国番号一覧「1」から始まる国とは?アメリカ・カナダなど北米地域をわかりやすく解説
結論からお伝えすると、国番号「1」はアメリカだけを表す番号ではありません。
国番号「1」は、北米を中心とした複数の国と地域で共通して使われている国番号です。
海外からの着信や、国際電話をかける際に「+1」や「001」が表示されると、
「アメリカからの電話かな?」と考える人は多いでしょう。
しかし実際には、国番号「1」はアメリカ合衆国だけでなく、
カナダや一部のカリブ海諸国、アメリカ関連地域など、
複数の国や地域が同じ番号を共有しています。
この記事では、国番号一覧の中でも特に検索されやすい
「国番号 一覧 1」に焦点を当て、
どの国や地域が該当するのか、なぜ同じ番号を使っているのか、
そして国際電話のかけ方や着信時の注意点まで、
初めての人にも分かりやすく解説していきます。
国番号「1」とは?北米で共通して使われる国番号
国番号「1」は、国際電話をかける際に最初に指定する番号のひとつです。日本から海外へ電話をかける場合、最初に「010」や「+」を付け、その次に続く数字が国番号になります。国番号によって、電話がどの国や地域に向けられているのかを通信網が判断します。
通常、国番号は国ごとに一つずつ割り当てられており、たとえば日本は「81」、イギリスは「44」、フランスは「33」というように、国ごとに固有の番号が設定されています。
しかし、国番号「1」はこの一般的なルールとは少し異なる、特殊な扱いをされている国番号です。
なぜなら、国番号「1」は一つの国だけに割り当てられているわけではなく、複数の国や地域が共通して使用している番号だからです。この点が、国番号「1」を分かりにくくしている大きな理由でもあります。
国番号「1」はどの地域を表しているのか
国番号「1」は、主に北米地域を表しています。具体的には、アメリカ合衆国、カナダを中心に、その周辺に位置するいくつかの国や地域が含まれます。
この番号は、「NANP(North American Numbering Plan/北米番号計画)」と呼ばれる仕組みのもとで運用されています。NANPは、北米地域全体で共通の電話番号体系を採用するために作られた計画です。
NANPに参加している国や地域では、共通して国番号「1」を使用し、その後に続く三桁の市外局番(エリアコード)によって、国や地域、さらには都市や州を区別しています。
たとえば、同じ「+1」から始まる番号であっても、市外局番が異なれば、アメリカ本土、カナダ、カリブ海地域など、まったく別の国や地域につながる仕組みになっています。
そのため、国番号「1」だけを見ても、「どの国からの電話なのか」「どの地域なのか」を完全に判断することはできません。必ず市外局番まで含めて確認する必要があります。
アメリカだけではない「国番号1」の特徴
国番号「1」というと、「アメリカの国番号」というイメージを持つ人が非常に多いですが、実際にはそれだけではありません。
国番号「1」を使用している国や地域には、カナダをはじめ、ジャマイカ、バハマ、ドミニカ共和国などのカリブ海周辺の国々や、プエルトリコ、グアムといったアメリカ関連地域も含まれています。
このように複数の国や地域が同じ国番号を使っている理由は、北米地域全体で電話網を効率的に運用するためです。
もし国ごとに異なる国番号を割り当てていた場合、国際電話の仕組みはより複雑になり、通信設備や管理コストも大きくなってしまいます。
そこでNANPでは、国番号を「1」に統一し、その代わりに国番号の後に続く三桁の市外局番で、国・地域・都市を細かく判別する方式を採用しました。
この仕組みによって、北米地域内では国内通話に近い感覚で電話をかけられるというメリットが生まれています。一方で、外部の国から見ると、「国番号1=どの国なのか分かりにくい」という特徴も生まれています。
国番号「1」は、単にアメリカを表す番号ではなく、北米全体をカバーする共通の国番号である、という点を理解しておくことが大切です。
国番号一覧|「1」から始まる主な国・地域
国番号「1」は、北米番号計画(NANP:North American Numbering Plan)に参加している国・地域で共通して使われています。
そのため、「+1」だけを見ても、どの国・地域からの電話なのかは判断できません。
実際には、
国番号「1」+市外局番(エリアコード)の組み合わせによって、
国や地域を判別する仕組みになっています。
ここでは、国番号「1」を使用している国・地域を、
代表的な市外局番とあわせて一覧形式で紹介します。
※アメリカ合衆国とカナダは市外局番が非常に多いため、ここでは「代表例」を掲載しています。
「一覧」としての網羅性を高めるため、カリブ海周辺や準州・自治領なども、市外局番つきでできるだけまとめて載せています。
アメリカ合衆国(United States)
国番号「1」を使用する国の中で、
もっとも利用者が多いのがアメリカ合衆国です。
アメリカでは、州・都市ごとに多数の市外局番が割り当てられており、
