猫のうんち、しない時は?柔らかい時はどうする?臭い時の対処方法

動物
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愛する猫の健康は飼い主にとっては気になるところですね。 1日でも長く一緒に暮らすためにはやはり飼い主が猫ちゃんの健康チェックをしていく必要があります。 ここでは、「猫がうんちをしない時」「猫のうんちが柔らかい時」「猫のうんちが臭い時」の3つの項目での対処方法や原因などを紹介していきたいと思います。

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  1. 猫がうんちをしない時はどうする?
    1. 1、猫がうんちをしない(便秘)原因
      1. [1]うんちが硬いため
        1. ①水分の不足
        2. ②毛球症
      2. [2]腸の機能が低下しているため
        1. ①猫の加齢による筋力の低下
        2. ②しっぽ引っ張り外傷
        3. ③甲状腺機能低下症
      3. [3]うんちをする時に痛みを伴うため
      4. [4]ストレスのため
      5. [5]病気が原因で結腸が閉塞しているため
      6. [6]薬を摂取しているため
    2. 猫が便秘と言える目安・症状
      1. [1]猫の便秘を疑う判断となる目安
      2. [2]猫の便秘の具体的な症状の例
    3. 3、猫の便秘への対処法方は?
      1. [1]家でできる猫の便秘の対策
      2. [2]動物病院での便秘の治療の例
    4. 4、猫がうんちをしない場合のまとめ
  2. 猫のうんちが柔らかい場合どうする?
    1. 1、猫の下痢の症状や種類
      1. [1]軟便(水分があまり多くない下痢)
      2. [2]水様便(水分量の多い下痢。)
      3. [3]血様便・血便(粘液や血が混ざっている下痢)
      4. [4]慢性の下痢、急性の下痢
    2. 2、猫のうんちが柔らかい(下痢)の原因
      1. [1]食事が原因の下痢
      2. [2]感染が原因の下痢
      3. [3]病気が原因の下痢
      4. [4]異物の誤飲による下痢
      5. [5]ストレスが原因の下痢
    3. 3、猫が下痢になったときの対策
      1. [1]便や猫の状態を確認する
      2. [2]病院に行くべき症状はどんなの
      3. [3]家でできる対策
    4. 4、猫のうんちが柔らかい場合のまとめ
  3. 猫のうんちが臭いときはどうする?
    1. 1、猫のうんちが臭い原因や理由
      1. [1]猫が肉食でたんぱく質を多く摂るから
      2. [2]毛繕いで猫が自身の臭いを飲み込んでいるから
      3. [3]猫のうんちが臭いのは縄張りをマーキングするため?
    2. 2、猫のうんちが臭い場合に飼い主が注意すべきうんち観察
    3. 3、猫のうんちの臭いを抑えるための対処方法
      1. [1]食物繊維を与えてみる
      2. [2]運動をさせてみる
      3. [3]うんちの臭いを抑えてくれる食べ物に変えてみる。
      4. [4]乳酸菌を与えてみる
    4. 4、猫のうんちが臭い場合に疑う病気
      1. [1]消化不良
      2. [2]便秘
    5. 5、猫のうんちが臭い場合のまとめ
  4. まとめ
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猫がうんちをしない時はどうする?

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猫がうんちをしない時はどのように対処すればよいのでしょうか? 猫は便秘しやすい生き物だと言われています。 便秘は人間と同様猫にとってもつらいものです。 原因や症状、対処方法などを知ってできるだけ予防できるようにしていきましょう。

1、猫がうんちをしない(便秘)原因

[1]うんちが硬いため

  うんちが硬いので排泄しずらくなっている場合があります。  

      うんちが硬い原因としては、以下があげられます。

①水分の不足
猫はもともと水分をあまり飲まない生き物なのでうんちが硬くなりやすい傾向にあります。
冬場などは寒いので特に猫はあまり水を飲まなくなります。          
夏場は発汗して猫の体の内部の水分量が減ります。                                             
猫が水を飲んでいる際に嫌な思いをした場合や多頭飼いをしていて気が合わない同居猫がいる場合などストレスを感じる時も水を飲まなくなることがあります。                     
また、利尿剤などの薬の弊害により腸内の水分が減少し、うんちが出づらくなることもあります。     
②毛球症
グルーミング(毛繕いのこと)により自分の毛を飲み込んでしまい毛玉となって、うまくうんことして排泄されない症状「毛球症」になっていることが考えられます。

