はがきのバーコードの意味とは?郵便物に印字される理由と見方をわかりやすく解説

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  1. はがきのバーコードの意味とは?郵便物に印字される理由と見方をわかりやすく解説
  2. はがきのバーコードの意味をまず結論から解説
    1. はがきのバーコードは郵便物を仕分けするためのもの
    2. 郵便番号や住所を機械で処理しやすくする役割がある
    3. 個人情報が丸ごと入っているわけではない
  3. はがきに印字されているバーコードとは何か
    1. 郵便局が利用する郵便用バーコードの仕組み
    2. 商品についているバーコードとの違い
    3. QRコードとの違い
    4. どのような郵便物に印字されるのか
  4. はがきにバーコードが印字される理由
    1. 大量の郵便物を効率よく仕分けするため
    2. 配達ミスを減らすため
    3. 郵便物を早く届けるため
    4. 郵便局の自動区分機で読み取るため
  5. はがきのバーコードには何の情報が入っているのか
    1. 郵便番号に関する情報
    2. 住所情報をもとにした配達用データ
    3. 郵便局の内部処理で使われる情報
    4. バーコードから分かる範囲と分からない範囲
  6. はがきのバーコードでよくある誤解
    1. 氏名や電話番号がそのまま入っているわけではない
    2. 口座番号やクレジットカード情報は入っていない
    3. スマホで簡単に個人情報が読み取れるわけではない
    4. バーコードだけで個人情報が漏れるとは限らない
  7. はがきのバーコードの見方
    1. バーコードはどこに印字されていることが多いか
    2. 宛名面の下部にあるケース
    3. DMや企業郵便で見かけるケース
    4. 郵便番号との関係を確認する方法
    5. 受け取ったはがきで確認する手順
  8. 郵便用バーコードと一般的なバーコードの違いを比較
    1. 郵便用バーコードとJANコードの違い
    2. 郵便用バーコードとCode39の違い
    3. 郵便用バーコードとCode128の違い
    4. 用途別の違いを比較表で確認
  9. はがきのバーコードは安全なのか
    1. バーコード自体に危険性はあるのか
    2. 郵便局の公式な仕組みとして利用されている
    3. 第三者に見られた場合のリスク
    4. 安心して受け取るための考え方
    5. 不審なはがきかどうかの判断基準
  10. バーコード付きのはがきを捨てるときの注意点
    1. バーコード部分だけを消す必要はあるのか
    2. 注意すべきなのは宛名や住所情報
    3. シュレッダーを使うべきケース
    4. 個人情報保護のための処分方法
    5. 実際の処分パターン別の判断表
  11. はがきのバーコードでよくあるトラブルと対処法
    1. バーコードが汚れている場合
    2. バーコードが二重に印字されている場合
    3. 印字が薄く読みにくい場合
    4. バーコードがない郵便物との違い
    5. 自分でバーコードを作って印字してもよいのか
  12. はがきのバーコードに関するよくある質問
    1. はがきのバーコードをスマホで読み取れるのか
    2. バーコードから住所は分かるのか
    3. 郵便局以外でも利用されているのか
    4. バーコードがないと配達できないのか
    5. 年賀状にもバーコードは付くのか
    6. 企業DMのバーコードも同じ意味なのか
    7. はがきのバーコードを黒く塗ってから捨てるべきか
    8. バーコード付きのはがきは怪しい郵便物なのか
  13. まとめ|はがきのバーコードは郵便物を正確に届けるための仕組み

はがきのバーコードの意味とは?郵便物に印字される理由と見方をわかりやすく解説

はがきに印字されているバーコードは、主に郵便物を機械で効率よく仕分けし、正しい配達先へ送るための情報です。宛名面の下や住所の近くに黒い縦線が並んでいると、「この中に個人情報が入っているのでは」「スマホで読み取ったら住所や名前が出てしまうのでは」と不安になる人もいます。しかし、郵便用のバーコードは、受け取った人に何かをさせるためのコードではなく、郵便物を配達する過程で使われる業務用の仕組みです。

はがきやダイレクトメールで見かけるバーコードには、差出人があらかじめ印字するカスタマバーコード、郵便局の区分機が郵便番号とあて名を読み取って印字する局内バーコード・IDバーコード、さらに企業が会員管理や発送管理のために独自に付ける管理用バーコードなどがあります。すべてを同じ意味で考えると誤解しやすいため、まずは「郵便局の仕分け用なのか」「差出人側の管理用なのか」を分けて見ることが大切です。

日本郵便の郵便番号・バーコードマニュアルでは、区分機が郵便物に記載された郵便番号とあて名を合わせて読み取り、住所を表す局内バーコードやIDバーコードを印字すると説明されています。また、差出人があらかじめ所定のバーコードを印字して差し出す場合、そのバーコードを読み取って処理する仕組みもあります。

この記事では、はがきのバーコードの意味、何のために印字されるのか、どのような情報が関係するのか、個人情報面で過度に心配しなくてよい理由、そして捨てるときに本当に注意すべき場所まで、実際の確認手順に沿って解説します。

宛名面にバーコードが印字されたはがきを確認しているイメージ

はがきのバーコードの意味をまず結論から解説

はがきのバーコードは郵便物を仕分けするためのもの

はがきのバーコードの意味を簡単に言うと、郵便物を機械で読み取り、行き先ごとに仕分けしやすくするためのものです。郵便物は、ポストや郵便局で差し出されたあと、引受側の郵便局、地域ごとの仕分け拠点、配達を担当する郵便局などを経て、最終的に受取人の住所へ届けられます。その途中では、郵便番号や住所をもとに何度も行き先を判断する必要があります。

たとえば、企業が全国の会員へキャンペーン案内のはがきを一度に何千通、何万通と送る場合、人が1枚ずつ住所を読んで仕分けるだけでは時間がかかります。そこで、郵便番号や住所表示番号などを機械が処理しやすい形にしたバーコードが利用されます。受け取った側から見るとただの黒い線に見えますが、郵便物を効率よく流すための裏方の目印です。

このバーコードは、受取人がスマホで読み取ったり、何か手続きに使ったりするためのものではありません。はがきにバーコードがあるからといって、「自分で何か確認しなければいけない」という意味ではなく、すでに配達作業の中で使われた情報だと考えて問題ありません。

