力エラー表示がありません。「署名する場所を忘れた」「写真を貼り忘れた」といった不備に気づかないまま発送しやすいため、投函前に交付申請書と写真をもう一度確認してください。
有効期限通知書に申請書IDがない場合はどうする?
有効期限通知書に申請書IDが記載されていない場合は、通常のQRコードを使ったオンライン更新をそのまま進めるのではなく、住民登録のある市区町村窓口へ確認します。
マイナンバーカード総合サイトでは、この場合の必要書類として、有効期限通知書と有効期間内のマイナンバーカード、または市区町村が認める本人確認書類が案内されています。窓口で新しい交付申請書を発行してもらってから申請できます。
「申請書IDがないから更新できない」という意味ではありません。逆に、以前の申請書から番号を探して推測で申請するのではなく、窓口へ確認するのが安全です。
顔写真でやり直さないために確認したい条件
顔写真は最近6か月以内・正面・無帽・無背景が基本
カード本体を更新する場合、新カードには新しい顔写真が掲載されます。基本的な条件は最近6か月以内に撮影、正面、無帽、無背景です。白黒写真でも申請できます。
横向きの写真、背景に家具や風景が写っている写真、顔や背景に強い影があるもの、ピンぼけ、手ぶれ、帽子やサングラスで本人確認が難しい写真などは避けてください。
自撮りで申請するときは「盛る」より本人確認できることを優先する
スマートフォンの自撮りでも規格を満たせば使用できます。ただし、美肌加工や輪郭の変更などを強くかけ、対面で本人確認する際に支障が出るほど実際の容貌と違ってしまう写真は使用できません。
自宅で撮るなら、模様のない明るい壁の前で、顔に影が入らない場所を選び、カメラを正面に置いて撮影すると失敗しにくくなります。申請後の差し戻しを防ぎたいなら、撮影してすぐ送信せず、背景、顔の向き、目元、ピントを拡大して確認してください。
宗教上・医療上などの事情があれば通常規格と違っても相談できる
けがで包帯を巻いている、寝たきりで正面から通常どおり撮影することが難しい、障がいなどによって姿勢を保持できないといった事情がある場合には、やむを得ない理由として対応できる場合があります。
「通常の証明写真が撮れないからマイナンバーカードを更新できない」と考える必要はありません。具体的な対応はマイナンバーカード総合サイト「顔写真のチェックポイント」で確認してください。
新しいマイナンバーカードを受け取るときの持ち物
交付通知書・本人確認書類・旧マイナンバーカードが基本
カード本体の更新申請を終えても、その場で新しいカードが発行されるわけではありません。申請内容の審査後、カードが発行されて市区町村へ送られ、自治体側の交付準備が整うと交付通知書が届きます。
カードの発行は概ね1か月が目安とされていますが、実際に交付通知書が届くまでの期間は申請状況や自治体によって前後します。期限直前に申請すると、旧カードの期限切れから新カード受け取りまで空白期間が生じる可能性があるため、早めの申請が安心です。
本人が受け取る場合の基本的な持ち物は次のとおりです。
- 交付通知書:新カードの交付準備ができたことを知らせる書類です。
- 本人確認書類:顔写真付きなら1点、その他は原則2点です。
- 更新前のマイナンバーカード:期限が切れていても処分せず持参します。
- 通知カード:現在も持っている人は持参します。
受け取り時の最新の必要書類は、マイナンバーカード総合サイト「マイナンバーカードを受け取る」で確認できます。
交付通知書をなくした場合や、顔写真付きの本人確認書類がない場合など、受け取り時の持ち物をケース別に確認したいときは、マイナンバーカード受け取りに必要なものと本人確認書類の確認方法も参考になります。
期限切れの旧カードは捨てない|満了後6か月以内なら本人確認にも使える
