【国番号+357】キプロスへの電話のかけ方｜主要都市の市外局番と入力ルールを解説

【国番号+357】キプロスへの電話のかけ方｜主要都市の市外局番と入力ルールを解説

【国番号+357】は、地中海東部に浮かぶ美しい島国キプロス（Cyprus）の国際電話番号です。
ヨーロッパと中東の間に位置し、観光地としても人気の高い国ですが、
日本から電話をかけようとしたときにスマートフォンに「+357」と表示され、
「これってどこの国？」と戸惑った方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、「+357」はキプロスの国番号で、
日本からキプロスの固定電話や携帯電話へ連絡する際に必ず必要な番号です。
正しいかけ方を理解すれば、旅行やビジネスの場面でも安心して通話ができます。

この記事では、+357の意味や正しい電話番号の組み立て方、
主要都市の市外局番、そして通話料金を節約する方法までをわかりやすく解説します。
国際電話に不慣れな方でも、このページを読めば迷わずキプロスに電話をかけられるようになります。

+357はどこの国？国番号の基本情報

+357はキプロス共和国の国番号です。
この番号は国際電気通信連合（ITU）によって割り当てられており、世界中どこからでもキプロスに電話をかける際に使われます。
国際電話の基本ルールとして、「国番号」のあとに市外局番（先頭の0を外す）→相手の番号という順番で入力します。
たとえば、国内で「022-XXXXXX」と表記されている場合、国際電話では「+357-22-XXXXXX」となります。
この「0を外す」ルールを知らないと、通話がつながらないので注意が必要です。

キプロスの主要都市と市外局番一覧

キプロスでは、地域ごとに固定電話の市外局番が異なります。
国内で発信する場合は市外局番の前に「0」を付けますが、
日本など海外からかける場合は「0を外す」のが国際電話の基本ルールです。
以下は主要都市と携帯番号の対応表です。

たとえば、リマソールの固定電話番号「025-XXXXXX」に日本からかける場合は、
「+357-25-XXXXXX」と入力します。
同様に携帯番号「099-XXXXXX」も「+357-99-XXXXXX」となり、先頭の「0」を付けたままでは接続できません。
この「0を外す」ルールは国際電話共通で、誤って「+3570」などと入力すると通話が失敗します。

日本からキプロスへ電話をかける方法

日本からキプロスに国際電話をかける場合は、次の順序で入力します。
国際電話識別番号（010 または +） → 357（国番号） → 市外局番（0を外す） → 相手の番号。
この構成を覚えておけば、どの端末からでも正しく発信できます。

スマートフォンの場合（+を利用）

スマートフォンでは、ダイヤル画面で「0」を長押しすることで「+」が入力できます。
たとえば、キプロスの首都ニコシアにある電話番号が「022-XXXXXX」の場合、
国際形式では「+357-22-XXXXXX」と入力します。
この「+」記号は国際発信識別番号（010）の代わりとして使えるため、
Wi-Fi環境や現地SIMカードを利用していても、世界中どこからでも共通の形式で発信可能です。
海外旅行中や国際出張中にも、この「+357〜」形式を覚えておくと便利です。

固定電話・公衆電話の場合（010を利用）

自宅やオフィスの固定電話から発信する場合は、まず「010」を押して国際発信モードに切り替えます。
そのあとに「357 → 市外局番（0を外す） → 相手の番号」を続けて入力します。
たとえば、ニコシアの「022-XXXXXX」にかけるときは、「010-357-22-XXXXXX」と入力します。
公衆電話を利用する場合は、すべての電話機が国際発信に対応しているわけではないため、
電話機の表示パネルや案内文に「国際電話対応」と書かれているか必ず確認しましょう。
空港・ホテル・主要駅などの公衆電話は対応している場合が多く、プリペイドカード方式にも対応しています。

ガラケーの場合

一部の古い携帯電話（ガラケー）では、「+」を入力できない機種があります。
その場合は、国際発信識別番号の「010」を使って、「010-357〜」の形式で発信すれば問題ありません。
また、海外通話を行うためには、端末や契約プランで国際ローミングが有効になっている必要があります。
ローミングがオフのままだと発信できないことがあるため、事前に通信キャリア（ドコモ・au・ソフトバンクなど）の設定メニューやサポートセンターで確認しておきましょう。
旅行や短期滞在の場合は、現地のプリペイドSIMを挿入し、Wi-Fi通話アプリ（WhatsApp・LINE・Viberなど）を併用することで、
高額な通話料金を避けることができます。
特にキプロスでは、WhatsAppやViberの利用率が高く、ビジネスや友人同士の連絡にも一般的に使われています。

