ジンバブエに国際電話をかける方法|国番号+263の使い方
アフリカ南部に位置するジンバブエは、経済や観光、ビジネスなどで日本から連絡を取る必要があることも少なくありません。その際に必ず必要になるのが国番号+263です。この記事では、日本からジンバブエへ国際電話をかける方法、料金の目安、通話を安くするコツ、さらには不審な着信に対する注意点までわかりやすく解説します。

結論:ジンバブエの国番号は「+263」
ジンバブエの国番号は+263です。国際電話では相手の電話番号の前に必ず付ける必要があります。国内表記では先頭に「0」が付いている番号も多いですが、国際電話をかける際にはこの「0」を取り除いて発信します。
日本からジンバブエへ電話する基本手順
固定電話・ガラケーからの発信手順
固定電話や従来型のガラケーからジンバブエに発信する際は以下の流れです。
- 「010」(日本の国際電話識別番号)をダイヤル
- 「263」(ジンバブエの国番号)を入力
- 相手先の市外局番や携帯番号を入力(国内の「0」は削除)
例:ハラレの市外局番「024」で始まる番号「024-XXXXXXX」にかける場合は 010 263 24 XXXXXXX
となります。
スマホからの発信手順(「+」入力方法)
スマートフォンでは、発信画面で「0」を長押しすると「+」が入力できます。その後「263」を入力し、相手の番号を続けます。例: +263 24 XXXXXXX
。電話帳には国際形式で登録しておくと、日本国内でも海外でもそのまま利用できて便利です。
ダイヤル例|固定電話・携帯電話への発信
固定電話宛てのダイヤル例(市外局番あり)
ジンバブエ国内表記「024-XXXXXXX」に日本からかける場合は、国際発信の手順に従い「0」を外して入力します。
- スマホの場合:
+263 24 XXXXXXX
- 固定電話やガラケーの場合:
010 263 24 XXXXXXX
固定電話やガラケーは「+」が入力できないため、必ず日本の国際電話識別番号「010」を先頭に付けて発信します。
携帯電話宛てのダイヤル例(国内「0」を外すルール)
ジンバブエ国内の携帯番号「077-XXXXXXX」に日本から発信する場合は、先頭の「0」を削除して入力します。
- スマホの場合:
+263 77 XXXXXXX
- 固定電話やガラケーの場合:
010 263 77 XXXXXXX
携帯宛ては固定宛てよりも料金が高くなる傾向があるため、短時間通話を心がけるとコストを抑えられます。
電話帳登録の国際表記例
スマートフォンに登録する場合は、常に国際形式「+263〜」で保存しておくと便利です。現地でSIMカードを差し替えた場合でも、そのまま同じ番号で利用できます。固定電話やガラケーを利用する場合は、発信時に「010」を頭に付ければ同じ番号に接続できます。
ジンバブエから日本へ電話する場合
日本の国番号「+81」を利用する方法
ジンバブエから日本へ電話をかける場合、日本の国番号+81を利用します。たとえば東京「03-XXXX-XXXX」なら「+81 3 XXXXXXXX」となります。
市外局番の「0」を外す注意点
国内表記では「03」や「06」といった先頭の「0」が付いていますが、国際電話では必ず外して入力します。
ジンバブエへの国際通話料金の目安
固定電話から発信する場合
日本の固定回線からジンバブエに電話をかける場合、料金は固定宛てで1分70〜90円前後が目安です。比較的安定した品質で長時間通話にも向いています。携帯宛てにかける場合は1分200〜350円程度と割高になることがあります。長時間ビジネス通話は固定宛てを選ぶ方が安心です。
スマホから発信する場合
スマホから直接キャリアの国際電話を使うと、固定宛ても1分100円前後、携帯宛ては1分200〜400円とかなり高額です。10分話せば数千円規模になるため、緊急連絡や短時間のやりとりに限るのが無難です。
ただし、スマホは通話アプリやIP電話サービスを導入しやすいため、WhatsAppやLINEを使えば無料、050番号サービスなら1分10〜30円程度に抑えられるケースも多くあります。
ガラケーから発信する場合