更新申請後、新しいカードが届く前に旧カードの有効期限が切れても、捨てないでください。新しいマイナンバーカードを受け取る際に旧カードを返納します。
さらに更新の場合は、有効期間満了の日から6か月以内の旧マイナンバーカードであれば、顔写真付き本人確認書類1点として扱えると公式サイトで案内されています。
「期限が昨日切れたから、このカードは窓口へ持って行っても無意味」と考えて自宅へ置いていくと、かえって本人確認書類が不足する可能性があります。更新前のカードは新カードを受け取るまで保管してください。
本人確認書類は「顔写真付き1点」か「その他2点」が基本
顔写真付き本人確認書類には、運転免許証、旅券、在留カードなどがあります。顔写真付きの書類がない場合は、資格確認書と年金手帳など、公式案内で認められる書類を2点準備する方法があります。
ただし、社員証、学生証、各種受給者証などについては、市区町村が本人確認書類として認めるか確認が必要な場合があります。「氏名が書いてあるカードなら何でもいい」と考えないでください。
交付通知書をなくした場合は、先に自治体へ連絡する
新カードの交付通知書を紛失しても、それだけでカードを受け取れなくなるわけではありません。市区町村へ交付通知書の再発行を相談したり、交付通知書がない場合に必要となる本人確認書類を確認したりできます。
ここで避けたいのが、「免許証があるから大丈夫だろう」とそのまま窓口へ出向くことです。通常と必要書類が変わる場合があるため、交付通知書がないことを伝えて自治体から案内を受けてください。
電子証明書の更新に必要なもの
本人が更新するなら有効期間内のマイナンバーカードが最重要
電子証明書だけの更新では、新カードの交付申請はしません。現在持っているマイナンバーカードのICチップへ新しい電子証明書を書き込みます。
本人が手続きする場合は、有効期間内のマイナンバーカードを持参します。有効期限通知書が手元にあれば持って行くと確認しやすいですが、通知書がなくても更新できます。
電子証明書はオンライン上で本人確認をするための仕組みなので、その電子証明書を発行する際には対面で本人確認をすることとされています。このため、カード本体のようにスマートフォンだけで更新を完了することはできません。住民登録のある市区町村窓口、または自治体が指定する郵便局等の窓口で手続きします。
電子証明書更新前に3種類の暗証番号を確認する
電子証明書の更新案内では、カード交付時に設定した次の暗証番号を使用します。
| 暗証番号 | 桁数 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 署名用電子証明書 | 大文字英数字6~16桁 | e-Taxなど電子文書への電子署名 |
| 利用者証明用電子証明書 | 数字4桁 | マイナポータル、コンビニ交付など |
| 住民基本台帳用 | 数字4桁 | 自治体でのカード処理など |
カードを作ったときに「暗証番号記載票」などの控えを保管しているなら、更新前に確認してください。4桁の番号をすべて同じ番号に設定している人もいますが、それぞれ別の暗証番号として役割があります。
電子証明書更新については、マイナンバーカード総合サイト「電子証明書の更新手続」でも確認できます。
電子証明書だけなら顔写真は必要ない
電子証明書だけを更新する場合に、証明写真を撮って窓口へ持って行く必要はありません。顔写真はカード本体を作り直すときに使用するもので、ICチップ内の電子証明書だけを書き換える手続きでは使いません。
「有効期限通知書が来たから、とりあえず写真を撮る」という順番ではなく、通知書で更新対象を確認してから写真が必要か判断するのが無駄のない進め方です。
暗証番号を忘れた場合でも更新できる?
