南アフリカの国番号は「+27」|日本からのかけ方と不審電話への注意点

社会
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南アフリカの国番号は「+27」|日本からのかけ方と不審電話への注意点

南アフリカに電話をかける際には「+27」が必須の国番号です。日本から国際電話をかけるときは、国内番号とは書き方が異なり、先頭の0を外すなどいくつかのルールがあります。また、近年では「+27」から始まる着信を利用した不審電話やワン切り詐欺の事例も報告されており、注意が必要です。本記事では、南アフリカの国番号の意味、正しいかけ方、よくある不審電話の手口と対策を整理します。

南アフリカの国番号+27を示すイメージ。スマホのダイヤル画面に+27が入力されている様子(フリー素材で代替可)。
スマホの国際電話画面に「+27」を入力するイメージ
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南アフリカの国番号「+27」とは?

国番号とは、国際電話をかける際に相手の国を識別するための番号です。日本は+81、アメリカは+1といったように、国ごとに一意の番号が割り当てられています。南アフリカの国番号は「+27」で、世界中どこからでも南アフリカへ電話をかける場合には必ず冒頭にこの番号を付与します。日本国内で利用している電話番号の先頭0は国際表記では省略されるため、+27の後に続く番号は「0を除いた形」で入力するのがルールです。

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日本から南アフリカへ電話をかける方法

日本から南アフリカへ電話をかけるには、大きく分けて「010」を使う方法「+」を使う方法の2種類があります。どちらも同じ意味を持ちますが、併用は不可なので注意しましょう。

固定電話からの発信手順

固定電話からかける場合は以下の順番で入力します。

  • 010(日本の国際電話識別番号)
  • 27(南アフリカの国番号)
  • 相手の電話番号(先頭の0を外す)

例:

  • 相手番号:012-345-6789(ヨハネスブルグ)
  • 入力方法:010-27-12-345-6789
  • 失敗例:010-27-012-345-6789(先頭0を残している)

スマートフォンでの「+」入力方法

スマホでは「0」を長押しすると「+」が表示されます。そこから「27」を続けて入力しましょう。

例:

  • 相手番号:082-123-4567(携帯電話)
  • 入力方法:+27-82-123-4567
  • 失敗例:+27-082-123-4567(先頭0を残している)

実際の入力ではハイフンは不要で、数字を連続して入力すればOKです。

「010」と「+」の違いと注意点

  • 010=固定電話向けの国際識別番号
  • +=スマホや国際仕様のダイヤル方法
  • 併用不可:「010-27」と「+27」を同時に入力してはいけません。

南アフリカの市外局番の例

市外局番は地域ごとに決まっています。代表的なものを挙げると次の通りです。

  • 11:ヨハネスブルグ
  • 21:ケープタウン
  • 31:ダーバン
  • 41:ポートエリザベス

携帯番号の例

南アフリカの携帯番号は以下のようなプレフィックスで始まります。

  • 6062:Vodacom
  • 71:MTN
  • 82:Cell C

例:携帯番号「082-123-4567」は、国際形式で+27-82-123-4567となります。

国際SMSや通話アプリでの入力例

  • 国際SMS:+27の後に相手番号(先頭0を外す)
    例:+27-82-123-4567
  • LINEやWhatsApp:連絡先を+27形式で登録しておくと通話・メッセージ送信がスムーズ
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国番号+27からの着信に注意すべき理由

「+27」から始まる着信は、南アフリカからの国際電話である可能性が高いですが、日本国内でもこの番号を悪用した詐欺電話が報告されています。代表的な手口は以下の通りです。

  • ワン切り詐欺:一度だけ着信を残して折り返させ、高額な国際通話料を発生させる手口。
  • 料金未納を装う電話:「電気料金が未納」「通信費が未納」などと告げて金銭をだまし取ろうとするケース。
  • 還付金詐欺:「税金や保険料の還付がある」として、口座情報を入力させたり、不審なURLへ誘導するSMS。

正規の国際電話か詐欺かを見分けるには、名乗り方や折り返し先番号、日本語の不自然さに注目しましょう。特にSMSに記載されたリンクはクリックしないのが原則です。

不審な+27からの電話やSMSを受けたときの対処フロー図。折り返さない・公式窓口に照合・ブロックと通報を行う流れ。
不審な国際電話は折り返さず、公式窓口で照合するのが基本
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不審な+27着信への安全な対処法

もし「+27」からの不審な着信を受けた場合は、以下の対策を取ることが推奨されます。

  • 折り返さない:不審な着信は基本的に無視する。
  • 個人情報を話さない:住所・口座・暗証番号などは絶対に伝えない。
  • 公式窓口で照合:取引先や公共機関を名乗る場合は、自分から正規番号に電話して確認する。
  • ブロック・通報:スマホやキャリアの迷惑電話機能を活用し、警察相談窓口(#9110)や消費者ホットライン(188)へ通報。
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通話コストを抑える方法

南アフリカに正規の連絡が必要な場合、国際通話料金は1分あたり数百円に達することがあります。無対策でかけると高額な請求につながるため、以下の工夫を知っておくと安心です。

キャリアの国際通話オプション

日本の主要キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)は、国際通話料金を割引できるオプションを提供しています。

短期間の利用でも、事前にプランを確認するだけで数千円単位の節約が可能です。

通話アプリの活用

インターネット回線を利用する通話アプリは追加料金がかからず、海外との連絡には非常に有効です。

  • LINE:日本国内でも普及しており、Wi-Fi環境であれば無料通話が可能。
  • WhatsApp:南アフリカを含むアフリカ地域で利用率が非常に高く、現地の友人・ビジネス相手とスムーズに連絡できます。
  • Zoom:ビジネス用途に最適で、会議や長時間の通話でも安定。
  • Microsoft Teams:Skypeの後継として利用可能。

アプリ間通話は無料ですが、相手も同じアプリを利用している必要があります。

国際電話カードや現地SIM

長期滞在や頻繁に南アフリカとやり取りする場合には、国際電話カード現地SIMカードの利用が有効です。

利用前にはSIMロック解除が必要かを必ず確認しておきましょう。

料金の目安

  • 日本の携帯から直接発信:1分あたり200〜300円程度
  • キャリア割引プラン利用時:1分あたり50〜100円程度
  • 通話アプリ利用時(Wi-Fi環境):無料
  • 現地SIM利用時:数円〜数十円/分

このように手段を選ぶだけで、同じ1時間の通話でも数千円単位の差が出ることがあります。

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まとめ|南アフリカへの通話は「+27」、不審着信には冷静に対応

南アフリカへの電話は、必ず「+27」を先頭に付け、相手番号の先頭0を外して入力します。不審な+27着信は折り返さず、必ず正規窓口で確認することが大切です。万一に備えて、ブロック機能や通話アプリを活用し、コストと安全性の両立を図りましょう。

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