郵便番号や住所を機械で処理しやすくする役割がある

日本郵便の説明では、カスタマバーコードに必要な情報は、郵便番号と住所表示番号をもとに作られます。住所表示番号とは、町域名以降の番地や建物番号など、配達先を機械で扱いやすくするために抜き出される情報です。日本郵便の「カスタマバーコードに必要な文字情報の抜き出し法」では、町域名までの住所と町域名以降の住所に分け、郵便番号と住所表示番号を連結してカスタマバーコードの情報とする流れが示されています。

たとえば、住所が「東京都千代田区霞が関1丁目3番2号 郵便プラザ503室」のような場合、町域名までの住所と、町域名以降の番地や部屋番号にあたる情報を分けて扱います。これを郵便番号と組み合わせ、機械が処理できる形にしたものがカスタマバーコードのもとになります。

つまり、バーコードは住所とまったく無関係な飾りではありません。一方で、住所の全文や氏名を人間がそのまま読める形で詰め込むものでもありません。正しくは、配達に必要な住所関連情報を、郵便処理用に変換したものと理解すると分かりやすいです。

個人情報が丸ごと入っているわけではない

はがきのバーコードでよくある不安が、「名前や住所や電話番号が全部入っているのでは」というものです。結論から言うと、郵便用バーコードは配達や仕分けに必要な情報を機械処理しやすくしたもので、電話番号、メールアドレス、口座番号、クレジットカード番号などが自動的に入るものではありません

ただし、カスタマバーコードには郵便番号や住所表示番号など、配達に関係する住所由来の情報が使われます。そのため、「個人情報は一切関係ない」と言い切るのも正確ではありません。郵便番号や住所の一部に関係する情報は使われますが、電話番号や金融情報が勝手に追加される仕組みではない、という整理が現実に近いです。

注意すべきなのは、バーコードよりも、はがきそのものに書かれている住所や氏名です。宛名面は人が見ればそのまま読めます。処分するときは、バーコードだけを黒く塗るよりも、住所、氏名、会員番号、問い合わせ番号など、はがきに目で読める形で載っている情報を確認する方が大切です。

はがきに印字されているバーコードとは何か

郵便局が利用する郵便用バーコードの仕組み

はがきに関係するバーコードには、大きく分けて、差出人が印字するカスタマバーコードと、郵便局の機械処理で使われる局内バーコードやIDバーコードがあります。日本郵便のマニュアルでは、局内バーコードやIDバーコードは、区分機が郵便物に記載された郵便番号とあて名を読み取り、住所を表すバーコードなどを印字すると説明されています。

また、日本郵便のマニュアルでは、局内バーコードおよびIDバーコードには透明の特殊なインクを使用するとされています。そのため、受け取った人が肉眼で見ている黒いバーコードと、郵便局内で機械処理のために使われる見えにくいバーコードは、同じものとは限りません。

目に見える黒いバーコードは、差出人が印字したカスタマバーコードである場合もあれば、企業が独自に管理用として付けているバーコードである場合もあります。たとえば、宛名ラベルの近くにある黒い線は郵便処理用の可能性がありますが、キャンペーン応募欄や会員番号の近くにあるバーコードは企業内部の管理用である可能性があります。

そのため、「黒いバーコードがあるから必ず日本郵便のカスタマバーコード」と断定するのではなく、どこに印字されているか、近くに郵便番号や住所があるか、会員番号や申込番号があるかを見て判断するのが安全です。

商品についているバーコードとの違い

スーパーやコンビニの商品についているバーコードは、JANコードとバーコードの違いでも整理しているように、JANコードなどの商品識別のためのコードです。商品名、価格、在庫管理などと結びつけるために使われ、レジや在庫システムで読み取られます。一方、はがきの郵便用バーコードは、商品を識別するためではなく、郵便物の配達や仕分けを助けるために使われます。

見た目はどちらも縦線が並んでいるため似ていますが、使われる場所も目的も違います。商品バーコードは「これはどの商品か」を見分けるため、はがきのバーコードは「この郵便物をどこへ送るか」を機械で処理しやすくするためのものです。見た目だけで同じ仕組みだと思うと、個人情報が商品情報のように管理されているのではと誤解しやすくなります。

たとえば、商品のバーコードを読み取ると、店舗のシステム上で商品名や価格が出ることがあります。しかし、はがきの郵便用バーコードは、一般の買い物用バーコードリーダーやスマホアプリで、受取人の住所や名前を分かりやすく表示することを目的にしたものではありません。

QRコードとの違い

2次元コードとバーコードの違いでも触れているように、QRコードは、スマートフォンで読み取ってWebサイトを開いたり、決済や会員登録に使われたりすることがあります。そのため、「コードがある=スマホで読み取れる」と考える人もいます。しかし、はがきの郵便用バーコードは、QRコードのように一般のスマホで読み取ってWebページを開いたり、個人情報を表示したりするためのものではありません。

郵便用バーコードは、郵便局の業務や差出人側の郵便処理に合わせた形式で使われます。スマホのカメラで撮っただけで住所や氏名が表示されるようなものではありません。読み取りアプリによっては何らかの反応をする可能性はありますが、利用者にとって意味のある住所情報として表示されるとは限らず、そもそも一般利用者が読むことを目的としていません。

一方で、企業DMにはQRコードが別に印字されていることもあります。QRコードはWebページや申込フォームへ誘導するために使われる場合がありますが、郵便用バーコードとは目的が違います。はがきに複数のコードがある場合は、縦線のバーコードなのか、四角いQRコードなのかを分けて確認しましょう。

どのような郵便物に印字されるのか

バーコードは、郵便はがき、年賀状、企業のダイレクトメール、請求関連の案内、キャンペーン応募用はがきなど、さまざまな郵便物で見かけることがあります。特に大量に発送される企業DMでは、差出人側がカスタマバーコードを印字していることがあります。日本郵便には、所定のバーコードを郵便物に記載する「バーコード付郵便物」に関する案内もあります。

一方で、すべてのはがきに目に見える黒いバーコードがあるわけではありません。手書きのはがきには見えるバーコードがないこともありますし、郵便局内で透明インクのバーコードが付く場合もあります。見えるバーコードがないからといって、必ず配達できないという意味ではありません。

また、企業から届く案内はがきには、郵便処理用とは別に、企業側の顧客管理や発送管理のためのバーコードが印字されている場合もあります。宛名付近にあるのか、申込欄やキャンペーン番号の近くにあるのかを確認すると、目的を判断しやすくなります。