暗証番号を忘れても窓口で再設定できる
「電子証明書の更新通知が来たが、5年前に設定した暗証番号をまったく覚えていない」という人もいるでしょう。暗証番号を忘れたからといって、電子証明書を更新できなくなるわけではありません。
住民登録のある市区町村窓口で暗証番号を初期化・再設定できます。分からない状態で何度も推測して入力するより、最初から窓口で再設定する方が安全です。
4桁と6~16桁の暗証番号の違い、ロックされる回数、窓口やコンビニでの再設定方法は、マイナンバーカードの暗証番号を忘れたときのロック解除・再設定手順でも確認できます。
署名用は5回、利用者証明用は3回連続で間違えるとロック
署名用電子証明書の6~16桁の暗証番号は5回連続、利用者証明用電子証明書の4桁は3回連続で誤入力するとロックされます。
たとえば4桁について「たぶん誕生日を組み替えた番号だった」と記憶だけで3回試すと、その場でロックされる可能性があります。2回間違えた段階で自信がないなら、次を試さず再設定を検討する方が安全です。
コンビニで再設定できるのは「もう一方が分かる」場合
一定の条件を満たせば、スマートフォンと対応するコンビニ等のキオスク端末を利用して、署名用または利用者証明用電子証明書の暗証番号を初期化・再設定できます。
- 署名用を忘れた場合:利用者証明用の4桁暗証番号が分かっている必要があります。
- 利用者証明用4桁を忘れた場合:署名用の6~16桁暗証番号が分かっている必要があります。
- 両方分からない場合:市区町村窓口で手続きします。
- 電子証明書自体が期限切れの場合:コンビニでの初期化サービスではなく、市区町村窓口で手続きします。
詳しい利用条件は、公的個人認証サービスポータルサイト「マイナンバーカードのパスワードをコンビニで初期化」で確認できます。
カード本体と電子証明書の更新を間違えないための見分け方
カード表面に印字されている期限はカード本体の有効期限
マイナンバーカード表面に印字されている有効期限は、カード本体の期限です。一方、カード表面には電子証明書の有効期限を記入する欄がありますが、カード製造時から自動的に期限が印字されているわけではありません。
電子証明書の期限欄が空白だからといって「電子証明書に期限はない」という意味ではありません。電子証明書は年齢にかかわらず原則5年です。
電子証明書の有効期限はマイナポータルでも確認できる
カードの電子証明書欄に日付が書かれていない場合は、マイナポータルにログインして確認できます。トップページから「マイナンバーカード」を選ぶと、電子証明書の有効期間満了日を確認できます。
「カード表面にはまだ5年残っているから、今回の通知は間違いだろう」と放置する前に、電子証明書の期限を確認してください。
マイナンバーカードの更新はいつからできる?期限の確認方法
更新できるのは「有効期限まで3か月未満」になった日から
マイナンバーカード本体と電子証明書は、原則として有効期間の満了する日までの期間が3か月未満になった日から更新できます。一般には「有効期限の約3か月前から」と考えると分かりやすいでしょう。
有効期限通知書は、期限の2~3か月前を目安に送付されます。マイナンバーカード総合サイトでは、更新時期より前に誤って窓口へ行くことを防ぐため、更新開始日以降に通知書が届くよう発送すると案内されています。
早めに更新すると有効期限を損する?
「3か月前に更新すると、新しいカードの10年がその日から始まって数か月損するのでは」と心配する人もいます。マイナンバーカード総合サイトでは、更新可能期間内に更新した場合、新しいカードについて18歳以上なら発行日から11回目の誕生日、18歳未満なら6回目の誕生日まで、電子証明書は発行日から6回目の誕生日までとなる扱いが案内されています。
更新時期に入っているなら、「早く手続きすると損」と考えて期限直前まで待つ必要はありません。特にカード本体は交付まで時間がかかるため、早めに申請する方が期限切れの空白期間を避けやすくなります。
通知書が届かない場合も「届くまで待つ」必要はない
何らかの理由で有効期限通知書を届けられなかった場合、通知書は住民登録のある市区町村へ戻ります。カードの有効期限が近いのに封筒が届かない場合は、自治体へ返戻されていないか確認できます。
また、マイナンバーカード総合サイトでは、有効期限通知書が手元にない場合でも更新手続き自体は可能と案内しています。ただし、カード本体のオンライン申請に必要な申請書IDが分からない場合などは、市区町村窓口へ相談してください。
代理人が電子証明書を更新するときに必要なもの
本人カード・照会書兼回答書・代理人の顔写真付き本人確認書類を準備する