人口増加に伴って同一地域でも複数の市外局番が使われています。
- 212・646:ニューヨーク
- 213・310・323:ロサンゼルス周辺
- 312:シカゴ
- 415:サンフランシスコ
そのため、
「+1」だけではなく、
続く3桁の市外局番を見ることで地域を判断します。
カナダ(Canada)
カナダもアメリカと同様に、
国番号「1」を使用しています。
電話番号の形式はアメリカとほぼ同じで、
市外局番によって都市や州が区別されています。
- 416・647:トロント
- 604:バンクーバー
- 514:モントリオール
- 403:カルガリー
そのため、
着信が「+1」から始まっている場合、
市外局番を確認しないとアメリカかカナダか判別できないことがあります。
アメリカ関連地域(準州・自治領など)
政治的には独立国家ではないものの、
電話番号体系としてNANPに含まれている地域も、
国番号「1」を使用しています。
- プエルトリコ:787、939
- グアム:671
- アメリカ領ヴァージン諸島:340
- 北マリアナ諸島:670
- 米領サモア:684
これらの地域は、
見た目上はアメリカ国内番号と非常によく似ていますが、
市外局番によって地域が判別されます。
カリブ海周辺の国・地域(NANP参加国)
国番号「1」を使用している国は、
北米だけでなく、カリブ海周辺にも多数存在します。
これらの国では、
国番号はすべて「1」ですが、
市外局番が実質的な国識別番号の役割を果たしています。
- アンギラ:264
- アンティグア・バーブーダ:268
- バハマ:242
- バルバドス:246
- バミューダ:441
- 英領ヴァージン諸島:284
- ケイマン諸島:345
- ドミニカ共和国:809、829、849
- ドミニカ国(※ドミニカ共和国とは別の国):767
- グレナダ:473
- ジャマイカ:876、658
- モントセラト:664
- セントクリストファー・ネービス:869
- セントルシア:758
- セントビンセントおよびグレナディーン諸島:784
- シント・マールテン:721
- トリニダード・トバゴ:868
- タークス・カイコス諸島:649
たとえば、
- +1-876 → ジャマイカ
- +1-242 → バハマ
- +1-809 → ドミニカ共和国
- +1-441 → バミューダ
- +1-264 → アンギラ
といったように、
「+1」の後ろの3桁が国判別の決め手になります。
このように、
国番号「1」は単一の国を表す番号ではなく、
北米番号計画に参加する広範な国・地域をまとめた共通番号です。
そのため、
国番号一覧として「1」を扱う場合は、
必ず市外局番とセットで理解することが重要だと言えるでしょう。
なぜ複数の国が同じ国番号「1」を使っているのか
通常、国番号は国ごとに個別に割り当てられています。
日本は「81」、イギリスは「44」、フランスは「33」というように、
国番号を見るだけで、どの国と通信しているのかが分かるのが一般的です。
しかし、国番号「1」だけは例外的な存在です。
アメリカ、カナダ、カリブ海諸国など、
複数の国や地域が同じ国番号「1」を共有しています。
なぜ、このような仕組みが採用されているのでしょうか。
その背景には、北米地域特有の歴史と、
通信網を効率的に運用するための合理的な考え方があります。
NANP(北米番号計画)とは
NANPとは、
North American Numbering Plan(北米番号計画)の略称です。
これは、北米地域を中心とした複数の国・地域で、
共通の電話番号体系を使おうという考え方にもとづいて作られた仕組みです。
もともと電話が普及し始めた初期の段階では、
アメリカとカナダの通信網は密接につながっており、
国境をまたぐ通話も、国内通話に近い感覚で行われていました。
その流れの中で、
- 国ごとに別の国番号を割り当てるよりも
- 地域全体で一つの番号体系を共有した方が
- 設備管理や運用がシンプルになる
という判断がなされ、
国番号「1」を共通で使う番号計画が採用されました。
NANPに参加している国や地域では、
- 国番号:1
- 市外局番(エリアコード):3桁
- 加入者番号:7桁
という統一された形式で電話番号が構成されています。
この共通ルールがあることで、
北米地域全体の通信が、
効率的かつ安定して運用できるようになっているのです。
国番号ではなく市外局番で区別する仕組み
NANPの最大の特徴は、
国番号ではなく、市外局番(エリアコード)で地域を区別する点にあります。
一般的な国際電話では、
- 国番号で国を判別
- その後に市外局番で都市を判別
という二段構えの仕組みになっています。
しかし、NANPでは、
- 国番号はすべて「1」
- 国・地域・都市の区別は市外局番で行う
という設計になっています。
たとえば、
- +1-212 → アメリカ(ニューヨーク)
- +1-416 → カナダ(トロント)
- +1-876 → ジャマイカ
- +1-242 → バハマ
