早いもので、今年も忘年会が話題になる季節となりました。とりわけ、幹事の方は、どのようにして会を盛り上げるか、頭を悩ましているところではありませんか。
そこで、忘年会でもらってうれしい景品は？景品の値段は？景品の渡し方は？どのようにすれば、会が盛り上がるかお伝えします。
忘年会でもらってうれしい景品は？
景品の準備は何かと大変で面倒ですが、ちゃんと景品にこだわるとその分だけ参加者は喜んでくれるものです。
また、景品にセンスがあると会が盛り上がります。
景品を選ぶときにこだわりたい考え方は当たり前のようですが次のとおりです。
・自分では買わないけれど、あるとちょっとうれしい、と思えるもの。
・誰がもらってもうれしいもの。
・普段自分では買わないようなちょっと高級なもの。
・基本的には自分ももらってうれしいと思えるもの。
会を盛り上げるために、いわゆる面白グッズを入れる場合もありますが、参加者
が受け取った時に、さわやかなユーモアを感じるものを探しましょう。参加層の
年齢や性別に気を配ってウケの狙い過ぎにご注意を！
また、会の後景品を持って帰ることも配慮して、「持ち運びのしやすさ」も条件
の一つです。百円ショップの手提げ袋などを用意しておくと喜ばれます。
ただし、目玉景品など大きくなる場合には、当選者には目録と景品引き換えハガ
キを渡すだけ。当選者は後日ハガキを出せば、自宅まで景品が届くという方法も
あります。
さらに、手ぶらで帰さないようにする配慮も欲しいところです。そこで用意する
のが参加賞です。宝くじやロト6なども喜ばれます。
忘年会の場合、若い人から年配の方まで年齢が幅広いことが多いので、奇抜なも
のは避け、食材や日用品、便利家電などを中心に選ぶと外しにくいです。次に例
を挙げます。
①日用雑貨
トイレットペーパ、ティッシュ、洗剤、シャンプー、歯磨き粉など日常で使うも
のは無駄になりません。
②チケット類
ディズニーランドペアチケット、旅行券newsなど、普段仕事で忙しいという方に
ぜひプレゼントしたい。
③商品券・ギフト券（自分では買わない欲しいもの 第2位）
おこめ券やビール券、ハーゲンダッツのアイスギフト券など。いろんな種類があ
りますが、会社が百貨店やスーパーなどの場合は自社でのみ使える商品券を渡す
と後日売り上げにもなっていいのでは。
④最新家電
パソコン、iPadなどのタブレット端末（自分では買わない欲しいもの 第1位）、
ウォークマン、空気清浄機、食器洗器、ホームベーカリー、コーヒーメーカー、
除機のルンバや、電気ケトルなど。
⑤台所用品・食器
ティファールなどのフライパンや鍋のセット、ルクルーゼの型やマグカップ、
まな板、キッチンばさみ、皿、グラス、たわし、スポンジなど普段から欲しい
と思っているけどなかなか手の出せない高価なものだと特別感があっていいの
ではないでしょうか。
⑥食べ物
松阪牛などの牛肉やイベリコ豚などの豚肉、名古屋コーチンなどの鶏肉などの
ブランド肉。伊勢海老、まぐろ、カニ、カキなどの魚介類、毎日食べるお米や
パン、チロルチョコやうまい棒などの駄菓子。年末年始はちょっと贅沢したく
なりますね。安いものは２０個以上の大量詰め合わせにすると面白いです。
⑦その他変わったもの
文房具、宝くじ、社長の直筆激励メッセージ、昇格試験への招待、鼻毛カッタ
ー、今日の帰りの電車賃などみんなが笑えるようなものやあっと驚くものをあ
げると印象に残ります。
忘年会の景品の値段は？
これも幹事さんが頭を悩ますところですが、予算と相談して工夫することができます。
次に、金額別の例をお伝えします。
【1万円以上の豪華景品・目玉景品】
・ディズニーなどのペアチケット
・松坂牛やカニのセット
・温泉ペア宿泊券
・ゲーム機やiPadなどのガジェット
【5,000以上10,000円未満のおすすめ景品】
・家電がおすすめです。