本人が窓口へ行けない場合、電子証明書の更新は代理人に依頼できます。基本的に必要となるのは、本人の有効期間内のマイナンバーカード、本人が記入した照会書兼回答書、代理人の顔写真付き本人確認書類です。有効期限通知書が手元にある場合は持参します。
「家族なら本人のカードだけ持って行けば更新できる」という仕組みではありません。代理人手続きでは照会書兼回答書が非常に重要です。
照会書兼回答書は本人が記入して封入・封かんする
照会書兼回答書には申請者本人が必要事項と暗証番号を記入し、同封された封筒などに入れて封をしてから代理人へ渡します。暗証番号を代理人が見える状態にして持参するのではありません。
さらに、照会書兼回答書に記入した暗証番号が実際の番号と一致しない場合、その場で更新できず、文書照会によって再度来庁が必要になることがあります。
代理人による更新は、本人手続きよりも暗証番号の記入間違いで二度手間になりやすいため、本人が控えを確認してから封入してください。
新カードの代理受け取りは電子証明書更新より条件が厳しい
カード本体を更新した後の新しいマイナンバーカード受け取りは、本人来庁が原則です。病気、身体の障がいなど、本人が交付場所へ行くことが困難と認められる場合に代理人へ委任できます。
代理受け取りでは本人と代理人双方の本人確認書類、代理権を確認する書類、本人が来庁困難であることを証明する書類などが必要になります。「平日は仕事がある」という理由だけで家族に渡してもらえるとは限りません。必ず自治体へ確認してください。
想定例|更新当日に「持ち物が足りない」とならないための確認方法
ケース1|53歳でカードの期限は5年先なのに更新通知が来た
たとえばカード表面には2031年まで有効と書いてあるのに、2026年に更新通知が届いたとします。封筒を見て「カードの期限はまだ先なのに間違って送られてきた」と捨てるのは避けてください。
有効期限通知書の「有効期限が到来するもの」が電子証明書なら、カード本体ではなくICチップ内の電子証明書が5年の期限を迎えています。この場合に必要なのは新しい顔写真ではなく、現在の有効期間内のマイナンバーカードと暗証番号です。
ケース2|スマホ申請を済ませたので旧カードを捨てようとしている
カード本体をスマートフォンで更新申請すると、受付完了メールが届くため「古いカードはもう不要」と感じるかもしれません。しかし、申請完了と新カード交付は別です。
旧カードは新しいカードを受け取るときに返納します。途中で期限切れになっても、新カード交付までは保管してください。紛失して返納できないと再交付手数料が必要になる場合があります。
ケース3|明日e-Taxを使うのに電子証明書の期限が今日だと気づいた
確定申告などの直前に電子証明書の期限へ気づいた場合は、できるだけ早く自治体窓口へ確認してください。ただし、更新直後はサービス側へ新しい電子証明書情報が反映されるまで時間がかかる場合があります。
国税庁のe-Taxでは、マイナンバーカードの電子証明書を更新した場合、更新情報の反映まで1時間程度かかり、その間は利用できないとの案内があります。申告期限当日に更新して直後に送信する計画は避け、できるだけ余裕を持って更新しておく方が安心です。
ケース4|4桁を2回間違えたが、もう1回試そうとしている
利用者証明用電子証明書の4桁暗証番号は3回連続で誤入力するとロックされます。すでに2回間違えていて、自信がない状態なら、3回目を勘で入力するより再設定を検討してください。
カード本体そのものが使えなくなるわけではありませんが、ロック解除の手間が増えます。「あと1回なら大丈夫」ではなく、「あと1回でロックする」と考える方が安全です。
ケース5|旧カードの有効期限が2週間前に切れた
更新後の新カード受け取りがこれからなら、期限切れの旧カードを捨てずに持って行きます。更新の場合、有効期間満了後6か月以内の旧カードは顔写真付き本人確認書類1点として扱えるため、2週間前に期限が切れた程度なら持参する意味があります。
ケース6|交付通知書が見つからないが、明日受け取り予約をしている
この場合は当日窓口で相談するより、先に自治体へ電話して必要書類を確認する方が確実です。交付通知書の再発行や、通知書がない場合に必要となる本人確認書類について案内を受けられます。
窓口へ行く前の持ち物チェックリスト
| 確認項目 | 新カード受け取り | 電子証明書本人更新 |
|---|---|---|
| 現在のマイナンバーカード | 旧カードを持参 | 有効期間内のカードを持参 |
| 交付通知書 | 原則持参 | 不要 |
| 有効期限通知書 | 更新対象の確認に使用 | あれば持参、なくても更新可 |
| 本人確認書類 | 顔写真付き1点またはその他2点が基本 | 本人更新なら現在のカードを持参 |