というように、
「+1」の後ろの3桁を見ることで、国や地域を判別します。
この方式には、次のようなメリットがあります。
- 北米地域内の通話体系を統一できる
- 通信設備や交換機の設計がシンプルになる
- 国境を意識せずに電話網を拡張できる
一方で、
- 国番号だけでは国が分からない
- 知らない市外局番だと不安に感じやすい
といった側面もあります。
特に近年は、
海外からの迷惑電話や詐欺電話が話題になることも多く、
「+1=アメリカだから安全」と思い込むのは危険な場合もあります。
そのため、
国番号「1」に関しては、
必ず市外局番まで含めて確認することが重要だと言えるでしょう。
このような背景から、
国番号「1」は、
他の国番号とは異なる、
歴史的にも構造的にも特別な番号として扱われているのです。
国番号「1」への国際電話のかけ方
国番号「1」を使う北米地域へ国際電話をかける方法は、
一見すると難しそうに感じるかもしれませんが、
基本的なルールさえ押さえれば、それほど複雑ではありません。
ここでは、
日本から国番号「1」へ電話をかける基本手順と、
スマートフォン・ガラケー・固定電話それぞれの違い、
さらにできるだけ安くかける方法について解説します。
日本から国番号1へ電話をかける基本手順
日本から国番号「1」の地域(アメリカ、カナダ、カリブ諸国など)へ
国際電話をかける場合、基本的な番号の並びは次のとおりです。
- 国際電話識別番号(010 または +)
- 国番号「1」
- 市外局番(エリアコード)
- 加入者番号
たとえば、
アメリカ・ニューヨーク(市外局番212)の番号にかける場合は、
- 010-1-212-XXXX-XXXX
または、スマートフォンであれば、
- +1-212-XXXX-XXXX
という形になります。
このように、
国番号「1」の後に必ず市外局番が入る点が重要です。
市外局番が分からないと、正しく発信できません。
スマートフォンからかける場合
現在もっとも一般的なのが、
スマートフォンから国際電話をかける方法です。
スマートフォンでは、
国際電話識別番号として「010」を入力する代わりに、
「+(プラス)」記号を使うことができます。
具体的な手順は次のとおりです。
- 電話アプリを開く
- 「+」を入力(0を長押し)
- 1(国番号)を入力
- 市外局番と加入者番号を入力
- 発信する
この方法は、
ドコモ・au・ソフトバンクなど、
主要キャリア共通で利用できます。
ただし、
通常の国際電話は通話料金が高くなることが多いため、
通話時間には注意が必要です。
ガラケー(従来型携帯電話)からかける場合
ガラケー(フィーチャーフォン)からでも、
国番号「1」への国際電話は可能です。
多くの場合、
- 010-1-市外局番-加入者番号
という形式でダイヤルします。
機種や契約内容によっては、
「+」記号が使えない場合もあるため、
その場合は「010」を使うのが確実です。
また、
国際電話の利用設定がオフになっているケースもあるため、
発信できない場合は、
事前に契約内容や端末設定を確認しておくと安心です。
固定電話からかける場合
固定電話から国番号「1」へ電話をかける場合は、
通信会社ごとに指定された国際電話識別番号を使います。
代表的な例としては、
- NTT:010
- KDDI:001
- ソフトバンク:0061
などがあります。
そのため、
- 001-1-市外局番-加入者番号
のように、
最初の番号が通信会社によって異なる点に注意が必要です。
固定電話の場合、
国際電話の利用登録が必要なこともあるため、
事前に確認しておくと安心です。
【追記(安全のため)】
固定電話・ひかり電話・IP電話などは、回線種別や契約内容によって発信方法が変わることがあります。
基本の考え方は「010(または各社の識別番号)+国番号+相手番号」ですが、実際に利用している電話会社の公式案内もあわせて確認しておくと、設定や料金面でのトラブルを防ぎやすくなります。
国番号「1」へ安く電話をかける方法
国際電話は、
国内通話と比べて料金が高くなりやすいのが特徴です。
特に、
国番号「1」の地域へ長時間通話する場合、
想定以上の通話料金になることもあります。
そこで、
費用を抑えたい場合は、
次のような方法も検討するとよいでしょう。
-
通話・メッセージアプリを利用する
LINE、WhatsApp、FaceTime Audio などを使えば、
インターネット経由で通話が可能です。 -
国際電話対応の定額・割引オプションを使う
キャリアが提供する国際通話オプションを利用すると、
通常料金より安くなる場合があります。 -
短時間で要点をまとめて話す
あらかじめ話す内容を整理しておくことで、
無駄な通話時間を減らすことができます。
最近では、
音声通話そのものよりも、
メッセージアプリやビデオ通話の方が、
コスト面・利便性の両方で優れているケースも増えています。
相手の環境や目的に応じて、
最適な連絡手段を選ぶことが大切です。
国番号「1」からの着信に注意は必要?