はがきにバーコードが印字される理由

大量の郵便物を効率よく仕分けするため

はがきにバーコードが印字される大きな理由は、大量の郵便物を効率よく仕分けするためです。郵便局には毎日多くのはがきや封書が集まります。年賀状の時期やキャンペーンDMの発送時期などは、特に処理する数が増えます。その郵便物を、宛先の都道府県、市区町村、配達地域ごとに分ける必要があります。

バーコードがあれば、機械が郵便物を高速で読み取り、行き先に応じて自動的に振り分けることができます。人の目だけに頼るよりも処理が速くなり、同じ時間で多くの郵便物を扱いやすくなります。読者が受け取るはがきの下部にバーコードがあるのは、そうした郵便処理の流れの中で使われるためです。

たとえば、企業が全国の会員に同じ案内はがきを送る場合、1枚ずつ手作業で仕分けるより、郵便番号や住所情報をもとにしたバーコードで機械処理した方が効率的です。これは差出人側だけでなく、郵便局側の処理にも関係する仕組みです。

検索してこの記事に来る人の多くは、受け取ったはがきを見て「この黒い線は何だろう」と感じたはずです。その場合、まず見るべきなのはバーコードそのものより、差出人と宛名の位置です。宛名の近くにあるバーコードで、内容に心当たりがある郵便物なら、郵便処理用または発送管理用のコードとして考えてよい場面が多いです。

配達ミスを減らすため

バーコードは、配達ミスを減らす目的でも役立ちます。手書きの住所は、文字のくせ、かすれ、書き間違い、番地の省略などによって読み取りにくいことがあります。印刷された住所でも、文字が小さかったり、レイアウトが複雑だったりすると、人が一瞬で判断するには負担がかかります。

郵便番号や住所情報を機械が扱いやすい形にしておけば、仕分けの途中で人が読み間違える可能性を減らせます。もちろん、バーコードがあれば絶対に間違いが起きないという意味ではありませんが、郵便物を正しい地域へ送るための補助として機能します。

特に似た地名、同じ町名が複数の地域にある場合、番地や建物名まで含めて正しく処理することが大切です。カスタマバーコードでは、郵便番号だけでなく住所表示番号も使われるため、より細かな配達先の判断を支える役割があります。

ただし、バーコードがあっても、住所そのものが間違っていれば完全に解決できるわけではありません。自分がはがきを出す側の場合は、バーコードの有無よりも、郵便番号、都道府県、市区町村、番地、建物名、部屋番号を正確に書くことが大切です。

郵便物を早く届けるため

郵便物を早く届けるためには、運ぶスピードだけでなく、途中の仕分け作業をどれだけ効率化できるかが重要です。バーコードを使うことで、機械が行き先を判断しやすくなり、郵便物を次の処理へ回しやすくなります。つまり、バーコードは配達員が家まで運ぶ場面だけでなく、その前の物流の流れを支える役割があります。

たとえば、企業が大量の案内はがきを全国へ送る場合、バーコードが整っていれば、郵便局側での処理がスムーズになりやすくなります。これは、受け取る側にとっても、予定どおり郵便物が届きやすくなるというメリットにつながります。

日本郵便の案内では、所定の条件を満たす手紙やはがきにバーコードを記載した郵便物について、料金割引の制度もあります。これは、バーコード付き郵便物が機械処理に適した形で差し出されることを前提にした仕組みです。ただし、すべてのはがきが割引対象になるわけではなく、差出通数や郵便物の条件があります。

はがきに印字されたバーコードは、受取人の目には小さな黒い線にしか見えません。しかし、その裏側では、郵便番号や住所をもとに、郵便物を効率よく流すための仕組みとして役立っています。

郵便局の自動区分機で読み取るため

郵便局では、自動区分機と呼ばれる機械を使って郵便物を処理します。日本郵便のマニュアルにも、区分機が郵便番号とあて名を読み取り、住所を表すバーコードなどを印字することが説明されています。自動区分機は、人が1枚ずつ手で仕分けする代わりに、郵便物を機械的に読み取って行き先を分ける仕組みです。

バーコードは、この自動処理で使われる機械向けの目印です。受取人が意味を読めなくても問題ありません。むしろ、人が読むためではなく、機械が短時間で読み取るためのものだと考えると、はがきに黒い線が印字されている理由が理解しやすくなります。

また、日本郵便の説明では、区分機で読み取りが完了しなかった郵便物は、ビデオコーディングシステムを用いて局内バーコードを印字するとされています。これは、機械で読み取れない郵便物の画像をディスプレイに映し、読み取れなかった部分をオペレーターが入力する仕組みです。

つまり、バーコードは機械処理だけで完結する場合もあれば、読み取りにくい郵便物を補助的に処理する仕組みの中で使われる場合もあります。いずれにしても、受け取った人が後からバーコードを読み取って確認するためのものではありません。

はがきのバーコードには何の情報が入っているのか

郵便番号に関する情報

はがきのバーコードに関係する情報として、まず重要なのが郵便番号です。郵便番号は、配達地域を絞り込むための基本情報です。郵便番号が正しければ、住所の判定もしやすくなります。カスタマバーコードでも、郵便番号は重要な要素として扱われます。

郵便番号は、私たちが宛名面に書く7桁の番号です。日本郵便のカスタマバーコードのフォーマットでは、郵便番号は7桁として扱われます。バーコード内では、郵便番号の3桁目と4桁目の間のハイフンは省かれます。

郵便番号だけで家の部屋番号まで分かるわけではありませんが、郵便物をどの地域へ送るかを判断するうえで大きな役割を持っています。そこに住所表示番号などの情報を組み合わせることで、より正確な処理につながります。

住所情報をもとにした配達用データ

カスタマバーコードでは、郵便番号だけでなく、住所の中から配達に必要な部分を抜き出してバーコード情報に使います。日本郵便のマニュアルでは、町域名までの住所と、町域名以降の住所表示番号に分け、郵便番号と住所表示番号を連結してバーコード情報にする流れが示されています。

たとえば、番地、号、建物番号、部屋番号などが、住所表示番号として扱われる場合があります。ただし、これは郵便局の処理に使うための情報であり、一般のスマホで読み取って、住所が文章として表示されるものではありません。住所そのものの意味を人間向けに見せるというより、機械処理のために整理されたデータと考えると分かりやすいです。