| 顔写真 | カード申請時に使用 | 不要 |
| 署名用暗証番号 | 新カード交付時に設定 | 6~16桁を確認 |
| 利用者証明用暗証番号 | 新カード交付時に設定 | 4桁を確認 |
| 住民基本台帳用暗証番号 | 新カード交付時に設定 | 4桁を確認 |
| 予約 | 自治体によって必要 | 自治体によって必要 |
窓口へ出発する5分前に確認したい順番
- 通知書の更新対象をもう一度見る:カード本体なのか電子証明書なのかを確認します。
- カードを財布に入れたか確認する:電子証明書更新では特に重要です。
- 交付通知書を確認する:新カード受け取りの場合に必要です。
- 本人確認書類の点数を確認する:顔写真なしの場合は2点必要になることがあります。
- 窓口の場所と予約時間を確認する:本庁舎ではなく別のカードセンターの場合もあります。
「必要書類は全部そろえたのに、窓口が予約制だった」という失敗もあります。全国共通の制度でも、予約方法や受付場所、本人確認書類の細かな扱いは自治体によって異なるため、最後に自治体公式サイトを見るところまでを準備に含めてください。
マイナンバーカード更新でよくある失敗・勘違い
- 失敗例1|カード本体と電子証明書を同じ更新だと思う:有効期限と手続きが別なので、通知書の更新対象を確認します。
- 失敗例2|電子証明書だけなのに顔写真を撮る:カード本体を作り直さないため写真は不要です。
- 失敗例3|カードの有効期限が残っているから通知を無視する:電子証明書だけ先に5年で期限を迎える場合があります。
- 失敗例4|オンライン申請で更新が全部完了したと思う:新カードは後日、窓口で受け取ります。
- 失敗例5|申請後すぐ旧カードを捨てる:新カード交付時に返納します。
- 失敗例6|期限切れの旧カードには意味がないと思う:更新なら満了後6か月以内は顔写真付き本人確認書類1点として扱えます。
- 失敗例7|本人確認書類は何でも1点でいいと思う:顔写真のない書類なら原則2点です。
- 失敗例8|電子証明書はオンラインで更新できると思う:対面での本人確認が必要です。
- 失敗例9|有効期限通知書をなくしたら更新できないと思う:通知書がなくても手続きできる場合があります。
- 失敗例10|暗証番号を思い出すまで何回も試す:署名用は5回、利用者証明用は3回連続で誤入力するとロックされます。
- 失敗例11|両方の電子証明書暗証番号を忘れてもコンビニで直せると思う:再設定にはもう一方の暗証番号が必要です。
- 失敗例12|電子証明書が期限切れでもコンビニで再設定できると思う:期限切れの場合は市区町村窓口で手続きします。
- 失敗例13|市役所なら予約なしでいつでもできると思う:自治体によって予約制や別会場の場合があります。
「更新を代行します」という電話でカードや暗証番号を渡さない
更新時期には、電子証明書の更新を口実にした不審な連絡にも注意してください。マイナンバーカード総合サイトでは、電子証明書の更新案内が届いた人に対して、代理で更新すると言ってマイナンバーカードと暗証番号をだまし取ろうとする不審な電話への注意も呼びかけています。
有効期限満了に伴うカード本体・電子証明書の通常更新手数料は無料です。「更新するためカードと暗証番号を預かる」「更新費用を振り込んでほしい」などの連絡があっても、知らない第三者へカードや暗証番号を渡さないでください。
引っ越し・住所変更の前後に更新する場合の注意点
新カードを受け取る前に市外へ引っ越すと再申請になることがある
カード本体の更新申請後、新しいカードを受け取る前に市区町村をまたいで引っ越し、転出した場合は、転入先の市区町村で新しい交付申請書を受け取り、再申請が必要になることがあります。
たとえば「来月転勤するが、今週更新通知が届いた」という場合は、すぐ申請する前に、今の自治体で受け取りまで間に合いそうか、引っ越し後に手続きした方がよいかを自治体へ確認すると二度手間を防ぎやすくなります。
転出・転入時のカードの継続利用や住所変更で必要になる手続きまで確認したい場合は、マイナンバーを引っ越したときの住所変更手続きと必要書類もあわせて確認できます。
住所・氏名が変わると署名用電子証明書にも影響する
引っ越しや結婚などによって住所や氏名が変更になった場合は、カード券面の記載事項変更だけでなく、署名用電子証明書にも注意が必要です。
署名用電子証明書には氏名・住所・生年月日・性別の基本4情報が記録されているため、氏名や住所が変わると署名用電子証明書が失効します。引っ越しや婚姻届などの手続き時には、署名用電子証明書の再発行についても自治体窓口で確認してください。
マイナンバーカード・電子証明書の期限が切れたらどうなる?
