ハーブ初心者におすすめの品種は?育て方は?ハーブ料理は?

ハーブ
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  ハーブ効果についての情報は、皆さん耳にしておられることでしょう。また、市販のドライハーブ(乾燥ハーブ)を活用している方もおありでしょう。
 
 それに加えて、ご自身で育てた、採りたてのフレッシュハーブ(新鮮ハーブ)があれば、毎日の生活も一段と楽しいものになると思います。
 
 さあ、育てやすい品種を、身近なベランダの鉢植えで育て、そのハーブを手作りの料理に添えたりハーブティーにして楽しんでみませんか。
 

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ハーブ初心者におすすめの品種は?

   
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 ハーブは、もともと山野に自生していた植物ですから、一般的にはとても丈夫ですが、初心者の方がより育てやすい品種を選ぶ視点をお伝えします。
 
 【一年草?多年草?】
 ハーブ初心者の方には、植え替えの必要がない多年草がおすすめです。
 一年草は、翌年も同じものを栽培したい場合には植え替えが必要になります。
 ところが、多年草ではその手間が省けるからです。
 
 【冬の寒さを乗り切るには】 
 ハーブには「耐寒性」「半耐寒性」「非耐寒性」のものがあります。冬、室内で育てるのが無理ならば、寒さに強い「耐寒性」(ミント系ハーブ)か「半耐寒性」(ローズマリー、ルッコラ等)がおすすめです。
 
 【ハーブを何に使う?】
 育てたハーブを何に活用するかも大切な選択の視点です。
 ・ソースやピザで楽しむなら、「バジル」がおすすめです。
 ・料理に活用したいなら「ローズマリー」や「タイム」や「コモンタイム」がお
  すすめです。
 ・ハーブティーで楽しむなら、「カモミール」がおすすめです。
 ・花を楽しむなら「ローズマリー」がおすすめです。
 
 このように、ハーブは、日々の生活に役に立つ植物と言ってもいいかもしれません。実際、このほかにも、殺菌作用、抗菌性を備えているもの、肌に良いもの、染め物として使われるものもあります。

 苗を購入するときには、ホームセンターの園芸コーナー、園芸店などで色つやの良い、茎のしっかりした元気なものを選びます。気分転換もかねて、直接お店に足を運びお店の人に話を聞くことをお勧めします。

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ハーブ初心者向けの育て方は?

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 アパートやマンションでハーブを育てるといっても、場所はベランダしかないし、手入れが大変なのではないかとお考えのあなた、初心者の方でも植木鉢やプランターで簡単に育てる方法を紹介します。
 
 ハーブを育てる場合、「種」から育てる方法と「苗」を育てる方法があります。結論から申しますと、初心者の方は、苗を買って育てることをお勧めします。
 
 種からですと、発芽までしっかり水分を補う作業が大変ですし、成長までに時間がかかります。この時間が楽しみという方は、またの機会にぜひ挑戦してください。
 
 苗からですと、そのまま植木鉢やプランターに植えれば、植える時期が少し遅れたとしても、元気に育ちます。
 
 また、バジルやミントなど、シソ科のハーブは簡単に挿し木でも増やせます。枝の先端を7㎝ほど切取り、上の葉を数枚残して、下の葉を取り去ります。コップの水に差しておき、葉を取った節の部分から細かいひげ根が出たら土に植えます。こうして、新しい株を増やすことができます。
 
 鉢底の穴は、土を入れる前に網などでふさいで下さい。ナメクジなどの虫が入ることを防ぎます。
 また、土を入れる前に、軽石などの鉢底石を底の穴がかくれる程度に敷くと、水はけがよくなります。土は、園芸店などで売っている、栄養がバランスよく配合された培養土や、ハーブ用の土が便利です。
 
 苗を植える時には、土の表面が、鉢の縁から2㎝程度低くなるようにします。この段差はウォータースペースといって、水をやった時に水があふれるのを防ぎます。
 
 水やりは、土が乾いたら、底から水が流れるくらい与えます。いつやればいいかよく分からないときは、鉢を持ち上げてみて、軽かったら水分がぬけていることが分かります。
 
 真夏はほぼ毎日になりますが、それ以外はやりすぎると根が腐ってしまうので、気をつけましょう。
 
 ハーブはおおむね、日光を好みますので、植木鉢は日の当たるベランダや窓際におきましょう。

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ハーブ初心者におすすめの料理は?

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 ハーブは、主料理を引き立てる名脇役です。ハーブの活用例を紹介します。

 バジル:フレッシュなまま食べてもよく、トマトやチーズに合います。ジェノベ
     ーゼソースやピザなど、イタリア料理にも使えます。成長が早く次々に
     収穫できます。
 ローズマリー、タイム:1年中お料理に活用できるハーブです。肉や魚料理に使う
            なら、葉の新鮮さが大事なのであまり葉に水をかけすぎ
            ないようにしましょう
 コモンタイム:肉料理・魚料理のどちらとも相性バツグンです。ぴりっとした味
        わいで、お料理にアクセントをつけることができます。
 オレガノ:ミートソースやトマトを使った料理との相性がよく、コショウのよう
        なピリッとした香りがスパイシーで食欲をそそります。
 コモンセージ:強い香りが独特で、肉料理・魚料理ともに相性がよく、料理の味
        をグッと引き締めてくれます。
 
 また、ハーブそのものの風味や香りや色を楽しむためには、ハーブティーをおすすめします。 
 
 ハーブティー初心者の方や渋みが苦手な方にも飲みやすいハーブとしては、次のようなものがあります。 

 カモミール:リンゴのような甘く優しい香りが特徴のハーブティーです。口当た
       りが爽やかです。
 レモングラス:レモンの香りが爽やかなハーブティーです。酸味が少しあります
        が、口当たりはまろやかです。
 ペパーミント:メンソールのようなすーっとした香りが特徴的です。摘み取って
        葉にお湯を注ぐだけで、ミントティーが楽しめます。爽やかな香
        りは口臭を予防します。

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まとめ

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 ハーブ初心者におすすめの品種と、育て方、そして、料理への活用法を紹介しました。
 
 ハーブは、元気な植物です。あなたの好みや活用方法に合ったハーブを、あなたの栽培環境に合わせて選び育ててください。ハーブは、きっとあなたの要望に応えてくれることでしょう。 

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