[2]腸の機能が低下しているため

結腸(大腸の1部)の機能が弱くなってきて、うまく大腸内をうんちが移動できないでいる場合があります。
結腸の機能が弱まる原因としては  以下があります。   
①猫の加齢による筋力の低下
悲しいですが、こればかりは仕方がないのかもしれません。   
②しっぽ引っ張り外傷
仙尾部外傷、猫ふんじゃった症候群とも呼ばれます。猫のしっぽには尾骨神経という神経が通っています。
この神経は様々な重要な神経に繋がっています。
しっぽを傷めることにより排泄にかかわる神経も痛めていしまうことがあり、それにより結腸の機能も低下してしまいます。    
③甲状腺機能低下症
甲状腺からは甲状腺ホルモンが分泌されています。
甲状腺機能が低下することにより甲状腺ホルモンの分泌が減少したりする症状のことです。
甲状腺ホルモンの分泌が減少すると体の代謝が低下して、その結果、結腸の機能も弱まると考えられます。

[3]うんちをする時に痛みを伴うため

腸などの機能に異常はないのですが、うんちをする時に痛いのでうんちを出せないでいる場合です。
痛みの原因は以下が考えられます。

肛門の周りに肛門嚢炎や傷がある。   
直腸内に異物が存在する。   
直腸や肛門が細くなって通りづらくなっている。   
後ろ足や骨盤を骨折している。   
腫瘍   
脱肛・・・直腸や粘膜の一部が肛門からはみ出していることです。

[4]ストレスのため

猫が嫌な思いをしてストレスを溜めているので、うんちを出せないでいます。 ストレスの理由としては以下が考えられます。

トイレで嫌な思いをした。   
トイレを置く場所が気に食わない   
模様替えや引っ越しなどによる環境の変化   
トイレが汚いままなのでうんちをしたくない
なお、トイレ以外の生活全般のストレス(大きい雷、引っ越し、工事など)でも便秘をすることもあるので要注意です。

[5]病気が原因で結腸が閉塞しているため

猫の結腸(大腸の一部)の中にうんちの通過を邪魔するものがある場合、うんちが出づらくなります。 結腸が閉塞する原因としては以下があげられます。

ポリープ   
腸の中にある腫瘍   
直腸憩室・・・便秘の状態が長く続く場合、うんちが溜まって直腸が耐えきれなくなり、直腸の筋肉が切れて、直腸に本来ない膨らみができて、そこにさらにうんちが溜まってしまう症状です。直腸が詰まるとその上流に存在する結腸も閉塞してしまいます。そのほかにも、猫が何かを飲み込んで、結腸に詰まってしまいうんちがうまく出なくなることがあります。

[6]薬を摂取しているため

猫が薬を飲んでいる場合に、その薬が原因でうんちが出ない場合です。
別名「医原性便秘」とも呼ばれています。
原因となる薬の例としては以下があげられます。

制酸剤   
硫酸バリウム   
利尿剤   
鎮痛剤  
抗ヒスタミン剤

猫が便秘と言える目安・症状

腸にうんちが長時間溜まって出すことができていないことを、便秘といいます。
以下に、猫の便秘を疑う判断となる目安と、具体的な症状をあげます。

[1]猫の便秘を疑う判断となる目安

猫の便秘の判断の目安としては猫が丸々2日間うんちをしていない場合は猫が便秘になっていると判断してよいでしょう。
猫の排便は毎日1回か2回ですので丸々2日間うんちをしなかったら便秘と判断してよいでしょう。
また、うんちをしていたとしても、あまり量が多くなく、コロコロしていて小さくて硬い場合も便秘と判断してよいと思います。