カード本体が期限切れになると本人確認書類として使えなくなる
カード本体の有効期限を過ぎると、通常は本人確認書類として利用できなくなり、搭載されている電子証明書も利用できなくなります。更新申請をしていても、旧カードの期限が切れ、新カードをまだ受け取っていない期間には、本人確認書類として使えない空白期間が生じる可能性があります。
運転免許証など別の顔写真付き本人確認書類を持っていない人ほど、カード本体の更新は早めに申請するメリットがあります。
電子証明書だけ期限切れならカード本体は本人確認書類として使える
カード本体の有効期限が残った状態で電子証明書だけが期限切れになった場合、カード本体まで無効になるわけではありません。対面での本人確認書類としてはカード本体の有効期限まで利用できます。
一方で、マイナポータル、e-Tax、コンビニ交付など、電子証明書を利用するサービスは使えなくなります。電子証明書は期限切れ後でも市区町村窓口で再発行できますが、必要な日に使えなくなることを避けるため期限前に更新しておく方が便利です。
マイナ保険証は電子証明書期限切れ後も一定期間利用できる
マイナ保険証については特別な取扱いがあります。デジタル庁では、電子証明書の有効期限が切れた場合でも、有効期限満了日が属する月の末日から3か月間は引き続きマイナ保険証として利用できると案内しています。
ただし、この期間に医療機関で確認できるのは保険資格に関する情報のみとなり、診療情報や薬剤情報などの提供には制限があります。通常どおり利用するためには電子証明書を更新してください。
最新の扱いはデジタル庁「マイナンバーカードの健康保険証利用」で確認できます。
電子証明書を更新した直後にe-Taxなどを使う人は反映時間にも注意
電子証明書の更新を窓口で終えれば、その瞬間からすべての外部サービスへ新しい情報が反映されるとは限りません。
国税庁のe-Taxでは、マイナンバーカードに搭載された電子証明書を更新した場合でも、マイナンバーカード方式の利用開始手続きを最初からやり直す必要はないとされています。一方で、更新情報の反映まで1時間程度かかるため、更新から1時間程度は利用できないとの案内があります。
確定申告の送信期限、コンビニで証明書が必要な日、オンラインで本人確認を行う予定日などが決まっている場合は、「使う直前に更新すればいい」と考えず、数日前までに済ませておく方が安全です。
スマートフォンのマイナンバーカードを利用している人は更新後も確認する
実物のマイナンバーカードだけでなく、スマートフォンにマイナンバーカード機能を搭載して利用している人も増えています。2026年現在はiPhoneとAndroidで仕組みや対応サービスに違いがあるため、利用中の端末に合わせて公式案内を確認する必要があります。
Androidのスマホ用電子証明書については、利用申請に使用したマイナンバーカード側の電子証明書と有効期限が連動します。カード側の電子証明書が失効すると、スマホ側も連動して失効します。市区町村でカード側の電子証明書を更新した後は、必要に応じてマイナポータル等からスマートフォン側の更新・再発行手続きを確認してください。
iPhoneを含む最新の対応状況は、デジタル庁「スマートフォンのマイナンバーカード」で確認できます。
マイナンバーカード更新の手数料はいくら?
