ハーブティーの効果は?作り方・淹れ方は?妊娠中の飲み方は?

ハーブティー
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 ハーブティーには、精神を落ち着かせる効果、アレルギーを抑える効果、免疫力を高める効果、美容効果などがあり、今や女性だけではなく、男性にも愛飲者が広がっているようです。
 忙しかった一日を終え、ゆったりとした雰囲気の中で、お気に入りのハーブティーの風味や香り、色を楽しむひと時は、明日への活力をもたらしてくれます。
 ハーブティーについてもっと知りたいあなたに、ハーブティーの効果やハーブティーのおいしい淹れ方、作り方、そして、妊娠中のハーブティーの活用法などについてまとめました。

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ハーブティーの効果

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 ハーブティーとは、主にヨーロッパ原産の植物を乾燥し、熱湯で蒸したお茶のことです。各ハーブにはそれぞれ効果があります。
 代表的なハーブティーの種類と効果をいくつかご紹介しましょう。

 ①ペパーミント
  メントールの清涼感でさっぱりとした味わいのハーブティーです。爽やかな香りは口臭を予防します。胃腸の働きを整え、頭痛、乗り物酔いに効果があります。
 ②ローズヒップ
  甘い香りとまろやかな口当たりが特徴のハーブティーです。ビタミンやクエン酸を多く含み、疲労を回復させ新陳代謝を促すため、肌の再生に効果があり美肌効果が絶大と言われています。
 ③カモミール
  リンゴのような甘く優しい香りが特徴のハーブティー。口当たりが爽やかで、気分を落ち着かせる効果があります。安眠・リラックス効果、風邪予防・アレルギーの緩和、消化器官の症状緩和、生理痛症状の緩和、美肌効果などが期待されます。
 ④レモングラス
  レモンの香りが爽やかなハーブティーです。酸味が少しありますが、口当たりはまろやかです。リンパの流れを良くする働きがあり、これにより体内の老廃物を排出する働きが促進され、むくみを解消する効果があると言われています。ダイエット効果も期待されます。
 ⑤ジンジャー
  抗ウイルス作用があり、体を温める効果があると言われています。免疫力を高め風邪の予防が期待されます。

 このほかにも、ハーブティーには様々な優れた効果がありますが、飲む前に気をつけていただきたいことがあります。
 まず、飲もうとしているハーブの効果をしっかりと把握し、自分のねらいに合っているかを確かめることです。
 また、他の薬を服用している方は、その薬との飲み合わせに注意することが必要です。病院へ行かれている方、薬を服用されている方でハーブティーを飲まれる方は、是非お医者様にご相談の上、飲用するかどうかを決めていただきたいと思います。

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ハーブティーの作り方・淹れ方

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 ハーブティーをおいしくいれるポイントは、「ハーブの分量」「容器」「湯の温度」「蒸す時間」です。
 
 まず、分量を正しく量ることです。ドライハーブ(乾燥させたハーブ)なら、1人分小さじ1杯、フレッシュハーブ(新鮮なハーブ)は粗く刻んで大さじ1杯が目安ですが、飲んでみてご自身の好みの量を見つけましょう。
 
 次のポイントは、容器です。金気の出ないものを使います。ハーブに含まれるタンニンが金属に触れると、ハーブティーの色や風味が変化するので、ガラスや陶器、ステンレス、ホーローなどのティーポットを使います。容器は、熱湯を注いで温めておきます。日本茶の場合と同じです。
 
 さらに、ティーポットに注ぐお湯は必ず沸かしたての100°Cのお湯を使います。湯沸かし器やポットのお湯は熱湯のようでもやや温度が低く、微妙なおいしさが出ません。
 
 最後は、時間を守ることです。ドライハーブなら3分前後、フレッシュハーブで4~5分を目安に蓋をして蒸らします。ティーポットを火にかけて煎じることは禁物です。風味や香りが損なわれます。
 その後、ティーポットを軽く横にゆすって濃さを均一にし、ティーカップに残さず全部出し切ります。2回目を出すときは、1回目より少し時間を長くするのがこつです。これも日本茶と同じです。
 なお、ハーブの量が多すぎたり、蒸らす時間が長すぎると、ハーブの薬理作用が体に何かしら影響を与えることがあるかもしれないので、気を付けてください。
 また、最初はブレンドではなく、1種類ずつ淹れて飲むようにし、自分の好みに合うか様子を見ましょう。自分に合ったハーブが分かってから、いろいろな組み合わせを試して楽しんでください。
 フレッシュハーブは、ベランダのプランターで育てることができますので、挑戦してみてください。

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ハーブティー妊娠中の飲み方

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 妊娠中はカフェインの摂取を控えたほうが良いので、ほとんどがノンカフェインであるハーブティーは妊婦にぴったりの飲み物と思われがちです。
 
 しかし、なかには妊娠中には飲むことを禁止されているハーブティーもあるので、注意が必要です。
 例えば、ハーブティーのなかには子宮を収縮させる作用があるなど、妊娠中に飲むと流産や早産の危険を及ぼすものもあります。特に妊娠初期はまだ体調が不安定なため、飲むのを控えましょう。カモミール、ベニバナ茶、ハトムギ茶、アロエ茶などがあります。   
 
 しかし、妊娠中に飲むことを禁止されていないハーブティーであれば、妊婦が飲んでも問題はありません。 妊娠中の体の不調を緩和する効果や、ストレス解消の作用があるハーブティーであれば積極的に取り入れたいものです。
 例えば、妊娠中に不足しがちな栄養素を補う効果があるルイボスティー、免疫力アップの効果を持つローズヒップティー、子宮周りの骨盤や筋肉に作用し、お産をスムーズにしてくれる効果があるとされているラズベリーリーフティー(※妊娠初期は注意)、むくみ解消の効果が期待できるダンデライオンルートティー、貧血予防にも効果的なネトルティー、などがあります。
 
 ただし、ハーブティーは香りや味に特徴のあるものが多いので、味覚や嗅覚が敏感になりやすい妊娠初期には特に気を配って飲むようにしましょう。
 
 要は、妊娠中にハーブティーを飲むときは、パッケージの注意書きをよく読んで妊婦が飲めるものか確かめたり、医師や助産師に相談して、妊娠中でも飲んでよいハーブティーか、飲まない方がよいものかを確認してください。飲んでいて異常を感じたときや心配な場合は、飲むのを控えましょう。

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まとめ

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 ハーブティーには、様々な効果があります。是非いろいろ試みていただきたいと思いますが、好みに合わない味や香りのものを無理に飲むことはおすすめできません。
 ご自身の好みに合った、心地良いと思えるハーブティーをセレクトしてリラックスタイムを楽しんでくださいね。

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