ガラケーはスマホのようにアプリが使えないため、基本的にキャリア直通となり料金は高額です。固定宛て・携帯宛て問わず1分200円以上になるケースが一般的です。頻繁に利用するには不向きで、必要最低限の利用にとどめるのが賢明です。
料金比較まとめ
- 固定電話から: 固定宛て70〜90円/分、携帯宛て200〜350円/分
- スマホから: キャリア直通200〜400円/分、アプリ利用なら無料〜30円/分
- ガラケーから: 基本的にキャリア直通のみで200円以上/分
結論として、コストを抑えたいなら「スマホ+無料通話アプリ or 050 IP電話」一択です。固定電話からの発信は音質が安定しているためビジネス用途に向いていますが、ガラケーからの直通はもっとも割高になるため注意が必要です。
料金を抑えるための方法
① 無料通話アプリを活用する(WhatsApp・LINE・Viberなど)
最も手軽でコストがかからないのは無料通話アプリです。相手も同じアプリを使っていれば、国際通話でも追加料金は不要。Wi-Fi環境を利用すれば通信費もゼロで済みます。LINEやWhatsAppは利用者が多く、家族や友人との通話には最適です。
② 050番号・IP電話サービスを使う
相手がアプリを使っていない場合は050番号を利用したIP電話サービスが便利です。代表的なサービスは「楽天でんわ」「050 plus」「SMARTalk」などです。
- 使い方:スマホに専用アプリをインストール → クレジットカードでチャージ → 相手の通常の電話番号へ発信。
- 料金水準:固定宛てで1分10〜30円程度、携帯宛てでもキャリア直通の半額以下になることが多いです。
- 特徴:発信者番号が「050」で始まる番号になるため、相手には「050〜」と表示されます。
例えば、キャリア直通で1分200円かかる通話が、050サービスなら20円程度で済むケースもあります。長時間通話やビジネス用途で非常に効果的です。
③ 携帯キャリアの国際通話オプションを利用
ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアでは、国際通話向けのオプションプランを用意しています。対象国にジンバブエが含まれていれば、通常料金より割安で通話可能です。頻繁に国際電話をかける人は、定額パックや割引プランを契約しておくと安心です。
④ 実践的な安くかけるチェックリスト
- 相手もアプリを使える? → 使えるならWhatsApp/LINEで無料通話
- 番号しか知らない? → 050番号IP電話サービスで発信
- どうしてもキャリア直通? → 国際通話オプションを確認
結論:ジンバブエへの通話を安くするには「まず無料アプリ、ダメなら050、最後の手段でキャリア直通」という順で選ぶのがベストです。
日本とジンバブエの時差とベストな通話タイミング
両国の時差を考慮した発信時間
日本とジンバブエの時差は-7時間です。日本が午後8時ならジンバブエは午後1時です。連絡の際には相手の時間帯を意識することが大切です。
ビジネス連絡に適した時間帯
現地時間の午前9時〜午後5時がビジネスに適した時間帯です。日本からかける場合は夕方〜夜が狙い目です。
不審な「+263」からの着信に注意
正規の発信との見分け方
知人や取引先からの着信であれば正規のものですが、まったく心当たりがない場合は不用意に折り返さないことが大切です。
国際ワン切り詐欺の可能性と対応方法
「+263」からのワン切り着信は詐欺の可能性があります。折り返すと高額な通話料金が発生する場合があるため注意しましょう。心当たりがない番号はスルーし、必要ならキャリアの迷惑電話ブロック機能を活用してください。

まとめ|国番号+263を正しく使ってジンバブエとスムーズに連絡しよう
ジンバブエに電話をかける際は国番号+263が必須です。固定宛てと携帯宛てで料金は大きく異なるため、コストを抑えたいなら固定宛てやアプリ利用を優先しましょう。さらに、無料通話アプリやIP電話サービスを活用すれば大幅に節約可能です。時差を考慮したマナーある発信を心がけ、不審な着信には十分注意してください。
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