なお、日本郵便のフォーマットでは、カスタマバーコードはスタートコード、郵便番号、住所表示番号、チェックデジット、ストップコードで構成されます。住所表示番号が規定の桁数に対して不足する場合は、所定の方法で調整されます。

ここで重要なのは、住所に関係する情報は使われるものの、氏名や電話番号、メールアドレスまで自動的に詰め込まれるわけではないという点です。はがきのバーコードを見て不安になったときは、「配達のための住所関連情報が機械用に使われている」と考えると落ち着いて判断できます。

郵便局の内部処理で使われる情報

郵便用バーコードは、郵便局の内部処理で使いやすい形に整えられています。はがきの受取人が、そのバーコードを見て何か手続きをする必要はありません。郵便局や差出人側の仕組みの中で、仕分けや配達を効率化するために利用されるものです。

局内バーコードやIDバーコードのように、郵便局の機械処理で使われるバーコードもあります。これらは透明の特殊インクで印字されるとされており、受取人が目で確認できない場合もあります。見える黒いバーコードだけが郵便処理のすべてではない点も、誤解しやすいところです。

また、差出人が印字するカスタマバーコードについても、郵便物の表面に、あて先の住所情報以外の情報を同じ仕様で作成して印字しないよう日本郵便が案内しています。これは、郵便処理用のバーコードと紛らわしい表示を避けるための注意点です。

たとえば、企業が顧客管理番号をバーコード化する場合、それを郵便用のカスタマバーコードと同じ場所や形式で紛らわしく印字すると、郵便処理上の混乱につながる可能性があります。そのため、郵便用バーコードと企業の管理用バーコードは、目的も扱いも分けて考える必要があります。

バーコードから分かる範囲と分からない範囲

はがきのバーコードから分かる範囲は、基本的に郵便物の仕分けや配達に関係する情報です。郵便番号や住所に関連する配達用データが中心であり、差出人や受取人の生活情報、電話番号、メールアドレス、金融情報などが自動的に入るものではありません。

一方で、はがきの宛名面には住所や氏名が普通に印字されています。つまり、個人情報の観点で見るなら、バーコードよりも、はがきそのものに書かれている宛名情報の方が直接的です。処分するときは、バーコードだけを気にするのではなく、宛名面全体を見て判断することが大切です。

また、企業DMの場合、郵便用バーコードとは別に、企業の管理番号や申込番号に紐づくバーコードが印字されていることがあります。この場合は、郵便処理用のバーコードとは意味が違うため、周囲に書かれた説明や差出人の案内を確認しましょう。

確認したい情報 郵便用バーコードとの関係 注意点
郵便番号 カスタマバーコードの重要な要素 7桁の郵便番号が処理に使われます
番地や部屋番号など 住所表示番号として関係する場合があります 人が読む住所文ではなく機械処理用に扱われます
氏名 カスタマバーコードの中心情報ではありません 宛名面に目で読める形で書かれている点に注意します
電話番号や口座番号 郵便用バーコードに自動的に入るものではありません 本文に書かれている場合は別途注意が必要です

はがきのバーコードでよくある誤解

氏名や電話番号がそのまま入っているわけではない

はがきのバーコードを見ると、「この中に名前や電話番号が入っているのでは」と不安になる人がいます。しかし、郵便用バーコードの役割は、郵便物を仕分けて届けるための情報を機械で扱いやすくすることです。氏名や電話番号をそのまま保存して表示することが目的ではありません。

もちろん、はがきの表面に氏名が書かれていれば、それは目で見えます。しかし、それはバーコードから読み取られる情報ではなく、宛名として印字されている情報です。バーコードを怖がるより、宛名面をそのまま捨てないようにする方が実用的な対策です。

また、企業DMでは顧客管理番号などが別の場所に印字されていることがあります。そのような情報は郵便用バーコードとは別に注意する必要があります。バーコードだけを見るのではなく、はがき全体にどのような情報が載っているかを確認しましょう。

実際にありがちな失敗は、「バーコードだけを黒く塗って安心してしまい、住所や氏名がそのまま読める状態で捨てる」ことです。個人情報対策としては、バーコードよりも目に見える宛名情報の処理を優先しましょう。

口座番号やクレジットカード情報は入っていない

郵便用バーコードには、口座番号やクレジットカード番号など、金融に関する重要情報が入っているわけではありません。はがきの内容が金融機関からの案内であっても、郵便用バーコード自体は配達や仕分けのためのものです。

ただし、はがき本文に会員番号、問い合わせ番号、契約番号、請求に関する案内などが印字されている場合は、バーコードとは別に注意が必要です。処分するときは、バーコードだけでなく、はがき全体にどのような情報が書かれているかを確認しましょう。

たとえば、クレジットカード会社や保険会社から届く案内はがきでは、バーコードよりも本文に書かれた契約情報や問い合わせ番号の方が重要な場合があります。不安な郵便物は、差出人の公式サイトやカスタマーセンターで確認してから処分するのも一つの方法です。

スマホで簡単に個人情報が読み取れるわけではない

QRコードのように、スマホで読み取るとWebページが開いたり、情報が表示されたりするコードに慣れていると、郵便用バーコードも同じように読めると思ってしまいがちです。しかし、はがきの郵便用バーコードは、一般のスマホアプリで個人情報を分かりやすく表示するためのものではありません。

仮にバーコード読み取りアプリが何らかの反応をしても、それが住所や氏名として分かりやすく表示されるとは限りません。郵便局の業務用に使われる仕組みなので、一般の人がスマホで読み取って意味を確認する前提ではないと考えておきましょう。

ただし、「絶対にどんなアプリでも一切読めない」と言い切る必要はありません。専門的な知識や専用の仕組みを使えば、郵便番号や住所表示番号に関係する情報を解析できる可能性はあります。とはいえ、普通の人がスマホで撮影しただけで、氏名や電話番号が一覧表示されるようなものではありません。

スマホで読み取れそうに見えるものがある場合は、それがQRコードなのか、縦線のバーコードなのかを確認しましょう。四角いQRコードはWebページ誘導などに使われる場合があるため、不審な差出人のQRコードは不用意に読み取らない方が安全です。一方、郵便用の縦線バーコードは、受取人がスマホで使うものではありません。

バーコードだけで個人情報が漏れるとは限らない

はがきのバーコードを見られたからといって、それだけで個人情報がすべて漏れると考える必要はありません。むしろ、郵便物で注意すべきなのは、宛名面に住所や氏名が見えること、本文に個別の案内情報が書かれていることです。