スマホ・固定電話・ガラケーのいずれを使う場合も、共通するポイントは「0を外す」こと。
これを忘れると通話が接続されず、エラーメッセージが表示されることがあります。
正しい入力形式を一度覚えておけば、どの国からでもスムーズにキプロスへ連絡できます。

入力例でわかる！正しい番号の組み立て方

国際電話をかける際は、番号の順序と「0を外す」ルールがとても重要です。
日本国内では市外局番や携帯番号の前に「0」を付けてかけますが、
国際電話ではこの「0」を外さないと接続できません。
間違った入力をすると「この番号は使用されていません」などのアナウンスが流れたり、
接続エラーになったりするので注意が必要です。

以下の正しい入力例を参考にして、確実にかけられるようにしましょう。

• 固定電話宛て（ニコシアの場合）： +357-22-XXXXXX
  国内表記では「022-XXXXXX」ですが、国際電話では先頭の0を外して「+357-22」となります。
• 携帯電話宛て： +357-9X-XXXXXX
  キプロスの携帯番号は通常「09」で始まりますが、国際形式では「+357-9」として入力します。
  たとえば「099-XXXXXX」なら「+357-99-XXXXXX」が正解です。
• 誤り例： +3570-22-XXXXXX や 010-3570-22-XXXXXX
  「+357」のあとに「0」を残してしまうと、キプロス国内では存在しない番号となり、
  通話がつながりません。特に固定電話の「022」「024」といった市外局番をそのまま入れてしまうミスが多いため注意しましょう。

国際電話の基本は、「国番号 → 市外局番（0を外す） → 相手の番号」という順番です。
「0」を外さないと、通信システムが「国内番号」と誤認して接続できない仕組みになっています。
これはキプロスに限らず、ほぼすべての国で共通のルールです。

もしスマートフォンで入力に迷った場合は、
「連絡先」に国際形式で登録しておくのがおすすめです。
たとえば、相手がニコシア在住なら「+357 22 XXXX XX」と保存しておけば、
日本国内・海外のどちらからでも同じ形式で発信できます。
これにより、旅行や海外出張中でもスムーズに通話が可能になります。

また、キプロスでは地域ごとに固定電話の市外局番が異なり、
リマソールなら「+357-25」、ラルナカなら「+357-24」、パフォスなら「+357-26」となります。
現地の番号を確認するときは、正しい市外局番を把握してから入力しましょう。
特に「0を外す」だけでなく「市外局番が正しいか」も重要なポイントです。

通話料金の目安と節約のコツ

日本からキプロスへの国際通話料金は、キャリアや契約プランによって異なりますが、
一般的には1分あたり100〜300円前後が目安です。
短い通話でも数分で数百円、長時間話すとすぐに数千円単位になるため、
事前に節約手段を把握しておくことが大切です。

以下では、料金を抑えながら快適に通話するための代表的な方法を紹介します。

• ① 国際通話オプションを利用する：
  ドコモ・au・ソフトバンクなど主要キャリアでは、月額数百円で国際通話の単価を
  半額程度にできるプランを提供しています。
  たとえば「ドコモのWORLD CALL割引」や「auの世界データ定額」「ソフトバンクの国際電話割引」などがあります。
  頻繁に国際通話を行う人は、契約前にこれらのプランを確認しておくと安心です。
• ② Wi-Fi通話を活用する：
  スマートフォンの「Wi-Fi通話（Wi-Fi Calling）」機能をオンにしておけば、
  モバイル回線を使わずにインターネット経由で通話ができます。
  日本国内外を問わず、Wi-Fi環境下での発信なら通話料が無料になる場合もあります。
  通話品質も安定しており、地下や建物内でも電波を気にせず話せるのがメリットです。
• ③ 無料通話アプリを使う：
  WhatsApp・Viber・LINEなどのアプリを使えば、
  同じアプリを使っている相手との通話は無料で行えます。
  特にキプロスではWhatsAppの普及率が非常に高く、
  現地の企業・ホテル・レストランなどでも公式連絡手段として利用されています。
  旅行やビジネスで現地とやり取りする場合は、事前にアプリをインストールしておくと便利です。
• ④ データ通信＋チャットを活用：
  長時間の音声通話を避け、要件をテキストメッセージで伝えるのも効果的です。
  画像や書類の共有もできるため、仕事でのやり取りにも向いています。
  海外では通信速度が安定しているWi-Fiスポットを利用し、
  無料アプリを組み合わせることで通信費を大幅に削減できます。

また、短期滞在や出張でキプロスを訪れる場合は、現地のプリペイドSIMカードを購入するのもおすすめです。
通信会社（例：Cytamobile-Vodafone、Epic、PrimeTelなど）が提供するSIMを利用すれば、
日本への発信料金を格安で抑えられます。
さらに、データ通信を使うアプリ通話も快適に利用できるため、出張者や旅行者に人気です。