スマートフォンに
「+1」から始まる見覚えのない番号の着信があると、
不安に感じる人も多いでしょう。
国番号「1」は、
アメリカやカナダを中心とした北米地域で使われている番号ですが、
同時に海外発信の迷惑電話や詐欺電話で悪用されることがあるのも事実です。
ここでは、
国番号「1」からの着信で考えられるリスクと、
すべてが危険ではない理由、
そして具体的な見分け方について解説します。
海外ワン切り・詐欺電話の可能性
国番号「1」からの着信で、
特に注意したいのが、
海外ワン切り詐欺と呼ばれる手口です。
これは、
一度だけ短時間コールしてすぐ切り、
受信者に「何の電話だろう?」と思わせて、
折り返し電話をかけさせることを目的としています。
折り返してしまうと、
- 高額な国際通話料金が発生する
- 自動音声につながり、通話を長引かされる
- 別の有料サービスへ誘導される
といった被害につながる可能性があります。
特に、
次のような市外局番(エリアコード)は、
インターネット上で「ワン切りの例が報告されることがある」といった形で言及されやすく、
心当たりがない場合は折り返しを控えた方が安全と考えられます。
(※これらの市外局番=必ず詐欺、という意味ではありません。正規の電話の可能性もあります。)
- 876 / 658(ジャマイカ)
- 809 / 829 / 849(ドミニカ共和国)
- 242(バハマ)
- 284(英領ヴァージン諸島)
- 473(グレナダ)
これらはすべて、
国番号「1」+市外局番の形式で表示されるため、
一見するとアメリカの番号と見分けがつきにくいのが特徴です。
「アメリカからの電話かもしれない」と思って折り返してしまうと、
思わぬ通話料金が発生することがあります。
知らない番号、
特に心当たりのない国番号「1」からの着信には、
安易に折り返さないことが重要です。
すべてが危険ではない理由
一方で、
国番号「1」からの着信が、
すべて詐欺というわけではありません。
国番号「1」は、
- アメリカ合衆国
- カナダ
- グアム・プエルトリコ
- 北米地域の正規企業
など、
非常に広い地域で使われています。
そのため、
- 海外在住の家族・友人からの連絡
- 海外取引先や外資系企業からの電話
- 航空会社や宿泊施設からの連絡
といった、
正当な用件である可能性も十分にあります。
重要なのは、
「国番号が1だから危険」と決めつけるのではなく、
状況と番号の内容を冷静に確認することです。
国番号「1」からの着信を見分けるポイント
国番号「1」からの着信があった場合、
次の点を確認すると判断しやすくなります。
-
心当たりがあるか
海外の知人や、最近利用したサービスからの連絡かどうか。 -
市外局番を調べてみる
番号の最初の3桁を検索し、国や地域を確認する。 -
留守番電話やSMSが残っているか
正規の連絡であれば、メッセージが残ることが多い。 -
すぐに折り返さない
不審な場合は、まず情報を調べてから判断する。
少しでも怪しいと感じた場合は、
無理に対応せず、
着信拒否やブロック設定を利用するのも有効です。
国番号「1」からの着信は、
注意は必要だが、過度に怖がる必要はないというのが実情です。
仕組みと代表的な例を知っておくことで、
冷静に対応できるようになるでしょう。
まとめ|国番号一覧「1」は北米全体で使われる共通番号
国番号一覧「1」は、
アメリカ合衆国だけに割り当てられた番号ではなく、
カナダやプエルトリコ、グアム、
さらにカリブ海周辺の国や地域を含む、
北米全体で共有されている国番号です。
この仕組みは、
NANP(北米番号計画)という共通ルールのもとで運用されており、
国番号の後に続く市外局番(エリアコード)によって、
国や地域を判別する仕組みになっています。
そのため、
国番号「1」だけを見ても、
必ずしも「アメリカからの電話」とは限らず、
カナダやカリブ諸国からの着信である可能性もあります。
こうした背景を理解しておくことで、
国番号「1」からの着信に対して、
必要以上に不安になることなく、
冷静に判断できるようになります。
また、
日本から国番号「1」の地域へ国際電話をかける場合も、
番号の仕組みを知っていれば、
ダイヤル手順や料金面での戸惑いを減らすことができるでしょう。
国番号「1」は、
一見すると分かりにくい番号ですが、
北米地域の通信を効率よく運用するために作られた、合理的な仕組みのひとつです。
国番号と市外局番の違いを正しく理解し、
着信時や発信時に落ち着いて対応できるようにしておくことが、
安心して国際電話を利用するためのポイントと言えるでしょう。


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