[2]猫の便秘の具体的な症状の例

   猫の便秘を疑った方がよい場合の具体例を以下にあげます。
水みたいな下痢が出る
ぐったりして元気がない  
食欲がない   
ゲロを吐いてしまう   
うんちをしようと力んでいるがうんちが出ない   
うんちは出るが硬くて小さくコロコロしている   
1日にトイレに行く回数が多い   
細長いうんちをする   
腹の部分を触られるのを嫌う

非常に危ない状態としては、猫がゲロを吐いて、元気がなくて、吐いたゲロからうんちの臭いがするときがあげられます。この症状は非常に危険です。
また、非常に危険とはいえないまでも、猫が特に便秘で苦しんでいると思われる症状には上であげたうちの特に最初の5つ
水みたいな下痢が出る
ぐったりして元気がない
食欲がない
ゲロを吐いてしまう
うんちをしようと力んでいるがうんちが出ない
があげられます。
このような症状が出た時は、猫がうんちが出なくて非常に苦しんでいる証拠です。
速やかに、動物病院に連れて行ってあげましょう。

3、猫の便秘への対処法方は?

[1]家でできる猫の便秘の対策

食事の見直し
・水分補給・・・新鮮で清潔なものを与えましょう。毎日、2~3回はお水の交換をしましょう。猫の食事の終わり際に、ごはんの器の隣に水を置いてあげるのもよいでしょう。自動給水器が嫌いな猫もいるので様々な水の器を試みてください。水を飲まないのであれば、キャットフードに水を混ぜるなどしてもよいでしょう。     

・キャットフードを変えてみる・・・もし今与えているキャットフードがカリカリのドライフードなら、ウェットフードに変えて、食事から水分を摂るのもよいでしょう。便秘を解消するための専用キャットフードもあるそうなので獣医さんと相談して与えてみるのもいいかもしれません。     

・食物繊維を増やす・・・腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)の低下が便秘の原因なら、食物繊維を増やすのもいいでしょう。いつものキャットフードにさつまいもやかぼちゃなどを茹でてペースト状にして足してあげるとよいでしょう。摂りすぎも逆に便秘になるので少量でよいでしょう。     

・猫草を与えてみる・・・イネ科の植物です。上記してある「毛球症」が原因の便秘に有効です。猫が飲み込んだ毛玉を吐き出しやすくする効果があると言われています。     

・ビオフェルミン・・・ビオフェルミンは人間の便秘のみならず猫の便秘にも有効です。お湯に溶かしてペースト状にしてキャットフードに混ぜてあげましょう。ただし、人間用の薬なので獣医師に相談した方がいいでしょう。猫用のビオフェルミンもあるようなので処方してもらうのもよいでしょう。     

・油・・・油類を猫に与えると便秘に効くといいます。ただし植物性の油にしましょう。フィッシュオイルや馬油はやめましょう。サラダ油、ココナッツオイル、グレープシードオイル、ごま油、オリーブオイル、亜麻仁油、などがよいでしょう。ティースプーン一杯程度を猫のえさに混ぜてあげるとよいでしょう。

運動を促す・・・便秘の原因が運動不足の場合もあります。飼い主さんが猫じゃらしなどを用いて一緒に遊んであげると喜んでストレス解消にもなっていいでしょう。毎日15分くらいの少ない時間でもよいので毎日遊んであげてください。

ストレス解消・・・ストレス性の便秘にはストレス解消が一番です。ストレスの原因がわかっているならそれを排除してあげましょう。ストレスの原因がわからない場合はとりあえず、「猫にとって居心地のいい落ち着く環境」作りをしてみましょう。例を挙げれば、猫のトイレをいつも掃除してきれいにする、トイレを置く場所を静かな場所にしてみる、触れ合う機会を増やしてみる、もしくは減らしてみる。など。

[2]動物病院での便秘の治療の例

動物病院においての治療方法は「内科的治療」と「外科的治療」に分けられます。

内科的治療
    
・下剤を与える・・・猫専用の下剤を与えてうんちを出すようにします。飼い主が自己判断で人間用の下剤を与えることがないようにしてください。必ず獣医師の診断を受けて、処方されたものを与えてください。

