「国番号+7」はどこの国?ロシアだけじゃない!意外と知らないカザフスタンとの共有事情とは?

社会
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「国番号+7」はどこの国?ロシアだけじゃない!意外と知らないカザフスタンとの共有事情とは?

+7という国番号を見ると、多くの人が「ロシア」からの発信だと考えるでしょう。しかし、実はこの国番号はカザフスタンとも共有されているのです。本記事では、この共有の背景や注意点、着信の見分け方まで詳しく解説します。

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+7はロシアとカザフスタンの共有国番号

+7の背景と割り当ての歴史

+7は、旧ソビエト連邦の一員であった国々が使っていた共通の国番号でした。ソ連解体後、多くの独立国家はそれぞれ新たな国番号を取得しましたが、ロシアとカザフスタンはそのまま+7を継続して使用しています。

これは、電話インフラの共有や、長年にわたる通信システムの一体化が影響しており、現在に至るまで分離されていません。

世界の国番号分布地図

なぜカザフスタンは独立後も+7を使い続けるのか

カザフスタンは独立国家でありながら、通信分野ではロシアとの密接な協力関係を維持してきました。国内の通信基盤がソ連時代の設計に基づいていることもあり、+7を使い続ける方が効率的だったのです。

ただし、2021年に国際電気通信連合(ITU)が、カザフスタンに対して新しい国番号「+997」を割り当てることを承認。将来的には+7からの分離が進む可能性もあります。

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+7からの着信やSMSは本当にロシアやカザフスタン?

+7の国番号を悪用した詐欺例

最近では、+7の国番号を使ったスパムやフィッシング詐欺も報告されています。特に、見覚えのない+7の番号からの着信や、怪しいリンクが含まれたSMSには注意が必要です。

例えば、「未払い料金があります」や「アカウントに不審なアクセスがありました」といった不安を煽る内容のメッセージは典型的なフィッシング詐欺の手口です。

スパムSMSの例

正規の通話と見分けるポイント

+7の正規通話であれば、事前に何らかの連絡があるのが普通です。ロシアやカザフスタンに住む知人や関係者がいない場合は、無視するのが賢明です。

また、+7に続く番号帯によって、ロシア(例:+7 495、+7 499)かカザフスタン(例:+7 727、+7 701など)かを判別することも可能です。着信番号をネットで検索することで、どの国・地域のものかを把握できます。

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+7表示時に気をつけたいこと

反応しないのが基本

知らない+7の着信には出ない・折り返さないことが最も重要です。折り返し電話をすると、国際通話料が発生するだけでなく、詐欺の被害に遭うリスクも高まります。

リンク付きメッセージは要注意

SMSやSNSで送られてきた+7発のメッセージに、怪しいURLや日本語が不自然な文面が含まれている場合は、絶対に開かないようにしましょう。

不審な内容があれば、総務省や消費者庁の公式サイトで注意喚起情報を確認するのも良い対策です。

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まとめ:+7にまつわる情報を正しく知ろう

+7はロシアとカザフスタンの共有番号

歴史的背景から+7を共有してきた両国ですが、今後は徐々に分離が進む可能性もあります。特にカザフスタンでは+997への移行が計画されています。

不用意な反応はNG

知らない番号からの着信やメッセージには反応しないことが、自分の身を守る第一歩です。

情報を見極め、安全な通信を

「+7=ロシア」と思い込まず、カザフスタンの可能性や詐欺のリスクにも目を向けましょう。情報を正しく判断すれば、安心してスマホを使うことができます。

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