国番号モンゴル|+976の入力方法と日本からの国際電話手順ガイド

社会
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国番号モンゴル|+976の入力方法と日本からの国際電話手順ガイド

モンゴルは日本と経済や文化のつながりも深く、旅行やビジネスで訪れる人も少なくありません。そんなときに必要となるのが国際電話の知識です。この記事では、モンゴルの国番号「+976」の意味や、日本からのかけ方、料金を安くする方法、不審な着信への注意点まで詳しく解説します。これを読めば、初めて国際電話を利用する人でも安心してモンゴルと通話できるようになります。

モンゴル国旗と国番号+976のイメージ
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モンゴルの国番号と基本情報

モンゴルの国番号「+976」とは?

モンゴルの国番号は+976です。国番号とは国際電話をかける際に必ず付ける識別番号で、各国ごとに国際電気通信連合(ITU)によって定められています。日本からモンゴルに電話をかけるときは、まずこの+976を入力してから相手の市外局番や電話番号を続けます。モンゴルでは市外局番が1桁から3桁と地域ごとに異なるため、番号の桁数を正しく把握しておくことが重要です。

アジア地域における国番号の仕組み

アジア各国の国番号はおおむね「+9」で始まります。例えば日本は+81、中国は+86、韓国は+82、そしてモンゴルは+976です。このように同じ地域の国は似た番号を持つ傾向があり、覚えておくと混乱を避けられます。国際電話をかける際には「国番号→市外局番(先頭の0を省略)→相手の番号」というルールが基本になります。

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日本からモンゴルに国際電話をかける方法

スマホで「+」を使った発信方法

スマートフォンから国際電話をかける場合、ダイヤル画面で「0」を長押しすると「+」が表示されます。
その後に「976(モンゴルの国番号)」を入力し、市外局番や相手の番号を続けます。

例えばウランバートル市内の番号「01-2345678」にかける場合は、スマホで次のように入力します。

  • +976-1-2345678

この形式で電話帳に登録しておけば、日本にいても海外に滞在中でも同じ番号で発信できるので非常に便利です。
👉 参考:ドコモ:WORLD CALL

ガラケーから「010」を利用する場合

従来型の携帯電話(いわゆるガラケー)では、日本の国際発信番号「010」を最初に入力します。
その後に「976(モンゴルの国番号)」→「市外局番(先頭の0は省略)」→「相手番号」という順番で入力します。

例えば「09-8765432」というモンゴルの携帯番号にかける場合は次のようになります。

  • 010-976-9-8765432

ガラケーはアプリ通話などの代替手段が少ないため、料金が高めになりがちです。長時間通話する場合はIP電話や通話アプリを検討した方が安心です。
👉 参考:au:国際電話料金
👉 参考:ソフトバンク:国際電話サービス

固定電話でキャリア選択番号を利用する場合

固定電話を利用する場合は、冒頭に任意でキャリア選択番号を付けることで通話事業者を指定できます。
キャリア選択番号を付けると、通話ごとに料金やサービスが有利な会社を選べるのがメリットです。
省略すれば、現在契約している電話会社が自動的に利用されます。

例えば、モンゴルの固定番号「01-2345678」に発信する場合は次のようになります。

  • NTTコミュニケーションズ経由:0033-010-976-1-2345678
  • KDDI経由:001-010-976-1-2345678
  • ソフトバンク経由:0061-010-976-1-2345678
  • キャリア指定なし(契約中回線を利用):010-976-1-2345678

👉 参考:NTTコミュニケーションズ:国際電話サービス
👉 参考:KDDI:国際電話サービス

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固定電話と携帯電話へのかけ方の違い

固定電話にかける場合の番号例(市外局番の先頭「0」を外す)

モンゴルの固定電話には地域ごとの市外局番が設定されています。日本から国際電話をかけるときは、国内表記で付くことがある先頭の「0」を省略し、「+976(または010-976)」→市外局番→加入者番号の順で入力します。たとえば、ウランバートルの市外局番は「1」なので、国内表記「01-2345678」にかける場合は次のようになります。

  • スマホ:+976-1-2345678
  • 日本の固定電話:010-976-1-2345678

同じルールは地方都市でも同様です。例としてダルハン(Darkhan)の市外局番は「372」ムルン(Mörön)は「382」などが割り当てられています。国内表記に先頭の「0」が付く場合でも、国際発信では「0」を外して入力してください。市外局番の一覧・仕組みはモンゴル規制当局(CRC)とITUの資料で確認できます。参考:Telephone numbers in Mongolia(市外局番一覧)CRC:Numbering plan(英語)

携帯電話にかける場合の番号例(先頭の「0」を外す/8桁)

モンゴルの携帯番号は8桁で、9・8・6で始まるのが一般的です(例:991234568612345660123456 など)。日本から国際発信する際は、国内表記で「09…」のように見えていても先頭の0を外し「+976」または「010-976」に続けて入力します。