有効期限満了による通常更新は無料
マイナンバーカード本体と電子証明書の有効期限満了に伴う通常の更新手数料は無料です。「カードを10年ごとに作り直すたびに発行手数料がかかる」というものではありません。
ただし、証明写真機や写真店で写真を撮影する費用、窓口までの交通費などは自己負担です。無料なのは行政上の更新手数料です。
旧カードを紛失している場合は無料更新と同じ扱いにならないことがある
有効期限による更新であっても、新カード受け取り時に旧マイナンバーカードを返納できない場合には、再交付手数料が必要になることがあります。
更新申請をした後も旧カードを捨てたり、シュレッダーにかけたりしないでください。カードは新カード受け取りまで財布や保管場所に置いておくのが安全です。
更新申請から新しいカードを受け取るまでの流れ
- 1.有効期限通知書を開く:カード本体・電子証明書のどちらが更新対象か確認します。
- 2.カード本体なら交付申請:スマートフォン、パソコン、郵送、対応する証明写真機から申請します。
- 3.電子証明書だけなら窓口:有効期間内のカードと暗証番号を確認して窓口へ行きます。
- 4.カード本体なら交付通知書を待つ:オンライン申請当日に新カードは受け取れません。
- 5.交付通知書が届いたら予約を確認:自治体によっては受け取り予約が必要です。
- 6.必要なものをそろえる:交付通知書・本人確認書類・旧カードを準備します。
- 7.新カードを受け取る:本人確認を受け、暗証番号を設定します。
- 8.更新後のサービスを確認:マイナポータル、e-Tax、スマートフォンのマイナンバーカードなど、普段使う機能を確認します。
マイナンバーカード更新に必要なもの早見表
| 場面 | 必要なもの・確認するもの | 間違えやすい点 |
|---|---|---|
| スマホでカード本体を更新申請 | 交付申請用QRコード・スマートフォン・メールアドレス・顔写真データ | 紙の顔写真は不要 |
| パソコンでカード本体を更新申請 | 23桁の申請書ID・メールアドレス・顔写真データ | 申請書IDの入力ミスに注意 |
| 郵送で更新申請 | 交付申請書・縦4.5cm×横3.5cmの顔写真 | 写真裏面に氏名・生年月日 |
| 新カードを本人受け取り | 交付通知書・本人確認書類・旧カード・通知カードを持っている場合は通知カード | 旧カードを捨てない |
| 電子証明書を本人更新 | 有効期間内のマイナンバーカード・暗証番号・通知書があれば持参 | 顔写真不要 |
| 電子証明書を代理人更新 | 本人カード・封入封かんした照会書兼回答書・代理人の顔写真付き本人確認書類など | 暗証番号の記入ミスに注意 |
FAQ|マイナンバーカード更新で必要なものに関するよくある質問
マイナンバーカード更新には何を持って行けばいいですか?
電子証明書を本人が更新するなら、有効期間内のマイナンバーカードを持参します。新カードの受け取りなら、交付通知書、本人確認書類、旧マイナンバーカードなどが基本です。「更新」という言葉だけでは持ち物を決められないため、まず通知書で対象を確認してください。
更新通知書だけ持って行けば手続きできますか?
通知書だけでは足りません。電子証明書更新なら現在の有効なマイナンバーカード、新カード受け取りなら本人確認書類や旧カードも必要です。
有効期限通知書をなくしても更新できますか?
電子証明書は有効期限通知書がなくても更新できます。カード本体について申請書IDや交付申請書が分からない場合は、住民登録のある市区町村へ相談してください。
カード本体の更新に写真は必要ですか?
新しいカードを作るため、顔写真が必要です。スマートフォン・パソコン申請なら画像データを使用し、郵送申請では縦4.5cm×横3.5cmの写真を使用します。
電子証明書だけの更新にも写真は必要ですか?
必要ありません。現在のカードのICチップ内へ新しい電子証明書を書き込むため、新しい顔写真を提出する手続きではありません。
更新時に暗証番号を忘れていても大丈夫ですか?
市区町村窓口で再設定できます。署名用または利用者証明用の一方が分かり、電子証明書が有効な場合には、対応するコンビニ等で他方を再設定できる場合もあります。
期限切れのマイナンバーカードは持って行く必要がありますか?
新カード受け取りの場合は持参してください。旧カードを返納します。更新の場合、有効期間満了から6か月以内の旧カードは顔写真付き本人確認書類1点として扱うこともできます。
カード本体の更新はオンラインだけで完了できますか?
交付申請はオンラインでできますが、新しいカードは原則として交付窓口で受け取ります。スマートフォンで申請した時点で現在のカードの期限が延長されるわけではありません。
電子証明書はオンライン更新できますか?
できません。電子証明書はオンライン本人確認のための仕組みであるため、発行時には対面での本人確認が必要とされています。住民登録のある市区町村窓口などで更新します。
新しいカードは更新申請した日に受け取れますか?
通常は受け取れません。申請、審査、カード発行、市区町村での交付準備を経て交付通知書が届いてから受け取ります。発行は概ね1か月が目安ですが、実際の受け取り時期は自治体の状況によって前後します。
電子証明書の期限が切れたらマイナンバーカード自体も使えませんか?