・輸液をする・・・猫の脱水症状を回避するために、皮下注射や点滴などによって輸液を行います。

・浣腸をする・・・人間用の浣腸を飼い主の自分の判断で行うのはやめましょう。必ず獣医師の診察を受けてやってもらいましょう。

・摘便をする・・・猫の肛門からうんちを掻き出す治療方法です。

外科的治療

・手術・・・便秘が慢性化して巨大結腸症になってしまった場合など、猫の延びてしまって長くなった腸を切除します。そのあと縫合していきます。

4、猫がうんちをしない場合のまとめ

猫がうんちをしない場合は、2日間まったくしなかったらすぐに動物病院に行った方がいいでしょう。獣医さんに診察してもらいましょう。ただの便秘でなく、隠れた病気が原因の場合もあります。便秘が慢性化すると巨大結腸症になって手術が必要になる可能  性もあります。とにかく獣医さんに見てもらうことが一番でしょう。
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猫のうんちが柔らかい場合どうする?

猫のうんちが柔らかい場合は下痢が疑われます。猫の下痢の原因には様々なものがあります。隠れた病気が発見されることもあるようです。対処方法など見ていきたいと思います。

1、猫の下痢の症状や種類

猫のうんちが柔らかい場合は下痢が疑われます。下痢の便には様々な種類があります。種類ごとに記していきます。

[1]軟便(水分があまり多くない下痢)

水分が80%以上のうんちのことをいいます。普通のうんちは水分は70%くらいです。持ち上げるとうんちの跡が残ったり、触れるとすぐにつぶれたりします。要するに軟便という状態です。

 

[2]水様便(水分量の多い下痢。)

水分の量が90%を超えるうんちのことをいいます。水のようなうんちです。水様便といいます。

[3]血様便・血便(粘液や血が混ざっている下痢)

・・・
    粘液便・・・ゼリーのような粘液が混ざってい
           る粘液便は、大腸に障害があると
           きによくあらわれる症状です。

    黒色便・・・黒いうんちがでる場合もあります。
           これも血便です。

           小腸や胃で血が出てそれが黒く色
           が変わって黒色便として排泄され
           ます。

    血便・・・赤い血がうんちに混ざっていると
          きもあります。

          これは出口に近い肛門付近の大腸
          から血が出ている可能性があります。

 

[4]慢性の下痢、急性の下痢

   慢性の下痢・・・慢性の下痢は獣医さんでの治療を
            しても何週間もかかることがあり
            ます。

   急性の下痢・・・急性の下痢は、突然下痢になった
            りする症状です。だいたい1~2週
            間治るのにかかります。

2、猫のうんちが柔らかい(下痢)の原因

 

[1]食事が原因の下痢

     猫が食べたものが関係する下痢です。

   食物性のアレルギー
    猫が食べた食べ物によって猫がア
    レルギーになって発生する下痢です。

    猫がアレルギーにならない食べ物を
    与えることが必要です。

   消化吸収の不良
    猫に与える餌を急に変えたり、猫が
    食べすぎたりした場合に発生する下
    痢です。

    猫の消化管の運動があまりよくない
    時に起こりやすい症状です。
 

 

[2]感染が原因の下痢

   細菌性の感染症
    人間でも食中毒になるケースがよくあるカンピロバクター属菌に
    よる下痢です。
    猫の細菌性の感染症の中でも代表的なのがこのカンピロバクター感染症
    です。
   ウイルス性の感染症
    ・猫伝染性腹膜炎・・・コロナウイルスを原因としておこります
               対策としては完全に室内だけで育てると
               一定程度予防できます。
    ・猫汎白血球減少症・・・パルボウイルスを原因としておこります。
                予防対策としては、3種混合ワクチンを
                摂取すると一定程度予防できます。
   寄生虫性の感染症
    屋外で生活していた子猫がよく感染していることがあります。
    線虫やコクシジウムなどの寄生虫が原因の感染症です。
    症状が出ていなくても、獣医さんに一度は見てもらった方が
    いいでしょう。

 