そのため、処分時にはバーコードだけを黒く塗るよりも、住所、氏名、会員番号、問い合わせ番号など、見える情報を確認して処理する方が安心です。バーコードは過度に恐れる対象ではなく、郵便物の一部として冷静に扱えば十分です。

安全性を判断するときは、「バーコードがあるか」ではなく、「差出人は信頼できるか」「本文に不審な請求がないか」「見られて困る情報が書かれていないか」を確認しましょう。バーコードがなくても怪しい請求はがきはありますし、バーコードがあっても正規の企業DMであることもあります。

はがきのバーコードの見方

バーコードはどこに印字されていることが多いか

はがきのバーコードは、宛名面の下部や、住所の近くに印字されていることがあります。特に企業から届くDMや、印刷された案内はがきでは、宛名ブロックの下や余白部分に黒い線が並ぶバーコードを見かけることがあります。

一方、郵便局の区分機で印字される局内バーコードやIDバーコードは、透明の特殊インクが使われるとされているため、普通に見ただけでは確認できない場合があります。見えるバーコードがないからといって、郵便局が機械処理をしていないという意味ではありません。

また、企業の管理用バーコードは、宛名部分ではなく、申込欄、返信欄、キャンペーン番号、会員番号の近くに印字されていることがあります。郵便用か企業管理用かは、バーコードの位置や周囲の文字から判断しましょう。

宛名面の下部にあるケース

宛名面の下部にある黒いバーコードは、差出人がカスタマバーコードとして印字している可能性があります。大量発送の郵便物では、あらかじめ郵便番号や住所情報に基づくバーコードを印字しておくことで、郵便処理を効率化しやすくなります。

このバーコードは、受取人が読み取るためのものではなく、郵便物を処理する側が使うものです。宛名面の下に黒い線があっても、「何か怪しい印が付けられている」と考える必要はありません。むしろ、郵便物を整理して届けるための実務的な目印です。

ただし、宛名面の下にあるバーコードでも、差出人が独自に印字した管理用コードである可能性もあります。周囲に郵便番号や住所があるか、企業の管理番号が近くにあるかを見て判断するとよいでしょう。

DMや企業郵便で見かけるケース

企業から届くダイレクトメールでは、バーコードが印字されていることがよくあります。これは、同じようなはがきを大量に発送する場面で、郵便処理を効率化するためです。キャンペーン案内、会員向け通知、料金案内、イベント案内など、さまざまな企業郵便で見られます。

DMの場合、郵便用バーコードとは別に、企業側が管理用のバーコードや番号を印字していることもあります。たとえば、会員管理番号や発送管理番号と結びつくコードがある場合です。その場合でも、郵便用バーコードと企業内部の管理用バーコードは目的が違うため、位置や周囲の表示を見て判断しましょう。

企業DMで不安な場合は、バーコードよりも差出人名、問い合わせ先、本文の内容を確認してください。支払いを急がせる、個人情報の入力を求める、公式サイトと違う連絡先が書かれている、といった場合は注意が必要です。

郵便番号との関係を確認する方法

はがきのバーコードが郵便処理に関係するものかを確認したい場合は、まず郵便番号と宛名の近くにあるかを見ます。郵便番号や住所の近く、宛名面の下部に印字されているものは、郵便処理用のバーコードである可能性が高いです。

また、企業DMの場合は、宛名ラベル部分に住所や郵便番号と一緒にバーコードが印字されていることがあります。反対に、キャンペーン応募番号や商品管理番号の近くにあるバーコードは、企業側の管理用である可能性があります。バーコードの意味は、場所と周囲の文脈で判断すると分かりやすいです。

郵便用バーコードかどうかを厳密に見分けたい場合は、日本郵便のバーコードマニュアルに掲載されているカスタマバーコードの形式や印字例を確認すると参考になります。

受け取ったはがきで確認する手順

実際に手元のはがきを見て不安になった場合は、次の順番で確認すると判断しやすくなります。まず、バーコードの位置を見ます。宛名や郵便番号の近くにあるなら、郵便処理用の可能性が高くなります。次に、差出人を確認します。銀行、保険会社、自治体、通信会社など、心当たりがある差出人かどうかを見ます。

次に、本文の内容を確認します。通常の案内なのか、支払いを急がせる内容なのか、個人情報の入力を求めているのかで注意度が変わります。最後に、処分するか保管するかを決めます。単なる広告なら宛名を破って処分、契約や料金に関係する内容なら一定期間保管するなど、内容に合わせて判断しましょう。

確認する順番 見る場所 判断の目安
1 バーコードの位置 宛名付近なら郵便処理用、申込欄付近なら企業管理用の可能性
2 差出人 心当たりがある企業や自治体か確認
3 本文の内容 請求、契約、個人情報入力の有無を確認
4 処分方法 住所や氏名、管理番号を隠して処分
はがきの宛名面にあるバーコードの位置を確認しているイメージ

郵便用バーコードと一般的なバーコードの違いを比較

郵便用バーコードとJANコードの違い

JANコードは、商品を識別するためのバーコードです。スーパーやコンビニでレジを通すときに読み取られるバーコードが代表例です。商品番号をもとに、商品名や価格、在庫情報などと結びつけるために使われます。

一方、郵便用バーコードは、はがきや郵便物を仕分けるために使われます。商品を売るためでも、価格を表示するためでもありません。はがきにバーコードがあるからといって、そのはがきが商品として管理されているという意味ではなく、郵便物として届けるための処理に使われると考えましょう。

見た目が似ているため混同しやすいですが、JANコードは商品流通のため、郵便用バーコードは郵便物の処理のために使われます。読み取り機械も、読み取ったあとの使い道も違います。

郵便用バーコードとCode39の違い

Code39は、英数字を表現できる1次元バーコードの種類です。工場や備品管理、会員番号、部品番号などで使われることがあります。比較的シンプルな英数字コードを扱いやすいのが特徴です。

はがきの郵便用バーコードは、Code39と同じものではありません。郵便番号や住所表示番号など、郵便処理に必要な情報を表すための専用の仕組みとして使われます。見た目が同じような縦線に見えても、規格や用途が違うため、一般的なCode39リーダーでそのまま意味が分かると考えない方がよいです。

郵便用バーコードとCode128の違い

Code128は、物流ラベルや在庫管理、配送管理などで広く使われる高密度の1次元バーコードです。数字や英字などを効率よく表現できるため、荷物番号や管理番号の表現にも向いています。

