+45はデンマーク、でもバーコードの「45」は日本製?その違いを解説!
電話番号の先頭に「+45」と表示されたら、それはデンマークからの国際電話を意味します。一方、商品バーコードの先頭「45」は日本製を示すコードです。同じ「45」でも意味がまったく異なるこの2つ。この記事では、国番号とバーコードの違いを明確にしながら、国際電話のかけ方や料金相場、そして詐欺対策までを徹底解説します。

国番号としての45:デンマークの役割
「+45」は、国際電気通信連合(ITU)によってデンマークに割り当てられている国際電話の国番号です。日本からデンマークに電話をかける場合、まず国際電話識別番号「010」を入力し、その後「45」、そして相手の電話番号を続けて入力します。
ダイヤル例: 010-45-xx-xxx-xxxx(xx以降は相手の市外局番と番号)
国番号は、各国を一意に識別するための番号で、日本の国番号は「+81」、アメリカは「+1」、イギリスは「+44」、デンマークは「+45」となっています。

バーコードの「45」は日本製?国番号との違い
商品パッケージに印刷されているバーコード(EANコード)にも国コードがあり、日本のコードは「45」または「49」です。これにより、商品が日本で登録されたことを示しています。
つまり、同じ「45」でも以下のように分類されます:
- +45:電話番号の先頭、デンマークからの国際電話
- バーコードの45:日本で登録された製品
この違いを知らないと、スパム電話や詐欺SMSに戸惑うことがあります。

通話料金と詐欺に注意:+45からの着信は慎重に
日本からデンマークへの通話料金は、通信キャリアやアプリによって異なります。以下は主な通話料金の目安です:
- ソフトバンク:1分あたり約140円
- au:1分あたり約130円
- LINE Out(アプリ):1分あたり3〜5円(インターネット通話)
通話時間が長くなるとコストがかさむため、Wi-Fi通話アプリの利用がおすすめです。
また、+45を偽装した詐欺電話やワンギリ詐欺も報告されています。以下のような着信には注意してください:
- 1回だけ鳴らして切れる
- 留守電なしの不明な番号
- 折り返しを促すSMSが届く
これらは、高額課金や個人情報搾取を目的とした詐欺の可能性があります。
まとめ
「+45」はデンマークの国番号であり、電話の発信者がどこの国からかかってきたかを示すものです。一方で、バーコードの「45」は日本製の商品に付与されるコードであり、まったく別の用途です。この違いを理解することで、国際電話や通信に関する混乱や詐欺被害を防ぐことができます。
もし知らない+45番号からの着信があった場合は、慎重に対応し、必要に応じてブロックや通報を行いましょう。情報を正しく理解して、安全な国際通信を楽しんでください。