[3]病気が原因の下痢

   内臓疾患・・・感染症以外で病気では「内臓疾患」が原因の場合があり
           ます。
           内分泌の異常、肝臓や脾臓の病気、消化器官の病気が
           あげられます。
   悪性腫瘍・・・腸管に悪性腫瘍ができており、それが原因で慢性的に下
           痢をしてしまうこともあります。

 

[4]異物の誤飲による下痢

   中毒物質・異物・・・異物や殺虫剤や薬物などの中毒物質を誤飲して起
              こります。
              ちゃんと片づけておく等の予防をきちっとしてお
              きましょう。
   通常処方される薬・・・通常処方される抗生剤などの薬でも下痢を起こ
               すことがあります。
               もし下痢の症状がでたら動物病院に相談しまし
               ょう。

 

[5]ストレスが原因の下痢

   人間の家族が増える
   部屋の模様替え
   引っ越し
   新たな猫が加わる
   長時間の移動
   などの環境の変化によるストレスいよっても下痢をする場合があります。
   
   だいたい環境に慣れてしまえば下痢はおさまります。

   しかし、いつまでも続く場合はほかに原因がある場合もあるので動物病院
   で受診した方がいいでしょう。

3、猫が下痢になったときの対策

 

[1]便や猫の状態を確認する

  以下にチェック項目を挙げます

   猫の状態に関して
    ・食欲はあるのか。無いならいつもの何割くらいの食欲か。
    ・猫に元気があるか
    ・ほかに嘔吐などの症状はないか。
   うんちの状態に関して
    ・いつから下痢をし始めたのか。
    ・やわらかさ
    ・形
    ・色
    ・回数
    ・うんちと一緒に出ているものはないか

   うんちは、できればすぐには捨てずに獣医さんに見せるか
   もしくは、デジカメや携帯電話で写真を撮って獣医さんに
   見せると診断の役に立ちます。

 

[2]病院に行くべき症状はどんなの

   基本的には動物病院に行って診断してもらうことが安心です。
   
   特に、次のような症状の場合は早急に動物病院に行って獣医さんに
   見てもらいましょう。

   嘔吐を併発している
   激しい水様便、血便や黒色便、粘液便が出ている。
   水を飲まない。食欲がほとんどない。
   まだ年齢が幼い
   長い期間下痢が続いている
   ぐったりして元気がない
   脱水気味で下痢が激しい

 

[3]家でできる対策

   下痢の中でも家で様子を見てもよいものもあります。
   「ストレス性の下痢」や「食べ過ぎが原因の下痢」などです。
   以下に対策を挙げます。

   ストレスによる下痢
    ・ストレスの原因となるものを取り除く・・・「お部屋の模様替え」や
                         「慣れない場所へのお出
                          かけ」「引っ越し」な
                         どストレスの原因となる
                         ことをなるべく避けた方
                         がいいでしょう。
                         
                         長く下痢が続くようなら
                         動物病院で診断を受けた
                         方がいいでしょう。

   食べ過ぎが原因の消化不良による下痢
    猫も食べ過ぎによって人間と同じように消化不良が原因の下痢をするこ
    とがあります。

    こういう症状の時は食べ過ぎが原因なので、あまり心配する必要はない
    でしょう。
    
    対策としては以下があげられます。

    ・ご飯の量・頻度を変える・・・無理のない範囲で量や頻度を減らして
                   みるといいでしょう。
   
                   ただし、子猫の場合は動物病院で相談
                   してからにしてください。
                   子猫の場合は量を減らすと体調を崩す
                   場合があります。
 
    ・ご飯の与え方を変える・・・少し水でふやかして消化しやすくして
                   与えてみましょう。

    ・ご飯の種類を変える・・・消化器に負担にならない療法食に変えるの
                 もいいでしょう。

                 ただし、急に変えると余計に下痢がひどく
                 なったり、食べなくなったりすることがあ
                 るので、動物病院で相談した方がいいでし
                 ょう。

                 コツとしては、今までのご飯に新しいご飯
                 を混ぜながら時間をかけてゆっくりと切り
                 替えることです。

    ・市販の人間用の下痢止め薬はダメ!
     人間用の薬は人間の体重に合わせて作られています。猫に与えると
     過剰に与えてしまうことになります。

     やはり獣医師と相談して処方された薬を与えてください。

4、猫のうんちが柔らかい場合のまとめ

    

  可愛い猫のうんちが柔らかい場合はやはり心配ですよね。
  
  もし猫のうんちが柔らかかった場合は下痢を疑いましょう。

  猫の下痢の原因は様々です。

  家での対策もありますが、やはり早めに獣医師さんに診てもらった
  方がいいでしょう。

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猫のうんちが臭いときはどうする?