郵便用バーコードは、Code128のような汎用バーコードとは目的が違います。はがきのバーコードは、郵便物の仕分けや配達のために使われるものであり、一般の物流ラベルや倉庫管理用コードとは別物です。読み取り対象も、郵便局のシステムや郵便処理に関係する機械が中心です。

用途別の違いを比較表で確認

種類 主な用途 はがきとの関係 読者が勘違いしやすい点
郵便用バーコード 郵便物の仕分けや配達処理 はがきやDMの宛名面で見かけることがある 個人情報が全部入っていると思いやすい
JANコード 商品の識別やレジ処理 はがきの配達用バーコードとは目的が違う 商品バーコードと同じ仕組みだと思いやすい
Code39 備品管理や英数字の管理番号 郵便用バーコードとは別の規格 縦線なら全部同じ規格だと思いやすい
Code128 物流ラベルや在庫管理 配送管理では使われるが郵便用バーコードとは別物 荷物ラベルと同じ意味だと思いやすい
QRコード Webページ誘導や決済など スマホで読む前提のコードで、郵便用バーコードとは違う 郵便用バーコードもスマホで読めると思いやすい

このように、バーコードといっても目的はさまざまです。基本的な分類を整理したい場合は、バーコードの種類と見分け方を確認すると、郵便用バーコードと商品用バーコードの違いも整理しやすくなります。はがきに付いているバーコードを、商品バーコードやQRコードと同じように考えると誤解しやすくなります。どこで使われるか、何のために使われるかを見れば、意味を判断しやすくなります。

はがきのバーコードは安全なのか

バーコード自体に危険性はあるのか

はがきの郵便用バーコード自体は、特別に危険なものではありません。郵便物を仕分けるための仕組みであり、受取人のスマホやパソコンに何かを実行させるようなものではありません。QRコードのようにURLを開かせるものでもありません。

ただし、バーコードがあるはがきの内容そのものには注意が必要な場合があります。たとえば、架空請求のような不審な郵便物、差出人が分からない案内、支払いを急がせる内容などは、バーコードの有無に関係なく慎重に確認する必要があります。

つまり、安全性を見るときは、「バーコードがあるから危険」と考えるのではなく、「郵便物全体として信頼できる内容か」を確認することが大切です。バーコードそのものは郵便処理用の仕組みですが、郵便物の本文が不審な内容であれば注意が必要です。

郵便局の公式な仕組みとして利用されている

郵便用バーコードは、郵便局の処理や差出人側の郵便物作成で使われる公式な仕組みです。日本郵便のマニュアルにも、バーコードの種類、局内バーコードやIDバーコード、カスタマバーコードに必要な情報の作り方が掲載されています。つまり、はがきにバーコードがあること自体は珍しいことでも、怪しいことでもありません。

特に企業が大量に郵便物を出す場合、バーコードを使うことで郵便処理を効率化しやすくなります。受取人から見ると突然バーコードが付いたように見えるかもしれませんが、郵便の仕組みとしては自然なものです。

また、日本郵便の「バーコード付郵便物」の案内では、所定のバーコードを記載した郵便物に関する扱いが示されています。これは、バーコードが郵便サービスの中で制度として使われていることを確認できる公式情報です。

第三者に見られた場合のリスク

バーコードだけを第三者に見られた場合、それだけで電話番号や金融情報が抜き取られる可能性は低いです。ただし、はがき全体を見られれば、宛名、住所、差出人、本文内容などが分かることがあります。つまり、注意すべき対象はバーコード単体ではなく、はがき全体です。

たとえば、玄関先に郵便物を放置していると、バーコードの有無に関係なく、住所や氏名が見られる可能性があります。郵便受けからはがきがはみ出している状態も同じです。安全性を考えるなら、バーコードではなく、郵便物を他人に見られないようにすることが大切です。

郵便物を撮影してSNSに載せる場合も注意が必要です。バーコードだけでなく、宛名、郵便番号、住所の一部、差出人名などが写り込むことがあります。画像を公開する場合は、宛名面全体を確認してから加工しましょう。

安心して受け取るための考え方

はがきにバーコードがあっても、それだけで危険と判断する必要はありません。まずは、差出人、内容、宛名、請求や支払いの有無を確認しましょう。差出人が分かり、内容にも心当たりがあるなら、通常の郵便物として扱って問題ない場合が多いです。

反対に、差出人が不明、支払いを急がせる、連絡先が携帯番号だけ、本文に不自然な日本語が多いなどの場合は、バーコードとは関係なく注意が必要です。安全性の判断は、「バーコードがあるか」ではなく、「郵便物全体が信頼できるか」で考えるのが現実的です。

バーコード付きのDMでも、信頼できる企業からの案内なら過度に不安になる必要はありません。一方、バーコードがなくても、不審な請求はがきなら警戒が必要です。バーコードの有無だけで安全性を判断しないようにしましょう。

不審なはがきかどうかの判断基準

バーコードが付いているかどうかよりも、はがきの内容そのものを確認することが大切です。特に、料金の未払いを強く迫る、今日中の連絡を求める、個人情報の入力を求める、公式サイトではなく見慣れないURLへ誘導する、といった内容がある場合は慎重に対応しましょう。

また、差出人名が有名企業に似ていても、問い合わせ先の電話番号やURLが公式サイトと違う場合があります。不安な場合は、はがきに書かれた連絡先へすぐ連絡するのではなく、検索して公式サイトを確認し、そこに掲載されている問い合わせ先から確認する方が安全です。

確認項目 問題ないことが多い例 注意したい例
差出人 心当たりのある企業や自治体 差出人名があいまい、連絡先が不自然
本文 通常の案内、キャンペーン通知 支払いを急がせる、脅す表現がある
コードの種類 宛名付近の郵便処理用らしいバーコード 不審なQRコードで個人情報入力へ誘導
処分 宛名を破って処分 住所や会員番号をそのまま捨てる

バーコード付きのはがきを捨てるときの注意点

バーコード部分だけを消す必要はあるのか

バーコード付きのはがきを捨てるとき、バーコード部分だけを必ず消さなければならないわけではありません。郵便用バーコードは配達処理のためのものであり、受け取ったあとにバーコードだけが特別な危険を持つわけではないためです。

ただし、不安な場合はバーコードも含めて宛名面を破ったり、シュレッダーにかけたりすると安心です。大切なのは、バーコードだけを塗りつぶして満足するのではなく、住所や氏名など目に見える個人情報も合わせて処理することです。

