近頃は、本当に学校でも会社でもストレスがたまると
言われています。あなたも日ごろからストレスが溜まって
いるのに頑張っていらっしゃると思います。ここでは、
ストレスと病気との間に関係はあるのか?単なる甘えなのか?
解消法は?などの情報をご紹介したいと思います。
ストレスと病気とに関係はあるの?
自律神経失調症や内臓疾患やガンなどの一般的に知られた病気の多くはストレスが
原因だといわれています。やはりストレスと病気には因果関係があると言えます。
安保徹氏(新潟大学教授)などがこの病気の原因のストレス説を唱えています。
≪ストレスが病気を引き起こす仕組み≫
では、ストレスはどのようにして病気を引き起こすのでしょうか?
身体的、心理的、感情的なストレスが長い間続くと、自律神経の
副交感神経の働きが抑えられてしまい、バランスを崩してしまいます。
それが原因で、免疫力は弱まり、血流が悪くなって多くの病気を引き起こす
ことになるのです。
批判、怒り、憎しみなど「ネガティブなエネルギー」を心にため込んでそれが
積もり積もってくると、それが細胞のレベルで、自らの身体を攻撃することに
なるのです。そして、身体が耐えきれなくなった時に現れる現象が病気だと
言えるのでしょう。
心の持ちようは身体に多大な影響を持っています。自らの心の持ちようを自己管理
できることが重要です。
心が落ち込んだり、憎しみの思いが沸き上がったり、ねたみ、怒り、イライラなどの感情が起こった時に自らをコントロールできることがたいせつです。
ストレスからくる病気で声が出なくなる?
ストレスからくる病気で声が出なくなる症状には失声症があります。
≪失声症とは≫
失声症とは、精神的な原因(ストレスなど)で声を発することができなくなった症状のことをいいます。
似たような病気で失語症がありますが、こちらは脳の障害で起こるのでまったく違った病気です。
女優の山口もえさんも新婚生活のストレスから失語症になったと告白されています。
ストレスの多い今どきの社会生活では誰もがなる可能性のある病気だといえるでしょう。
≪失声症の原因≫
失声症の原因は、身体的な原因と心理的な原因の2つの原因があります。身体的な原因は声帯や声を出す神経が機能しなくなることによっておこる失声症です。心理的な原因は心理的なストレスやショックから声が出なくなる失声症です。特に心理的な原因の場合は何も異常がないのに声がでなくなるので、精神的なショックやストレスなどとの因果関係はかなり強いと言えます。
≪失語症の治療方法について≫
失語症の治し方は、カウンセリングや服薬が一般的です。もし失語症になった場合は最寄りの病院で気軽にカウンセリングを受けてみることをお勧めします。
リハビリの期間は個人によって違ってきます。リハビリをしている間は家事や仕事は無理のないようにしましょう。ゆっくりと焦らずに治療していくことが大事になってきます。
ストレスからくる病気の解消法は?
ストレスが原因で病気にかかりやすくなります。病気にかかる
前に予防としてストレスの解消ができたら病気にかかりにくく
なるのは明白です。ですので、ストレスの解消法を類型別にご紹介
したいと思います。
≪転換型≫
カラオケで歌ったり、お部屋の模様替えをしたり、旅行したり
ストレスでふさぎ込んだ気分を転換する方法です。
≪創作型≫
日曜大工をしたり。料理を作ったり、音楽を演奏したり、絵をかいたり
何かを創作するという方法です。
≪娯楽型≫
おいしいものをたくさん食べる、飲酒や喫煙、など快楽を追い求める
ことによる解消の方法です。
≪親交型≫
友達とスポーツや食事をしたり、家族との団欒など相談相手になる人
とともに交流することによる解消法です。
≪運動型≫
運動することによる解消法です。ストレスによって過剰に分泌された
交感神経系ホルモンを筋肉の活動によって消費することによって解消
されます。
≪休息型≫
文字通り休息することによって解消する方法です。好きな音楽を聴いたり、
ゆっくりとお風呂に入ったりしてリラックスすると良いでしょう。
他にも面白い解消法としては、カレーライスを食べるというものがあります。
カレーに含まれるスパイスのターメリックに含まれているクルクミンという物質
がストレスによって発生した活性酸素などを取り去る効果があるようです。
また、読書することがとてもストレス解消にはよいという結果がイギリスで行われた実験から出たそうです。読書によって現実世界を離れ夢中になれることがストレスの解消につながるようです。
まとめ
ストレスを受けないではいられないのが現実です。適度なストレス
なら逆に人間にとって良い影響があるくらいです。過度なストレス
はやはり解消してストレスからくる病気を予防したいものですね。
コメント