犬の体調不良のサインは?下痢の原因は?下痢の際の食事は?

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 皆さんの愛犬は、元気でしょうか。毎日の健康を願って生活を共にしているわけですが、万一具合が悪くなっても、人間のようにストレートに言葉で伝えることができません。ですから、飼い主であるあなたが代わりに、愛犬の様子の異変に気付いてあげることが病気の早期発見・早期治療に繋がります。
 ここでは、愛犬が「なんだか様子がおかしいな」という時に見せる「体調不良のサイン」をまとめ、愛犬の体調において、もっとも変化が分かりやすい「下痢」の「原因」を調べ、「食事」や薬などの対処法をまとめました。参考にしてください。
 

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犬の体調不良のサインは?

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 犬が示す体調不良のサインは、病気によってさまざまですし、犬種や個体によっても差があるようです。
 日頃から、愛犬との接触を密にして小さなサインも見逃さないようにしましょう。

 1. 熱が平常ではない   平均37-39℃です。ちょっと怪しく思った時は体温計に
              ワセリンなどを塗って、 そっと肛門に入れて体温を
              チェックしましょう。
 2. 歯茎の色が悪い    歯茎の色がいつもと違ってどんよりしている。
             歯茎を指の腹で押したとき、白くなったのち2秒ほどで
             元の色に戻るはずです。これが黄色から茶色に変色し
             ているとき、または赤く腫れているときは、歯周病を
             含む健康上のトラブルが起こっているおそれが
             あります。
 3. 行動が普段と違う   元気がない、散歩に行きたがらない、食事を食べない、
             食べ過ぎるなど、日頃の行動と比べて気がかり
             でしたら体調不良を疑ってみたほうがよさそうです。
 4. 水を大量に飲む、排尿が増える
             水をガブ飲みする、排尿回数が増える、尿の量が
             増えるというのは、泌尿器や内分泌系(ホルモン)
             の病気のサインかもしれません。糖尿病、
             クッシング症候群、脳崩症(脳ほうしょう)、
             子宮蓄膿症、慢性腎不全、膀胱炎など、
             多くの病気にみられる症状でもあるので、
             おかしいなと思ったら病院に連れていこうと決めて
             おいても良いほどの強いメッセージです。
 5. 下痢や嘔吐      下痢や嘔吐で排出したものをチェックします。
             血液が混じっている時は要注意です。必ず獣医師に
             見てもらいます。
 6. 咳をする       フィラリア、アレルギー、心臓病の発症などの可能性
              が考えられます。

 愛犬の様子を毎日観察して、少しでも、違和感を感じた時は、「まさか」「大丈夫でしょう」と思わず、「もしかして」と考えてきちんと獣医師に相談しましょう。

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犬の体調不良下痢の原因は?

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 下痢の原因としては、散歩時に拾い食いをしたり、道端の草を食べたり、普段と違う食事を与えたなど、直接食べ物が原因であることや、大幅な気温の変化、ストレスなどによることもあれば、病気の初期症状ということもあります。
 また、胃腸炎や内部寄生虫、内臓の異常の可能性も考えられます。
 便の状態が悪い (ニオイがきつい、軟便など)ということは、カラダの中に異常が発生していることを知らせてくれています。下痢は体内環境が悪化していることを示しているのです。体内環境が悪化すると、ドッグフードなどの食事をきちんと消化できず、便にフードの臭いが残ったり、便が通常と異なった状態になったりします。また、その際に、皮膚や体毛の状態にも大きく影響をおよぼします。体内環境の悪化により栄養吸収能力が低下することが主な原因です。
 水のような便だったり、真っ赤や真っ黒の便など、今まで見たことのない便をしたときは、すぐに病院に連れて行くことを考えましょう。このとき、便の写真を撮ったり、便を回収して病院に持参して便検査をしてもらうと、獣医師が診断するときの情報として役立ちます。
また、下痢の後、愛犬に変わった様子が見られるかどうかもきちんと観察しましょう。。

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犬の体調不良下痢の食事は?

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 下痢の後食欲が無い場合は、食事の量を減らして腸を休めます。無理に食べさせようとせず様子を見ましょう。
 そして下痢が一時的なもので直ぐに改善するものなのか、繰り返し症状が見られて改善しないものなのかをチェックします。この時、便の中に異物や異変がないかどうかもチェックします。
 下痢を繰り返し改善が見られない場合は、お薬が必要です。季節性の下痢の場合には、お薬(細菌性下痢、大腸炎など)を飲ませてあげればすぐに止まります。
 便検査をして寄生虫がいる場合には駆虫薬を飲ませます。
 通常のお薬でよくならない場合は、食事が合わないかまたは、免疫関係あるいは腫瘍性疾患の可能性がありますので、更に詳しい検査が必要になります。

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まとめ

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 犬には、他の動物と同様に「外敵に病気やケガで弱っている姿を見せない」という野生のなごりがあり、限界まで痛みを隠す習性を持っています。
 また、飼い主であるあなたのことが大好きな愛犬は、少しぐらい不調であっても、あなたが喜ぶ行動をとろうとするかもしれません。
 愛犬がいかにも元気がないと分かるサインを出している時には、我慢できないほどの苦痛に襲われている可能性があります。
 飼い主が犬の健康維持のためにできることは、日頃から食事や健康に気をつけるとともに、愛犬のしぐさや様子を観察し、小さな変化にも気を配っていち早く気づき、病気の早期発見・早期治療に努めることです。そして、愛犬との楽しい生活を継続してください。

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