まとめると、
「通常の国際電話 → 割高」「Wi-Fi・アプリ通話 → ほぼ無料」と覚えておくとよいでしょう。
特に長時間話す予定がある場合は、ホテルやカフェのWi-Fiを使ってWhatsAppで通話するのが最も経済的です。
ちょっとした連絡ならチャット機能を使うことで、通信費を気にせず安心してやり取りができます。

キプロスから日本に電話をかける場合

キプロスから日本に国際電話をかけるときは、日本の国番号「+81」を使用します。
日本国内の電話番号には先頭に「0」が付いていますが、国際電話では必ずこの「0」を外すのがルールです。
「+81」が日本を示す国際識別番号のため、「0」を残したままだと正しく接続されない場合があります。

入力の基本構成は以下の通りです。
国際電話識別番号（00 または +） → 81 → 市外局番（0を外す） → 相手の番号
たとえば、東京の固定電話「03-XXXX-XXXX」にかける場合は、
+81-3-XXXX-XXXX または 00-81-3-XXXX-XXXX と入力します。

• 東京： +81-3-XXXX-XXXX
• 大阪： +81-6-XXXX-XXXX
• 携帯電話： +81-90-XXXX-XXXX

スマートフォンで「+」を入力するには、ダイヤル画面で「0」を長押しすればOKです。
そのまま「+81」から番号を続けて入力すれば、世界中どこからでも日本へ発信できます。
一方、固定電話を使う場合は「00」を押して国際発信モードに切り替え、
続いて「81 → 市外局番（0を外す） → 相手の番号」を入力します。
これは世界共通の発信ルールで、ヨーロッパ諸国でも同様に使われています。

キプロス国内では、通信キャリアとしてCytamobile-Vodafone、Epic、Primetelなどが主流です。
これらのキャリアが提供する国際通話プランを利用した場合、
日本への発信料金は1分あたり約100〜200円前後が目安です。
ただし、キャリアによっては通話パック（例：月額5ユーロで10分無料など）もあるため、
出張や長期滞在時には事前にプランを確認しておくとお得です。

より経済的に通話したい場合は、Wi-Fi通話や通話アプリ（WhatsApp、Viber、Skypeなど）を活用しましょう。
特にキプロスはインターネット環境が整っており、カフェやホテルでも無料Wi-Fiが広く利用可能です。
これらのアプリを使えば、音声通話・ビデオ通話ともに通信料のみで済み、
日本の家族や友人、取引先ともクリアな音声で連絡を取り合うことができます。

また、短期滞在者は現地でプリペイドSIMカードまたはeSIMを購入するのもおすすめです。
これにより、データ通信量に応じてアプリ通話が使えるほか、
日本への国際通話料金も格安で済ませられます。
現地SIMは空港や市内の携帯ショップで簡単に購入できるため、
到着後すぐに通信環境を整えておくと便利です。

このように、「+81」＋「0を外す」という基本ルールを理解しておけば、
どの通信手段を使ってもスムーズに日本と連絡を取ることが可能です。
旅行や留学、ビジネス出張の際にも役立つ知識として覚えておきましょう。

まとめ｜「+357」と「0を外す」ルールを覚えれば安心

キプロスへの国際電話は、「+357」を付けて「市外局番の0を外す」だけでスムーズに発信できます。
このルールを理解しておけば、固定電話でも携帯電話でも確実につながり、発信ミスを防ぐことができます。
とくにニコシア・リマソールなど主要都市への通話では、「+357-22」「+357-25」といった形式を守るのがポイントです。
「0を残したまま」発信してしまうと接続エラーになることがあるため注意しましょう。

また、通話料は一般的に1分あたり100〜300円前後と高額になりやすいため、
長時間の通話や頻繁な連絡にはWi-Fi通話や無料アプリ（WhatsApp・Viber・LINEなど）を活用するのが最適です。
特にキプロスではWhatsAppの普及率が高く、現地のビジネスや日常の連絡でも広く使われています。
ホテルやカフェでは無料Wi-Fiが整備されているため、通信料を気にせず通話ができる環境も充実しています。

さらに、短期滞在者であれば現地のプリペイドSIMカードやeSIMを利用することで、
日本への国際電話料金を大幅に節約することも可能です。
出発前にスマートフォンのSIMロックを解除しておくと、現地でスムーズに通信環境を整えられます。
こうした小さな工夫を積み重ねることで、キプロス滞在中も安心して日本との連絡を保つことができるでしょう。

まとめると、「+357」と「0を外す」という基本ルールを理解し、
無料通話アプリやWi-Fi通話をうまく活用することが、
キプロスとの国際通信を安全かつ経済的に行うための鍵です。
正しい知識を持っていれば、旅行・留学・ビジネスのどんな場面でも迷わず連絡が取れるようになります。