カード本体の有効期限が残っていれば、対面の本人確認書類としては引き続き利用できます。ただし、e-Tax、マイナポータル、コンビニ交付など、電子証明書を使用する機能は利用できなくなります。
マイナ保険証は電子証明書の期限が切れた瞬間に使えなくなりますか?
電子証明書の有効期限満了日が属する月の末日から3か月間は、引き続きマイナ保険証として利用できます。ただし、医療情報等の提供には制限があります。期限前に電子証明書を更新しておくのが分かりやすいでしょう。
電子証明書を更新したらマイナ保険証の利用登録をやり直しますか?
通常の有効期限更新だけを理由に、マイナ保険証の利用登録を最初からやり直す必要はありません。デジタル庁では、電子証明書の有効期限切れから3か月後の末日までに更新した場合も、再度のマイナ保険証利用登録は不要と案内しています。
更新手続きは市役所以外でもできますか?
自治体によっては、市区町村が指定した郵便局などで電子証明書の更新を受け付けている場合があります。すべての郵便局で対応しているわけではないため、自治体の公式サイトで確認してください。
本人が行けない場合は家族が代理で更新できますか?
電子証明書は代理人更新が可能ですが、本人のマイナンバーカード、本人が記入して封入・封かんした照会書兼回答書、代理人の顔写真付き本人確認書類などが必要です。
新しいカードの受け取りは本人来庁が原則で、代理受け取りには本人が来庁できないやむを得ない事情と追加書類が必要です。「家族だから」というだけで自由に代理受け取りできる制度ではありません。
電子証明書の有効期限はどこで確認できますか?
カード表面の電子証明書有効期限欄に日付が記入されていれば確認できます。欄が空白の場合は、マイナポータルへログインし、「マイナンバーカード」の画面から電子証明書の有効期間満了日を確認できます。
どこへ問い合わせればよいか分からない場合は?
基本的には住民登録のある市区町村のマイナンバーカード窓口へ確認します。制度全般についてはデジタル庁が案内するマイナンバー総合フリーダイヤルも利用できます。窓口の予約や本人確認書類など自治体独自の運用については、最終的に市区町村へ確認するのが確実です。
まとめ|必要なものは更新対象を確認してから準備しよう
マイナンバーカード更新で最も重要なのは、カード本体と電子証明書を最初に分けて考えることです。有効期限通知書の「有効期限が到来するもの」を見れば、どちらを更新するのか確認できます。
カード本体を更新する場合は、新カードの交付申請が必要です。スマートフォンならQRコードと顔写真データなどを使い、パソコンなら23桁の申請書ID、郵送なら交付申請書と縦4.5cm×横3.5cmの顔写真を準備します。
申請が終わっても旧カードは捨てないでください。新カードの交付準備が整って交付通知書が届いたら、交付通知書、本人確認書類、旧マイナンバーカードなどをそろえて受け取ります。更新の場合、有効期間満了後6か月以内の旧カードは顔写真付き本人確認書類1点としても扱われます。
電子証明書だけの更新なら、新しい顔写真も新カード申請も不要です。有効期間内のマイナンバーカードを持参し、署名用6~16桁、利用者証明用4桁、住民基本台帳用4桁などの暗証番号を確認して市区町村窓口等で更新します。
暗証番号を忘れていても窓口で再設定できます。一部の暗証番号は条件を満たせばコンビニ等でも再設定できますが、両方の電子証明書暗証番号が分からない場合や電子証明書自体が期限切れの場合は窓口で手続きします。
また、有効期限通知書をなくしたからといって更新できなくなるわけではありません。電子証明書は通知書なしでも更新できます。カード本体の申請書IDが分からない場合などは、市区町村窓口で新しい交付申請書について確認してください。
当日の二度手間を防ぐには、前日までに「何を更新するのか」「今は申請段階か受取段階か」「必要な持ち物はそろったか」「暗証番号は分かるか」「予約が必要か」の5項目を確認してください。
カード本体は申請から交付まで時間がかかり、電子証明書も期限切れになるとオンラインサービスへ影響します。通知が届いたら期限直前まで保管したままにせず、まず通知書の更新対象を確認し、自分のケースに必要なものだけをそろえるところから始めると、余計な写真撮影や再来庁を避けやすくなります。


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