  • 例(携帯「09-8765432」相当に発信):
    ・スマホ → +976-9-8765432
    ・日本の固定電話 → 010-976-9-8765432

携帯の先頭2桁〜3桁のプレフィックスで事業者を識別できる場合があります(例:99系=Mobicom、96系=Skytel、93/97/98系=G-Mobile、86/88/89/80系=Unitel、66=ONDO など)。プレフィックスは改定されることがあるため、最新の割当はITUの通達やCRCの公表情報で確認すると確実です。参考:ITU:Mongolia – Mobile ranges(PDF)携帯プレフィックスの例

入力で迷わないためのチェックポイント

  • 先頭の「0」を外す:固定・携帯ともに、国際発信時は国内表記の「0」を付けないのが原則です。
  • スマホは「+976」から:ダイヤル画面で「0」を長押しして「+」を出し、+976 → 市外局番/プレフィックス → 番号の順に登録しておくと日本でも海外でも同じ番号で発信できます。
  • 固定電話は「010-976」から:日本の固定回線は010が国際発信番号。必要に応じて通話ごとに事業者識別コード(例:001、0061 など)+010でキャリアを選べます。手順の基本は日本側キャリアの公式ページにまとまっています(NTT東日本:国際電話のかけ方)。
  • 市外局番・携帯プレフィックスは公式で再確認:まれに古い情報が残っていることがあるため、出発前や登録前にCRCやITUの最新情報で確認するのが安心です。
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モンゴルへの国際電話料金と節約方法

大手キャリアの料金目安

日本の大手携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を通じてモンゴルに電話をかける場合、料金は1分あたり100〜300円前後が一般的です。
短時間の通話ならまだしも、10分以上話すと数千円単位に膨らんでしまい、日常的に利用するのは現実的ではありません。
そのため、大手キャリアの国際電話は緊急時やどうしても直接番号にかけたい場合に限定して使うのが賢明です。

国際電話カードやIP電話サービスの活用

コストを大きく抑えたいなら、国際電話カードIP電話サービスを利用するのが効果的です。
コンビニで購入できるプリペイド式の国際電話カード(例:ブラステルカード)は、カードに記載されたアクセス番号を経由して発信する仕組みになっており、料金は1分あたり数十円まで下げられるケースがあります。

また、050番号を利用するIP電話サービスを契約すれば、自宅やオフィスのインターネット回線を使ってモンゴルに発信でき、携帯宛・固定宛どちらでも安価に通話可能です。特に月額定額プランを組み合わせれば、頻繁に通話する人でも安心して利用できます。

通話アプリ(LINE・WhatsApp・Viber)による格安通話

近年は通話アプリを使った国際通話が主流になりつつあります。
LINE、WhatsApp、Viberなどのアプリを利用すれば、ユーザー同士であれば無料で通話できます。相手が通常の電話番号しか持っていなくても、アプリ内の有料クレジットを購入することで数円〜数十円/分という低価格で発信可能です。

特にWi-Fi環境を利用すれば音質も安定し、モバイル回線の通信量を気にする必要もありません。長時間の通話や頻繁なやり取りが必要な場合は、最もコストパフォーマンスに優れた選択肢といえます。

このように、大手キャリアの国際電話は高額ですが、国際電話カード・IP電話サービス・通話アプリをうまく使えば料金を1/10以下に抑えることが可能です。用途や通話頻度に応じて最適な方法を選びましょう。

ウランバートル市内の街並みと国際電話のイメージ
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モンゴルからの不審な着信に注意

「+976」からのワン切りや迷惑電話

近年、海外番号からのワン切り詐欺や迷惑電話が増えています。モンゴルの国番号+976を装った不審な着信がかかってくることもありますが、身に覚えのない着信には注意が必要です。

折り返しで高額請求される可能性

不審な番号に折り返してしまうと、高額な国際電話料金が発生するケースがあります。特に深夜や早朝にかかってくる不自然な着信は詐欺の可能性があるため、安易に折り返さないようにしましょう。

不審な着信への正しい対処法

もし不審な+976番号からの着信があった場合は、折り返さずに着信拒否設定をするのが基本です。さらに不安な場合は契約している通信会社や消費生活センターに相談してください。被害を未然に防ぐことが最も重要です。

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まとめ|国番号+976を正しく理解してモンゴルと安全に通話する

モンゴルに国際電話をかけるには、国番号+976を入力するのが基本です。スマホなら「+976-…」、ガラケーや固定電話なら「010-976-…」の形式で発信します。固定電話ではキャリア選択番号を付けて料金を比較することも可能です。料金はキャリア経由だと高額になりがちですが、国際電話カード・IP電話・通話アプリを利用すれば大幅に節約できます。また、不審な+976番号からの着信には注意し、安全に国際通話を利用しましょう。

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