バーコード部分だけを切り取っても、宛名の住所や氏名が残っていれば個人情報対策としては不十分です。処分するときは、はがき全体を見て、読まれたくない情報がどこにあるかを確認しましょう。

注意すべきなのは宛名や住所情報

処分時に特に注意したいのは、バーコードそのものよりも宛名や住所情報です。はがきは封筒と違い、住所や名前が表面にそのまま見えます。そのままゴミに出すと、誰かに住所や氏名を見られる可能性があります。

また、企業からの案内はがきには、会員番号、問い合わせ番号、契約内容の一部、キャンペーン応募情報などが書かれている場合もあります。処分前には、宛名面だけでなく、裏面や本文の情報も確認すると安心です。

特に金融、医療、保険、通信契約、公共料金などに関係するはがきは、本文に個人の契約や利用状況に関する情報が含まれる場合があります。このようなはがきは、普通の広告はがきよりも丁寧に処分しましょう。

シュレッダーを使うべきケース

シュレッダーを使うべきなのは、住所や氏名に加えて、契約番号、会員番号、料金に関する案内、医療や金融に関係する内容などが書かれている場合です。普通の挨拶はがきよりも、個人情報や生活情報が多く含まれる可能性があるためです。

家庭用シュレッダーがない場合は、宛名部分だけ細かく破る、個人情報保護スタンプを使う、油性ペンで読めないようにする、といった方法でも一定の対策になります。処分方法は、書かれている情報の重要度に合わせて選びましょう。

なお、個人情報保護スタンプは便利ですが、紙質やインクによっては下の文字が透けることがあります。押したあとに読めないか確認し、心配な場合は破る、切る、シュレッダーにかけるなどを組み合わせると安心です。

個人情報保護のための処分方法

  • 宛名部分を細かく破る
    住所や氏名が一目で読めないように、宛名部分を重点的に破ります。バーコードだけでなく、名前や住所がつながって読めないようにするのがポイントです。
  • シュレッダーにかける
    個人情報が多い郵便物や、金融・医療・契約に関するはがきは、シュレッダーを使うと安心です。細かく裁断することで、情報の復元が難しくなります。
  • 個人情報保護スタンプを使う
    破るのが面倒な場合は、住所や名前の上からスタンプを押す方法もあります。ただし、薄い印字では下の文字が読めることがあるため、しっかり隠れているか確認しましょう。
  • 本文の管理番号も確認する
    企業DMや請求案内には、宛名面以外に会員番号や問い合わせ番号がある場合があります。宛名だけでなく、裏面や本文も確認してから処分すると安心です。

処分時の判断基準は、「バーコードがあるか」ではなく、「見られて困る情報がはがきに書かれているか」です。バーコード付きでも内容がただの広告なら簡単な処分で十分な場合がありますが、個人情報が多い場合は丁寧に処分しましょう。

実際の処分パターン別の判断表

処分方法に迷う場合は、はがきの内容で判断すると分かりやすいです。広告やキャンペーン案内なら宛名部分を破る程度で済むこともありますが、契約や請求に関するはがきは丁寧に処理した方が安心です。

はがきの種類 よくある情報 処分の目安
一般的な広告DM 住所、氏名、キャンペーン案内 宛名部分を破る、または塗りつぶす
金融・保険関係の案内 契約番号、問い合わせ番号、氏名 シュレッダーまたは細かく裁断
医療・検診関係の案内 予約情報、氏名、受診関連情報 内容面も確認して細かく処分
年賀状や個人のはがき 住所、氏名、家族情報が分かる場合あり 宛名と本文を確認して処分
はがきの宛名部分をシュレッダーや個人情報保護スタンプで処分しているイメージ

はがきのバーコードでよくあるトラブルと対処法

バーコードが汚れている場合

受け取ったはがきのバーコードが汚れていても、すでに配達された後であれば、受取人が特別な対応をする必要は基本的にありません。配達が完了している時点で、バーコードの役割はほぼ終わっています。

ただし、自分がこれから出すはがきにカスタマバーコードを印字している場合は、汚れやにじみに注意しましょう。日本郵便のマニュアルでは、カスタマバーコードにはインクのにじみやかすれなどが極力ないものとすると案内されています。業務で印字する場合は、日本郵便のマニュアルに沿って確認するのが安全です。

個人が普通のはがきを1枚出す場合は、カスタマバーコードを自分で用意する必要は通常ありません。郵便番号と住所を正しく、読みやすく書くことが最も大切です。

バーコードが二重に印字されている場合

はがきにバーコードが複数ある場合、郵便用バーコードと企業側の管理用バーコードが一緒に印字されていることがあります。たとえば、宛名付近のバーコードは郵便処理用、本文や申込欄の近くにあるバーコードは企業の管理用、というケースです。

二重に見えるからといって、すぐに危険とは限りません。どこに印字されているか、近くに会員番号や申込番号があるか、郵便番号や住所の近くかを見て判断しましょう。不審に感じる場合は、バーコードではなく差出人や内容の信頼性を確認することが大切です。

たとえば、キャンペーン応募はがきの応募欄にあるバーコードは、応募番号や商品管理に関係する可能性があります。一方、宛名ラベルの近くにあるものは、郵便処理に関係する可能性が高くなります。

印字が薄く読みにくい場合

受け取ったはがきのバーコードが薄い場合でも、すでに届いているなら大きな問題はありません。郵便処理の段階で必要な読み取りが行われたか、他の情報で処理された可能性があります。受取人側で修正する必要はありません。

一方、自分が発送する側で、バーコードを印字したはがきを大量に出す場合は、印字の薄さやにじみは注意点になります。読み取りにくいバーコードは処理効率に影響する可能性があるため、印刷設定や用紙、インクの状態を確認しましょう。

カスタマバーコードを印字する場合は、反射率やPCS値、にじみやかすれなど、日本郵便の印字品質に関する案内を確認することが重要です。個人利用ではあまり意識しませんが、法人や大量発送では確認すべきポイントです。

バーコードがない郵便物との違い

バーコードがない郵便物でも、配達できないわけではありません。手書きのはがきや個人が出す普通の郵便物には、目に見える黒いバーコードがないことも珍しくありません。郵便局側で郵便番号や住所を読み取って処理されるため、バーコードがないことだけで心配する必要はありません。