コーヒーメーカー、簡易マッサージ器、加湿器や空気清浄機、スチーマーなど
美容家電、衣類スチーマー（ハンディアイロン）、体組成計、タブレット端末
【3,000円以上5,000円未満のおすすめ景品】
・スイーツの詰め合わせ、ハムやソーセージの詰め合わせ、ジュースや果物の詰
め合わせ、宝くじ3,000円分、たこ焼き器、
【3,000円未満のおすすめ景品】
・ハンカチやタオル、爪切りなどのグルーミングセット、石鹸や入浴剤のセット
、タンブラーセットなど食器類
忘年会の景品にかける予算は、均等に割るのではなくメリハリを付けて使いまし
ょう。
例えば、5万円の予算なら、5,000円の商品を10個用意するのではなく、3万円の
目玉商品が1個、5,000円前後の景品が3個、1,000～3,000円の景品を10個、と
いったイメージです。
目玉となる景品は、1万円以上の豪華な景品があると盛り上がります。
忘年会での景品の渡し方は？
同じ景品でも、渡し方によって会を盛り上げることができます。以下に例を挙げます。
【景品の中身を開くまで分からないようにして期待感を持続させることです】
・それには、ラッピングの工夫があります。100円ショップなどでラッピングペ
ーパーとおしゃれなマスキングテープを買って、自分で包んではいかがでしょ
う。業者にラッピングを依頼する費用を景品にまわせば、余計なお金がかかり
ません。大きな景品も小さな景品も同じような大きさにラッピングしておき、
開封するまで期待感を持続させることができます。会のスケジュールでラッピ
ングを開封する時間に余裕が無いようであれば、100円ショップなどで少しオ
シャレな紙の手提げ袋を買って、その中に商品を直接入れてマスキングしても
良いでしょう。
・また、期待感を持続するには、景品を渡す方法にも一工夫あります。
何かのゲームに勝った人から当選者が決まったら順番に好きなものを選んです
ぐに景品を渡して開いてもらうのではなく、ラッピングされた景品の番号の引
換券を渡して、景品が全員に行きわたったところで「せーのっ！」でみんな一
斉に開けてもらえば盛り上がります。
・景品に紐をつけておいて、各自に紐を選んで引っ張ってもらうというやり方も
ありますが、この場合にも、最後に一斉に開いてもらいます。開いたら、コメ
ントと一緒に自分の景品を紹介してもらいます。
・さらに、幹事が景品を用意するのではなく、決められた予算で参加者が事前に
用意する方法もあります。当日はそれを1ヶ所に集めて、ランダムに手にして
輪になり、音楽に合わせて隣の人に回します。音源はスマートフォンや携帯電
話を利用して流して、音楽が鳴っている間は次々と隣の人に回します。音楽が
終わったところで手にしていた景品が自分へのプレゼントです。開いた後は、
景品の紹介をします。誰が用意したものかということをネタばらししても構い
ません。
・また、ゲームに勝った人から順にくじを引いて景品を選ぶ権利を獲得する、二
段階の抽選で期待感を盛り上げる方法もあります。
景品を、当たった人に渡す方法にはいろいろな方法があり、次のように一長一短
ですが、参加者層の年齢や性別に応じて選んでください。
当たった人から豪華景品をもらっていく……最初の方で豪華景品がでると、最後
の方は盛り上がらない？
当たった人から好きなものを選ぶ……サプライズ感は無い
当たった人からくじを引いて景品をもらう……はじめに引いても安いものが当た
ることもある
包装紙で中身が分からない状態にして選ぶ……自分で選んだのに要らないものが
当たるかも
まとめ
以上、忘年会を盛り上げるために、忘年会でもらってうれしい景品は何か、景品の値段はいくらぐらい必要か、盛り上がる景品の渡し方はどうか、について述べてきました。
参考にして有意義な忘年会を過ごしてください。
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