1、猫のうんちが臭い原因や理由

猫のうんちは他の動物に比べて特に臭いと言われています。猫のうんちが臭い原因としては以下があげられます。

 

[1]猫が肉食でたんぱく質を多く摂るから

動物性のたんぱく質の量がうんちの臭いの原因であるといわれています。人間でも肉を多く食べる人はうんちが臭いようです。猫は、人間の約4倍から5倍も多くたんぱく質を摂っているので臭いはずですね。

 

[2]毛繕いで猫が自身の臭いを飲み込んでいるから

猫は暇があるといつも毛繕いをしていますね。これも猫のうんちの臭いの原因であるといわれています。毛繕いは体を清潔に保つためだけではなく、猫自身の臭いを舐めて消すためにもしているのだそうです。猫自身の臭いを消して他の肉食獣に見つからないようにするための野生のころからの習性です。このように猫自身の臭いを舐め摂っていることも猫のうんちが臭い理由の一つです。

 

[3]猫のうんちが臭いのは縄張りをマーキングするため?

     猫のうんちが臭いのは縄張りをマーキングする
     ためと言われています。

     ここに面白い研究があります。
      猫のうんちで猫たちがどこまで相手の情報を得て識別
      しているかという研究です。

               猫のうんちの悪臭の成分は「MMB」というものと
            「短鎖脂肪酸」という2つがあるそうです。
              この2つの成分を嗅ぎ分けてお互いを識別している
              そうです。
              以下に識別のパターンを挙げます。

             ①種の識別:MMBが存在すれば猫
             ②性の識別:MMBの量が多ければ雄猫
             ③個体の識別:短鎖脂肪酸の違いで識別

2、猫のうんちが臭い場合に飼い主が注意すべきうんち観察

      猫のうんちから猫の健康状態がわかることもあるので
      どのようなことを観察すべきか以下に挙げます

 [1]健康な時の猫のうんちを知ろう
   消化不良の異物や食べ物の塊がうんちに混ざってない
   異常な臭いでない通常のにおいである
   1日にのうんこの回数は1~2回
   濃い黄土色や焦げ茶色(食べ物によって変わります)
   猫のうんちをスコップなどで持ち上げても崩れないで
    つやがあり丁度良い硬さ
 
 [2]硬めの便秘の時のうんち
   ぽろぽろした硬めの粒のようなうんち
   うんちの回数が少なめ

   ストレスやカルシウムの摂りすぎ、食べすぎや水分の不足や加齢、肉類の
   食べすぎや食欲の減退などの原因によってうんちが硬めになることがあり
   ます。
   このような時は獣医さんに診察してもらうとよいでしょう。

 [3]下痢や柔らかいうんち
   スコップなどで持ち上げると柔らかく崩れてしまうようなうんち
   1日にうんちに何度も行く

   ストレスがある、ウイルスや細菌が腸の中で増えている、脂肪や水を摂る
   量が多い、食べ物を変えたことが原因でアレルギー性の腸炎になってい
   る、などの猫にとって負担となることが多い環境であると考えられます。
   
   下痢や柔らかいうんちが長く続く場合は早急に獣医さんに診てもらいまし
   ょう。

 [4]いままでと違う状態や色のうんち
   血が混ざった血便:大腸から出血している恐れ
   濃い茶色のうんち:肉などの動物性のたんぱく質の摂りすぎ
   緑色っぽい黄色のうんち:消化不良のうんちです
   タールのようなドロッとしたうんち:消化管の中で血が出ている可能性
   グレーがかった黄色いうんち:脂肪がちゃんと消化しきれず分解されて
                  いない

