ソロモンへ電話する方法|国番号+677と正しい番号入力ルール
日本からソロモン諸島へ電話をかけるときは、国番号「+677」を先頭に付け、相手番号の国内表記の先頭0を外すのが基本です。スマートフォンでも固定回線・公衆電話でも、発信方法は「+方式」または「010方式」のどちらか一方に統一すればOKです。

ソロモン諸島の国番号と番号の特徴
ソロモン諸島の国番号は+677です。携帯番号は一般に7や8や9で始まる7桁のパターンが多く、固定電話は地域によって頭の数字や桁が異なります。日本から国際発信する際は、現地の国内表記にある先頭の0を使わないのが原則です。
日本からソロモンに電話する基本手順
スマートフォン(+方式)
- ダイヤル画面で「0」長押し(多くの機種)→ 「+」を表示
- +677 → 相手番号(0を外した形)の順で入力
- 空白や装飾記号は入れず、連続した数字で入力するとエラーを防げます
固定回線・公衆電話(010方式)
日本の国際アクセスコード010 → 677 → 相手番号(0を外す)の順でダイヤルします。回線の契約や設定によっては国際発信の有効化が必要になることがあります。
番号例|固定電話・携帯電話へのかけ方
- スマホ(+方式・固定宛):
+677-2XX-XXX
(地域により頭の数字は変動) - スマホ(+方式・携帯宛):
+677-7XX-XXXX
/+677-8XX-XXXX
/+677-9XX-XXXX
- 固定・公衆(010方式・固定宛):
010-677-2XX-XXX
- 固定・公衆(010方式・携帯宛):
010-677-7XX-XXXX
- NG例(先頭ゼロを残す):
+677-0XX-XXXX
→ 不通になる可能性大
「+方式」と「010方式」の違い(ここを押さえれば迷わない)
どちらでも発信は可能ですが、使い分けの考え方は明確です。
- 「+方式」:端末が現在地に応じて最適な国際アクセスに自動変換するため、世界のどの国にいても同じ書き方で発信できるのが最大の利点。海外渡航の多い人、連絡先を国際表記で統一しておきたい人に最適。
- 「010方式」:日本国内限定で使える国際アクセスコード。海外では通用しないため、日本の固定回線や公衆電話から発信するときだけの選択肢として覚えておく。
よって、海外からも同じ手順でかけたいなら「+方式」に統一するのが安心です。日本国内の固定回線や公衆電話からかける場面が想定されるなら、「010方式」の例も併記しておくと迷いません。
よくある入力ミスと対処法
- 「+」付け忘れ/「+」と「010」の併用:どちらか一方だけに統一。併用は接続失敗の典型。
- 国内の0を残す:
+677-0…
のように0を残すと不通。国際発信では先頭0は外す。 - 空白・ハイフンの混入:コピペ時に混ざりやすい。連続数字で再入力すると改善。
- 桁落ち:数字が一つ欠けると別番号に繋がるおそれ。入力前に桁数を確認。
つながらない時のチェックリスト
- 「+」または「010」のどちらか一方だけを使用しているか
- 相手の国内表記の先頭0を外したか
- 空白や記号を除いた連続数字で入力したか
- 相手の番号の桁数は想定どおりか(携帯は7桁、固定は地域により短桁)
- 現地の時間帯を考慮しているか(夜間は応答率が下がる)
観光・出張で役立つ運用のコツ
- 連絡先は国際表記で保存:
+677
から始める形で登録しておくと、日本でも海外でも迷わない。 - ホテルや空港の代表番号:サイトの国内表記を国際表記へ変換して登録(先頭0は外す)。
- 大使館・領事館:渡航前に国際表記で端末に入れておくと緊急時に迅速。
通話料金の考え方と節約のヒント
国際通話は分課金が基本で、長時間通話は費用が膨らみがちです。以下の方法でコストを抑えられます。
- 国際通話オプション:必要な期間だけ付け外しすると単価が下がる場合あり。
- Wi-Fi通話・アプリ通話:LINEなどアプリ同士は無料。LINE Out/Viber Outは固定・携帯へも低料金で発信可能。
- 現地SIMの活用:データ通信を確保してアプリ通話中心にすれば、国際通話の回数自体を減らせる。

よくある質問(FAQ)
スマホでも「010方式」は使えますか?
日本国内の携帯回線からであれば使えます。ただし海外でかける場合は010は通用しないため、海外にいる際に発信の可能性があるなら「+方式」に統一しておくと運用が簡単です。
国内表記と国際表記の違いが覚えにくいです
迷ったら「先頭0を外す」だけを思い出してください。+677
に続けて、0を外した相手番号を入れればOKです。
SMSの認証コードが届きません
ローミング設定や国際SMS受信可否、相手サービス側の制限、タイムゾーンのズレなどが原因になりがちです。端末再起動・少し時間を置いての再試行・キャリア設定見直しで解消することがあります。
関連リンク
国番号一覧(電話) ─ 先頭桁から素早く照合できます。連絡先を国際表記で整えると、海外でも日本でも同じ手順で発信できます。
まとめ|海外でも同じ手順でかけたいなら「+方式」に統一
+677に続けて、相手番号の先頭0を外す。この基本を守れば、ソロモン諸島への発信はスマホでも固定でもスムーズです。日本国内の固定・公衆電話では010-677の手順も利用できますが、海外での発信に備えるなら「+方式」が最も迷いにくく、連絡先の一元管理にも向いています。料金が気になるときは、アプリ通話や現地SIMと組み合わせて、コストとつながりやすさのバランスを最適化しましょう。
コメント