ただし、住所や郵便番号が不完全だったり、文字が極端に読みにくかったりすると、配達に時間がかかる場合があります。自分がはがきを出すときは、バーコードの有無よりも、郵便番号と住所を正確に、読みやすく書くことが大切です。

特に集合住宅の場合は、建物名や部屋番号の書き忘れに注意しましょう。バーコードがあっても、住所情報が不完全だと配達の確認に時間がかかる場合があります。

自分でバーコードを作って印字してもよいのか

企業や団体が大量の郵便物を出す場合、所定の条件を満たしたカスタマバーコードを印字することで、郵便処理の効率化や料金割引の対象になる場合があります。ただし、バーコードを付ければ何でも割引になるわけではありません。対象郵便物、差出通数、料金支払方法、機械処理可能な形状など、細かい条件があります。

日本郵便の「バーコード付郵便物の料金割引」では、定形郵便物や第二種郵便物のうち、バーコードによる機械処理条件に適合するものが対象として示されています。また、同一差出人から形状や重量、取扱いが同一のものを一定通数以上差し出すなどの条件があります。

個人が数枚のはがきを出すだけなら、無理にバーコードを作る必要はありません。むしろ、郵便番号、住所、氏名を正確に書くことが大切です。バーコードを自作して誤った形式で印字すると、かえって処理の妨げになる可能性もあるため、業務で利用する場合は公式マニュアルを確認しましょう。

はがきのバーコードに関するよくある質問

はがきのバーコードをスマホで読み取れるのか

はがきの郵便用バーコードは、一般のスマホで読み取って意味のある情報を分かりやすく表示するためのものではありません。読み取りアプリが反応したとしても、住所や氏名がそのまま表示されるとは限りません。郵便局や差出人側の処理を前提にしたものだと考えましょう。

ただし、はがきに四角いQRコードが別に印字されている場合は、スマホで読み取るとWebページへ移動することがあります。差出人に心当たりがない場合や、入力フォームへ誘導される場合は慎重に確認しましょう。

バーコードから住所は分かるのか

郵便用バーコードには、郵便番号や住所表示番号など、配達に必要な情報が関係します。ただし、一般の人がバーコードを見ただけで住所を読み取れるわけではありません。実際に見られて困るのは、バーコードよりも、はがきの宛名面に普通に書かれている住所や氏名です。

郵便局以外でも利用されているのか

郵便用バーコードは郵便処理に関係する仕組みですが、企業がDMを作成するときにカスタマバーコードを印字することがあります。また、企業独自の管理用バーコードが同じはがきに印字されていることもあります。郵便用か企業管理用かは、位置や周囲の表示で判断しましょう。

バーコードがないと配達できないのか

バーコードがなくても配達できる郵便物はあります。個人が手書きで出すはがきには、見えるバーコードがないことも珍しくありません。大切なのは、郵便番号、住所、氏名が正しく読み取れるように書かれていることです。

年賀状にもバーコードは付くのか

年賀状でも、印刷や処理の状況によってバーコードが付く場合があります。大量に印刷された年賀状や企業の年賀DMでは、宛名面にバーコードが印字されていることがあります。一方で、手書きの年賀状では見えるバーコードがないこともあります。

年賀状を処分するときは、バーコードの有無よりも、差出人や家族構成、住所、写真、近況などが見える点に注意しましょう。写真付き年賀状や家族情報が書かれた年賀状は、宛名面だけでなく裏面も確認してから処分すると安心です。

企業DMのバーコードも同じ意味なのか

企業DMのバーコードには、郵便処理用のバーコードと、企業側の管理用バーコードがある場合があります。宛名付近にあるものは郵便処理に関係する可能性が高く、申込欄やキャンペーン番号の近くにあるものは企業管理用の可能性があります。どちらも、存在するだけで危険という意味ではありません。

はがきのバーコードを黒く塗ってから捨てるべきか

バーコードだけを黒く塗ること自体は悪いことではありませんが、それだけでは個人情報対策として不十分な場合があります。住所、氏名、会員番号、問い合わせ番号、本文に書かれた個別情報を確認し、必要に応じて破る、裁断する、塗りつぶすなどの対応をしましょう。

バーコード付きのはがきは怪しい郵便物なのか

バーコードが付いているだけで怪しい郵便物とは言えません。企業DM、年賀状、案内はがき、料金案内など、正規の郵便物にもバーコードが付くことがあります。怪しいかどうかは、バーコードではなく、差出人、本文、連絡先、請求内容、個人情報入力の誘導などで判断しましょう。

まとめ|はがきのバーコードは郵便物を正確に届けるための仕組み

はがきのバーコードは、郵便物を正確かつ効率よく届けるために使われる仕組みです。郵便番号や住所に関する情報を機械で処理しやすくし、郵便局の仕分けや配達作業を支えています。差出人が印字するカスタマバーコード、郵便局内で使われる局内バーコードやIDバーコード、企業が独自に付ける管理用バーコードなどがあるため、すべてを同じ意味で考えないことも大切です。

カスタマバーコードには、郵便番号や住所表示番号など、配達に関係する住所由来の情報が使われます。しかし、氏名、電話番号、メールアドレス、口座番号、クレジットカード番号などが丸ごと入っているわけではありません。スマホで簡単に個人情報が一覧表示されるようなものでもありません。過度に不安になるより、郵便用の機械処理のための仕組みとして理解するのが正確です。

はがきのバーコードを見かけたら、まずは「どこに印字されているか」「郵便番号や宛名の近くか」「企業の管理番号の近くか」を確認しましょう。宛名付近にあるバーコードなら、郵便処理用である可能性があります。申込欄や会員番号の近くにある場合は、企業側の管理用コードかもしれません。どちらの場合でも、コードがあるだけで危険と判断する必要はありません。

ただし、はがきそのものには住所や氏名が見える形で書かれています。処分するときは、バーコード部分だけを気にするのではなく、宛名面や本文に書かれている個人情報を確認し、必要に応じて破る、塗りつぶす、シュレッダーにかけるなどの対応をしましょう。

最後に確認したいのは、バーコードではなく郵便物全体の信頼性です。差出人に心当たりがあるか、本文に不審な請求がないか、QRコードやURLが個人情報入力へ誘導していないか、処分時に住所や会員番号が残っていないかを見てください。意味を知っておけば、はがきのバーコードに不安を感じすぎず、受け取りや処分の判断がしやすくなります。

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