3、猫のうんちの臭いを抑えるための対処方法

   猫のうんちは健康な時でも臭いものです。
      なので、できるだけ猫のうんちの臭いを抑えるための対処方法
      を以下に挙げます。
 

[1]食物繊維を与えてみる

   食物繊維が足りていないとうんちが臭くなる傾向があります。
   あまり食物繊維の量を多くしすぎると下痢や軟便の原因に
   なりますのでやりすぎに注意してください。

   サツマイモなどをみじん切りにして茹でて与えるとよいでしょう。
   ペースト状にしてもいいかもしれません。

   熱いものは猫舌なので苦手です。冷ましてからあげましょう。

   サツマイモは皮つきのまま与えても栄養価が高いので猫も喜びます。

   市販の餌では毛玉ケア用の餌に食物繊維が豊富に入っています。
   こちらを購入して与えてみるのもよいでしょう。

 

[2]運動をさせてみる

     猫の運動が足りていないと体内の臓器などの働きも低下して
             しまい、食欲がなくなったり消化不良になってうんちの臭いの
              原因になります。

              猫は特に屋内で飼っている場合などはゴロゴロして運動をする
              機会が足りていないことが多いです。

              飼い主が猫と積極的に遊んで猫を運動させてみましょう。
             
              遊び方としては追いかけっこなどもいいでしょう。
              好きなおもちゃでからかってあげるのもいいかもしれません。
             
              飼い主も疲れますがかわいい猫のためです。

 

[3]うんちの臭いを抑えてくれる食べ物に変えてみる。

     猫に与える餌の選び方に注意しましょう。
           
             猫の餌の中にはミートミールなどの動物の毛や血液などの
             肉以外の副産物が入ったものがあり、ミートミールが入った
             餌は猫にとっては消化しずらく、猫のうんちが臭くなる原因
            となっています。

             猫に与える餌はミートミールではないチキンやサーモンなど主原料が明
             確に記されているものや、添加物無使用のものや、穀物の含有量が少な
             いものを選ぶと猫が消化しやすく、その結果猫のうんちの臭いも減少す
             るでしょう。
 

[4]乳酸菌を与えてみる

     腸内の環境がよくないと猫のうんちも臭くなります。
              腸の働きがよくない兆候(食欲がないなど)がある場合は
              乳酸菌を与えてみるといいでしょう。

             ビオフェルミンなどを与えることもよいとされています。
   
             しかし、人間の薬ですので、ビオフェルミンを与えようと
             思った場合はやはり、獣医さんに相談してからにした方が
             いいでしょう。

4、猫のうんちが臭い場合に疑う病気

   だいたい猫の食べるものを変えると、いつもと違う猫のうんちの臭い
      は解消されることが多いです。

      しかし、猫のうんちが臭い原因が病気の場合もあるので要注意です。
      以下に考えられる病気を挙げます。
 

 

[1]消化不良

   うんちが臭くて、うんちの量が多くなった場合など。
   今食べている食べ物が猫にとって消化しづらい場合があります。

   肥満猫用の餌などは食物繊維が多めなので猫のうんちの量が
   増えます。

   うんちの量が増えて臭いも臭くなった場合などは、消化不良
   の疑いがあるので獣医師さんと相談して餌を変えるなどの
   対策をした方がいいでしょう。

 

[2]便秘

   便秘も猫のうんちが臭くなる原因といえるでしょう。
   体の中にたまって猫の体調不良や食欲の減退の原因ともなります。
   うんちが出ない期間が続くようなら早めに獣医さんに診断して
   もらった方がいいでしょう。

5、猫のうんちが臭い場合のまとめ

   猫のうんちが臭い場合はまずは食べ物を見直すことから
      始めた方がいいでしょう。

      猫のうんちのチェックもしっかりして隠れた病気なども察知できる
      ようにしたいものですね。

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まとめ

猫の健康は飼い主にとって一番心配かもしれません。
猫には長生きしてもらいたいものですね。

猫の健康はうんちの観察からでもできるので、ちゃんと
うんちのチェックをしていきましょう。

あなたとあなたの愛猫が末永く幸せに暮らしていくことを
願っています。

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